ノア・ライルズの名言35選!アニメ好きの言葉と喘息を明かした投稿
自分が世界最速だと言い切り、喘息や失読症を抱えながらパリ五輪の陸上100mで金メダルを取ったノア・ライルズの名言35選です。アニメの言葉から、病気を明かした投稿、NBAへの発言まで、ノア・ライルズの名言を場面と英語の原文でたどると、自分を信じて挑む力をもらえます。
Writer
公式ライター Activel編集部
「僕を『新しいボルト』なんて言わないで。僕は僕だ」は、2019年に初めて世界一になった夜のノア・ライルズの名言です。喘息と読み書きの苦労を抱えて育ち、パリ五輪の陸上100mを1000分の5秒差で制したノア・ライルズの名言には、アニメの主人公に自分を重ねた言葉や、病を明かして「君がそうなれない理由なんてない」と呼びかける言葉もあります。
ノア・ライルズのプロフィール
バージニア州アレクサンドリアで育ったノア・ライルズは、高校を出てすぐにプロになったアメリカの陸上短距離の選手です。200mでは2019年から世界陸上で4回続けて優勝、2024年のパリ五輪では100mで金メダルを取りました。2026年はけがで9月にシーズンを終えましたが、次は2027年の世界陸上で、200mの5回目の優勝を目指しています。
基本プロフィール
2026年10月の時点で29歳です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ノア・ライルズ |
| 英語のつづり | Noah Lyles |
| 生年月日 | 1997年7月18日 |
| 育ち | アメリカ・バージニア州アレクサンドリア |
| 身長 | 約180cm |
| 種目 | 100m・200m |
| 自己ベスト | 100m 9秒79・200m 19秒31 |
| コーチ | ランス・ブラウマン |
| 主なタイトル | 2024年パリ五輪 100m 金・世界陸上の金8個 |
世界陸上の金メダルは、200mで4個、2023年の100mで1個、4×100mリレーで3個の、合わせて8個です。
喘息と失読症の少年が、200m で世界陸上4連覇の王者になるまで

ライルズは子どものころ、喘息の発作で夜中に病院へ運ばれることが多く、6歳で扁桃腺をとる手術も受けています。学校では読み書きに困難があり、ゆっくり進むクラスで学びました。13歳の時に両親が離婚し、母と弟のジョセファスと暮らすようになります。両親はともに大学の陸上選手で、陸上は生まれた時からそばにありました。12歳の時に、走り高跳びから競技を始めています。本人は、トラックにいられれば幸せで、いつも陸上に救われてきたと話しています。
2016年、高校3年で出た全米五輪選考会(五輪のアメリカ代表を決める大会)の200mでは決勝で4位に入り、リオ五輪の代表にはわずかに届きませんでした。それでも高校を卒業すると、大学には進まず、弟と一緒に adidas とプロ契約を結んでいます。2019年にドーハで開かれた世界陸上の200mで初めて世界一になると、2022年のオレゴンでは19秒31のアメリカ記録で連覇しました。2023年のブダペストでは、100m・200m・リレーの3冠を果たしています。
その間の2020年にはうつに苦しんで抗うつ薬を飲み始め、無観客で開かれた2021年の東京五輪は200mの銅メダルに終わっています。2024年のパリ五輪では100mで金メダルを取った一方、新型コロナにかかったまま走った200mは銅でした。翌2025年には東京の世界陸上の200mで勝ち、ウサイン・ボルトに並ぶ4連覇を成し遂げました。
座右の銘
ライルズの座右の銘にいちばん近いのは、東京2020五輪の公式の選手紹介で「信条」の欄に載っている「最高の存在になって、誰もやったことのないことをしたいなら、誰も通ったことのない道を切り開かなきゃいけない」という言葉です。英語では「If you want to be the best and do something that no one has ever done, you need to carve a path that nobody has ever taken.」と書かれています。本人が座右の銘と呼んだ言葉ではありませんが、選手紹介に本人の考えとして載っている言葉です。本人の X のプロフィールは「Child of GOD(神の子)」から始まり、いちばん上には、パリ五輪の100mの後に病気を明かした「Why Not You!」の投稿が固定されています。
ノア・ライルズの名言35選
2021年の東京五輪の200mで銅メダルに終わった直後、ライルズは取材エリアで、僕は五輪の銅メダリストでも、世界王者でも、高校からプロになった選手でもない、僕はノア・ライルズだ、と話しました。ノア・ライルズの名言では、レースの前から勝つと言い切る強気な言葉が目立ちます。けれども、喘息やうつを自分から明かした言葉や、アニメの主人公に自分を重ねた言葉、陸上をもっと見てほしいと NBA を例えに出した言葉にも、肩書きではなく自分自身として見てほしいという思いが通っています。
自分を信じる名言
ライルズは、口に出したことは現実になると信じている選手です。2019年に初めて世界一になった時には、世界チャンピオンになることをスマホに書き、車の中で自分に言い聞かせていたと明かしました。100mでも世界一になった2023年の暮れには、ずっと自分が地球でいちばん速いと分かっていた、と話しています。18歳でトップ選手と並んだ時から、相手を見上げずに自分を信じる考え方は変わっていません。
01「人を台座の上に置いて、見上げたりはしないんだ。台座の上に置いてしまったら、どうやってその相手に立ち向かうの?」
“I don’t really put people on pedestals,” “Because if you’re putting people on pedestals, how are you gonna face them?”
— 2016年、18歳で全米五輪選考会に出た後のインタビューで
02「今年は、世界チャンピオンになることを数えきれないくらい考えた。スマホに書いてあるし、車の中で自分に言い聞かせているし、ずっと考えている。だから、やっと成し遂げられて信じられない気持ちだ」
“So many times this year I’ve thought of being world champion, you wouldn’t believe it,” “I have it on my phone, I say it to myself in my car, I think it all the time — and finally to have done it feels unbelievable.”
— 2019年10月、ドーハ世界陸上の200mで初めて優勝した後に
03「疑われても、頭がおかしいと言われても、笑われてもかまわない。自分を信じてさえいれば、それがすべてなんだ」
“They can doubt you ,call you crazy, and even make fun of you but as long as you believe in yourself that’s all that matters”
— 2023年8月、ブダペスト世界陸上の100mで優勝した後の X の投稿で
04「僕はずっと、自分が地球でいちばん速い男だと分かっていた。でも、100mのタイトルを実際に取らないかぎり、誰も信じてくれなかったんだ。……今はもう『アメリカ記録保持者のノア・ライルズ』じゃない。『世界最速の男ノア・ライルズ』なんだ」
“I’ve always known that I’m the fastest man on the planet, but nobody would believe me unless I actually had the 100m title.” … “Now it’s no longer ‘American record-holder Noah Lyles’, it’s ‘fastest man in the world Noah Lyles'”
— 2023年12月、世界陸連の年間最優秀選手を決める授賞式を前にした取材で
05「人に何を言われるか気にしている、すべての選手へ。覚えておいて。その人たちは、君が昨日どんな練習をしたかを知らない。だから、君がうまくなっているかどうかも分からないんだ」
“To every athlete worried what people say about them just remember they can’t tell you what workout you did yesterday. So they can’t tell you if you are getting better or not.”
— 2024年2月、トレーニングへの口出しに答えた X の投稿で
06「今回負けるとしたら、自分に負けたからじゃない。相手がそれだけ上だったということだ。でも正直に言うと、ノア・ライルズがノア・ライルズでいる時は、誰も勝てないよ」
“If I lose this time, it’s not going to be because I beat myself, it’s just gonna be that they had to be that much better.” “But to be honest, when Noah Lyles is being Noah Lyles – nobody (can).”
— 2024年7月、パリ五輪の選手村での取材で
07「僕はまだ、自分にできると分かっていることすらできていない。ピークでもないし、技術も完璧じゃない。全然そこまでいっていないんだ。だから、もっと上を求め続ける。どうして妥協しなきゃいけないの?」
“I’m not even doing what I know I can do. We’re not at peak. We’re not at perfect technique. We’re nowhere near that. So I’m going to keep asking for more,” “Why settle for less?”
— 2026年7月、全米選手権の100mを9秒79で制した後に
アニメ好きのライルズの名言
ライルズのアニメ好きは、レースの前のポーズにも表れています。『ドラゴンボールZ』の元気玉を呼ぶように両手を上げ、2024年の全米五輪選考会では遊戯王のカードを掲げて入場しました。自分がオタクであることも隠していません。子どものころは漫画家になりたくて、芸術系の学校で絵を学んでいたと、本人が取材で明かしています。今では、自分のキャリアも人生もアニメの主人公として見ている、と話すほどです。
08「僕が元気玉を呼ぶ時は、ファンのみんな、応援してくれるみんなに、レースに勝てるようにエネルギーを分けてほしいっていう意味なんだ」
“When I call for a spirit bomb, that means I want all my fans and everybody who’s supporting me to give me their energy so I can win a race,”
— 2018年5月、プレフォンテーン・クラシックの200mで優勝した後に
09「伝説の鳥山明さんを失って、本当に悲しい……。彼の作品は、僕の人生にずっと影響を与え続けている」
“So sad to lose a legend Akira Toriyama… his work has forever affected my life”
— 2024年3月、鳥山明さんの訃報を受けた X の投稿で
10「五輪の選考会で僕が遊戯王のカードを出したのを、受付の女性が見ていてくれて、セントレジス(ホテル)の部屋をアップグレードしてもらえた。オタクでいるのを、絶対にやめるな!」
“I just got an upgraded room at the St. Regis because the woman saw me pull out a Yu-Gi-Oh card at the Olympic trials. Never stop being a nerd!”
— 2024年8月、パリ五輪の後の X の投稿で
11「これはめちゃくちゃかっこいい。世界に1枚だけなんだって。絶対にトロフィー棚に飾るよ。僕にとって、すごく大きな思い出だ」
“This is pretty freaking cool,” “They said it’s a one of one. It’s definitely going in my trophy case. This is a huge highlight for me.”
— 2025年9月、東京世界陸上で『刃牙』の作者が描いた似顔絵を受け取って
12「アニメを見ると、主人公とは何かが分かる。僕は自分のキャリアも、世界も、人生も、主人公として見ているんだ」
“When you watch anime, you understand what a main character is,” “The way I view my career, my world, my life, is as a main character.”
— 2025年10月、ニューヨーク・コミコンでの取材で
13「僕たちアスリートがアニメにこんなに引かれるのは、粘り強さや、キャラクターの成長や、現実の限界を超えていく物語がそこにあるからだ。アスリートは、世界が『できる』と思う以上に、自分と自分の才能を強く信じなきゃいけないんだ」
“We resonate with it so much because we see perseverance, character growth, and stories that go beyond the limits of reality,” “As athletes, we have to believe in ourselves and our gifts so hard, it goes beyond what the world might think is possible.”
— 2025年10月、ニューヨーク・コミコンの同じ取材で、アスリートがアニメに引かれる理由を聞かれて
14「昨年の東京世界選手権で経験したことは、『楽しかった』のひと言に尽きる。……表彰台に上がって、(大好きな『ドラゴンボール』の)『かめはめ波』を皆さんに披露することもできた。そういう意味では、やりたいことができた1年だったと思う」
— 2026年5月、東京のセイコーゴールデングランプリの前日会見で
喘息やうつを明かした名言
ライルズは、喘息、失読症、ADD(アメリカ国立医学図書館の医学百科では、ADHD=注意欠如・多動症の別名)、不安症、うつを抱えていることを、自分の言葉で明かしてきました。2020年には抗うつ薬を飲み始めたと投稿し、東京五輪で銅メダルを取った後には、つらい気持ちを一人で抱えないでほしいと呼びかけています。パリ五輪の100mで金メダルを取った後の投稿は、病気をすべて並べたうえで、見る人の背中を押す一言で結ばれていました。
15「打ち勝たなきゃいけない。前向きな気持ちを持ち続けること。母がそばにいてくれたから、よくなると信じられた。……なくなったわけじゃなくて、今も付き合っている。ただ、前よりコントロールできるようになったんだ」
“You have to beat it, you have to keep a positive mind and having my mom there helped believe it would get better,” … “It’s not gone, I still have to deal with it, it’s just more controlled now.”
— 2019年10月、ドーハ世界陸上の200mで優勝した翌日の取材で、子どものころの喘息を振り返って
16「最近、抗うつ薬を飲むことに決めた。ここしばらくで、いちばんいい決断のひとつだった。それからは、『何をしても意味がない』という暗い気持ちを抱えずに考えられるようになった」
“Recently I decided to get on antidepressant medication. That was one of the best decisions I have made in a while. Since then I have been able to think with out the dark undertone in mind of nothing matters.”
— 2020年8月、X の投稿で
17「気分がよくなくても大丈夫なんだと知ってほしい。専門家に話しに行ってもいいし、薬を飲んでもいい。これは深刻な問題で、ある朝目が覚めて『もうここにいたくない』と思うようなことにはなってほしくないから」
“I want you to know that it’s OK to not feel good, and you can go out and talk to somebody professionally, or even get on medication, because this is a serious issue and you don’t want to wake up one day and just think, you know, ‘I don’t want to be here anymore.'”
— 2021年8月、東京五輪の200mで銅メダルを取った後の取材エリアで
18「声を上げて、誰かに話して。何も言わなければ、誰も助けられない。専門家の助けを求めて。もちろん友だちや家族はすばらしい。でも、その中の誰も、君をそこから抜け出させる訓練は受けていない。自分に合うセラピストを見つけて」
“Speak up, tell somebody. Nobody can help you if you’re not saying anything. Seek professional help. Of course your friends and family are great, but none of them are trained to actually get you through this. Find a therapist that really works for you”
— 2021年9月、母校の高校で生徒や地域の人に話した会で
19「正直に言うと、僕はずっと戦って生きてきた。生まれた時は、病院から出るために戦っていた。その後は、失読症と ADD を抱えて、自分の道を見つけながら学校を乗り切るために戦った。そして今は、トラックで戦っているんだ」
“I’ve lived my whole life, to be honest, fighting. When I was born… just fighting to get out of the hospital. After that it was just fighting to get out of school, with dyslexia and ADD, trying to find my own way. Now I’m fighting on the track.”
— 2023年8月、ブダペスト世界陸上の前日の会見で
20「僕には喘息、アレルギー、失読症、ADD、不安症、うつがある。でも言わせてほしい。君が抱えているものが、君がなれるものを決めるわけじゃない。君がそうなれない理由なんてない!」
“I have Asthma, allergies, dyslexia, ADD, anxiety, and Depression. But I will tell you that what you have does not define what you can become. Why Not You!”
— 2024年8月、パリ五輪の100mで優勝した後の X の投稿で
21「2021年の東京には、いい思い出がない。あの時はうつだった。でも今回は力がみなぎっている。自分のやっていることが大好きで、幸せなんだ」
“I don’t have good memories from Tokyo in 2021. At that time, I was depressed, but this time I am energised. I love what I do, and I am happy.”
— 2025年9月、東京世界陸上の200mで4連覇した後に
NBA への発言と、陸上を広めたい名言
自分の立場を使って声を上げることを、ライルズはためらいません。2020年にはレースの前に、人種差別への抗議として、黒い手袋をはめた拳を上げました。2023年のブダペストの世界陸上では、NBA の優勝チームが世界王者を名乗ることに疑問を投げかけて、NBA の選手たちから反発を受けました。のちに本人が語ったところでは、聞かれていたのはアメリカで陸上がどう見られているかで、NBA はその例えでした。陸上をもっと多くの人に見てほしいという思いは変わらず、2026年には世界陸連の新しい大会の司会も任されました。
22「アスリートとして、国を愛していることと、変わる必要があると言うことを同時に示すのは難しい。これは、『この国はすばらしい。でも、もっとよくなれる』という僕なりの伝え方なんだ」
“As athletes it’s hard to show that you love your country and also say that change is needed,” “This is my way of saying this country is great but it can be better.”
— 2020年8月、モナコのダイヤモンドリーグで黒い手袋の拳を上げた後の Instagram の投稿で
23「NBA ファイナルを見ていると、選手たちは頭に『世界王者』って掲げている。何の世界王者?……誤解しないで。アメリカは好きな時もある。でも、アメリカは世界じゃない。……僕たちこそが世界だ。ここにはほとんどの国が集まって、戦って、輝いて、自分の国の旗を背負っている。NBA には国旗がないだろ」
“I have to watch the NBA Finals and they have world champion on their head. World champion of what?” … “Don’t get me wrong. I love the U.S. at times, but that ain’t the world.” … “We are the world. We have almost every country out here fighting, thriving, putting on their flag to show they are represented. There ain’t no flags in the NBA.”
— 2023年8月、ブダペスト世界陸上の200mで優勝した後の会見で
24「陸上はすばらしいスポーツだと思う。でも、陸上は正しく売り出されていないと強く思っている。……申し訳ないけど、もうアマチュアみたいなやり方はやめようよ」
“I feel we have a great sport,” “But I am a firm believer that track and field is just not marketed the right way.” … “I’m sorry, but no more of this amateur stuff.”
— 2023年8月、ブダペスト世界陸上の期間中のインタビューで
25「質問は、アメリカで陸上がどう見られているか、それをどう感じるか、だった。……そうしたら急に、例えのほうが主役になってしまった」
“The question was talking about how the sport views us in the U.S., and how does that feel.” … “Then, all the sudden, the example becomes the main thing.”
— 2024年3月、半年前に NBA を例えに出した発言を振り返ったインタビューで
26「ただのランナー以上の存在になりたい。ランナーなら、もう十分いるから。でも、パフォーマーは誰だい?」
“I want to be more than just a runner because there’s enough runners,” “But who’s the performers?”
— 2025年2月、NFL のタイリーク・ヒルとの競走について話した取材で
27「自分のことは、むしろアイコンだと思っている。スーパーヒーローは、ちょっときれいすぎるし、磨かれすぎている。……僕を理解するのは君たちの仕事だ。できるだけ情報は出すよ。でも、ひとつの発言だけで僕を決めつけるなら、それは仕事をしていないってことだ」
“I think of myself more as an icon.” “A superhero is a little too clean and polished.” … “And it’s your job to figure me out. I’m gonna try and give you as much information, but you know, if you’re going to categorize me off of one quote, you’re not doing your job.”
— 2025年の室内シーズンの前に受けた、陸上の専門誌のインタビューで
28「最高の選手たちが集まって、最高の中の最高を決めるという考えが大好きなんだ。……これは、この競技をスポーツとエンターテインメントの新しい時代へ進める始まりになる」
“I love the idea of the best athletes coming together to determine who is best of the best,” … “This will be a start in evolving the sport into a new age of sports and entertainment.”
— 2026年6月、世界陸連の新しい大会の顔に選ばれた発表で
レースの後のインタビューとコメントの名言
パリ五輪の100m決勝では、追い風が公認の範囲に収まったレースとして初めて、8人全員が10秒を切りました。その中で勝ったライルズは、自分は狼たちの中の狼なんだ、と胸を張っています。2019年に初めて世界一になった夜には、新しいボルトと呼ばないでと言い、パリ五輪の前には、ボルトより多くのメダルを取りたいと公言しました。ずっと比べられてきたボルト本人が、自分の走りや記録をどう語ってきたかは、ウサイン・ボルトの名言で読めます。
29「僕を『新しいボルト』なんて言わないで。僕は僕だ。好きになってくれたら、喜んで楽しませるよ。今は僕の時代なんだ」
“Don’t say I’m the new Bolt. I’m me. If you like me, I’ll happily entertain you. It’s my time.”
— 2019年10月、ドーハ世界陸上の200mで初めて優勝した後に
30「(時計に)ちょっとは手加減してくれよって、話しかけていたんだ。19秒32と同じタイムなんて出すなよ。頼むから変わってくれって」
“I was telling it to give me some slack, you know?” “How’s it going to show the same time, 19.32? Come on, change that.”
— 2022年7月、オレゴン世界陸上の200mで、アメリカ記録と同じ19秒32が表示された後に、記者たちと笑いながら
31「みんなウサイン・ボルトを知っている。僕は、ボルトより速くなりたいし、ボルトより多くのメダルを取りたい。彼は3つ。僕は4つ欲しい」
“Everyone knows Usain Bolt; I want to be faster and more decorated than Bolt,” “He’s done three. I want four”
— 2024年6月、アメリカのトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』に出演して
32「アメリカ、言っただろ。僕に任せとけって!」
“I Told You America I Got This!”
— 2024年8月、パリ五輪の100mで優勝した直後の X の投稿で
33「キシェーンのところへ行って、『正直に言うよ、君の勝ちだと思う』って言ったんだ。……僕の名前が出た瞬間、なんてこった、僕ってすごいって思ったよ。……全員が万全で、全員が戦う準備をしてきた。その中で僕こそが男だと証明したかった。僕は狼たちの中の狼なんだ」
“I went up to Kishane and I was like, ‘I’m going to be honest, bro, I think you had that one’.” … “I’m like goodness gracious. I’m incredible.” … “Everybody’s healthy, everybody came prepared for the fight and I wanted to prove that I’m the man amongst all of them. I’m the wolf amongst wolves.”
— 2024年8月、パリ五輪の100m決勝の後に
34「正直に言うと、何よりも自分を誇りに思う。コロナにかかったまま走って、銅メダルを取ったんだから」
“I’m more proud of myself than anything for coming out and getting the bronze medal with COVID.”
— 2024年8月、パリ五輪の200mで銅メダルを取った後、マスク姿で答えた取材で
35「2027年に、200mで5回優勝したただ一人の男になるのが待ちきれないよ」
“I can’t wait for 2027 … to become the only man to win five 200m titles,”
— 2025年9月、東京世界陸上の200mで4連覇した後に
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