那須川天心の名言50選!関係ないっしょ気持ちっしょの元ネタや人生の語録を解説
「関係ないっしょ、気持ちっしょ」は、弱音を吐く友達に那須川天心が返していた名言です。キックボクシングで一度も負けなかった那須川天心は、ボクシングで井上拓真に初めて敗れた翌朝も「負けたからなんだ」と書きました。迷った時や負けた後に背中を押してくれる、那須川天心の名言50選です。
Writer
公式ライター Activel編集部
那須川天心は、キックボクシングでプロになってから一度も負けず、42戦全勝のままボクシングに移りました。弱音を吐く友達にいつも返していた「関係ないっしょ、気持ちっしょ」は、のちに自分の個展やラジオ番組の名前にもなっています。ボクシングでは井上拓真に2度敗れましたが、2026年10月には「ボクシングをやめて、今後は拳闘をしようと思います」と、判定に任せず倒しにいく戦い方への切り替えを宣言しました。父との特訓を振り返った言葉や、武尊に勝った夜の言葉、初めて負けた翌朝に書いた言葉まで、那須川天心の名言を、それが生まれた場面と一緒にたどっていきましょう。
那須川天心のプロフィール
那須川天心は、千葉県松戸市出身の格闘家です。5歳で空手を始め、16歳で RISE のバンタム級王者になり、キックボクシングではプロで一度も負けないまま42戦42勝を挙げました。2023年からはボクシングで戦い、2025年と2026年に井上拓真との世界戦に敗れています。
基本プロフィール
ボクシングの2敗は、どちらも井上拓真との世界戦です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1998年8月18日 |
| 出身地 | 千葉県松戸市 |
| 身長 | 165cm |
| 構え | サウスポー |
| ニックネーム | 神童 |
| キックボクシング | 42戦42勝(28KO) |
| ボクシング | 10戦8勝(3KO)2敗 |
| キックのタイトル | RISE バンタム級・RISE 世界フェザー級 |
| ボクシングのタイトル | WBO アジアパシフィック・バンタム級 |
| ボクシングの所属 | 帝拳ジム |
生い立ち・幼少期
那須川天心は5歳の時、父の弘幸さんに言われて、近所の極真空手の道場に通い始めました。自伝では、最初は道場から逃げ出していたと振り返っています。それでも父との練習を毎日続け、体重が倍もある同い年のライバルに勝つために、ステップを使って「当てさせずに、当てる」戦い方を身につけました。2009年、小学5年で極真空手のジュニアの世界大会で優勝し、同じ頃にテレビで見た K-1 WORLD MAX で、キックボクシングの華やかな舞台に心を動かされました。
キックボクシングからボクシングへ、2026年の「拳闘」までの歩み

那須川天心は、キックボクシングの団体 RISE を主な舞台に戦いながら、総合格闘技などの大会 RIZIN でも、総合格闘技やメイウェザーとの試合に出ました。キックボクシングの42戦に総合格闘技などの5戦を合わせると、ボクシングに移る前の戦績は47戦47勝です。
- 2014年7月: 15歳で RISE でプロデビュー
- 2015年5月: 16歳で RISE バンタム級王者
- 2018年6月: 初代 RISE 世界フェザー級王者
- 2018年12月: RIZIN でメイウェザーとエキシビションマッチ(1回 TKO 負け・戦績には入らない)
- 2021年4月: ボクシングへの転向を発表
- 2022年6月: キックの最後の試合で武尊に判定勝ち
- 2023年4月: ボクシングでデビュー
- 2024年10月: WBO アジアパシフィック・バンタム級王者
- 2025年11月: 井上拓真との WBC 世界バンタム級王座決定戦で判定負け
- 2026年4月: WBC の挑戦者決定戦でファン・フランシスコ・エストラーダに TKO 勝ち
- 2026年9月: 井上拓真との再戦で判定負け
- 2026年10月: 自分で開いた会見で、倒しにいく「拳闘」への切り替えを宣言
年表の TKO(テクニカルノックアウト)は、レフェリーなどが試合を止めて決まる勝ち負けです。ボクシングに移る前の47連勝にボクシングでの7連勝が続いて54連勝になりましたが、2025年11月の初めての負けで止まりました。2026年10月の会見の時点で WBC 世界バンタム級ランキングは3位で、次の試合に向けて、もう体を動かし始めています。那須川天心の体を作ってきた練習と食事は、那須川天心の筋肉とトレーニングの記事で詳しく紹介しています。
座右の銘
座右の銘に近いのは、那須川天心が大事にしている次の2つの言葉です。本人が「座右の銘」として挙げた言葉は、発信やインタビューの中には見つかりませんでした。
- 名前に込められた「天に心を持て」(父の弘幸さんが付けた名前の意味)
- 口癖の「関係ないっしょ、気持ちっしょ」(友達に返していた言葉)
「天心」という名前は、父の弘幸さんが付けました。19歳で出した自伝『覚醒』によると、「天に心を持て」という意味で、天のような大きな心を持ち、感謝の気持ちを忘れない人間になってほしいという思いが込められているそうです。那須川天心の座右の銘にいちばん近いのは、この名前に込められた「天に心を持て」です。
那須川天心の名言50選
那須川天心の名言には、口癖の「関係ないっしょ、気持ちっしょ」のほか、対戦相手が見つからなかったキックボクシングの時代に武尊へ呼びかけた言葉や、ボクシングで初めて負けた後の言葉、人生を「実験」と呼んだ言葉があります。負けを知らなかった頃の言葉と、負けを知った後の言葉を並べて読むと、同じ人がどう前を向いてきたかが見えてきます。
「関係ないっしょ、気持ちっしょ」の元ネタと使われ方
「関係ないっしょ、気持ちっしょ」の元ネタは、本人によると、「もうダメかもしれない」と言う友達に返していた言葉です。2024年4月の X では「ふざけてると思いましたよね?けどちゃんと意味があって言ってたんです」と書き、この言葉を名前にした個展を東京・大阪・福岡・名古屋で開きました(TEAM TENSHIN 公式の告知)。2025年4月に始まった本人のラジオ番組「那須川天心のかんきもラジオ」の「かんきも」も、この言葉の略です。いつ最初に言ったのかは、本人は話していません。
01「関係ないっしょ 気持ちっしょ」
— 2023年7月26日、本人の X で、この言葉だけを投稿
02「友達が何かの話で、いやもうダメかもしれないとか言ってくるんで、いやいや『関係ないっしょ気持ちっしょ』とずっと口にしていたら、それすごくいい言葉みたいに返されて。確かに、最終的には自分の気持ちが大切だよなってあらためて思ったというか。」
— 2024年のインタビューで、口癖が生まれたきっかけを聞かれて
03「ダサくても関係ないっしょ、気持ちっしょ」
— 2025年2月、ジェーソン・モロニーとの試合の前の公開練習で、髪形について
空手からキックボクシング時代、武尊戦までの名言
空手の道場から逃げ出していた子どもは、父との特訓で強くなり、15歳でキックボクシングのプロになりました。この時代の言葉には、父との日々を振り返った自伝の言葉や、メイウェザーに敗れた夜の「心には一生のこる」、対戦が決まらない武尊に「逃げも隠れもしない」と呼びかけた言葉があります。武尊に勝った夜には「ずっとさみしかった」と、相手のいなかった年月を振り返りました。
04「僕は『やらされること』が本当に嫌で、自分で選んで納得しないとやりたくないのは、昔からなのかもしれない。」
— 2017年12月に出した自伝『覚醒』で、5歳で空手を始めた頃を振り返って
05「僕がキックボクシングに魅かれたのは『華』があるからだった。」
— 同じ自伝で、小学5年でテレビの K-1 WORLD MAX を見た時を振り返って
06「どんなスポーツや仕事でも、正しい方法で何年も休まず努力をしていたら、いつか結果はついてくるのではないだろうか。」
— 同じ自伝で、神童と言われることについて
07「でも僕は、もう一度生まれ変わったとしても、また僕に生まれてきたいと思っている。」
— 同じ自伝で、父との特訓の日々を振り返って
08「ロッタン選手本当に強くて、試合に勝って勝負に負けたなと思いました、すみません」
— 2018年6月、初代 RISE 世界フェザー級王者になった試合の後に
09「人に心を伝えるのは難しいことです。明日、人に何かを伝えられる様な試合をしたいです」
— 2018年12月30日、メイウェザー戦の前日の Instagram で
10「エキシビションマッチなので、負けとはならないですけど。心には一生のこる。その気持ちを忘れずにこれからも頑張っていきたいと思っています」
— 2018年12月31日、メイウェザーに敗れた後の会見で
11「収穫はメイウェザー選手の技を盗めたかなと思います。やられたことは絶対忘れないんで、それを全部吸収して他の選手にやってやろうと思っています」
— 同じ日の会見で
12「なんとかなるさ 良い言葉ですよね、適当で自分次第な言葉 言葉の力、言霊は凄いと自分は思っています。」
— 2019年3月9日、本人の X で、メイウェザー戦の後の最初の試合の前日に
13「みなさんの声に応えるのが選手だと思いませんか。ボクは逃げも隠れもしない。」
— 2019年9月、RISE のトーナメントで優勝したリングの上で、武尊と K-1 の陣営に
14「格闘技って、やればやるだけ強くなりますし。やらなきゃやらないで弱くなりますし。自分が常に強くなっているってわかるから、モチベーションは下がらないですね。」
— 2020年9月、プロレスラーの清宮海斗さんとの対談で、連勝を続けても気持ちが落ちない理由を聞かれて
15「試合は練習の成果を出す場所というだけで、対戦相手が誰でも自分の気持ちは変わりません。」
— 2020年10月のインタビューで、海外の選手を呼べなかったコロナ禍の時期に
16「だって5歳から始めて、もう17年もやってるんですよ。ヤバくないですか?」
— 同じインタビューで、何歳まで戦いたいかを聞かれて
17「これは僕から始めた戦い。絶対に勝ちます」
— 2021年の大みそか、RIZIN.33 のリングで武尊に声をかけられて
18「僕が昔のK−1に憧れてキックを始めたように、子どもたちが今回の試合を見て『格闘技をやってみようかな』ってなってくれたらうれしいじゃないですか。かつて僕が与えられたものを、次は僕が残していくべきなのかなと思ったんです」
— 2022年6月、武尊戦の前のインタビューで、試合を受けた理由を聞かれて
19「今日勝って初めて自分で強いと思えました」
— 2022年6月19日、東京ドームで武尊に判定で勝った後に
20「ずっとさみしかった。やっと出会えたというか、この人に勝てば強いと認められると。戦わないで引退するのはマジで心残りがあった」
— 同じ日の試合の後、対戦相手が見つからなかった時期を振り返って
21「いろいろあったけど、最高のプレゼント渡せたと思う。最高の親孝行ができたと思う」
— 父の日だった同じ日、父の弘幸さんと抱き合って
22「武尊選手 ありがとうございました。 感謝しかないです 格闘技が大好きです みんな本当にありがとう。」
23「みんなが納得する形で、日本で最強をやっと証明できたので、自信を持ってキックボクシングを終われる。僕の第一章は終わり」
— 武尊戦の翌日の会見で
ボクシングに転向してから、井上拓真戦と「拳闘」までの名言
2023年4月にボクシングでデビューした那須川天心は、7連勝のあと、2025年11月に井上拓真に敗れてプロで初めて負けました。ボクシングを続けるかを聞かれると「こんなことで辞めないっすよ」と答え、2026年4月の再起戦で勝った夜には「勝つってこんな嬉しいんですね」と話しています。2026年9月の再戦にも敗れた後は、自分で開いた会見で、判定に任せず倒しにいく「拳闘」への切り替えを語りました。
24「第2章を皆で一緒に闘おう」
— 2023年1月15日、帝拳ジムでプロボクサーになる準備をしていると伝えた本人の X で
25「新人」
— 2023年2月4日、プロボクサーの新人テストの申込書の写真と一緒に、本人の X で
26「今回のこの試合はボクシングからの果し状だと思っています。しっかりと僕が勝って証明して、尊敬や覚悟を持ってボクシングと戦いたいと思っています。」
— 2023年2月、ボクシングのデビュー戦が決まった会見で
27「みなさんも何かしら戦っていると思うんです。毎日、誰にも見えないところで、できるところまでやる。それが本当に大事だと思います。」
— 2024年7月、ボクシングで初めて KO で勝った両国国技館のリングの上で
28「KOできないって言った人誰ですか?」
— 同じ試合の後、冗談めかして
29「大事な顔に傷つけやがって。顔で売ってるのに。」
— 2024年10月、ボクシングで初めてのタイトルを獲った試合の後に
30「ベルトが欲しいからやるじゃなくて強いからやる。ベルトがあれどなかれど強い。」
— 同じ日の会見で、日本人の世界王者と戦いたいかを聞かれて
31「モロニー選手俺を漢にしてくれてありがとう まだまだ強くなりたいです」
32「こっから始まるなみたいな感覚になりましたね。そうですね、そんな感じです。すごく人生おもろいなって思いましたね、率直に。」
— 2025年11月、井上拓真にプロで初めて負けた後のインタビューで
33「こんなことで辞めないっすよ。一切ないです。ダサいじゃないですか、負けてやめますみたいな。やり続けますよ、それが自分の生き方だと思いますから。」
— 同じインタビューで、ボクシングを続けるかを聞かれて
34「勝つってこんな嬉しいんですね」
— 2026年4月、ファン・フランシスコ・エストラーダに勝った再起戦の後に
35「一番強くて、一番かっこよくて、一番面白い、そして一番見たい俺が俺のことを信じている。だから大丈夫」
— 2026年9月、井上拓真との再戦の2日前の会見で
36「限界は感じていない。ダウンも取ったし、わからない。自分の中では負けた気がしていない。ボクシングで負けたって感じ。ポイントゲームで負けた。」
— 2026年9月27日、7回にダウンを奪いながら井上拓真との再戦に判定で敗れた後の取材で
37「戦いは終わっていません。あきらめない限り、戦いは続きます。僕は挑み続けます。負けたと言わない限り、勝っています」
— 2026年9月29日、出演を休んだ自分のラジオ番組に寄せたメッセージで
38「ボクシングをやめて、今後は拳闘をしようと思います。あらためて戦いというものが必要なんだと思いました。」
— 2026年10月19日、YouTube の企画として自分で開いた「非公式会見」で
39「まずはキックボクサー、ボクサー、総合格闘家の前に人間。人間・那須川天心としてキックボクシング、総合格闘技、ボクシングに挑戦しているというのがある。競技者の前に人間だから。」
— 同じ会見で、「ボクシングで負けた」の真意を聞かれて
人生と挑戦について語った名言
那須川天心は、人生を「挑戦の連続」や「実験」という言葉で語ってきました。2021年12月に出た那須川天心の語録『天心語録』には75の言葉が集められ、出版社の紹介には「強いからって別に偉いわけじゃない」が掲げられています。井上拓真に初めて負けた翌朝の X に書いた「負けたからなんだ」も、「人生実験です」という言葉で続いていました。
40「何かでつまずいたり 立ち直れなかったり いろんな事がある 人生だから」
— 2018年8月29日、本人の X で
41「挑戦って 人生を 楽しくさせてくれます」
— 2021年4月10日、ボクシングへの転向を発表した日の夜の本人の X で
42「人生は挑戦の連続だ 挑戦しなければ失敗は無いけど成功もない 挑戦のハードルは低くていい」
— 2021年12月25日、本人の X で
43「夢は言葉にすると現実になりやすい。」
— 2021年9月、雑誌の取材で、夢を口にする少年マンガの主人公に共感すると話して
44「強いからって別に偉いわけじゃない」
— 2021年12月に出した本『天心語録』の紹介で、出版社が最初に掲げた言葉
45「失敗っていう言葉をつくった人が悪い(笑)。失敗しないと成功しないんだから。」
— 2024年のインタビューで、悩んでいる人に向けて
46「負けたからなんだ 何も変わる事なんてないよ 人生実験です 挑戦し続けます」
47「誰かを負かしたい訳じゃない。ただ自らの高みへ昇りたい、出逢いたい。まだ見ぬ自分の姿に。」
48「本当に頑張っている人は自分で頑張ったとは言わない」
49「コツコツ続けられるのもセンス」
50「負けがあるからどんな人も強くなれる」
井上尚弥やモハメド・アリなど、ほかのボクサーが残した言葉は、ボクシング選手の名言100選にあります。
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