りくりゅうの名言30選!三浦璃来と木原龍一のインタビューと高橋成美の解説の名言
ショートプログラム5位で落ち込む木原龍一に、三浦璃来は「私はあなたのために滑るよ」と声をかけ、フィギュアスケートのペア、りくりゅうはミラノ五輪で逆転の金メダルをつかみました。引退会見や解説の高橋成美さんの名言まで、支え合ってきたりくりゅうの名言は、大切な人と挑む時に力をくれます。
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公式ライター Activel編集部
ショートプログラム5位で涙が止まらなかった木原龍一に、三浦璃来は「私はあなたのために滑るよ」と声をかけ、2人はミラノ・コルティナ五輪で逆転の金メダルをつかみました。フィギュアスケートのペア、りくりゅうの名言には、片方がけがや失敗で落ち込んだ時に、もう一方がかけた言葉がいくつもあります。辞めかけていた木原を三浦が誘った2019年から、引退会見とその後までのりくりゅうの名言を、木原の元パートナー、高橋成美さんが2人に贈った言葉と一緒にたどっていきましょう。
りくりゅう(三浦璃来・木原龍一)のプロフィール
りくりゅうは、三浦璃来と木原龍一のフィギュアスケートのペアです。三浦の「りく」と木原の「りゅう」をつなげた呼び名です。2人は2019年8月に組んでから、日本のペアで初めて世界選手権とオリンピックの頂点に立ちました。2026年4月に現役を引退し、今はプロスケーターとしてアイスショーを開いています。
2人の基本プロフィール
9歳上の木原は、三浦と組む前に別のパートナーと2度オリンピックに出ていました。2人とも木下グループという企業に所属し、カナダを拠点に練習してきました。
| 項目 | 三浦璃来 | 木原龍一 |
|---|---|---|
| 生年月日 | 2001年12月17日 | 1992年8月22日 |
| 出身地 | 兵庫県宝塚市 | 愛知県東海市 |
| 前のパートナー | 市橋翔哉 | 高橋成美・須崎海羽 |
| 所属 | 木下グループ | 木下グループ |
| 練習の拠点 | カナダ・オークビル | カナダ・オークビル |
| コーチ | ブルーノ・マルコット | ブルーノ・マルコット |
ペア結成から金メダル、引退までの歩み

2人が組んだのは、三浦が前のパートナーとのペアを解消した2019年の夏です。けがから戻ったばかりの木原は、シングルで1年だけ滑って辞めることも考えていましたが、三浦に誘われ、その年の8月にはカナダへ渡りました。新型コロナで試合のない時期も、けがに苦しんだ時期も、2人はブルーノ・マルコットコーチのもとで練習を重ねてきました。
- 2019年8月: ペアを結成
- 2019年11月: 結成3カ月で出た NHK杯で5位
- 2021年10月: スケートアメリカで2位(日本人どうしのペアで初めてのグランプリシリーズの表彰台)
- 2022年2月: 北京五輪の団体戦でメダル、ペアは7位
- 2022年12月: グランプリファイナルで優勝
- 2023年3月: 世界選手権で優勝(日本のペアで初めての世界王者)
- 2023年10月: 木原の腰椎分離症で、グランプリシリーズと全日本選手権を欠場
- 2025年3月: 世界選手権で2度目の優勝
- 2025年12月: グランプリファイナルで2度目の優勝、全日本選手権で三浦が左肩を脱臼
- 2026年2月: ミラノ・コルティナ五輪のペアで金メダル、団体戦で銀メダル
- 2026年4月: 現役を引退
- 2026年7〜8月: 初めてプロデュースしたアイスショー「THE DESTINY」を開催
- 2026年8月: 婚約を発表
北京五輪の団体戦のメダルは、大会の時は銅でしたが、ロシアの選手のドーピング違反で順位が変わり、後に銀メダルになりました。ミラノ・コルティナ五輪では、ショートプログラムで首位と6.90点の差がありましたが、フリーでペアのフリーの世界最高となる158.13点を出して逆転しています。引退会見で2人は、資格を取れる4、5年後をめどに指導者になりたいと話し、三浦は「将来的には自分たちの生徒だけで表彰台を埋めたい」と夢を語りました。
座右の銘
三浦璃来と木原龍一が「座右の銘」として挙げた言葉は、インタビューや会見の中には見つかりませんでした。座右の銘に近いのは、2人が大事にしてきた次の2つの言葉です。
- 引退会見で、現役を一言で表すよう聞かれて、2人がそろって答えた「努力」
- 2021年の NHK杯で、木原が「2人のテーマ」と話した「一つ一つ楽しもう」
りくりゅうの名言30選
りくりゅうの名言には、9歳上の木原龍一が三浦璃来を引っ張っていた頃の言葉と、けがや大きなミスで落ち込んだ木原を、今度は三浦が支えた頃の言葉があります。同じ場面で片方が言い、もう一方が返した言葉も多く、2つを並べて読むと、2人がどう支え合ってきたかが見えてきます。
ペア結成から北京五輪までの名言
組んだばかりの頃の2人は、まだ敬語で話す間柄でした。そこから2年余りでグランプリシリーズの表彰台に立ち、2022年の北京五輪ではペアで7位に入っています。
01「正直もうペアには戻らないかなと思い、8月も遊ぶ予定を入れていたくらいです」
— 木原龍一・2019年秋のインタビューで、三浦に誘われた頃を振り返って
02「正直に言うと、話しかけづらい、怖いイメージでした」「みんな怖がるんですけど本当は怖くないんですよ。真面目な時は真面目ですけど、基本、バカなこと言っているので」
— 三浦璃来が話し、木原龍一が返した言葉・2019年秋の同じインタビューで、組む前の印象を聞かれて
03「彼女は恐怖心に打ち勝てる心を持っています。初めてのことでも怖がることなくできるので、やっていて滑りやすいと思います」「木原選手は安心感がすごいです。リフトは絶対に落とさないと言ってくれるので。」
— 木原龍一が話し、三浦璃来が返した言葉・2019年秋の同じインタビューで、お互いの印象を聞かれて
04「自分なら大丈夫。隣にパートナーがいる」「ここから立て直せると信じていた」
— 前が三浦璃来、後が木原龍一の言葉・2021年10月、スケートアメリカで2位に入った後に
05「もう全ミスでもいいから、とにかく楽しもうとふたりで話をしました。それでお互いに気持ちがラクになった。」「木原さんの『全ミスでもいいから』という言葉に本当に救われて。」
— 前が木原龍一、後が三浦璃来の言葉・2022年2月、北京五輪のペアのフリーの後に
06「今回は順位なんてどうでもいいんだ。なぜならフリーを初めて滑れるんだから」「『フリーを滑らせてくれてありがとう』と言われたので。本当に龍一くんと組んでよかったと思いました」
— 前が木原龍一、後が三浦璃来の言葉・2022年2月、北京五輪のペアのフリーの後の取材で、演技の直前を振り返って
北京五輪の後、ミラノ五輪までの名言
北京五輪の後の2人は、2022年12月のグランプリファイナル、2023年2月の四大陸選手権、3月の世界選手権と勝ち続け、日本のペアで初めて世界の頂点に立ちました。けれども次のシーズンは木原が腰のけがで長く滑れず、三浦も肩の脱臼に何度も苦しみます。この時期の2人のインタビューには、木原に引っ張られてきた三浦が、今度は木原を支える側に回っていく姿が表れています。
07「本当につらかったし、あの時に戻りたいわけではないけど、あの時期があったからその後の成長があったと思います。」
— 木原龍一・2022年4月のインタビューで、試合のなかった新型コロナの1年を振り返って
08「もしかしたら4年後や8年後は、私のほうが『お姉さん』っぽくなっているかもしれませんね(笑)。」
— 三浦璃来・2022年4月の同じインタビューで、これからの2人について聞かれて
09「最初は自信がなくて怖かったが、10シーズンたって璃来ちゃんと一緒に自信を持って帰ってきた。緊張感よりワクワク感やうれしさがある」
— 木原龍一・2023年3月、さいたまスーパーアリーナでの世界選手権の公式練習の日に
10「今シーズンはシーズンインの直前に三浦選手がけがをしてしまってものすごく難しいシーズンだったんですけど、その中で2人の絆というものをあらためて確認することができて。練習量は去年より少なかったかもしれないですが、そういった信頼の部分で成長できたのですごくよかったかなと思います」
— 木原龍一・2023年3月、世界選手権で優勝した後のインタビューで
11「昨季までは僕が(三浦)璃来ちゃんを引っ張る場面が多かったんですけど、今季は逆に助けてもらう場面が多かったので、お互いの絆を再確認できてよかったかなと思います。」「言葉でのサポートを今まで私がたくさんしてもらったので、私も同じように『龍一くんはできるんだよ』と声かけをしていました。」
— 前が木原龍一、後が三浦璃来の言葉・2024年4月のインタビューで、木原のけがに苦しんだシーズンを振り返って
12「2人のテーマは戦いではなくて、自分たち、今まで全部切り開いてきた運命、自分たちの道は自分で切り開くみたいなことをテーマにしている」「今シーズンは失敗しても自分たちがやってきたことは一瞬で崩れないよね、と話し合って、本当にいい意味でリラックスして練習を積めている」
— 前が木原龍一、後が三浦璃来の言葉・2025年9月、五輪シーズンの最初の国際大会の前に
13「4度目の五輪になる。初めての時はとんでもない世界に挑戦してしまったという思いだが、今の立場で挑戦できることをうれしく思う」
— 木原龍一・2025年12月、ミラノ・コルティナ五輪の代表に決まった日の会見で
ミラノ・コルティナ五輪の金メダルの名言
ミラノ・コルティナ五輪の2人は、まず団体戦のペアで2日とも1位になり、日本が2大会続けて銀メダルを取る力になりました。ところが個人戦のショートプログラムではリフトでミスが出て5位にとどまり、木原は次の日のフリーの朝まで泣き続けます。この試合が最後だと分かっていたことも涙のわけだったと、木原は2カ月後の引退会見で打ち明けました。
14「必ず戻ってくるので待っててください。必ず戻ってきます」
— 木原龍一・2026年2月15日、ショートプログラムで5位に終わった後に
15「まだ終わっていない。積み重ねてきたことがあるから絶対できる」「ここで諦めていいわけがない。絶対自分たちで攻め切る」
— 三浦璃来の励ましと、それを受けた木原龍一の言葉・2026年2月16日、フリーの前に
16「今日は龍一君のために滑るね」「僕も璃来ちゃんのために滑る。お互いがお互いのために滑ろう。そうすれば自分たちは絶対できる」
— 三浦璃来が声をかけ、木原龍一が返した言葉・2026年2月16日、フリーの前に
17「も~、まじで泣いてばっかり、も~ほんとに!」
— 三浦璃来・2026年2月16日、金メダルが決まった直後に、泣き止まない木原を見て
18「龍一くんがずっと泣いてるんですよ。いつも引っ張ってくれる龍一くんが。」「今回は私がお姉さんでした」
— 三浦璃来・2026年2月16日、金メダルを取ったフリーの後に
19「4年前とは立場がすごい逆で僕が引っ張る立場だったんですけど、今回はほんとうにずっと助けてもらって。」「璃来が力強く引っ張ってくれて戻ることもできましたし、諦めないで本当によかった」
— 木原龍一・2026年2月16日、フリーの後に、三浦の「お姉さん」の言葉を受けて
20「ショートプログラムの大きなミスから立て直すことができて、『諦めなければ夢をつかむことができるんだ』と思いました。」
— 三浦璃来・ミラノでの日本オリンピック委員会(JOC)のインタビューで、金メダルを取った気持ちを聞かれて
21「結果のためとか、金を取るためとか、そういうために滑るんじゃなくて、私はあなたのために滑るよって」
— 三浦璃来・2026年2月23日放送の NHKスペシャルで、フリーの直前に木原にかけた言葉を振り返って
22「隣にいるのが普通みたいな。いてくれないと困る存在ですね」
— 三浦璃来・2026年2月23日放送の同じ番組の最後に、木原について
23「もう史上最高のパートナーで璃来ちゃんしかパートナーはいないなって思うし、もし生まれ変わってスケートをするにしても必ずまた璃来ちゃんとチームを組みたいなって思います」
— 木原龍一・2026年2月23日放送の同じ番組の最後に、三浦について
24「一緒にいて当たり前で家族みたい。(あとは)ご想像にお任せします」「木原選手が引退する時は私も引退する。違う人と組んで続けることは絶対にない」
— 三浦璃来・2026年2月25日、帰国した後に東京都内で開いた2人の会見で
引退会見とこれからを語った名言
2026年4月17日、2人はそれぞれの Instagram で引退を発表し、28日に東京都内で引退会見を開きました。始まってすぐに泣き出した木原に、三浦は「泣かないで」と声をかけ、「私が引っ張っていく立場になってしまったね」と会場を笑わせています。引退の後も2人は、自分たちでプロデュースしたアイスショーを開き、ペアの魅力を伝え続けています。
25「競技人生には区切りをつけますが、私たちはやり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません。これまでのすべてが誇りであり、大切な財産です。」
— 三浦璃来と木原龍一・2026年4月17日、2人が Instagram に連名で載せた引退のあいさつで
26「璃来ちゃんに声をかけていただけなかったら引退していた。最高のパートナーに出会えた」
— 木原龍一・2026年4月28日の引退会見で、涙を流しながら
27「木原さんと組んだ7年間はアスリートとしてだけではなく、1人の人間としても成長することができた。かけがえのない時間」
— 三浦璃来・2026年4月28日の引退会見で、7年間を振り返って
28「2人に言えることだと思うけど『努力』。ペアを結成してからも、お互いのために努力し合える仲になった。」「僕も『努力』かな。本当に一生懸命やってきた姿を分かっている。それがなければ、ここに座っていることもできなかった」
— 前が三浦璃来、後が木原龍一の言葉・2026年4月28日の引退会見で、現役を一言で表すと何かを聞かれて
29「9歳差あるが、お互いに思ったことは隠さずきちんと言う。信頼してくれるからこそ自分も信頼できる」「お互いの行動を近くで見てきた。努力する姿をお互い見てきたことが信頼につながったのかな」
— 前が三浦璃来、後が木原龍一の言葉・2026年4月28日の引退会見で、お互いを信頼できる秘訣を聞かれて
30「嬉しい時も、辛い時も、たくさんの時間を共に過ごし、支え合いながら歩んできました。」「これからも支え合いながら、変わらず私たちらしく、一歩ずつ歩んでいきたいと思います。」
— 三浦璃来と木原龍一・2026年8月23日、2人が Instagram に連名で載せた婚約の報告で
解説の高橋成美さんがりくりゅうに贈った名言
ミラノ・コルティナ五輪のペアで、NHK の中継の解説をしたのが高橋成美さんです。高橋さんは、シングルの選手だった木原をペアに誘い、2013年から2015年まで一緒に組んで、2014年のソチ五輪にも出ました。演技の直後の「宇宙一です」や表彰式の「階段」の言葉など、涙ながらに語った高橋成美さんの解説の名言は話題になりました。金メダルの後、高橋さんのインタビューを受けた木原も「ペアに誘ってくれてありがとう」「なるちゃんがいたから」と、涙ながらに感謝を伝えています。
01「ずっと宝物にしたい2分30秒」
— 2026年2月6日、団体戦のペアのショートプログラムで、今季世界最高の82.84点を出したりくりゅうの演技が終わって
02「こんな演技、宇宙一です」
— 2026年2月16日、NHK の中継で、りくりゅうのフリーの演技が終わった直後に
03「世界一ですね。こんな瞬間がくるなんて本当にうれしくて。りくりゅう本当にありがとう。自分自身ペアに出会えてよかったなって、心から思えたし、こんな最高の気分に合う日本語なんて思いつかないです」
— 2026年2月16日、NHK の中継で、金メダルが決まった後に涙ながらに
04「ペアって素晴らしいし、りくりゅうペアが世界のペアをもっと素晴らしいものにしてくれた。スポーツの中で輝いている2人だけじゃなくて、スポーツをも輝かせてしまった2人」
— 2026年2月16日、表彰式の中継で、2人が表彰台に上がった時に
05「諦めない強い気持ちは階段になって頂上まで連れて行ってくれるんです」
— 2026年2月16日、表彰式の中継で、表彰台の2人に向けて
06「でも、その足を龍一は蹴らないでくれた。いつか解説で恩返しできるようにとやってきました」
— 2026年2月22日、テレビ番組「サンデージャポン」で、「ずっと足を引っ張っていたと思ってました」と打ち明けた後に
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