ファミチキの糖質とは？ダイエット中にコンビニチキンはありなの？

ファミチキは、大手コンビニチェーンのファミリーマートで販売されている大人気ホットスナックです。

揚げ物のファミキチは、カロリーが高く食べると太るのではないかと心配されるかもしれませんが、低糖質でタンパク質が多く、糖質ダイエット期間中でも安心して食べることができます。

ファミリーマートのファミチキは、コンビニチキン界の絶対王者と呼ばれるほどの人気を誇り、コンビニ業界ではじめて骨なしチキンを開発しました。人気の秘訣は、子供でも食べやすい骨なしの形状と、柔らかい鶏肉をジューシーに揚げたザクザクの衣です。

2006年の販売開始以来、通算10憶個を売り上げた驚異的な大ヒット商品となっています。

ファミチキの主な栄養成分は、原材料の鶏肉に含まれるタンパク質やビタミンとなります。

【鶏肉の主な栄養素】
・筋肉や臓器を構成するタンパク質
・鉄分や疲労回復効果を高めるビタミンB1
・タンパク質の活性化や血液凝固を助けるビタミンK
・貧血防止に役立つ鉄分
・アンチエイジングに役立つセレン

鶏肉には、タンパク質以外でも、ダイエット期間中の食事制限によって偏りやすくなってしまう、ビタミンなどの栄養素を補う成分がたくさん含まれています。

ファミチキプレーンのカロリーは、251.7kcalで、糖質は12.2g・タンパク質は14.2g含まれています。味付けを変えてもカロリーや脂質にはそれほど変化がありませんが、塩分量の違いによって糖質量が変わります。

糖質が一番高いのは、塩分を多く含む旨塩味です。

ファミチキは、おやつ代わりや、ダイエット中の間食としてもおすすめです。もっとヘルシーに食べたい場合には、油を含む衣をはがして食べると良いでしょう。

糖質が12.2gのファミチキは、糖質が0.8gの炭火焼きとりなどの揚げない商品には劣るものの、アメリカンドックやファミポテなどの揚げ物系ホットスナックと比較すると、かなりカロリーや糖質が低くなっています。

糖質ダイエットの期間中にどうしてもホットスナックが食べたいときは、ファミチキなどのできるだけ糖質や脂質の少ないヘルシーなチキン系の商品を選ぶように心がけましょう。

ファミチキが糖質制限ダイエットに効果的な理由は、揚げ物の割に低糖質・低カロリーで、糖質制限ダイエットに欠かせないタンパク質やビタミンが多く含まれていることです。

ファミチキ1個で充分な満腹感を得られるため、制限が多くて空腹になりやすい糖質制限ダイエットにおすすめできます。サラダや脂肪吸収を抑える黒烏龍茶をあわせると、栄養バランスを整えるだけでなくダイエット効果がアップします。

主食分の炭水化物分をファミチキに置き変えるだけで、太るリスクを減らすことができます。ファミチキ1個あたりのカロリー約260カロリーを、他の主食炭水化物食材に例えて比較すると、ファミチキの方が圧倒的に脂質が低いことがわかります。

【260カロリーの主食に含まれる糖質量】
・お米一膳：59g
・食パン1枚：28g
・ラーメン一杯：72g

自炊が苦手な一人暮らしの方や、痩せたいけれどお腹いっぱい食べたい方も、ファミチキを使えば無理なく気軽に糖質制限ダイエットに挑戦できます。

安全に糖質制限ダイエットを行う場合は、一食当たりの炭水化物を20～40g、1日のトータル120～140gに抑えるとよいでしょう。ファミチキ1個の糖質は12.2gなので、糖質制限ダイエット中でも、1食に1個程度なら、ファミチキを食べても全く問題ないです。

糖質制限ダイエット中に食べてもOKな食材であるとされているファミチキですが、適量を超えて食べてしまうと、塩分の取りすぎや、脂肪過多で太る可能性があるため、注意が必要です。

一度食べたファミチキは、体の中で完全に消化されるまでに約3～4時間かかります。食べた食物のカロリーは、日中帯であれば夜間までには筋肉エネルギーに変えて消費されます。ファミチキは、できるだけ太る可能性の低い、昼間の時間帯のうちに食べるようにしましょう。

ファミチキは、店頭以外にネット通販famima.comで1袋10個入りの冷凍のものを買うこともできます。冷凍ファミチキは、店頭で個別に買うよりお買い得です。冷凍ファミチキは、人目を気にせず、好きなときに好きな方法で食べられて便利です。好みの温め方やアレンジして調理すれば、味に飽きることなく、ダイエットが長続きしやすくなります。

しかし残念ながら、2018年2月いっぱいでfamima.comでのファミチキ販売は終了しています。現在は、店頭でしか購入できません。

大手コンビニチェーン店では、それぞれのお店でオリジナルのコンビニチキンが販売されています。人気のコンビニチキンの栄養素を比較してみると、ファミチキは、セブンイレブンのコンビニチキンに次いで3番目に糖質が低いです。

一番低糖質なチキンは、セブンイレブンのななチキです。しかし価格は、他のコンビニと比べると、少々高めの設定になっています。ファミチキは、栄養成分的にも価格的にも、ちょうど4社の中間です。価格と栄養成分のバランスのよさも、ファミチキが長年愛されている秘訣といえるでしょう。

セブンイレブンのななチキは、極限まで薄くされたカリカリの衣と、糖質103gの低糖質・低カロリーがウリです。少々価格が高いのが玉にきずですが、溢れる肉汁が美味しいと、根強い人気を集めています。リニューアル後は、更に美味しさがアップしたと評判です。

ななチキ同様に大人気のセブンイレブンのとり竜田は、2018年のリニューアルで、長年親しまれていた揚げ鶏から名前が変更されました。極薄の竜田衣と、ご飯にあう深いコクのある醤油の味わいが人気の秘訣です。4社のチキンの中で一番低い糖質8.7gでヘルシーです。

ローソンのLチキといえば、なんといっても米粉を使用したサクサク軽いクリスピーな衣と、ボリューム感が決めてです。旨塩味と旨辛味の2種類を、お好みに合わせて選べます。どちらの味も、ファミチキと同じ糖質12.2gですが、カロリーはLチキの方が高めです。

サークルKサンクスの旨辛フライドチキンは、鰹エキスと隠し味のチーズのブレンドがポイントです。旨味と辛みのハーモニーを時間差で楽しむことができます。糖質は、12.9gと、他社より少々高めですが、一度食べると病みつきになる辛さが魅力です。

ファミチキは、揚げ物なのに意外と低糖質で、しっかりとタンパク質が取れる、糖質制限ダイエットにもぴったりの食品です。サラダや黒烏龍茶などと組み合わせて食べ方を工夫すれば、1食1個程度で食べ過ぎないのであれば、毎日食べても問題ありません。

美味しくて腹持ちの良いファミチキは、糖質制限ダイエット中のストレスを解消にも役立ちます。気軽に購入できるファミチキやコンビニチキンを使って、無理なく糖質制限ダイエットを成功させましょう。