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降水量15mmはどのくらい?雨量が自転車や釣り・キャンプなどに与える影響とは?

降水量15mmはどのくらい?雨量が自転車や釣り・キャンプなどに与える影響とは?

降水量15mmとは、周りの音が聞き取りにくく、普通の靴では足元が濡れるほどザーザー降る状態で、気象庁の天気区分ではやや強い雨に分類されます。降水量15mmでは降雨で1m先の対象物が見えなかったり、50cm先が確認できないほど川や海の中が濁ったりし、釣りやキャンプは中止が賢明です。

2024.04.02

降水量15mmとは?

降水量15mmとは、野外の地面に容器を設置したら1時間に15mmの深さの水分が溜まる雨の量を指します。

降水量15mmの雨は、気象庁の天気区分でやや強い雨に該当し、ザーザーと音を立てて降ったり時間帯により降雨で視界不良が起こったりするほど強く、雨具の利用が必須となります。ただし大雨や洪水の注意報は、1時間雨量が30mm以上で発令されること多く、降水量15mmの雨では該当しないことが一般的です。

降水量15mmの定義

降水量15mmとは、一定の時間内に地上に降った水分の量が1平方メートルあたり15mmであることを指します。「1分間に15ミリ」のように期間の指定がなく、ただ「降水量15mm」と表現されている場合は、一般的に1時間あたりの降水量が15ミリであることを示すことが多いです。

降水量は気象庁の正式な気象用語の1つで、雨がどのくらい降ったかを表す降雨量と、雪がどれくらい降ったかを表す降雪量の総称となります。

降水量15mmの雨の強さ

降水量15mmの雨の強さは、気象庁の雨の強さと降り方の区分によれば、やや強い雨に該当します。降水量15mmの雨はザーザーと目にみえるほどの雨で、地面一面に水たまりができたり、雨が地面に跳ね返ることで足元が濡れたりし、屋内にいる場合も雨音で人の話し声が聞き取りにくい状況です。

気象庁の区分では降水量20mm以上でどしゃ降りですが、降水量15mmの雨でも、どしゃ降りのかなり激しい雨と感じられます。

降水量15mmと警報・注意報

気象庁が発令する雨関係の警報と注意報の目安
警報・注意報 予報の目安
大雨注意報 ・雨量が平地で70mm/日、山地で100mm/日以上
・雨量が40mm/3h以上かつ20mm/h以上で
総雨量が50mmを超えるとき
大雨警報 ・雨量40mm以上かつ総雨量100mm以上
・3時間で降水量70mm以上
・雨量が平地で150mm/日、
山地で200mm/日以上の
洪水注意報 ・降雨量30mm以上
・降雨量50mm/3h以上
・100mm/日以上
洪水警報 ・降雨量40mm以上かつ総雨量100mm以上
・70mm/3h以上
・雨量が平地で150mm/日、
山地で200mm/日以上のとき

降水量15mmの雨が降ったとき、大雨注意報や警報、洪水注意報、警報が発令されることは基本的にありません

気象庁が雨のみで注意報や警報を発令する目安は、1時間の雨量が30~40mm以上のときで、15mmの降水量とは大幅に異なります。ただし15mm以上の雨が10時間以上連続して降り続いた場合には、災害が予想される地域で洪水注意報や警報が発令されることもあるため、天気予報をこまめに確認することが大切です。


降水量の測定方法

降雨量の測定には、円状や漏斗状をした降水物測定専用の雨量計を野外の開けた場所に設置し、一定時間内の降水物の量を測る方法がとられています。

気象庁では、シーソーのような仕組みの転倒ます型雨量計を自動化された気象観測システムのアメダスと組み合わせて用いているため、雨量計のデータを自動的に収集することが可能です。アメダスは、日本国内の約17km四方に1か所の密度となる約1,300地点に設置されています。

降水量と降雨量の違い

用語 含まれる降水物
降水量 雨、雪、あられ、みぞれ、ひょう、凍霜
氷雨、霧、霧雨
降雨量

降水量と降雨量の違いは、含まれる降水物の違いにあり、降水量には雨や雪をはじめ地上に降る水分すべてが含まれます。一方、降雨量に含まれる降水物は雨のみで、気象学的に厳密に分けると霧雨や氷雨も含みません。

また降水量の場合、期間を指定せず「降水量15mm」とのみ言ったならば1時間あたりに降った量を指しますが、降雨量の場合「降雨量15mm」は24時間で降った量を指すことが一般的です。

降水量15mmと日常生活への影響

一般的な雨と降水量15mmの雨が日常生活に与える影響の違い
3mm(本降りの雨) 15mm(やや強い雨)
使えば濡れない 使っても荷物が濡れる
スニーカー・革靴 歩き方、歩く場所に
気を付けるならば問題なし
靴内が浸水し靴下が濡れる
道路のアンダーパス 普段通り走行できる 浸水で通行止めの可能性あり
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降水量15mmの雨は、傘を使用しても手荷物が濡れたり、降雨が路面で強く跳ね返り足元が濡れることでスニーカーや革靴の靴内まで浸水したりし、3mm弱の一般的な雨よりも歩いての外出や荷物の移動といった日常生活に与える影響が大きくなります。

街中では、道路のアンダーパスが流れ込んだ雨水で冠水し通行止めになる可能性があり、公園やバス停の屋外のベンチは、小さな屋根がある場合も座面が濡れて座れないことが多いです。

歩行者に降水量15mmが与える影響

対象者 安全度 状態
乳幼児 × ・雨が傘や合羽にたたきつけらる
・路面の雨水に足元を取られたりする
子ども ・歩行は可能
・雨具を使用しても手足や荷物がびしょ濡れ
・降雨や雨具に視界を遮られる
・雨音で周囲の音が聞き取りにくい
一般の大人 ・雨具を使用しても手足や荷物がびしょ濡れ
高齢者 ・歩行は可能
・地表の水層に足元を取られやすい。
・雨音で周囲の音が聞き取りにくい。

歩行者に降水量15mmが与える影響は、長傘を差した状態で背負っているリュックや肩掛けカバン内の紙類が湿るほどびしょ濡れになったり、線のような雨筋で10m先がはっきり見えないほど視界が悪い場合があったりすることが挙げられます。

一般的に雨具を使う目安は1~2mmからで、15mmの雨が降る場合には、大人も傘だけでは雨を防ぐことが難しくなるため、傘とともにレインコートやレインブーツの併用がおすすめです。

日常生活に降水量15mmが与える影響

対象物 使用 状態
・使用は必須。
・レインコートやレインブーツの併用を推奨
・水たまりや降雨で靴が濡れ、不快に感じたり滑りやすくなったりする。
ペットの散歩 × ・ペットの足元が濡れ、体感温度や体温が下がる
・視界不良や音の聞き取りにくさがあり
ベビーカー × ・地面が滑りやすくスリップする可能性あり
・レインカバーを装着しても濡れたり赤ちゃんの体温が低下したりする
洗濯物 × ・湿気や降雨で干した当初よりびしょびしょに濡れ

日常生活に降水量15mmが与える影響は、降雨が地面で強く跳ねたり道路に深さ1cm程度の雨水の流筋ができたりし、スニーカーや革靴の靴底や靴紐、縫い目部分から雨水が靴内に浸透して靴下までびしょ濡れになることが挙げられます。

また2~3mmの本降りの雨では、傘やレインコートを用いてペットの散歩も可能ですが、15mmの雨の場合、深さ1cm流筋や5cm以上の水たまりが増え、小型のペットは歩けない状態となります。

街中の設置物に降水量15mmが与える影響

対象物 状態
紙のポスター 防水紙ならば破損はしないが、接着面が剥がれかけ見づらくなる。
立て看板 プラスチック製は問題なし。木製は降水量10mm以上で破損の可能性あり。
街路樹 木の破損はないが、枝葉から激しく雨水がしたたり落ちる。
公園の遊具・ベンチ すべての遊具がびしょびしょに濡れ使用できない。
木製の場合には、雨水が染み込み使えるまで1~2日必要になる。
道路のアンダーパス部 降水量10mmを目安に浸水の可能性が高まる。
通行可能な場合も上り下りでスリップする。
道路のオーバーパス部 雨水が滝のように流れ、ブレーキやハンドル操作が通常よりしにくい。

街中の設置物に降水量15mmが与える影響は、屋外のプラスチックベンチの上に水が溜まり座れなくなったり、街路樹の枝葉から傘に雨の重みを感じるほどの雨水が滴り落ちたりすることです。

道路のアンダーパスやオーバーパスは、降水量10mm以下でほぼ異状なく通行できますが、15mmではアンダーパスにタイヤが半分隠れるほど深く水が溜まり、通行止めになる可能性があります。オーバーパスは川のような水流ができ危険です。

降水量15mmと乗り物への影響

一般的な雨と降水量15mmの雨が乗り物に与える影響の違い
3mm(本降りの雨) 15mm(やや強い雨)
公共交通機関 通常運行 雨のみならば通常運行
ただし10m/s以上の強風を伴うことが多く、徐行や欠航になりやすい。
自家用車 通常運転可
ワイパーは低速
法定速度より徐行が必要
ワイパーは高速
自転車・バイク 雨具を装着し通常運転可 スリップ、視界不良の危険が高く運転不可

降水量15mmの雨が乗り物に与える1番の影響は、視界不良やスリップによる交通事故で、車のようにワイパーで視界不良を改善できない自転車やバイクは利用をおすすめできません。

公共交通機関は15mmの雨で通常運行可能ですが、15mmの雨が降るときは低気圧や台風による風の影響を受けやすく、結果的に強風で徐行運転や欠航となることが多々あります。雨で公共交通機関が運行中止を判断する降水量は40mm/h以上です。

公共交通機関に降水量15mmが与える影響

乗り物 運行 状態
電車 通常運行。
ただし20m/sの風を伴うとき、降水量40mm/h以上のときは運行停止。
新幹線 通常運行。
ただし20m/sの風を伴うとき、降水量40mm/h以上のときは運行停止。
飛行機 通常運行。
ただし追い風8m/s以上のときは離発着不可。
フェリー 通常運行。
ただし波浪警報が出ている場合は欠航。
高速バス 通常運行。
ただし20m/sの風で運行停止。
また降水量35~50mmを目安に通行規制。

公共交通機関は、40mm/h程度の大雨を運行の判断基準にする場合が多く、降水量15mmの雨のみが原因で、公共交通機関が運行停止になることは基本的にありません。

ただし15mmの雨は、低気圧や台風による風速10m/s以上の強風を伴って降る傾向がみられます。電車や高速バスは風速20m/sで速度規制となり、飛行機やフェリーは10m/sで欠航の可能性もあるため、15mmの日は通常運行とならないことが多いです。

自転車やバイクなどの交通に降水量15mmが与える影響

乗り物 運転 状態
自転車 × ・地面の水たまりや降雨の流れでスリップしたり、ブレーキが利かなかったりする。
顔に雨が当たり目が開けられない可能性あり。
バイク 運転は可能。
ただし強い降雨でスリップの危険がある。
ハーフヘルメットは顔に雨が当たり目が開けられない、フルフェイスヘルメットの場合は水滴で前が見えない可能性あり。
自動車 運転は可能。
ただし強い降雨で視界不良やスリップの危険がある。
ワイパーのスピードはHI(高速)。

降水量15mmの雨で自転車やバイクに乗る場合、線状の強い雨筋で目が開けていられなかったり、ヘルメットのシールドに水滴がついたりし、通常運転が難しいほど前が見えなくなります。

雨の日は自動車やバイクのブレーキが利きづらく、ブレーキをかけてから止まるまで晴れた日より1.5倍の距離が必要と言われていますが、15mmの雨では水たまりも多く1.5倍以上の距離がかかるため、普段より低速を心がけることが大切です。

降水量15mmとスポーツへの影響

一般的な雨と降水量15mmの雨がスポーツに与える影響の違い
3mm(本降りの雨) 15mm(やや強い雨)
学校の体育・行事 中止 中止
ジョギング 可能
ただし5℃以下の冬は中止が望ましい。
パフォーマンスの低下から中止が望ましい。
球技 野球やゴルフは中止。
サッカーやラグビーは可能。
サッカーやラグビーは可能。
ただし台風や低気圧を伴うことが多く中止になりやすい。
陸上競技 可能 基本的に可能。
ただし台風や低気圧を伴うことが多く中止になりやすい。
マリンスポーツ 可能 可能だが、視界不良や台風や低気圧による暴風で中止になりやすい。

降水量15mmの雨が降る場合、雨による中止基準のないジョギングや陸上競技、サッカーやラグビーは、3mm程度の雨の日と同様にプレー可能ですが、15mmの雨は台風や発達した低気圧、雷雨を伴うことが多く、強風や雷が原因で中止となることが多々あります。マリンスポーツも15mmの雨が降る日には、強風や高波の影響で中止の判断をせざるを得ない場合が多いです。

学校教育のスポーツに降水量15mmが与える影響

種別 開催 状態
総体・新人戦 × 競技や地域で異なるが、3mm程度の雨で中止の地域が多い。
気象庁の警報を伴う場合は中止。
運動会 × 降雨の勢いが強く競技ができない。
総降雨量が50mmを超える場合、翌日も校庭がぬかるみ使用できない。
マラソン大会 × 濡れることで体温の低下が起こる。
視界不良で安全に競技ができない。
校庭を使う体育の授業 × 濡れることで体温の低下が起こる。
総降雨量が50mmを超える場合、翌日も校庭がぬかるみ使用できない。
水泳の授業 × 水温の低下と水質の悪化が起こる。

学校の体育や水泳の授業は、雨具が必要となる1~3mmの雨で中止の判断をする地域が多く、中学や高校の総体や新人戦もほぼすべての競技で雨天中止となることが一般的です。

通り雨の場合、3mm程度ならば陸上やサッカーの競技は継続の判断が下されることも多いですが、15mmの大雨が降りだしたときは、暴風や雷を伴うことも多いうえ著しい視界不良や体温低下が起こるため、いかなる競技も中断や中止となる傾向があります。

ジョギングやウォーキングに降水量15mmが与える影響

種別 開催 状態
ジョギング 基本的には可能。
10m先が見えない視界の悪さと足元が濡れて転倒する危険あり。
低温の秋冬にはパフォーマンスが低下する。
ウォーキング 基本的には可能。
10m先が見えない視界の悪さあり。

ジョギングやウォーキングは、15mmの大雨が降ってもできるスポーツで、悪天候時もマラソン大会が開催されることから、大雨の日に練習し経験を重ねるベテランランナーも多いです。

ただし2013年に発表された雨とマラソンに関する文献によると、低温かつ雨でマラソンをした場合、体温の維持にエネルギーが使われ、普段より約15%パフォーマンスが低下します。15mmの雨は暴風を伴うことも多く、中止の判断が賢明です。

球技に降水量15mmが与える影響

種別 開催 状態
野球 × 3~4mmの雨で審判判断となり、5mm以上で中止。
サッカー 雨の強さで中止になることはない。
ボールがスピンしたり通常より飛ばなかったりしプレーしづらい。
テニス 基本的に雨の強さに左右されない。
ただし降り方が強く視界不良でボールが見えない場合は中止。
ラグビー 雨の強さで中止になることはない。
ゴルフ 普段よりボールが飛ばなかったり、コースの地面が荒れたりする。
3mm以上の雨でクローズするゴルフ場が多い。
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サッカーやラグビー、テニスは雨でも試合することが一般的で、台風や発達した低気圧で選手や観客の安全確保できないときのみ中止となります。ただし15mmの雨が降るときは、ボールが雨でスリップしたり、グラウンドがぬかるみ思うように動けなかったり、糸状の雨筋でコート全体が見渡せなかったりし、試合しづらい状態です。

野球やゴルフは、投球やショットに降雨が大きく影響することから、3mm程度の雨で中止となります。

陸上競技に降水量15mmが与える影響

種別 開催 状態
短距離走 路面に薄い水の層ができ、走ると大きく水はねする。
路面が滑りやすく転倒しやすい。
中距離走 路面に薄い水の層ができ、走ると大きく水はねする。
路面が滑りやすく転倒しやすい。
マラソン 路面に薄い水の層ができ、走ると大きく水はねする。
一般道を使う場合は、車線のくぼみが大きな水たまりとなり走りにくい。
ハードル走 路面が滑りやすく転倒しやすい。
雨筋でハードルが目視しづらい。
幅跳び 砂場のコンデイションで中止となる場合が多い。
やり投げ 視界不良で中止や中断の判断をする可能性あり。
砲丸投げ 視界不良で中止や中断の判断をする可能性あり。

陸上競技は、雨天決行で競技されることが一般的で、視界が狭まる15mmの雨でも競技が中止にならないことが多くあります。ただし15mmの雨が降る日には、雷や注意報警報級の突風が同時に観測される場合が多く、大会責任者の判断で一時中断や中止になることも多いです。

ただし幅跳びは、大雨で砂場が固まり安全に着地できなくなる危険性が高いことから、5mm以上の雨で中止の判断がされる大会も少なくありません。

マリンスポーツに降水量15mmが与える影響

種別 開催 状態
サーフィン 視界不良や体温の低下が起こる。
気象庁の警報が出ている場合は中止。
ダイビング 視界不良や体温の低下が起こる。
気象庁の警報が出ている場合は中止。

サーフィンやダイビングのマリンスポーツは、雨の日ならではの波や海の生態を楽しむ傾向があり、警報や注意報がなければ降水量15mmで楽しむことも可能です。

ただし降水量15mmの雨では高波や雷、強風を伴うことが多く、サーフィンでワイプアウトした場合に波に揉まれ溺れてしまったり、ダイビングで30cm程度しか視界が開けておらず何も見えなかったりと危険な状態に陥ることもあるため、中止の判断をおすすめします。

降水量15mmとアウトドアへの影響

一般的な雨と降水量15mmの雨がアウトドアに与える影響
3mm(本降りの雨) 15mm(やや強い雨)
釣り・登山 中止 中止
野外フェス 催行 機材トラブルの可能性あり
サバゲー 催行 視界が3m程度に狭まる
中止が望ましい

山のレジャーは、土砂崩れや川の増水の危険性を考慮し、一般的に3~4mmの雨で中止することが推奨されています。一方、イベント系の野外フェスやサバゲーは、本降りの雨でも開催される傾向があります。

ただし降水量15mmのザーザー降る雨では、山中の視界が3m以下に狭まったり、サバゲーで使う道具や野外フェスの音楽機材に雨水が浸透し故障したりし、催行しても予定通りにできない可能性が高いため中止が賢明です。

山や海のアウトドアに降水量15mmが与える影響

種別 催行 状態
釣り × 視界不良や海中、川中の濁りあり。
降水量4mmを目安に中止。
キャンプ 水害の危険がなく水はけのよい場所ならば可能。
登山 × 視界不良や土砂崩れの可能性あり。
降水量3mmを目安に中止。

降水量15mmの雨が降るとき、山では線状の降雨や枝葉の雨垂れに視界を遮られて2~3m先が見えづらいほどの視界不良が起こり、地面の土が滑りやすくなることで登山者は滑落する危険も高まります。

釣りや登山のアウトドアは、雨具の必要な降水量3~4mmを目安に中止とすることが一般的です。特に山では山頂と中腹の天気が異なるため、5mm以上の雨が降りだした場合には通り雨と思われる場合もすぐに中止の判断が必要です。

アウトドアのイベントに降水量15mmが与える影響

種別 催行 状態
野外フェス 気象庁の警報が出ない限り可能。
ただし衣類も荷物もびしょ濡れになり、体温が低下する。
サバゲー 基本的に可能。
ただし山林では視界不良やがけ崩れに注意。
バーベキュー 大きな屋根の下で水害の危険がない場所ならば影響なし。

野外フェスやサバゲーでは、悪天候を逆手にとり楽しむことも多く、警報が発令されない限り中止とならない傾向があります。

ただし降水量15mmの雨が降ると、野外フェスでは音楽機材にトラブルが発生したりステージ上に水たまりができパフォーマンスがしにくい状態となります。また15mmの雨では山中の視界が3m以下に狭まり、サバゲーは対象物が見えにくく通常プレーができない状態となる可能性も高いです。

降水量15mmの日に1番注意すべきこと

降水量15mmの日に1番注意すべきことは、強い雨で視界が悪くなったり雨音で音が聞き取りづらくなったりすることで起こる交通事故です。

降水量15mmの雨では、歩くとき傘を短めに持つ傾向があり、歩行者の視野が大きく狭まります。車やバイクも水滴で大幅な視界不良が起こるうえ、雨の日は晴れた日の1.5倍以上制動距離が要ります。15mmの日は、いかなる移動手段を使う場合も普段以上に周りを見て行動することが大切です。

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