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埼玉県のサッカーの強い高校ランキングTOP10!公立・私立のサッカー強豪校とは?

埼玉県のサッカーの強い高校ランキングTOP10!公立・私立のサッカー強豪校とは?

埼玉県でサッカーが強い高校はどこ?選手権・インターハイと県大会の2022〜2026年度の公式記録をポイントにした、埼玉の高校サッカー強豪校ランキングTOP10。1位の昌平高校のほか、公立・私立それぞれで強い高校も分かります。

2026.10.12 | サッカー

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公式ライター
Activel編集部

埼玉県でサッカーが強い高校の1位は、2024年度のインターハイで全国優勝した昌平高校です。2023年度からは高校年代でいちばん上のリーグであるプレミアリーグEASTで戦っていて、2位には2026年度の関東高校サッカー記念大会で優勝した武南高校、3位にはプリンスリーグ関東に5年続けて所属する西武台高校が続きます。

順位は、2022〜2026年度の5年間に、選手権・インターハイ・関東大会・県の4大会でどこまで勝ち進んだかと、どのリーグに所属したかを、大会の公式記録からポイントにして決めています。

全国高校選手権を埼玉でいちばん多く制したのは、4回優勝の市立浦和高校です。ところがこの5年の成績では13位にとどまり、上位10校のうち9校を私立が占めるまでに、埼玉の高校サッカーの強豪校の顔ぶれは変わりました。

埼玉県のサッカー強い高校ランキングTOP10

5年間のポイントの合計で並べると、埼玉のサッカー強い高校は次の10校になります。ここでのポイントは試合の得点ではなく、大会でどこまで勝ち進んだかを Activel編集部が数字に置き換えたものです。その合計で、1位の昌平高校は2位の倍以上を集めました。

順位 学校 公立・私立 5年の合計 主な成績
1 昌平高校 私立 78pt 2024年度 インターハイ優勝
2 武南高校 私立 38pt 2026年度 関東記念大会優勝
3 西武台高校 私立 30pt プリンス関東に5年
4 正智深谷高校 私立 21pt 2024年度 選手権予選優勝
5 東京成徳大学深谷高校 私立 21pt 2025年度 関東予選優勝
6 浦和南高校 市立 12pt 2023年度 選手権予選準優勝
7 聖望学園高校 私立 11pt 2025年度 新人大会準優勝
8 武蔵越生高校 私立 10pt 2022年度 新人大会準優勝
9 浦和学院高校 私立 9pt 2024年度 選手権予選準優勝
10 細田学園高校 私立 4pt 2025年度 選手権予選4強

表の年はすべて年度で、2026年10月11日時点の成績です。

学校名をタップすると、その学校がどんなサッカー部なのか、練習や入り方、年度ごとの成績まで読める紹介へ移れます。TOP10 のうち9校が私立で、公立は6位の浦和南高校だけでした。4位と5位は同じ21ptで並んだため、2026年度のポイントが多い正智深谷高校を上にしています。

ランキングのポイントの付け方

埼玉県の高校サッカーの強さをポイントにする大会とポイントの図

ポイントは、大会の格と勝ち進んだところに応じて、次の表のとおりに付けています。全国大会の優勝を最も重くし、1年を通した強さが分かるリーグの所属も加えています。

大会・リーグ 成績 ポイント
全国の選手権・インターハイ 優勝/準優勝/4強/8強/出場 10/8/6/4/2
関東大会 優勝/準優勝/出場 4/3/1
県の4大会 優勝/準優勝/4強 3/2/1
1年ごとの所属リーグ プレミア/プリンス関東/県1部 5/3/1

県の4大会は、選手権予選・インターハイ予選・関東大会予選・新人大会です。年度は4月から翌年3月までで、1〜2月に行われる新人大会はその前の年度に数えます。リーグは、高校年代でいちばん上の全国リーグであるプレミアリーグを頂点に、関東のプリンスリーグ関東、その下の県1部リーグと段が分かれていて、上の段で戦うほどポイントが高くなります。

埼玉のサッカー強豪校10校の特徴と成績

10校それぞれが、どんなサッカー部で、なぜ強いのかは、実際の試合の場面から見えてきます。各校の紹介の最後では、進学を考える時に知っておきたい練習・入り方・寮・通学・卒業後の情報と、年度ごとの成績の表も確かめられます。

成績の表の「県大会」の欄にある新人は新人大会、総体予選はインターハイ予選のことで、「—」はその年にポイントのつく成績がなかったことを表します。

1位 昌平高校|杉戸町・私立|78pt

昌平高校は、2024年度のインターハイで初めて全国の頂点に立ったチームです。準々決勝では桐光学園高校とPK戦までもつれ、準決勝の帝京長岡高校戦は2-1、決勝の神村学園戦は3-2と、最後の3試合はどれも1点差かPK戦という勝負を勝ち切っての優勝でした。

もうひとつの特徴は、1年を通して戦うリーグの高さです。2022年度にプリンスリーグ関東1部で1位になり、プレーオフを勝ち抜いた2023年度からは、高校年代でいちばん上のリーグであるプレミアリーグEASTに所属しています。その2023年度の選手権では、米子北高校には試合終了間際の最後のプレーで、大津高校には78分に追いつき、2試合続けてPK戦を制して8強まで勝ち上がりました。

県内では、インターハイ予選をこの5年で4回制し、2024年度からは3年続けて決勝で西武台高校を破っています。2025年度の選手権予選の決勝でも、武南高校との0-0の試合を後半アディショナルタイムの1点で決めて、全国への切符をつかみました。それでも全国高校選手権では、この5年の8強が最高で、選手権の全国優勝にはまだ手が届いていません。

部員は117名で、2チーム目も県1部リーグを戦っているため、トップチームに入る前から高いレベルの試合を経験できる環境です。アドバイザーには1970年代に日本代表としてプレーした藤島信雄さんを迎えていて、高校から直接Jリーグへ進んだ卒業生は18人にのぼります。

進学を考える時に知っておきたいこと

  • 練習: 平日は主に校内の人工芝グラウンドで練習していて、朝練はありません
  • クラス: サッカー部などの指定された部に入る生徒のために、特進アスリートクラスと選抜アスリートクラスがあり、始業前の8時から授業がある日もあります。ほかのクラスに入学しても、サッカー部には入れます
  • 練習会: 2025年に開かれた中学3年生向けの練習会は、セレクションではなく合否も出ない形で、部の活動を知ってもらうための会でした
  • 通学: 最寄りの杉戸高野台駅から徒歩15分の距離で、久喜駅からは直通バスで10分ほどです
  • 卒業後: 2026年シーズンも、湘南ベルマーレと川崎フロンターレに1人ずつ、高校からの加入が決まりました
年度 全国・関東 県大会 リーグ pt
2022 インターハイ3位・選手権16強 選手権予選優勝・総体予選優勝・新人4強 プリンス関東1部 18
2023 選手権8強 選手権予選優勝・総体予選4強・新人4強 プレミアEAST 14
2024 インターハイ優勝 総体予選優勝 プレミアEAST 18
2025 インターハイ8強・選手権16強 選手権予選優勝・総体予選優勝・新人4強 プレミアEAST 18
2026 インターハイ16強 総体予選優勝 プレミアEAST 10

2位 武南高校|蕨市・私立|38pt

武南高校は、2026年度の関東高校サッカー記念大会で、1993年度以来5回目となる関東の頂点に立ちました。決勝では前橋育英高校を相手に前半だけで3点を奪い、そのまま3-1で逃げ切っています。準決勝でも真岡高校に先に1点を許しながら3点を返して逆転しており、追いかける展開になっても崩れない試合運びが目立った大会でした。

県内でとくに結果を残しているのが、1月から2月にかけて行われる新人大会です。この5年で3回優勝し、2025年度は聖望学園高校との決勝を0-0から延長で1-0とものにして、大会を通して1点も失わずに優勝しました。部員は152名の大所帯で、トップチームが県1部リーグ、2チーム目が県2部リーグを戦っているため、試合経験を積める場が2つのリーグにあるのも特徴です。

全国高校選手権には14回出場し、1981年度には全国優勝も経験している学校で、いまチームを率いる内野慎一郎監督も武南高校のOBです。内野監督自身も1990年にU-17日本代表に選ばれた経験があり、GKコーチには元日本代表の都築龍太さんが加わっています。チームが目指すのは、ボールを持つ時間を大切にしながら、どこから相手ゴールに入っていくかを考えて攻める「クリーンサッカー」です。

進学を考える時に知っておきたいこと

  • 練習: 平日は16時から19時まで、休日は9時から13時までが基本で、月曜日はお休みです。校舎のすぐ隣に人工芝グラウンドがあるほか、2023年春には東川口駅の近くにサッカー専用の人工芝グラウンドもでき、公式戦にも使われています
  • 入り方: 推薦入試は行っておらず、全員が一般入試で入学します。サッカー部を考えている人は、まず運動部の顧問に相談し、そのうえで単願で受験する流れです。中学3年生向けの練習会は1次と2次の2段階で、2次には1次に合格した人だけが進めます
  • 通学: 最寄りの西川口駅から徒歩10分の距離です
  • 卒業後: 明治大学・早稲田大学・筑波大学・九州大学など、さまざまな大学へ進んだ卒業生がいます。前の日本女子代表監督の池田太さんも、武南高校の卒業生です
年度 全国・関東 県大会 リーグ pt
2022 関東大会出場 関東予選準優勝・新人優勝 県1部 7
2023 インターハイ出場・関東大会4強 総体予選優勝・関東予選優勝・新人優勝・選手権予選4強 県1部 14
2024 — 新人準優勝 県1部 3
2025 関東大会出場 選手権予選準優勝・関東予選準優勝・新人優勝 県1部 9
2026 関東記念大会優勝 — 県1部 5

3位 西武台高校|新座市・私立|30pt

西武台高校は、全国大会にも関東大会にも出ていないこの5年間で、ランキング3位まで上がってきた学校です。その土台になっているのが1年を通して戦うリーグで、関東の高校やJリーグのクラブのユースチームと戦うプリンスリーグ関東に、5年続けて所属しています。2022年度は1部、2023年度からは2部で戦い、2チーム目も県1部リーグに出ています。

県の大会では、何度も決勝まで勝ち上がってきました。インターハイ予選は2024年度から3年続けて決勝で昌平高校とぶつかり、1-5で敗れた最初の年から、0-1、1-2と、2年続けて1点差の勝負に持ち込んでいます。新人大会では、2023年度に準決勝で昌平高校を延長の末3-2で破り、決勝は武南高校と延長でも2-2のまま、大会の決まりで両校優勝となりました。翌2024年度は決勝で武南高校に5-1で勝ち、単独での優勝を果たしています。

監督の関根雄太さんは西武台高校の卒業生で、総監督の守屋保さんはチームをインターハイ準優勝に導いた経験を持っています。

進学を考える時に知っておきたいこと

  • 練習: 活動は週6日で、カテゴリーごとに平日に1日の休みがあります。練習場は、人工芝の第二グラウンドです
  • 部員数: 学校のサイトでは144名、サッカー部のサイトでは182名と差がありますが、どちらで見ても140名を超える大所帯です
  • コース: サッカーや野球などの選手が集まるA-uniコースは、練習の時間をしっかり確保しながら、遠征で授業を休んでも動画で学び直せるように作られたコースです。募集は前期入試の単願だけで、部活動による特待生の制度も、前期入試の単願で受験する人が対象です
  • 通学: 新座駅と柳瀬川駅からは、スクールバスで15分ほどです
  • 卒業後: A-uniコースからは、スポーツ推薦で体育系の大学に進むほか、大学サッカーの関東1部リーグのような高いレベルで競技を続ける道も目指せます。卒業生の和田力也さんは、拓殖大学を経てJ3のFC大阪への加入が決まりました
年度 全国・関東 県大会 リーグ pt
2022 — 総体予選4強 プリンス関東1部 4
2023 — 新人優勝 プリンス関東2部 6
2024 — 新人優勝・総体予選準優勝・選手権予選4強 プリンス関東2部 9
2025 — 総体予選準優勝・新人4強 プリンス関東2部 6
2026 — 総体予選準優勝 プリンス関東2部 5

4位 正智深谷高校|深谷市・私立|21pt

正智深谷高校の強さがよく表れているのは、1点を争う試合です。2024年度の選手権予選では、準決勝の聖望学園高校戦、決勝の浦和学院高校戦をどちらも1-0で勝ち抜き、その2試合の得点はすべてコーナーキックから生まれました。その年の全国高校選手権でも、1回戦で長崎総合科学大学附属高校に2-1で競り勝っています。

関東大会予選も、この5年で2回制しています。2022年度の決勝は武南高校を延長の末に1-0で下し、2024年度の決勝は、同じ深谷市の東京成徳大学深谷高校との「深谷ダービー」になりました。延長に入っても2-2で決着がつかず、PK戦ではキッカー全員が決めて4-1で優勝し、その年の関東大会では2つの組のうち上位の組で準決勝まで勝ち進み、3位になりました。

サッカー部は、学校が強化するトップアスリートクラブのひとつです。部員は学校のサッカー部のページでは170名、校長のブログでは約120〜150名と幅がありますが、どちらで見ても100名を超える大きな部で、県1部と県2部のリーグに1チームずつ出ています。

進学を考える時に知っておきたいこと

  • 練習: 火曜から金曜が練習、土日が試合、月曜がお休みという1週間が基本です。練習場は、埼玉工業大学の人工芝グラウンドと学校の仙元山グラウンドです
  • 寮: 学校の敷地内に寮があり、トップアスリートクラブの90名近い生徒が暮らしているので、遠くから入学する人も通学の心配をせずに練習に打ち込めます
  • 入り方: トップアスリートクラブに入りたい人は、入学前に学校の見学会へ参加する必要があります。スポーツで優れた技能を持つ人のための特待の制度もあり、こちらは単願で受験する人が対象です
  • 通学: 深谷駅から徒歩4分ほどの近さで、熊谷・寄居・森林公園の3方面からは無料のスクールバスも出ています
  • 卒業後: 新井章太さんやオナイウ阿道さんなど、Jリーグでプレーした卒業生もいます
年度 全国・関東 県大会 リーグ pt
2022 関東大会出場 関東予選優勝 県1部 5
2023 — 総体予選4強 県1部 2
2024 選手権出場・関東大会3位 選手権予選優勝・関東予選優勝・総体予選4強 県1部 11
2025 — — 県1部 1
2026 — 総体予選4強 県1部 2

5位 東京成徳大学深谷高校|深谷市・私立|21pt

東京成徳大学深谷高校は、1年を通したリーグで力をつけてきた学校です。2014年に県1部リーグへ上がってから一度も落ちることなく戦い続け、2025年にはついに初優勝を果たしました。同じ年には2チーム目も県3部リーグで優勝して2部へ上がり、2026年度はトップチームが県1部、2チーム目が県2部で戦っていて、部員は2023年4月の時点で160名でした。

2025年度は関東大会予選も制し、関東大会では1回戦で法政二高校を延長の末3-2で下して、2つの組のうち上位の組で準決勝まで進みました。その1年前の関東大会でも、準決勝で前橋育英高校に後半アディショナルタイムで追いつき、PK戦を5-3で制して決勝まで勝ち上がっています。

一方で、昌平高校とは何度もぎりぎりの勝負を重ねてきました。2022年度は選手権予選とインターハイ予選の両方で決勝に進み、どちらも昌平高校に1点差で敗れています。2025年度の選手権予選の準決勝でも、前半を1-0とリードしながら、延長で1-3と逆転されました。

監督の為谷洋介さんは2004年からチームを率いていて、日本サッカー協会のA級ライセンスを持っています。チームが掲げるのは「日本1のプレッシングサッカー」です。

進学を考える時に知っておきたいこと

  • 入り方: 入部できるのは、セレクションを通って部のスタッフから許可を受けた人だけで、入試や入学の後から入部することはできません。2026年のセレクションは5月から8月にかけて4回開かれ、2027年4月に入学する部員は40名が目安です
  • 寮: 2020年にサッカー部専用の寮ができました。入寮は1学年5名ほどが目安で、寮を希望する人もセレクションに参加します
  • 練習: 2020年に校庭が人工芝になり、校内にはウエイトルームと合宿棟もそろっています
  • コース: サッカー部員の6〜7割が進学コース、3〜4割が進学選抜コースで学んでいます
  • 通学: 深谷駅など6つの駅から、無料のスクールバスで通えます
  • 卒業後: 早稲田大学・明治大学・青山学院大学など、59の大学や学校へ進んだ卒業生がいて、東京消防庁や埼玉県警に就職した人もいます
年度 全国・関東 県大会 リーグ pt
2022 — 選手権予選準優勝・総体予選準優勝・関東予選4強・新人4強 県1部 7
2023 — 関東予選4強 県1部 2
2024 関東大会出場 関東予選準優勝 県1部 4
2025 関東大会4強 関東予選優勝・選手権予選4強・総体予選4強 県1部 7
2026 — — 県1部 1

6位 浦和南高校|さいたま市南区・市立|12pt

浦和南高校は、TOP10 にただ1校だけ入った公立高校です。全国高校選手権には12回出場して3回優勝し、1969年度にはインターハイ・国民体育大会・選手権の3つをすべて制した歴史を持っています。卒業生には元日本代表の永井良和さんや水沼貴史さん、日本サッカー協会の名誉会長を務める田嶋幸三さんもいて、いまも「公立の雄として再び全国制覇」を目標に掲げています。

この5年でいちばん全国に近づいたのが、2023年度です。インターハイ予選では準決勝で昌平高校と2-2のまま、PK戦を4-2で制して決勝に進み、選手権予選でも準決勝で聖望学園高校に5-1で勝って決勝の舞台に立ちました。ただ、決勝はインターハイ予選が武南高校に、選手権予選が昌平高校に敗れ、どちらも準優勝に終わっています。

2026年度の部員は96名で、トップチームは県2部リーグ、2チーム目は県3部リーグで戦っています。

進学を考える時に知っておきたいこと

  • 練習: 火曜から金曜は16時から、土日は練習や練習試合、公式戦にあてていて、練習は学校の人工芝グラウンドで行います
  • 入り方: 公立高校なので、ほかの公立高校と同じ入試で入学します。募集の2割は、個人面接のある特色選抜です。入学が決まると、サッカー部への入部を希望する人向けの説明会と練習会が開かれます
  • 部活動体験: 2026年夏の中学生向けの部活動体験は5回開かれ、どの回も定員60名がいっぱいになりました
  • 通学: 北戸田駅から徒歩10分の距離です
  • 卒業後: 2025年の卒業生は、青山学院大学・学習院大学・日本大学などの大学に進み、海外へ留学した人もいます
年度 全国・関東 県大会 リーグ pt
2022 — — 県1部 1
2023 — 選手権予選準優勝・総体予選準優勝・新人4強 県1部 6
2024 — 新人4強 県1部 2
2025 — 総体予選4強・関東予選4強 県1部 3
2026 — — 県2部以下 0

7位 聖望学園高校|飯能市・私立|11pt

聖望学園高校は、ここ数年で県の上位に入り続けている学校です。2024年度の選手権予選では準々決勝で昌平高校を4-3で破って4強に入り、2025年度の新人大会でも準決勝で昌平高校に2-0で勝ちました。その新人大会は決勝で武南高校に延長の末0-1で敗れたものの、大会を通しての失点は2点だけで、準優勝で初めての関東高校サッカー記念大会への出場を決めています。

その関東高校サッカー記念大会では、1回戦で中央学院高校に0-4で敗れましたが、順位決定戦では市立橘高校に1-0で勝って、関東での初勝利を挙げました。2024年には県1部リーグで優勝していて、2026年度もトップチームが県1部リーグ、2チーム目が西部支部のリーグで戦っています。

目指すのは「ポゼッションをベースとした攻撃サッカー」で、オランダのユースコーチングライセンスを持つ監督を中心に、頭を鍛えるトレーニングに力を入れています。

進学を考える時に知っておきたいこと

  • 練習: 2015年に人工芝のサッカー場ができ、ナイター設備のほか、フットサル場やミーティングルームもそろっています
  • 寮: 学校から歩いて1分の所に、2018年度からサッカー部の寮「敬愛寮」があり、遠くに住む選手も受け入れています
  • 入り方: 2026年の中学3年生向けのセレクションは、6月に2回開かれました。サッカー部はスポーツ奨学生の対象にもなっています
  • 通学: 飯能駅から徒歩15分の距離で、狭山市・坂戸と鶴ヶ島・青梅の3方面からスクールバスも出ています
  • 卒業後: サッカー部員の大学進学率は95%で、2024年度は法政大学・立教大学・成蹊大学などに進んだほか、アメリカへサッカー留学した人もいます
年度 全国・関東 県大会 リーグ pt
2022 — — 県2部以下 0
2023 — 選手権予選4強 県1部 2
2024 — 選手権予選4強・関東予選4強 県1部 3
2025 — 新人準優勝・関東予選4強 県1部 4
2026 関東記念大会出場 — 県1部 2

8位 武蔵越生高校|越生町・私立|10pt

武蔵越生高校は、この5年間、県1部リーグに所属し続けている学校です。とくに結果を残したのが2022年度で、新人大会では準決勝で東京成徳大学深谷高校を1-0で破って決勝に進み、インターハイ予選と関東大会予選でも4強に入りました。新人大会の決勝は武南高校に0-4、インターハイ予選の準決勝は昌平高校に0-1で敗れています。

2024年度の新人大会でも4強に入っています。部員は141名で、トップチームが県1部リーグ、2チーム目が西部支部のリーグを戦っています。

進学を考える時に知っておきたいこと

  • コース: アスリート選抜コースは、野球・サッカー・柔道・ソフトテニスに打ち込みながら、大学への現役合格を目指す男子のコースです
  • 練習会: 2026年は7月・8月・9月に中学生向けの練習会が開かれ、アスリート選抜コースへの入学を考えている人は参加するよう呼びかけています。サッカー部は、スポーツ奨学生の対象にもなっています
  • 費用: 部費は、父母会費とあわせて年間5万円で、遠征の時に集める形です
  • 練習: 学校に人工芝のサッカー場があります
  • 通学: 武州唐沢駅から徒歩2分と駅のすぐ近くで、スクールバスも走っています
  • 卒業後: 埼玉大学・早稲田大学・立教大学・中央大学などに進んだ卒業生がいて、東京消防庁に就職した人もいます
年度 全国・関東 県大会 リーグ pt
2022 — 新人準優勝・総体予選4強・関東予選4強 県1部 5
2023 — — 県1部 1
2024 — 新人4強 県1部 2
2025 — — 県1部 1
2026 — — 県1部 1

9位 浦和学院高校|さいたま市緑区・私立|9pt

浦和学院高校は、2024年度の選手権予選で決勝まで勝ち上がった学校です。準決勝で西武台高校に1-0で競り勝ち、決勝は正智深谷高校にコーナーキックからの1点で0-1と敗れましたが、大会を通しての失点はその1点だけでした。2025年度の選手権予選でも、準々決勝で昌平高校と2-2のまま、PK戦までもつれています。

2022年12月には浦和レッドダイヤモンズと業務提携を結び、浦和レッズのコーチを務めた村松浩さんがアドバイザーに入っています。監督の川上耕平さんは、松本山雅FCとツエーゲン金沢でプレーした元Jリーガーです。チームが掲げるコンセプトは、「攻守において主導権を握り、個とグループの優位性を活かす」です。

部員は、学校のサイトでは192名、サッカー部のサイトでは188名と、どちらで見ても190名前後の大所帯です。アスリート選抜コースの126名はトップ・セカンド・サード・U16の4つのチームに、進学類型コースの62名は1つのチームに分かれて活動しています。

進学を考える時に知っておきたいこと

  • 練習: 週6回の練習で、原則として月曜日はお休みです。2021年12月にできた夜間照明つきの人工芝グラウンドで、暑さ対策のミストも備えています
  • 寮: 2016年3月に、サッカー部専用の寮ができました
  • 入り方: アスリート選抜コースは、男子サッカー部と野球部に入る人のためのコースで、受験の前に部の顧問と相談する必要があります。セレクションは行っていませんが、2026年は5月から6月に中学3年生向けの練習会が6回開かれました
  • 通学: 東川口駅と浦和美園駅から無料のスクールバスで通えて、東川口駅からは約20分です
  • 卒業後: 卒業生の安居海渡さんは、流通経済大学を経て浦和レッドダイヤモンズに加入し、J1でプレーしています
年度 全国・関東 県大会 リーグ pt
2022 — 選手権予選4強 県1部 2
2023 — — 県1部 1
2024 — 選手権予選準優勝・総体予選4強 県2部以下 3
2025 — — 県1部 1
2026 — 総体予選4強 県1部 2

10位 細田学園高校|志木市・私立|4pt

細田学園高校は、2025年度の選手権予選で、サッカー部として初めて4強まで勝ち上がりました。準々決勝を2-1で制し、準決勝では武南高校を相手に前半を2-1とリードして折り返しましたが、後半に3点を奪われて2-4で敗れています。

サッカー部は学校の強化指定部で、2025年3月にはスペインのバルセロナへ遠征し、現地のクラブとの練習試合も経験しました。トップチームは県2部リーグ、2チーム目は県3部リーグで戦っています。

進学を考える時に知っておきたいこと

  • 入り方: 入部できるのは、セレクションを通った中学生が入学した場合だけなので、入部を考えているなら必ずセレクションを受ける必要があります
  • セレクション: 2026年は練習会を兼ねたセレクションが5月から8月に7回あり、入部の定員は25名でした
  • 練習: 主に、朝霞市にある人工芝の第二グラウンドで練習しています
  • 通学: 志木駅東口から徒歩15分の距離です
年度 全国・関東 県大会 リーグ pt
2022 — — 県1部 1
2023 — — 県2部以下 0
2024 — — 県1部 1
2025 — 選手権予選4強 県1部 2
2026 — — 県2部以下 0

進学先として埼玉のサッカー強い高校を比べる

埼玉のサッカー強豪校を10校並べてみると、入部の決まりや寮の有無は、学校ごとにはっきり分かれます。

学校 部員数 県の公式リーグのチーム 入り方 寮
昌平高校 117名 プレミアEAST・県1部 練習会・アスリートクラス —
武南高校 152名 県1部・県2部 1次と2次の練習会 —
西武台高校 144名 プリンス関東2部・県1部 A-uniコースの前期単願 —
正智深谷高校 170名 県1部・県2部 見学会 強化クラブの寮
東京成徳大学深谷高校 160名 県1部・県2部 セレクション 1学年5名が目安
浦和南高校 96名 県2部・県3部 公立高校の入試 —
聖望学園高校 — 県1部・西部支部 セレクション あり
武蔵越生高校 141名 県1部・西部支部 練習会・アスリート選抜コース —
浦和学院高校 192名 県1部・県3部 練習会・アスリート選抜コース あり
細田学園高校 — 県2部・県3部 セレクション・定員25名 —
学校 最寄り駅 スクールバス 練習
昌平高校 杉戸高野台駅から徒歩15分 通学バスあり 校内の人工芝グラウンド
武南高校 西川口駅から徒歩10分 — 平日16時〜19時・月曜休み
西武台高校 新座駅からバス15分 あり 週6日・人工芝の第二グラウンド
正智深谷高校 深谷駅から徒歩約4分 無料・3コース 火〜金に練習・月曜休み
東京成徳大学深谷高校 深谷駅など6駅からバス 無料 校内の人工芝グラウンド
浦和南高校 北戸田駅から徒歩10分 — 火〜金の16時から
聖望学園高校 飯能駅から徒歩15分 3ルート 人工芝のサッカー場
武蔵越生高校 武州唐沢駅から徒歩2分 あり 人工芝のサッカー場
浦和学院高校 東川口駅からバス約20分 無料 週6回・月曜休み
細田学園高校 志木駅から徒歩15分 — 朝霞市の人工芝の第二グラウンド

表の「—」は学校とサッカー部のサイトで見つからなかった項目で、部員数には年度が書かれていない数字も含みます。

県の公式リーグには10校とも2チームずつ登録していて、昌平高校ならトップチームがプレミアリーグEAST、2チーム目が県1部リーグで戦っています。ただ、公式リーグのほかにも試合の場を用意している学校があります。浦和学院高校は、トップ・セカンド・サード・U16と、進学類型コースの一般の5つのチームに分かれて活動していて、東京成徳大学深谷高校も、公式リーグとは別に、県のチャレンジリーグなどに出ています。試合に出られる機会を比べるなら、部員の数とあわせて、各校のサッカー部の公式サイトでチームの分け方まで見ておくと確実です。

入部の決まりは、学校によって大きく違います。東京成徳大学深谷高校と細田学園高校はセレクションを通った人しか入部できず、東京成徳大学深谷高校では入試や入学の後から入部することもできません。反対に、昌平高校の2025年の練習会はセレクションではなく合否も出ない会で、浦和学院高校もセレクションは行わずに、入部を考える中学3年生向けの練習会を開いています。どの学校も日程は中学3年生の5月から9月に集まっているので、気になる学校の案内は春のうちから見ておくと安心です。

公立と私立で見る埼玉のサッカー強い高校

この5年間のポイントで見ると、埼玉のサッカー強い高校の上位は私立がほとんどを占めています。ところが全国高校選手権の優勝の歴史をさかのぼると、埼玉の全国優勝は公立校が多く、時代とともに顔ぶれが大きく入れ替わってきたことが分かります。

公立のサッカー強豪校

公立で TOP10 に入ったのは、6位のさいたま市立浦和南高校だけです。その浦和南高校と、以前は浦和市立高校という名前だったさいたま市立浦和高校は、どちらも全国高校選手権で何度も優勝してきた学校です。

学校 選手権の全国優勝 優勝した年度 5年のポイント
市立浦和高校 4回 1959・1960・1964・1972 3pt
浦和南高校 3回 1969・1975・1976 12pt

全国優勝の回数は、日本サッカー協会の歴代優勝チームの一覧で確かめられます。なかでも市立浦和高校は、選手権の優勝回数では埼玉でいちばん多い4回を数えながら、この5年は県1部リーグで3年戦ったものの県の大会で4強に届かず、ポイントでは13位にとどまっています。県立では、浦和東高校が2023年度の関東大会予選で4強に入りました。

私立のサッカー強豪校

この5年、全国大会や関東大会まで勝ち進んだ埼玉の学校は、すべて私立の強豪校です。その多くはサッカー部員が入るスポーツのコースやクラスを設けていて、昌平高校のアスリートクラス、西武台高校のA-uniコース、武蔵越生高校と浦和学院高校のアスリート選抜コースは、練習の時間を確保しながら大学への進学も目指せる作りになっています。

寮を持つ学校もあり、正智深谷高校・東京成徳大学深谷高校・聖望学園高校・浦和学院高校の4校は、学校やサッカー部のサイトで寮を案内しています。遠くからの進学を考えるなら、まずこの4校の寮の条件を確かめておくと安心です。

11位以下でサッカーがそこそこ強い高校

11位から16位には、公立の市立浦和高校と県立の浦和東高校も入っていて、県の大会で4強に入ったり、県1部リーグに所属したりしてポイントがついた学校が並びます。

順位 学校 公立・私立 5年の合計 主な成績
11 埼玉栄高校 私立 3pt 2022年度 選手権予選4強
12 立教新座高校 私立 3pt 2024年度 関東予選4強
13 市立浦和高校 市立 3pt 2022〜2024年度に県1部
14 埼玉平成高校 私立 3pt 2023年度 関東予選準優勝
15 狭山ヶ丘高校 私立 1pt 2026年度に県1部
16 浦和東高校 県立 1pt 2023年度 関東予選4強

埼玉の高校サッカーの主な大会とリーグ

埼玉の高校サッカーの1年の大会とリーグの流れの図

埼玉の高校サッカーで強豪かどうかは、1年に4回ある県の大会と、1年を通して戦うリーグの両方に表れます。2025年度の県の大会は、次のような流れで行われました。

2025年度の時期 大会 勝つと進む大会
4月 関東大会予選 関東大会
5月末〜6月 インターハイ予選 インターハイ
9月〜11月 選手権予選 全国高校選手権
1月〜2月 新人大会 —

2026年度の関東高校サッカー記念大会は5月に茨城県で開かれ、埼玉からは2025年度の新人大会で優勝した武南高校と、準優勝した聖望学園高校が出場しました。選手権予選は9月の一次予選と10〜11月の決勝トーナメントに分かれていて、2026年度は10月11日の時点で決勝トーナメントの組み合わせが決まったところです。

リーグは、全国のプレミアリーグを頂点に、関東のプリンスリーグ関東の1部と2部、県1部から3部にあたるS1・S2・S3、その下の支部のリーグへと段が分かれていて、成績によって毎年上下に入れ替わります。2026年度は、昌平高校がプレミアリーグEAST、西武台高校がプリンスリーグ関東2部で戦っていて、残る8校のトップチームは県1部か県2部のリーグにいます。

隣の千葉県の強豪校は、千葉県のサッカーの強豪高校ランキングで確かめられます。

女子サッカーの強豪校

埼玉の高校女子サッカーでは、2022〜2026年度に、全日本高校女子サッカー選手権と女子のインターハイで4強まで勝ち上がった学校はまだありません。全日本高校女子サッカー選手権には昌平高校が2024・2025年度に出場していて、2025年度は1回戦を突破しました。

よくある質問

Q1. 埼玉でいちばんサッカーが強い高校は?

2022〜2026年度の成績では、昌平高校がいちばんです。2024年度のインターハイで全国優勝し、2023年度からは高校年代でいちばん上のプレミアリーグEASTで戦っていて、5年のポイントは78ptと、2位の武南高校の倍以上を集めました。ただ、全国高校選手権の全国優勝はまだありません。

Q2. 公立でサッカーが強い高校は?

この5年では、2023年度に選手権予選とインターハイ予選の両方で準優勝したさいたま市立浦和南高校が、公立の強豪校ではいちばん上の6位です。浦和南高校と市立浦和高校は、全国高校選手権で合わせて7回優勝した歴史を持っています。

Q3. 埼玉の高校が全国高校選手権で優勝したことはある?

あります。以前は浦和市立高校という名前だった市立浦和高校が4回、浦和南高校が3回、武南高校が1981年度に1回、全国の頂点に立っています。この5年の選手権では、昌平高校が2023年度に進んだ8強が最高の成績です。

Q4. サッカー部のセレクションや練習会はある?

あります。東京成徳大学深谷高校・聖望学園高校・細田学園高校はセレクションを、武南高校・武蔵越生高校・浦和学院高校は中学生向けの練習会を開いていて、東京成徳大学深谷高校と細田学園高校はセレクションを通った人しか入部できません。各校の入り方の違いは進学先として比べる表で見比べられますが、日程は年ごとに変わるので、最新の案内は各校の公式サイトで確かめてください。

Q5. 埼玉で中学のサッカーが強いチームは?

中学生のチームの強さは、埼玉県のサッカーの強い中学ランキングで、順位つきで確かめられます。

Q6. 選手権の埼玉県大会はいつ行われる?

9月に一次予選があり、10月から11月にかけて決勝トーナメントが行われます。2025年度の決勝トーナメントは、10月12日から11月16日まででした。

参考文献

  1. 埼玉県高等学校体育連盟サッカー専門部 – 県の4大会の結果・総評、関東大会と全国大会の埼玉代表の結果、S1リーグの所属校
  2. 日本サッカー協会 – 全国高校サッカー選手権・男子と女子の全国高校総体・全日本高校女子サッカー選手権の歴代成績、プレミアリーグの参加チーム
  3. 関東サッカー協会 – プリンスリーグ関東の参加チーム

最終アクセス日: 2026-10-11


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