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神奈川県のサッカーが強い高校ランキング10選!強豪校はやっぱり桐光と桐蔭?

神奈川県のサッカーが強い高校ランキング10選!強豪校はやっぱり桐光と桐蔭?

神奈川県はマンモス県と呼ばれるほど数多くの高校サッカー部が出場することで知られており、最も全国大会への道のりが遠いとされています。そのため強豪高校も多く、そんな中でも桐光学園と桐蔭学園は優れた監督の指導により神奈川県の強豪高校として君臨しています。

2022.12.22 サッカー

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神奈川 サッカーの強豪高校 第10位

向上高校

向上高等学校 サッカー部

国公私立 私立
所在地 神奈川県伊勢原市見附島411
選手権 出場1回
インターハイ 出場4回
主なOB選手 柴崎貴広/鈴木雄太/竹内彬
向上高校は、これまで全国高校サッカー選手権に1度出場、インターハイに4度の出場を誇る強豪高校です。そんな向上高校の強さの裏には、アディダス社のデジタル技術を用いたスピードセルの存在があります。

向上高校サッカー部の選手の靴の底に入ったICチップのことで、このICチップで計測した走行距離などのパフォーマンスデータを用いて客観的に個人を見ることがで、選手個々の強化ポイントを知ることができます。このスピードセルは、イタリアのACミランでも導入されている最先端技術で、国内で50以上のチームが採用しています。

神奈川 サッカーの強豪高校 第9位

横浜創英高校

⚽横浜創英×厚木北|創英・頼住陸人選手の決勝点[第97回全国高校選手権・神奈川県予選=準々決勝/2018.10.27@ギオンスタ]

国公私立 私立
所在地 神奈川県横浜市神奈川区西大口28番地
選手権 0回
インターハイ 出場2回
主なOB選手 金井貢史/水沼宏太/鈴木椋太
横浜創英高校サッカー部は、インターハイに2度の出場を誇る神奈川県の強豪高校です。2016年にインターハイ出場、選手権予選はベスト4、2017年度はインターハイ予選でベスト8、2018年は選手権予選ベスト4、関東大会県予選ベスト8、2019年度はインターハイ・選手権県予選共にベスト8と、神奈川県予選では常にベスト8以上に進出している、安定した強さを発揮しています。

その背景にあるのは横浜創英スタイルにあります。横浜創英スタイルは、丁寧にパスをつないで相手を崩すパスサッカーと、プレーを楽しむことにあります。堅守速攻が主流になりつつある高校サッカーの中でも貴重なパスサッカーを貫く点が横浜創英の強みといえます。

神奈川 サッカーの強豪高校 第8位

三浦学苑高校

三浦学苑×日大藤沢[関東高校サッカー大会・神奈川県予選=準決勝/2018.5.5@相模原ギオン]

国公私立 私立
所在地 神奈川県横須賀市衣笠栄町3-80
選手権 0回
インターハイ 出場2回(優勝1回)
主なOB選手 田中寛己/前田尚輝
三浦学苑高校サッカー部は、2012年度のインターハイで初出場初優勝を成し遂げ、三浦旋風を巻き起こした神奈川県の強豪高校です。そんな三浦学苑サッカー部は、2017年に佐島の丘に照明設備も完備した人工芝でフルピッチのサッカー専用グラウンドを作り、練習環境は各段に向上し、更なる飛躍が期待されています。

また、インターハイ優勝の効果もあらわれ、全国各地から入部志望者が増加し、約150人という大所帯になり、部員はトップチームから計4つのグループに分けられ、常に切磋琢磨する競争意識がさらにチームを強豪高校へと推し進めています。

神奈川 サッカーの強豪高校 第7位

座間高校

日大 vs 座間[2013.11.3 / 全国高校選手権・神奈川予選=準決勝]

国公私立 公立
所在地 神奈川県座間市入谷2-262
選手権 出場1回
インターハイ 出場2回
主なOB選手 鴨志田誉/佐藤晃大
座間高校サッカー部は、これまで全国高校サッカー選手権に1度、インターハイに2度の出場を果たしている神奈川県の強豪高校です。座間高校は過去10年で選手権予選において4強に3回、準優勝2回、2010年度全国高校サッカー選手権では初出場を果たしている公立の雄です。

私立の壁が厚い神奈川県においては、座間高校以来、公立高校で選手権出場した高校は出ていません。座間高校サッカー部の強さの裏には、OBの力が大きく働いています。監督、GKコーチ以外のコーチは全てOBコーチで固められています。また、OBが創設したジュニアジュニアユースチームでは基本技術から徹底して指導し、未来の座間高校サッカー部員を育てています。

ZAMA FC
ZAMA FCは、座間高校サッカー部OBで、座間高校サッカー部コーチも務める田崎徹氏が代表をつとめるジュニアユースチームです。サッカーにおいては各年代ごとに必要な技術・戦術・フィジカル面を計画的にトレーニングし、組織の中で個人を伸ばすことを主眼に選手の育成に励んでいます。

神奈川 サッカーの強豪高校 第6位

慶応義塾高校

慶應義塾 vs 横浜創英[2016.5.7/関東高校大会・神奈川県予選=準決勝]

国公私立 私立
所在地 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-2
選手権 0回
インターハイ 出場1回
主なOB選手 武藤嘉紀/都倉賢/二宮寛/片山洋
慶応義塾高校男子サッカー部は、2016年インターハイに出場経験を持つ強豪高校です。野球やラグビーとが強いという印象がありますが、サッカー部も神奈川県内では常に上位進出を果たしており、目標は全国制覇という高い志を掲げる強いサッカー部です。

サッカー部員はほとんどが普通部や中等部からの内部進学者で、スポーツ推薦選手はほぼいません。それでも慶応義塾高校サッカー部が強い理由は、恵まれた練習環境にあります。人工芝の素晴らしいグラウンドを使い、現役の慶応義塾大学サッカー部の学生コーチがチームの指導に加わるなど、他校ではなかなかできない練習を行っています。

神奈川 サッカーの強豪高校 第5位

厚木北高校

麻布大付 vs 厚木北[2014.11.1/全国高校サッカー選手権・神奈川県予選=準決勝]

国公私立 公立
所在地 神奈川県厚木市下荻野886
選手権 0回
インターハイ 出場1回
主なOB選手 岡崎亮平
厚木北高校サッカー部は、公立高校にもかかわらず、2003年にはインターハイに出場、2007年の選手権予選ではベスト4、2014年の選手権予選では準優勝、翌2015年関東大会に出場するなど、県予選では常に上位に名を連ねるだけではなく、関東や全国レベルの実力を持ち合わせる強豪高校です。厚木北高校サッカー部の練習施設は人工芝ではなく、土のグラウンドのため、決して恵まれた環境ではありません。

それでも強い理由は、常に強い相手と試合をしているからです。厚木北高校は高円宮杯でK2リーグという神奈川県の上位リーグに所属しており、いつも強豪チームを相手にしています。

高円宮杯Kリーグ
高円宮杯Kリーグとは、神奈川県のU18チームによるリーグ戦で、強さに応じてK1からK2、K3、K4まで4つのリーグに分けられています。全容は全国を東西に分けて実施するプレミアリーグを最高位とし、続いて全国を9地区に分けて実施するプリンスリーグ、さらにその下に都道府県別のリーグがあり、Kリーグは都道府県リーグにあたります。厚木北高校は都道府県リーグの2部ということで、それだけでも強豪チームが揃っています。

神奈川 サッカーの強豪高校 第4位

湘南工科大学付属高校

【得点シーン】湘南工大附vs桐蔭学園【2019年度全国高校サッカー選手権神奈川県予選準々決勝】

国公私立 私立
所在地 神奈川県藤沢市辻堂西海岸1-1-25
選手権 出場6回(4強2回)
インターハイ 出場7回(4強1回)
主なOB選手 福田正博/奥寺康彦/
湘南工科大高校サッカー部は、これまで選手権に6回出場して4強2回、インターハイには7回出場で4強1回という神奈川県の強豪高校の一つで、元日本代表のストライカーとして活躍した福田正博や、ドイツブンデスリーガで活躍した奥寺康彦が在籍していた名門です。

湘南工科大は、神奈川県内でも運動部の育成に特に力を入れていることで知られており、オリンピック選手も排出しています。サッカー部にも力を入れており、神奈川県内では常にベスト8以上に名を連ねる安定した強さを誇る強豪高校として知られています。

神奈川 サッカーの強豪高校 第3位

日本大学付属藤沢高校

日大藤沢高 vs 日大高[2013.5.11 / 関東高校大会・神奈川県予選=準決勝]

国公私立 私立
所在地 神奈川県藤沢市亀井野1866番地
選手権 出場4回(4強1回)
インターハイ 出場8回(準優勝1回)
主なOB選手 田場ディエゴ/鈴木健仁/高田栄二/有馬賢二
日大藤沢高校サッカー部は日大カラーのピンクのユニフォームが有名で、神奈川代表として全国高校サッカー選手権に4回出場、インターハイには8回出場し、2017年度には準優勝という優れた成績を残している名門高校です。そんな日大藤沢高校
サッカー部の強さの秘密は、人工芝で観客席がついたグラウンドを2つも持つという恵まれた練習環境と、サッカースタイル
にあります。

2017年のインターハイで準優勝した後から、トライアングルアクティブディフェンスという新たなサッカースタイルに取り組んでいます。一つの戦術にこだわらず、様々な戦術を取り入れて進化していく、それが日大藤沢高校サッカー部が強豪と呼ばれる所以です。

トライアングルアクティブディフェンス
トライアングルアクティブディフェンスとは、守備時に4-3-2-1のトライアングル型のフォーメーションでもポジションをとり、中央の密集地帯で相手を挟み込んでボールを奪い、距離感の近いパスワークやオープンサイドへの攻撃を仕掛けるスタイルです。

神奈川 サッカーの強豪高校 第2位

桐蔭学園高校

桐蔭学園高校サッカー部 選手権出場 MV 2018

国公私立 私立
所在地 神奈川県横浜市青葉区鉄町1614番地
選手権 出場9回(4強1回)
インターハイ 出場10回(優勝1回/4強2回)
主なOB選手 阿部祐大朗/戸田和幸/廣長優志/森岡隆三/山田卓也
桐蔭学園高校サッカー部は、これまで全国高校サッカー選手権に9回出場して4強1回、インターハイには10回出場し、全国制覇を1度経験している神奈川県の名門高校です。そんな桐蔭学園高校サッカー部が強い理由は、桐蔭学園中等部の存在と、これまで就任してきた数々の優秀な監督の存在があります。

桐蔭学園サッカー部の始まりは李国秀監督の就任とされ、優れた指導で全国大会の常連校に育て上げ、元日本代表の戸田和幸や森岡隆三など数多くのプロ選手を育成しました。その後もJリーグのベルマーレ平塚で活躍した山本富士雄監督、元ジェフユナイテッド市原の八城監督など優秀な監督が後任として指揮を執り、名門高校として君臨し続けています。

桐蔭学園の歴代監督
李国秀監督は平成元年度関東大会優勝、インターハイ、選手権に同校を初出場させた名将で、桐蔭学園からヴェルディ川崎の監督に就任しました。平成9年からは元ベルマーレ平塚の山本富士雄監督が就任し、現在俳優で作家の水嶋ヒロを擁し、選手権で初めてベスト4に導きます。そして平成23年にインターハイで初優勝を果たします。現在は元ジェフ市原の八城修氏が監督に就任しています。

神奈川 サッカーの強豪高校 第1位

桐光学園高校

【潜入取材】U-20日本代表FW西川潤 擁する桐光学園、悲願の日本一へ/インターハイ2019

国公私立 私立
所在地 神奈川県川崎市麻生区栗木3-12-1
選手権 出場11回(準優勝1回/4強1回)
インターハイ 出場13回(準優勝1回/4強2回)
主なOB選手 中村俊輔/井手口純/藤本淳吾/本田拓也/小川航基
桐光学園は、これまで全国高校選手権に11回の出場で準優勝1回、4強1回、インターハイには出場13回、準優勝1回、4強2回を誇る神奈川県の名門中の名門高校です。出身OB選手の中に元日本代表でファンタジスタと呼ばれる中村俊輔がいることでも有名です。

そんな桐光学園サッカー部の強さの秘密は、恵まれた練習環境と、元監督の佐熊裕和イズムの浸透にあります。グラウンドは全面人工芝でまるでスタジアムのような装いで、選手寮も完備されています。そして佐熊元監督は昭和57年から指揮を執り、中盤でのプレッシングでボールを奪い、カウンターにつなげるトータルフットボールを根付かせ、当時無名だった同校を強豪校へと導きました。

佐熊裕和監督
現役時代は本郷高校でインターハイ出場、日体大では新人戦優勝と得点王を成し遂げます。昭和57年から桐光学園で指導者の道を歩み始め、質の高い指導、育成手腕と勝利にこだわる指導方針を貫き、多くのプロサッカー選手を輩出してきました。

桐光学園のスタイルは正確な技術と判断が伴うクリエイティブなサッカーを目指し、無名だった桐光学園を全国有数の強豪高校に育て上げました。現在は新潟医療福祉大学サッカー部の指揮を執っています。

神奈川県のサッカーが強い強豪高校とは?

マンモス県と呼ばれる神奈川県の中で、最も強豪な高校は練習環境にも恵まれ、トータルフットボールという、元監督の佐熊イズムが浸透している桐光学園です。その桐光学園とライバル関係にあるのが、元Jリーガーの監督が豊富な経験と技術を注入する桐蔭学園です。

この2つの強豪に割って入ろうとしているのが、変幻自在な戦術を持ち、強豪高校にも対等な闘いを演じることができる日大藤沢高校です。

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