神奈川県のサッカーが強い高校ランキング10選!強豪校はやっぱり桐光と桐蔭?
神奈川県はマンモス県と呼ばれるほど数多くの高校サッカー部が出場することで知られており、最も全国大会への道のりが遠いとされています。そのため強豪高校も多く、そんな中でも桐光学園と桐蔭学園は優れた監督の指導により神奈川県の強豪高校として君臨しています。
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公式ライター Activel_director
神奈川 サッカーの強豪高校 第10位
向上高校
向上高等学校 サッカー部
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 神奈川県伊勢原市見附島411 | ||
選手権 | 出場1回 | ||
インターハイ | 出場4回 | ||
主なOB選手 | 柴崎貴広/鈴木雄太/竹内彬 |
向上高校サッカー部の選手の靴の底に入ったICチップのことで、このICチップで計測した走行距離などのパフォーマンスデータを用いて客観的に個人を見ることがで、選手個々の強化ポイントを知ることができます。このスピードセルは、イタリアのACミランでも導入されている最先端技術で、国内で50以上のチームが採用しています。
神奈川 サッカーの強豪高校 第9位
横浜創英高校
⚽横浜創英×厚木北|創英・頼住陸人選手の決勝点[第97回全国高校選手権・神奈川県予選=準々決勝/2018.10.27@ギオンスタ]
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 神奈川県横浜市神奈川区西大口28番地 | ||
選手権 | 0回 | ||
インターハイ | 出場2回 | ||
主なOB選手 | 金井貢史/水沼宏太/鈴木椋太 |
その背景にあるのは横浜創英スタイルにあります。横浜創英スタイルは、丁寧にパスをつないで相手を崩すパスサッカーと、プレーを楽しむことにあります。堅守速攻が主流になりつつある高校サッカーの中でも貴重なパスサッカーを貫く点が横浜創英の強みといえます。
神奈川 サッカーの強豪高校 第8位
三浦学苑高校
三浦学苑×日大藤沢[関東高校サッカー大会・神奈川県予選=準決勝/2018.5.5@相模原ギオン]
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 神奈川県横須賀市衣笠栄町3-80 | ||
選手権 | 0回 | ||
インターハイ | 出場2回(優勝1回) | ||
主なOB選手 | 田中寛己/前田尚輝 |
また、インターハイ優勝の効果もあらわれ、全国各地から入部志望者が増加し、約150人という大所帯になり、部員はトップチームから計4つのグループに分けられ、常に切磋琢磨する競争意識がさらにチームを強豪高校へと推し進めています。
神奈川 サッカーの強豪高校 第7位
座間高校
日大 vs 座間[2013.11.3 / 全国高校選手権・神奈川予選=準決勝]
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 神奈川県座間市入谷2-262 | ||
選手権 | 出場1回 | ||
インターハイ | 出場2回 | ||
主なOB選手 | 鴨志田誉/佐藤晃大 |
私立の壁が厚い神奈川県においては、座間高校以来、公立高校で選手権出場した高校は出ていません。座間高校サッカー部の強さの裏には、OBの力が大きく働いています。監督、GKコーチ以外のコーチは全てOBコーチで固められています。また、OBが創設したジュニアジュニアユースチームでは基本技術から徹底して指導し、未来の座間高校サッカー部員を育てています。
ZAMA FCは、座間高校サッカー部OBで、座間高校サッカー部コーチも務める田崎徹氏が代表をつとめるジュニアユースチームです。サッカーにおいては各年代ごとに必要な技術・戦術・フィジカル面を計画的にトレーニングし、組織の中で個人を伸ばすことを主眼に選手の育成に励んでいます。
神奈川 サッカーの強豪高校 第6位
慶応義塾高校
慶應義塾 vs 横浜創英[2016.5.7/関東高校大会・神奈川県予選=準決勝]
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-2 | ||
選手権 | 0回 | ||
インターハイ | 出場1回 | ||
主なOB選手 | 武藤嘉紀/都倉賢/二宮寛/片山洋 |
サッカー部員はほとんどが普通部や中等部からの内部進学者で、スポーツ推薦選手はほぼいません。それでも慶応義塾高校サッカー部が強い理由は、恵まれた練習環境にあります。人工芝の素晴らしいグラウンドを使い、現役の慶応義塾大学サッカー部の学生コーチがチームの指導に加わるなど、他校ではなかなかできない練習を行っています。
神奈川 サッカーの強豪高校 第5位
厚木北高校
麻布大付 vs 厚木北[2014.11.1/全国高校サッカー選手権・神奈川県予選=準決勝]
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 神奈川県厚木市下荻野886 | ||
選手権 | 0回 | ||
インターハイ | 出場1回 | ||
主なOB選手 | 岡崎亮平 |
それでも強い理由は、常に強い相手と試合をしているからです。厚木北高校は高円宮杯でK2リーグという神奈川県の上位リーグに所属しており、いつも強豪チームを相手にしています。
高円宮杯Kリーグとは、神奈川県のU18チームによるリーグ戦で、強さに応じてK1からK2、K3、K4まで4つのリーグに分けられています。全容は全国を東西に分けて実施するプレミアリーグを最高位とし、続いて全国を9地区に分けて実施するプリンスリーグ、さらにその下に都道府県別のリーグがあり、Kリーグは都道府県リーグにあたります。厚木北高校は都道府県リーグの2部ということで、それだけでも強豪チームが揃っています。
神奈川 サッカーの強豪高校 第4位
湘南工科大学付属高校
【得点シーン】湘南工大附vs桐蔭学園【2019年度全国高校サッカー選手権神奈川県予選準々決勝】
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 神奈川県藤沢市辻堂西海岸1-1-25 | ||
選手権 | 出場6回(4強2回) | ||
インターハイ | 出場7回(4強1回) | ||
主なOB選手 | 福田正博/奥寺康彦/ |
湘南工科大は、神奈川県内でも運動部の育成に特に力を入れていることで知られており、オリンピック選手も排出しています。サッカー部にも力を入れており、神奈川県内では常にベスト8以上に名を連ねる安定した強さを誇る強豪高校として知られています。
神奈川 サッカーの強豪高校 第3位
日本大学付属藤沢高校
日大藤沢高 vs 日大高[2013.5.11 / 関東高校大会・神奈川県予選=準決勝]
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 神奈川県藤沢市亀井野1866番地 | ||
選手権 | 出場4回(4強1回) | ||
インターハイ | 出場8回(準優勝1回) | ||
主なOB選手 | 田場ディエゴ/鈴木健仁/高田栄二/有馬賢二 |
サッカー部の強さの秘密は、人工芝で観客席がついたグラウンドを2つも持つという恵まれた練習環境と、サッカースタイルにあります。
2017年のインターハイで準優勝した後から、トライアングルアクティブディフェンスという新たなサッカースタイルに取り組んでいます。一つの戦術にこだわらず、様々な戦術を取り入れて進化していく、それが日大藤沢高校サッカー部が強豪と呼ばれる所以です。
トライアングルアクティブディフェンスとは、守備時に4-3-2-1のトライアングル型のフォーメーションでもポジションをとり、中央の密集地帯で相手を挟み込んでボールを奪い、距離感の近いパスワークやオープンサイドへの攻撃を仕掛けるスタイルです。
神奈川 サッカーの強豪高校 第2位
桐蔭学園高校
桐蔭学園高校サッカー部 選手権出場 MV 2018
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 神奈川県横浜市青葉区鉄町1614番地 | ||
選手権 | 出場9回(4強1回) | ||
インターハイ | 出場10回(優勝1回/4強2回) | ||
主なOB選手 | 阿部祐大朗/戸田和幸/廣長優志/森岡隆三/山田卓也 |
桐蔭学園サッカー部の始まりは李国秀監督の就任とされ、優れた指導で全国大会の常連校に育て上げ、元日本代表の戸田和幸や森岡隆三など数多くのプロ選手を育成しました。その後もJリーグのベルマーレ平塚で活躍した山本富士雄監督、元ジェフユナイテッド市原の八城監督など優秀な監督が後任として指揮を執り、名門高校として君臨し続けています。
李国秀監督は平成元年度関東大会優勝、インターハイ、選手権に同校を初出場させた名将で、桐蔭学園からヴェルディ川崎の監督に就任しました。平成9年からは元ベルマーレ平塚の山本富士雄監督が就任し、現在俳優で作家の水嶋ヒロを擁し、選手権で初めてベスト4に導きます。そして平成23年にインターハイで初優勝を果たします。現在は元ジェフ市原の八城修氏が監督に就任しています。
神奈川 サッカーの強豪高校 第1位
桐光学園高校
【潜入取材】U-20日本代表FW西川潤 擁する桐光学園、悲願の日本一へ/インターハイ2019
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 神奈川県川崎市麻生区栗木3-12-1 | ||
選手権 | 出場11回(準優勝1回/4強1回) | ||
インターハイ | 出場13回(準優勝1回/4強2回) | ||
主なOB選手 | 中村俊輔/井手口純/藤本淳吾/本田拓也/小川航基 |
そんな桐光学園サッカー部の強さの秘密は、恵まれた練習環境と、元監督の佐熊裕和イズムの浸透にあります。グラウンドは全面人工芝でまるでスタジアムのような装いで、選手寮も完備されています。そして佐熊元監督は昭和57年から指揮を執り、中盤でのプレッシングでボールを奪い、カウンターにつなげるトータルフットボールを根付かせ、当時無名だった同校を強豪校へと導きました。
現役時代は本郷高校でインターハイ出場、日体大では新人戦優勝と得点王を成し遂げます。昭和57年から桐光学園で指導者の道を歩み始め、質の高い指導、育成手腕と勝利にこだわる指導方針を貫き、多くのプロサッカー選手を輩出してきました。
桐光学園のスタイルは正確な技術と判断が伴うクリエイティブなサッカーを目指し、無名だった桐光学園を全国有数の強豪高校に育て上げました。現在は新潟医療福祉大学サッカー部の指揮を執っています。
神奈川県のサッカーが強い強豪高校とは?
この2つの強豪に割って入ろうとしているのが、変幻自在な戦術を持ち、強豪高校にも対等な闘いを演じることができる日大藤沢高校です。
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