バッティングセンターのコツを伝授!打てない当たらないとは言わせない
初めてバッティングセンターに行くような野球初心者の方や女性でも、バッティングセンターでヒットを打てるようになるコツを打つ前の準備から細かく解説。また、応用編としてバッティングセンターでホームランを打つためのコツも併せて紹介しています。
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公式ライター Activel_director
初めてバッティングセンターで打つ時の心構え
そんなバッティングセンターですが、近年、女性だけの野球観戦が普通になったことから、バッティングセンターに1人で来ている女性も普通に見かけるようになってきています。
バッティングセンターは以前とは違い、初めて野球をするような初心者でも気軽に入れるような場所に変化していきています。
ボールへの恐怖心を無くす
バッティングセンターで飛んでくるボールに恐怖心があるうちは、腰が自ずと引けてしまうため、手だけで打つ打ち方である手打ちの状態になってしまいます。そうなると、自分のスイング軌道がブレやすくなり、バットがボールになかなか当たらない状態になってしまうのです。バッティングセンターのピッチングマシンは、基本的にストライクゾーンに投げ込むように設定されています。
そのため、自分のほうにボールが飛んでくるということはありません。初心者はこのようなことを理解し、まずはボールが恐いという恐怖心を取り除くということが1つのコツです。
ボールがバットに当たるまでよく見る
また、初心者の場合、バッティングセンターのボールが出てくるピッチングマシンの方を向きすぎてしまっていてボールを目で追えないという場合もあるようです。その場合は、自分の視界の左端にバッティングセンターのピッチングマシンが見えるように構えてみると良いでしょう。この際、ボールを顔全体で追うのではなく、目で追うということがコツです。
初心者は最初はバットがボールに当たらない
しかし、そのようにバットがボールに当たらない初心者でも、バッティングセンターでの打ち方のコツを掴めば打つことができるようになります。実際、バッティングセンターで初めて野球に触れたような方でも、コツを掴んだことで、そのバッティングセンターのホームラン王になったという実例もあります。
次からは、このようにバッティングセンターで打つことがうまくなるための打ち方のコツを、1つずつ解説していきます。
バッティングセンターでヒットを打つコツ①打つ前の準備
自分が打つボールの球速を選ぶ
最近は、女性の野球人気も高くなり、バッティングセンターに1人で来ている女性を見かけることも多くなりました。その影響からか、バッティングセンターによっては60km/hくらいのふんわりとした球速を選べるところもあるようですので、近所のバッティングセンターで確認してみましょう。
先に打っている人の打ち方を参考にする
打っている人が上手な人であれば、ボールに対するタイミングの取り方の方法や、バットの出し方の方法等の打ち方で、参考になる打ち方が多くあるはずです。
また、もしあまり打ち方が上手でない人であったとしても、実際に来るボールの球筋や速さを見ることでそれに慣れることができます。このボールの球筋や速さに先に慣れておき、自分がバッターボックスに入ってバットを振るイメージを先に持っておくということが、本番で落ち着いてスイングすることができるコツです。
初心者におすすめのバットの選び方と持ち方
もし、バッティングセンターに子供用のバットがあれば初心者はそのバットを使用しても良いでしょう。ただ、それでもバットがボールに当たらない・打てないという場合には、バットを端から“こぶし”1つ~2つぶんほど短く持つようにして、コンパクトなスイングの打ち方を心がけるようにするのも1つのコツです。
バッティングセンターでヒットを打つコツ②打つ時の準備
バッターボックスの立つ位置の基本
しかし、バッターボックスから外れてしまうほどピッチングマシンに近づいてしまうのはもちろん危険です。そのため、ほどよい位置に立つようにしましょう。また、バットを振ったときにホームベースの外角側までカバーできる位置に立つというのが一つのコツです。
ボールの高さの調整を忘れずに
初心者の場合、自分の好みのボールの高さがわからないこともあるでしょう。その場合、一般的に高めのボールを打つのはなかなか難しいため、バッティングセンターではボールを低めに設定するということが1つのコツです。
バッティングセンターでヒットを打つコツ③打つ時の姿勢
ボールを追って前のめりにならない
ボールは当たり前のことですが何もしなくても自分のところまで飛んできますので、バッティングセンターでは前で打とうとせず、自分の体の近くに来るまでじっくりと待つことが大切です。自分が打つのに一番良いミートポイントは、バッティングセンターで何回か打っていると自然とわかってきます。そのため、そのポイントまでボールを引きつけて打つようにするのがうまくなる打ち方のコツです。
なるべく頭を動かさない
イメージとしては、スイング時に自分の体の中心に1本の軸があるようにイメージし、スイング時にはその軸を中心に回転して、その軸がブレない様にするということがうまくなる打ち方の1つのコツです。
ただ、初心者の場合はまだ自分のスイングが定まっていませんので、まずは頭を動かさない意識を強くもつようにし、徐々に自分のスイングフォームを固めていくようにしましょう。
バッティングセンターでヒットを打つコツ④バットの振り方
バットの振り方は主に2種類ある
ダウンスイングは、ボールがバットに当たるポイントまで最短距離で振れるという特徴があります。そのため、ボールをより最後まで見ることができ、さらにスイングの軌道にブレが生じにくいというメリットがあります。
対してアッパースイングには、ボールの下半分にバットが当たりやすいため、バックスピンがかかりやすいという特徴があります。そのため、空気抵抗に対して逆回転することで球が上昇しやすくなり、ボールが飛ぶというメリットがあります。
ヒットを打つにはダウンスイングがおすすめ
野球経験のない初心者や女性は、前述の打つ前の準備のコツの通りに軽いバットを選んだとしても、その重みに振り回されてしまうということがありますが、ダウンスイングであれば振り下ろすようなスイングですので、そのバットの重みを利用してスイングスピードを高めることができます。スイングスピードが速ければ、より長い時間ボールを見ることができますので、バットにボールを当てられる確率もあがるでしょう。
ただ、ダウンスイングは上から振り下ろすスイングであるため、打球はあまり飛びません。バッティングに慣れてきてボールを飛ばしたくなってきた場合は、スイングを変更することも考えて、臨機応変にスイングを使い分けることも打ち方がうまくなる1つのコツです。
バッティングセンターでヒットを打つコツ⑤ボールへの当て方
スイングのタイミングを合わせる
初心者がバッティングセンターで、タイミングが合わずに打てない場合に多いのが、自分のスイングスピードを把握できていないケースです。自分のスイングスピードが速ければ、ボールが自分の想定以上に手前に来たときにスイングする必要があります。逆に自分のスイングスピードが遅ければ、ボールが通過してしまう前に早めにスイングする必要があるのです。
したがって、自分がいつバットを振ればボールに当たるか、というタイミングを計ることは、当てるのがうまくなるのに非常に大切なコツです。ボールに当たるタイミングから逆算して、自分のスイングフォームで振り出すタイミング、足を上げ始めるタイミングを計るようにしましょう。
スイング軌道を一定にする
このようなことを防ぐために、バッティングセンターではバットを握る両手は均等な力で握るようにし、スイング軌道を平行に一定に保つということが大切なコツです。もし、バットがどうしてもボールの下を通ってしまって当たらない・打てないという時はこのスイング軌道を意識するということが1つのうまくなる・上達するコツです。
コツを実践しても打てないときの対処方法
振り遅れが主な原因
振り遅れが起こる要因として、女性は力がないのでスイングスピードが遅くなる、前述のコツのスイングのタイミングが合っていないといったことが挙げられます。力がない場合はバットをさらに軽いものに変えたり、バットをより短く持つなどの方法を試してみましょう。また、タイミングが合っていない場合は、遅い球速を選んで打ってみる、スイングの始動をさらに早くする等の方法を試してみましょう。このような対処方法を、打席で素早く実践するというのも1つのうまくなる・上達するコツです。
最後までボールをよく見る
初めてバッティングセンターで打つ時の心構えでも紹介した、初心者の方はピッチングマシンのボールが出てくる場所の方を最後まで見てしまって、ボール自体は目の端でしか捉えていないという傾向が強いようです。これだと、ボールが出てきたときは見えているのですが、肝心の打つときにボールをきちんと見れていないのです。
この状態だと、なかなかバットにボールが当たらない・打てないということに繋がります。そのため、ボールの軌道に合わせて目で「追う」という意識を強く持つという対処方法が重要であり1つのコツです。
スマホで自分のフォームをチェックする
初心者の落とし穴として、自分のスイングフォームは完璧だと思い込んでしまうということがありますが、客観的にそのスイングフォームを見てみると完璧ではなかったり、常にバットがボールの1つ分上や下を通っているといったことはよくあるのです。
これらの欠点は、スマホ等で撮った映像をチェックするという方法で自覚することが可能です。自分のスイングを客観的に見ることで欠点を矯正していきましょう。また、スロー動画で撮ることができれば自分の欠点がさらに確認しやすくなります。
応用編~バッティングセンターでホームランを打つコツ
手袋や靴等を準備する
さらに、バッティングセンターでホームランは簡単には打てないため、1回分の打席(20~30球)だけでは不足であることから、何回か打席に入ることを繰り返すことになるでしょう。そのため、野球経験者でない方は手のひらが痛くなってきたり、皮がむけてしまうこともあります。これを防ぐために、バッティンググローブ(軍手も可)を自分で用意するということも1つのコツです。
打つ場所や球速を調整する
バッティングセンターにはいろいろな種類の球速の打席があり、初心者は遅い球速のほうが打ちやすいですが、ホームランを打つためには打球をより飛ばす必要があるため、遅い球速のボールではしっかりとしたスイングをしなければなりません。よって、バッティングセンターでホームランを狙うためには、ある程度速い球速を選ぶのがコツです。
バットを重くする
例えば、交通事故において車が壁にぶつかったときと、自転車が壁にぶつかったときの壁に与えるインパクトの大きさは、もちろん自転車より重量が重い車が壁にぶつかったときの方が、より大きくなります。つまり、重量が重いほうがインパクトが大きくなるので、バットに関しても重くしたほうがよりインパクトが大きくなります。
軽すぎるバットの場合、バットにボールが当たった時の手に伝わる衝撃がより大きく、手がしびれるというデメリットもあります。したがって、バッティングセンターでホームランを狙う場合には重いバットを使用するのがコツなのです。
アッパースイングに変える
バッティングセンターのホームランの的までの距離は、場所によって違いはありますがだいたい約10~30mくらいとされています。この距離は、お年寄りや女性の力でも十分に届く距離ですので、ボールが上にあがりさえすれば細かく的を狙わなくても当たる確率があがります。
したがって、ボールが上にあがりやすいアッパースイングのほうが、バッティングセンターでホームランを狙うときにはおすすめであり、1つのコツとなります。
バッティングセンターのコツまとめ
バッティングセンターでホームランを打ったり、「カキーン!」と良い音をさせて、本当に自分が理想とする打球を打てるようになるには、やはり練習が必要です。自分が思ったとおりの打球が打てない時には、ここで紹介したそれぞれのうまくなるコツを思い出し、自分のバッティングの悪い点を修正するようにしましょう。
自分のバッティングを見直してみるということは、うまくなるために重要なコツの1つです。ここで紹介したコツを実践し、バッティングセンターでより楽しくバッティングできるようにチャレンジししましょう。
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