【鹿児島県】サッカー強豪の中学校ランキング！強いサッカー部とは？

鹿児島県の中学サッカーは、鹿児島県勢初の全国準優勝を果たした鹿児島育英館中学校と鹿児島県大会で2年連続優勝している神村学園中等部が牽引しています。鹿児島県には、全国中学校サッカー大会での優勝経験がある男子サッカー部はまだありません。サッカー部に所属している鹿児島県の中学生は、全国中学校サッカー大会優勝を目指してサッカーの練習に日々励んでいます。

鹿児島県の中学サッカー情勢は、私立の神村学園中等部と鹿児島育英館中学校が近年の大会で1位と2位を独占しています。神村学園中等部と鹿児島育英館中学校はサッカーに力を入れている名門私立中学で、全国中学校サッカー大会の出場経験が豊富です。

近年は伊敷台中学校や重富中学校の公立中学校をはじめ、金久中学校や種子島中学校の離島にある中学校が力をつけてきていて、私立のトップ争いに参入する勢いをみせています。

種子島中学校は、2018年の鹿児島県中学校総体でベスト4の好成績を残した種子島西之表市にある公立中学校です。2009年に6つの中学校を統合して開校された西之表市で唯一の中学校であり、サッカー部は種子島を代表する強豪校です。

種子島中学校は大隈地区の予選を勝ち抜き、2017年から3年連続で県大会に出場しています。2018年に鹿児島県大会準決勝まで進み、神村学園に敗れたもののベスト4の成績を残し、2017年にはベスト8の好成績を残しています。

金久中学校は、奄美大島の中央に位置する名瀬地区の公立中学校です。金久中学校のサッカー部は、上位3チームのみが鹿児島県大会出場を果たせる大島地区大会を勝ち抜き、2011年から毎年出場している名瀬地区の強豪校です。

全国大会の出場経験はありませんが、2017年と2018年の2年連続で県大会ベスト8の好成績を残しています。金久中学校は、神村学園と鹿児島育英館に勝利することを目標にチーム一丸となって日々の練習に励んでいます。

伊集院中学校は、鹿児島県大会でベスト8の成績を残している鹿児島県日置市の公立中学校です。伊集院中学校がある日置地区は、神村学園中等部と鹿児島育英館中学校のある鹿児島屈指の激戦区です。

伊集院中学校は、上位3チームのみが県大会出場権を得られる地区大会を勝ち抜き、2018年に県大会ベスト8の好成績をおさめています。伊集院中学校は地区大会で強豪校と対戦しながら着実に力をつけ、強いチームへ成長しています。

舞鶴中学校は、平成15年に開校された鹿児島県霧島市に位置する公立中学校です。比較的新しい中学校でありながら、鹿児島県でサッカーの強い中学校に名前が挙げられる強豪校です。

舞鶴中学校のある姶良・伊佐地区には帖佐中学校や重富中学校の強豪校がいますが、2017年から毎年予選を勝ち抜き鹿児島県大会へ出場しています。2017年の県大会では、準決勝で鹿児島育英館中学校に敗れたもののベスト4の成績を残しています。

帖佐中学校は、鹿児島県中体連でベスト4の記録を持つ鹿児島県姶良市の公立中学校です。帖佐中学校のサッカー部は、姶良・伊佐地区エリアの上位5校のみが出場できる県大会に2014年から毎年出場しています。

全国大会の出場経験はありませんが、県大会に出場するたびに好成績を残している実績がある学校です。2015年の鹿児島県大会準決勝では、鹿児島育英館高校に敗れたましたが過去最高となるベスト4の好成績を残しています。

第一鹿屋中学校は、スポーツが盛んな鹿児島県鹿屋市にある公立中学校です。第一鹿屋中学校は大隅半島で最もサッカーの強い中学校であり、鹿児島県中体連ではベスト4の好成績を残しています。

第一鹿屋中学校は、2015年から4年連続で地区予選を突破し県大会出場を果たしています。2016年と2017年は惜しくも神村学園中等部に準決勝で敗れていますが、2年連続でベスト4入りを果たしている注目校です。

伊敷台中学校は、鹿児島市にある多くの公立中学校のなかでサッカーが強いことで有名な中学校です。伊敷台中学校は、毎年鹿児島市のサッカー大会や中学生新人大会で好成績を残しています。

2016年の鹿児島県中学校総体では決勝まで勝ち進み、神村学園中等部に敗れましたが準優勝をおさめて、長崎県で開催された九州大会に出場しています。2016年大会の準決勝では強豪鹿児島育英館にPK戦で勝利していて、首位争いに参入する勢いをみせる注目校です。

重富中学校は、鹿児島県の強豪校が名を連ねる姶良・伊佐地区エリアでトップの強さを誇る鹿児島県姶良市の公立中学校です。重富中学校は鹿児島県中体連で2018年から2年連続でベスト4の好成績をおさめていて、近年最も強い公立中学校のサッカー部です。

2015年の鹿児島県大会準決勝では、私立の名門神村学園中等部に2対1の接戦で勝利して決勝まで進みました。決勝で鹿児島育英館中学校に敗れはしましたが、準優勝の成績をおさめて九州大会に出場を果たしています。

鹿児島育英館中学校は、中高一貫の特進コースとスポーツに打ち込める体育コースが用意された鹿児島県日置市に位置する私立の名門中学です。鹿児島育英館は、神村学園中等部と並んで鹿児島県の中学サッカーを牽引する全国で有名な強豪校です。

鹿児島育英館中学校サッカー部では、中学生の頃から世界で活躍できる選手へ育っていくことを目標に練習へ取り組んでいます。鹿児島県大会での優勝や全国大会で2度の準優勝経験があり、名実ともにサッカーの強い学校です。

鹿児島育英館中学校サッカー部の卒業生には、世界で活躍する大迫勇也選手やJリーガーの上夷克典選手がいます。サッカー部の1期生から現在まで監督を務める山平監督は、中学生の頃から高い身体能力を誇っていた大迫選手を指導したことで有名です。鹿児島育英館中学校では、日本や世界で活躍するスポーツ選手を育てる理念の下、大迫選手や上夷選手に続く新たなスター育成に取り組んでいます。

神村学園中等部は、スポーツや文化活動に力を入れる特別能力コースがある鹿児島県いちき串木野市の私立名門中学です。神村学園中等部には鹿児島県内外からサッカーの上手な中学生が集まり、少数精鋭の強いサッカー部が形成されています。

神村学園中等部の男子サッカー部は2020年に創部20年目を迎え、2010年の鹿児島県大会で初優勝してから鹿児島県の中学サッカーを牽引するチームに成長しています。神村学園サッカー部の優勝回数は、鹿児島育英館中学校を上回る全7回です。

長年、神村学園中等部のサッカー部は、鹿児島育英館中学校との優勝争いを繰り広げています。2018年の鹿児島県大会決勝で育英館に勝利して優勝回数が並ぶと、翌年2年連続で優勝を果たして育英館の優勝回数を上回りました。私立名門中学2校の白熱した戦いは、鹿児島県の中学サッカーを大いに盛り上げています。

鹿児島県の中学サッカーの特徴は、神村学園中等部と鹿児島育英館中学校の私立名門中学2校が上位を独占しています。鹿児島県内の公立中学や離島の中学校には、あと一歩のところで私立の強豪校に敗れて優勝を逃しているチームがあり、神村学園中等部と鹿児島育英館中等部の2大トップを脅かす新たな強豪校の誕生が期待されます。