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那須川天心の筋肉が凄い!立ち技無敗チャンプのトレーニングと食事の秘密

那須川天心の筋肉が凄い!立ち技無敗チャンプのトレーニングと食事の秘密

那須川天心は鍛え抜かれた筋肉から繰り出す得意技の左ストレートを武器に47戦47勝と無敗で「キックボクシング史上最高の天才」と呼ばれている選手です。トレーニングでは、瞬発力を高めるため那須川天心さんが独自で編み出したジャンプ腕立て伏せや高速バービージャンプで切れのある筋肉を付けています。

2024.04.02 格闘技

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公式ライター
hiro0716

元体育会系でWEBライターのhiroです。大学卒業までの10年間、陸上競技に打ち込んでいました。今もフルマラソンを走ったりと健康の為に運動を続けています。筋トレやトレーニング方法、食事管理などスポーツ経験者としての知識も提供可能です。また、スポーツ観戦も大好きですので、様々なスポーツの魅力を伝えていければと思います。


那須川天心のプロフィール

名前 那須川天心(なすかわてんしん)
生年月日 1998年8月18日
出身地 千葉県松戸市
得意技 左ストレート
戦績 47戦47勝(32KO)
タイトル RISEバンタム級王者(2015年)
ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者(2016年)
RIZIN KICK ワンナイトトーナメント優勝(2017年)
初代RISE世界フェザー王者(2018年)
目標 誰からも尊敬されるチャンピオンになる

那須川天心は、16歳の若さでプロデビューしてから47戦47勝と無敗記録を持ち32KOとKO率の高さから「神童」や「キックボクシング史上最高の天才」と言われている人気キックボクシング選手です。父親の教育で5歳から始めた極真空手では小学5年生で世界ジュニアのチャンピオンに輝き、プロデビューした16歳で史上最年少のRISEバンダム級王者に輝いています。

得意技は左ストレートで、高速で繰り出すパンチは「ライトニング・レスト」と呼ばれています。

那須川天心の身長・体重・体脂肪率

身長 165cm
体重 56.8kg
体脂肪率 非公開

那須川天心の身長は、165cmで日本の成人男性の平均身長171cmよりも低く体重も56.8kgと165cmの標準体重の59.9kgよりも軽い小柄なキックボクシング選手です。リーチのある高身長な選手が活躍しやすいキックボクシングで小柄な那須川選手が活躍できる理由は、攻撃を受けないスピードを活かしたディフェンス力の高さと強靭な身体から繰り出す「左ストレート」の強さです。

那須川天心のキックボクシングでの階級

競技団体 階級 体重
ムエタイ スーパーバンダム級 55.33kg以下
ムエタイ フェザー級 57.15kg以下
RISE バンダム級 55kg以下
RISE フェザー級 57.5kg以下
RIZIN 無差別級
総合格闘技 フライ級 56.7kg以下

那須川天心のキックボクシングの階級は、体重55kgのバンダム級と体重57kgのフェザー級で本人もキックボクシングではフェザー級がメインで戦ってきたと語っています。バンダム級では世界王者に2回輝き、フェザー級でも世界王者に2回と数々の世界タイトルしている選手です。

無差別級のRIZINでは、62kgの那須川天心に対して75㎏と13kgもウエイトが重いHIROYA選手とスペシャルマッチを行いKOはしていませんがダウンを奪っています。

那須川天心の凄すぎる筋肉を画像でチェック

那須川天心の筋肉は、キックボクシングで攻撃の要となる上半身の筋肉と軸足の安定や軽快なフットワークに必要な下半身の筋肉がバランスよく鍛えられています。減量中は、体の水分が少なくピークに体が絞られていて腹筋がバキバキに割れた凄い筋肉姿を見ることが可能です。

試合前には、漫画「グラップラー刃牙」の主人公が見せるトリケラトプス拳のポーズで背中の僧帽筋や広背筋が鍛えられたかっこいい姿を見せてくれます。

那須川天心の腹筋の凄さがわかる画像

那須川天心の腹筋は、筋肉繊維の約8割と言われる水分が減量で絞られているため、無駄のないきれいに6つに分かれた腹直筋と脇にある腹斜筋が鍛えられ引き締まっています。キックボクシングでの腹筋は、相手選手のボディーブローを受けるディフェンスの役割とパンチやハイキックを繰り出すときの軸となる体幹になるため必要不可欠な筋肉です。

2021年RISEの志朗戦では4年ぶりに適正階級と言われている55kg級での戦いとなりキレッキレの肉体美を見せています。

那須川天心の背中の筋肉の凄さがわかる画像

那須川天心の背中の筋肉は、腕を引くときに使われる広背筋やパンチ力に影響する肩甲骨を動かす僧帽筋がムキムキに鍛えられています。ボクシングはパンチを打って終わるスポーツではなくジャブやボディブローと連打でパンチを繰り出したり、打った後に素早くガードするときの腕を引くスピードが重要です。

那須川天心は、コンビネーションや連打とスピードを活かしたキレのある攻撃が持ち味で腕を引き付ける鍛え抜かれた背中の筋肉が強さの秘訣です。

那須川天心の腕の筋肉の凄さがわかる画像

那須川天心の腕の筋肉は、2019年RIZINで対戦した所英男選手と比べると上腕二頭筋の力こぶの盛り上がりが大きく、肥大しやすい速筋が鍛えられています。速筋は、収縮力が強く腕の曲げ伸ばしに作用する上腕二頭筋の瞬発力を高める筋繊維でライトニングレフトと呼ばれる那須川天心の得意技に必要な筋肉です。

那須川天心の下半身の筋肉の凄さがわかる画像

那須川天心の下半身の筋肉は、2018年に対戦したロッタン選手と比べると軸足を支える腓腹筋の筋が浮き上がり引き締まっています。那須川選手は、ムエタイ王者のロッタン選手との初代RISEフェザー級王座を掛けた対戦前に、蹴り技強化の目的で2017年にアジア最大の「EVOLVEジム」へ武者修行に向かいました。

ムエタイのレジェンド選手がいる中で、蹴り技のスピードや命中率アップのために鍛えた下半身は大腿四頭筋が盛り上がり蹴り技でブレない体を身に付けています。

那須川天心が実施しているトレーニング3選

那須川天心が実施しているトレーニングは次の3つです。

・プライオメトリックトレーニング
・ラダートレーニング
・ストレッチ

キックボクシングでは、瞬発系の動きが重要で那須川天心は筋肉を肥大させるウエイトトレーニングではなく瞬発系が鍛えられるプライオメトリックトレーニングやラダートレーニングを意識して取り組んでいます。鍛えるだけではなく怪我の予防や、しなやかな攻撃を出すために重視しているトレーニングはストレッチです。

プライオメトリックトレーニング

難易度 ★★★★☆
疲労度 ★★★☆☆
効果 瞬発力の向上
頻度 週2~3回

プライオメトリックトレーニングは、パンチを出した後に素早く戻す一連の動作に必要な「伸長反射」が鍛えられる筋トレで格闘技には必要なトレーニングです。伸ばした筋肉を一気に収縮することで筋トレでは高めることのできない瞬発力が鍛えられます。

那須川天心は、瞬発力を高めるためにジャンプ腕立て伏せやバービージャンプ、スプリットジャンプとトレーニングにジャンプを取り入れる練習が多く筋力だけではなく瞬発力を高めています。

ラダートレーニング

難易度 ★★☆☆☆
疲労度 ★★☆☆☆
効果 瞬発力UP・動作スピードUP
タイミング トレーニング前のアップ

ラダートレーニングは、地面に置いたはしごのマス目を素早くステップさせることで格闘技に必要なフットワークや細かいステップで使う足の動きが鍛えられるトレーニングです。視覚的情報を脳に送り脳からの指令を正確で俊敏に筋肉へ伝えるトレーニングでリズムやテンポ、動作スピードの向上に繋がります。

那須川天心は、細かな足のステップを瞬時に判断し無意識で動ける体作りを目指してラダートレーニングを取り入れています。

ストレッチ

静的ストレッチ 動的ストレッチ
方法 反動を付けずにゆっくりと伸ばす 体を動かしながら筋肉や関節を伸ばす
タイミング 就寝前・運動後 起床後・運動前
効果 リラックス・クールダウン 体温・心拍数UP

ストレッチは、筋肉の柔軟性を養うことで怪我の予防につながるだけではなく柔軟な筋肉にすることで瞬発力を高める効果があり格闘技では重要なトレーニングの1つです。那須川天心は、ストレッチを重要視し練習前だけではなく練習後や就寝前に30分以上の入念なストレッチを取り入れています。

那須川天心の練習メニュー3選

那須川天心が格闘技の練習で取り入れてるメニューには次の3つがあります。

・ジャンプ腕立て伏せ
・バービージャンプ
・ヒップスラスト

那須川天心は、コロナ禍で在宅が多い中での運動不足を解消するために100日間継続すると那須川天心の身体が手に入る「100日後に那須川天心」の動画をSNSで配信し、動画ではジャンプ腕立てやバービージャンプは複数種類のやり方で紹介しています。

ジャンプ腕立て伏せ

難易度 ★★★★☆
筋トレ効果 ★★★★☆
効く部位 大胸筋・上腕三頭筋・三角筋
セット回数 8~12回×3セット

ジャンプ腕立て伏せは、腕立て伏せで腕を上げる際に大きくジャンプする練習で大胸筋と上腕三頭筋が鍛えられるトレーニングです。ジャンプ動作と着地で大胸筋と上腕三頭筋に掛かる負荷が大きく、パンチを出すとき必要な肘を伸ばす動作に効果的でパンチ力の向上に繋がります。

那須川天心は、重りを使った筋トレではなく自重を活用した練習を心がけていて驚異的なパンチスピードとパンチ力を高めるためにジャンプ腕立て伏せを取り組んでいます。

バービージャンプ

難易度 ★★☆☆☆
筋トレ効果 ★★★☆☆
効く部位 大腿四頭筋・ハムストリング
セット回数 30回×3セット

バービージャンプは、立った状態から腕立て伏せの姿勢となり立ち上がる際にジャンプする体全体を使う練習で瞬発系と敏捷性を高めるプライオメトリクストレーニングです。連続30回のバービージャンプは、筋力を鍛えながら有酸素運動ができる練習で格闘技に必要なスタミナUPが期待できます。

那須川天心は、自身の強みであるフットワークやパンチ、コンビネーションの脅威的なスピードを鍛えるために超高速のバービージャンプを練習に取り入れています。

ヒップスラスト

難易度 ★★★☆☆
筋トレ効果 ★★★☆☆
効く部位 大臀筋・ハムストリング・大腿四頭筋
セット回数 8~10回×3セット

ヒップスラストは、バーベルを足の付け根に乗せてお尻を持ち上げる筋トレで、大殿筋、ハムストリング、大腿四頭筋とキックボクシングの攻守に欠かせない下半身の筋肉が鍛えられます。キックボクシングでは、お尻の大殿筋と太ももにあるハムストリング、大腿四頭筋を鍛えることで体の重心を安定させてパンチを踏み込むときや蹴り技のときに軸足を安定させることが可能です。

那須川天心の筋肉を作る食事習慣

那須川天心の筋肉を作る食事習慣は、できるだけ自炊を心がけ必要な栄養素を取り入れるためにアスリート弁当やプロテインを活用しています。試合前の減量では、鶏むね肉を中心に摂取していますが、たんぱくな味で飽きやすいため低温調理器具を活用し家でもレストランで食べる食事を味わえる調理器具を取り入れたり、バランスの取れたマッスル弁当を取り入れたりと食生活の中でも無理なく減量ができる方法を取り入れています。

那須川天心おすすめのアスリート弁当

マッスルデリ栄養素(1食分)
目的 カロリー タンパク質 糖質
女性ダイエット用 350~450kcal 30g以上 35g以下
男性ダイエット用 450~550kcal 35kg以上 55g以下
増量用 550~750kcal 50g以上 75g以下

那須川天心おすすめのお弁当は、高たんぱく・低カロリーと身体作りをしている人に最適な栄養を提供するマッスルデリのアスリート弁当です。メニューは、50種類以上と豊富で低糖質や低脂質の目的に合ったメニューを選ぶことが可能で1食の食事が550キロカロリー以下と手軽に食事管理ができます。

電子レンジで温めるだけでバランスの良い食事が手軽に摂取でき那須川天心さんだけではなく卓球の水谷隼さんも試合前の食べ物におすすめします。

那須川天心の減量中の食事習慣

冷やし干し芋100gあたりの栄養素
カロリー 303kcal
食物繊維 5.9g
糖質 66g
カリウム 980mg
2.1mg
効果 便秘改善、ダイエット

那須川天心の減量中の食事習慣は、トレーニング後に回復効果が期待できる糖質も取れダイエット効果のある冷やし焼き芋を食べることです。焼き芋は、冷やすことで「レジスタントスターチ」と呼ばれる吸収されにくい糖質摂取が可能となり、芋に含まれる食物繊維が腸活効果も高めてダイエット効果が期待できます。

那須川天心さんは、「期間を掛けて減量すること」を心がけていて無理な減量をせずにおいしい食事をしながら節制を意識しています。

那須川天心が愛用する調理家電





BONIQ

低温調理器 BONIQ 2.0

定格電力:100V(50-60Hz)
消費電力:1000W
重量:約1kg
電源コード長:約1.5m

那須川天心が愛用する調理器具は、鍋に張った水の中に入れておくだけで食材に合わせた湯煎ができプロレベルの料理が作れる低温調理器の「BONIQ」です。BONIQは、食材のたんぱく質を破壊しない低温料理で食材が一番おいしく仕上がる温度で食材を加熱できます。

那須川天心さんは、減量中に食べる鶏むね肉や馬肉の低糖質料理をおいしく食べることができると量中に革命が起きた」とテレビ番組で紹介もしています。

那須川天心がおすすめするサプリメント




MUSCLETECH

CLEAR MUSCLE HYPER

HMB遊離酸サプリメント(カプセルに封入した液体HMB)
プロアスリート、ハードトレーニーは1日8~9粒
それ以外の方は1日に等間隔で4~5粒

那須川天心がおすすめしているサプリメントは、筋肉の発達と超回復効果のあるHMBが含まれているマッスルテックの「クリアマッスルハイパー」です。カプセルに入った液体状HMBは、吸収速度が速く超回復の効果があり、日本国内製造と安心できる製品になります。

那須川天心さんも3日間続いていた筋肉痛が1日で回復したと絶賛し「那須川天心のカラダはクリアマッスルハイパーでできている」と語り同業には教えたくないサプリメントと語っています。

那須川天心の筋肉はフィジカルトレーニングの賜物

那須川天心の筋肉は、重りを使わず自重を使った瞬発力を高めるプライオメトリックトレーニングや柔軟な筋肉を作るストレッチとフィジカルトレーニングの賜物です。那須川天心は、2018年に行われたRIZINでボクシング元5階級制覇王者のメイウェザー選手と対戦では、5kg以上の体重さとキック禁止のボクシングルールで戦いが話題となり強い選手に立ち向かうかっこいい姿を見せてくれています。

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