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降水量5mmはどのくらい?雨量が自転車や釣り・キャンプなどに与える影響とは?

降水量5mmはどのくらい?雨量が自転車や釣り・キャンプなどに与える影響とは?

降水量5mmの雨は地面が濡れて水たまりができ、傘の使用が必須になるレベルの雨量です。降水量5mmの雨が降ると道路や岩場など滑りやすい場所が増えて危険が伴うため、釣り・キャンプは中止や延期の検討がおすすめです。自転車での外出は、通勤・通学などの必要最小限の利用にしましょう。

2024.04.02

降水量5mmとは?

降水量とは、一定時間に降った雨が流れずにそのまま溜まった場合の水の深さのことです。天気予報の降水量は、雨がどのくらい降るかの気象庁による予報を知ることができます。

気象庁の予報はコチラ!

降水量5mmの定義

降水量とは、1時間や10分などの一定時間に降った雨が流れずにそのまま溜まったときの水深で、雨がどれくらい降るかを表します。降水量の単位にはmmを使用し、読み方はミリメートルまたは省略してミリです。気象庁による天気予報の降水量は1時間の雨量を表し、降水量5mmは1時間に降った雨がその場で溜まると水深が5mmになります。降水量5mmの目安は、1平方メートルの広さに1時間で5リットルの雨が降ります。

降雨量と降水量の違い

降水量 ・大気から降下する全ての水の量を測定
・雨、雪、あられ、ひょうなどが対象
降雨量 ・大気から降下する雨の量のみを測定
・雪、あられ、ひょうなどは対象外

降水量は雨だけでなく、雪・あられ・ひょうなどの大気から降下する水を全て含む一定時間にたまった水の深さです。雪やあられ、ひょうは、固体を溶かして液体にしてから水深を測ります。 降雨量は一定時間に降った雨のみを対象に、たまった雨水の深さを表します。

降水量5mmの強さの目安

降水量 強さの目安 体感の目安
1mm未満 小雨 注意しないと気付かない
1~3mm未満 弱い雨 ポツポツと降る
地面が少しぬれる
3~10mm未満 普通の雨 地面が完全にぬれる
水たまりができる
10~20mm未満 やや強い雨 ザーザーと降る
雨で話し声が聞こえにくい
20~30mm未満 強い雨 土砂降り
側溝や川から水があふれる
30~50mm未満 激しい雨 山崩れ、がけ崩れの発生
雨が道路を川のように流れる

降水量5mmの雨の強さの目安は、いわゆる本降りと呼ばれる普通レベルの強さです。外出には傘が必要であり、室内から見ても雨が降っている様子がハッキリとわかります。

降水量5mmと日常生活への影響

降水量5mmの雨が降ると、外出には傘が必要となり地面にできた水たまりをよけて歩くことになります。視界が傘と雨で遮られるため歩行者や自転車とぶつかりやすく、周囲の状況に注意して歩く必要があります。晴天時より移動に時間がかかるため、早めの行動を心がけましょう。

歩く人

降水量5mmの降雨になると、道路は完全にぬれて所々に水たまりができ始めます。歩くと靴や足元がぬれるため、長靴や防水タイプの靴での外出がおすすめです。階段やタイル貼りの地下道、店舗の出入り口など滑りやすい場所が増えるため、パンプスや革靴などの滑りやすい靴は避けましょう。急いで歩くと滑って転倒したり、人とぶつかったりしてトラブルを招きやすいため、早めの出発が大切です。

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傘の使用

降水量が5mmの雨になると、外出時は必ず傘が必要です。傘をさしても足元やかばんがぬれるレベルで雨が降るため、折りたたみタイプや小さめの傘は避けるほうがベターです。傘を使用すると視界が狭くなり、自転車や歩行者同士でぶつかる可能性があるため注意しましょう。

レインコートの使用

降水量5mmの雨になると傘をさしても手荷物や洋服の一部が濡れるため、長時間の徒歩や荷物が複数ある場合はレインコートの使用がおすすめです。通勤や通学で自転車に乗る人は、レインコートやポンチョが必要です。傘をきちんとさせない小さな子どもは、レインコートでお出掛けさせましょう。

降水量5mmと乗り物への影響

降水量5mmの雨になると道路は滑りやすく視界が悪くなるため、いつも以上の安全運転が必要です。自転車やバイクは転倒しやすくなるため、通勤や通学などの必要最小限の利用が理想といえます。

自転車

自転車の利用は危険が伴うため、なるべく控えましょう。自転車を利用する場合は、レインコートやポンチョの着用が必要です。雨でぬれたマンホールの鉄板や道路の白線、排水溝の金網上など、滑りやすい場所が増えるため自転車での慣れない場所の移動は避けましょう。自転車が通る道路の端には雨で流れてきた小石やガラス片がたまり、タイヤはパンクする可能性が晴天時に比べ高くなります。

バイク

路面が雨でぬれているとブレーキや急発進、コーナリングしたときに滑り、バイクと一緒に転倒するリスクが高くなります。ヘルメットのシールドは雨や自動車が巻き上げる雨水で水滴が付着し、湿度の高さから曇って視界が悪くなります。歩行者や自転車に気づきにくくなるため、事故を招きやすいです。

自動車

雨の日は晴れた日より事故が起こりやすく、自動車は通常よりスピードを落とし慎重な運転が必要です。降水量5mmの雨ではワイパーを連続稼働させてもフロントガラスに水滴が付着し、高い湿度のせいでガラスが曇り視界は悪化します。路面がぬれると自動車の停止距離が通常と比べ長くなるため、車間距離を広めにとり早めにブレーキを使用しましょう。

飛行機

降水量5mmの雨が飛行機の運航に影響を及ぼすことは、基本的にはありません。ただし、雨が原因で霧が発生して視界が悪くなると、欠航やダイヤの乱れが生じることがあります。降水量5mmの雪が降ると、降水量だけでなく滑走路の状況や飛行機の着氷などを総合的に考慮した運航の判断が必要です。空港により除雪作業の能力に違いがあり、雪の場合は各空港で影響が異なります。

降水量5mmとスポーツへの影響

陸上競技の大会やサッカーの試合などは降水量5mmの雨の中でできますが、体がぬれて冷えたり、滑ってけがをしやすくなったりするため注意が必要です。

運動会

当日に降水量5mmの雨が降っている場合は、運動会は中止になる可能性が高いです。 開始時刻までに雨が降らなければ運動会の開催は可能ですが、途中で雨が降り始めると中断または中止になります。気象庁の天気予報が雨の場合は、事前に学校からの中止情報の伝達方法などを確認しておきましょう。

陸上競技

陸上競技の大会は、降水量5mmの雨が降っても開催されます。小雨程度の降り方では成績にほとんど影響ありませんが、降水量が5mmになるとグラウンドは滑りやすくなり、短距離走などの競走競技のタイムは遅くなることがあります。雨でぬれると体が冷えるため、あたたかい飲み物や着替え、ぬれたウェアを入れるビニール袋などの用意が必要です。

球技(野球・サッカー)

サッカー 決行
プロ野球 中止の場合あり
高校野球 中止の場合あり
草野球 中止の可能性が高い

降水量5mmの雨が降っている場合は、土のグラウンドでプレイする草野球は中止の可能性が高いです。試合開始までに降雨がない場合はプレイは可能ですが、試合途中で雨が降り始めると中断され、降雨が続くと審判の判断で試合中止になることがあります。サッカーは雨天決行が基本であり、降水量5mmの雨が降っても試合は開催されます。

ゴルフ

降水量5mmの雨の日のゴルフを楽しむには、雨対策とある程度のゴルフスキルが必要です。初心者や雨が苦手な人は中止や延期の検討をおすすめします。降水量5mmの雨が降ってもレイン用のウェア・キャップなどの雨対策をするとプレイは可能ですが、慣れてないと動きにくく飛距離が短くなるなどの影響があります。 雨水を含んだバンカーは砂が固まり脱出には相応のスキルが必要であり、いつもより低スコアになりがちです。

降水量5mmとアウトドアへの影響

降水量5mmの雨の中でも釣りやキャンプは可能ですが、ある程度の経験や熟練度がないと事故やトラブルを引き起こす可能性が高いため中止の検討がおすすめです。マリンスポーツは降水量5mm程度の雨の中でも、雷や強風がないときは楽しむことができます。雨の中の登山は危険を伴うため、中止がベストです。

釣り

降水量が5mmの雨の日の釣りは、レインウェアを着ても顔や手がぬれてストレスを感じる人が多く、控えるほうがよいです。レインウェアを着用しての釣りは、慣れない初心者には視界の狭さや動きづらさが気になります。雨でぬれた岩場や堤防、船の上は非常に滑りやすいため、転倒してけがをする可能性が晴天時より高くなります。

キャンプ

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降水量が5mmの雨では、キャンプは中止したほうが安全です。キャンプで長時間滞在するあいだに雨が降り続けると土地の雨水の吸収が追い付かなくなり、傾斜に沿って雨水が流れ始めます。雨水がテントの中に浸入することや、地盤が緩んでいる場所ではがけ崩れを引き起こす恐れがあります。地面が水で柔らかくなると、泥はねで足元やテントが汚れたりペグが抜けたりと、トラブルが発生しがちです。

登山

気象庁の天気予報で降水量5mmの雨が降るとされている場合は、登山は中止を検討しましょう。降水量5mmの雨が降ると山では霧が発生する確率が高く、視界が非常に悪くなり道に迷う可能性があります。足元は滑りやすくなり、転倒や滑落の恐れがあり危険です。

マリンスポーツ

マリンスポーツは風や波がひどくなければ、降水量5mmの雨の日も楽しむことができます。ただし雷に注意が必要であり、雷が鳴っているときや気象庁から雷警報が出ているときは中止しましょう。海の透明度は晴天時より劣りますが、日焼けをしたくない人には、雨の日のマリンスポーツはおすすめです。

降水量5mmがイベント・レジャーへ与える影響

降水量が5mmの雨の日でもテーマパークや遊園地は営業していますが、屋外アトラクションの多くは運転休止になります。屋内アトラクションを楽しむ目的であるならば、晴天時より混雑の少ない場合が多くおすすめです。

テーマパーク・遊園地

降水量が5mmの雨の日は、テーマパークや遊園地の屋外アトラクションは安全を考慮して運転休止とすることが多く、室内アトラクションの利用が中心になります。例えば東京ディズニーランドは、室内のアトラクションが全体の4分の3を占めるため雨の日でも楽しめます。利用したい屋外アトラクションがある場合は、雨の日の運転状況を事前にホームページで確認しておきましょう。

花火大会

花火大会は荒天の場合中止とする大会が多く、雷警報や注意報がないと降水量5mmの雨の中でも開催される可能性が高いです。花火大会に関しては、法律である程度の中止基準が定められています。

※法律による中止の基準
・大雨警報、洪水警報または注意報が発令されている
・雷注意報の発令や落雷の恐れがある
・暴風警報の発令や強風が10分間以上継続する

ただし、主催者側が観覧者の安全確保ができないと判断した場合は、中止されることがあります。

降水量5mmは傘をさしても濡れる本格的な雨

降水量5mmの雨は、傘をさしても足元やカバンなどがぬれる本格的な雨です。自転車やバイクでの移動はできるだけ控え、利用する場合はスピードを落とし安全に注意して運転しましょう。レジャーやアウトドアは中止して、晴れた日のお出掛けがおすすめです。

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