バドミントンルール!正しいサーブのやり方とは?
バドミントンのルールと、正しいサーブの打ち方や反則(フォルト)には何が含まれているのかを解説していきます。 バドミントンを楽しくプレイしていくうえで必須となる知識なので、しっかりと押さえておきましょう。
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公式ライター Activel_director
バドミントンのルールとサーブ/フォルト
バドミントンは、公式試合でバドミントンのスキルを頂点まで極めたプレイヤー同士が試合をしても十分に接戦になるようなルールを厳密に設定しています。
このルールがあるからこそ、サーブで勝敗を決することができず、ラリー戦に持ち込まれるわけです。
私たちが面白いと感じているスポーツとしてのバドミントンのバランスを維持している大切なルールということですね。
バドミントンにおけるシングルスとダブルスの各ルールやサーブ/フォルトについて紹介し、そのルールそれぞれの解説を加えていきましょう。
バドミントンのルール
基本ルール
サーブ権はラリーを制した選手が次のサービスを行えます。サーブの打つ位置は、自身の点数が偶数ならコート右側から、奇数ならコート左側からです。レシーバーの選手は相手の位置と対角線の場所に立ちます。
バドミントンは全種目ラリーポイント方式で、サーブ権に関係なくラリーに勝ったほうに点数が入るルールを採用しています。
試合の流れ
バドミントン初心者の方や、あくまでレジャースポーツとして楽しむ方はそこまで厳密にしなくても楽しめると思いますが、公式試合を見ている時などにこのルールを知っているとより奥深く感じられますので、チェックしておきましょう。
余談として、バドミントンの試合はマッチと呼ばれており3ゲームで構成されている性質上、セットという概念はありません。バドミントンと他の球技を混同してしまうプレイヤーは誤解しがちなので、注意しておきましょう。
ダブルスのサービスルール
これも、バドミントンの開始で勝敗が決さないためのレベル調整としてのルールですので、ダブルスに興味のある方は覚えておきましょう。
2.レシーバーがラリーに勝った場合にはレシーバー側が次のサービスを行いますが、自分達の得点が偶数ならコートの右から、奇数ならコートの左からその場所にいるレシーバーがサービスを行います。
※「その場所」とは、その直前のラリーのサービスを受けた位置のことを指します。
3.セカンドサービスはありません。
サービスで得点した場合は左右を交替し、サービスが戻ってきた時には前回と異なるプレーヤーがサービスを行うことになります。
サーブとフォルトの存在
特にこのフォルトは何度も取られてしまうと失格になる場合もありますので、サーブ時にフォルトを取られてしまわないように正しいサーブとフォルトの種類、その説明をしていきましょう。
フォルトの種類
バドミントンルール サービスフォルト解説1
サーブ時に腰より上の位置でシャトルを打ってしまうと取られます。バドミントンではサービス時に限り腰より下で打たないといけません。
サーブ時のシャトルを打つときに、ラケットのヘッド部分が手より上の位置にきてしまうことで取られてしまいます。必ずラケットのヘッド部分が手より下にこなければなりません。
サーブが完了する前に、サーバーやレシーバーがラインを踏んだり、超えたりするとフォルトを取られてしまします。両者サーブが完了するまでラインを踏んだり越えたりしてはいけません。
サーブする時には、サーバー/レシーバーともに両足を床にぴたりとつけていなければいけません。足を踏み出す、滑らせる、浮かしたりするなどの行為はフォルトになります。レシーバーはシャトルが打たれた後に動くことができます。
打ったシャトルが相手のコート内に入らなかった時のことを指します。ただし相手コートのライン上や、一度ネットに触れてから相手コートに落ちた場合は有効となります。
サーバーが一度サーブする体勢に入ってから、途中で中断又は故意に時間を稼ぐ行為に及んだ場合にもフォルトを取られます。また、サーブ時のシャトルをトスする際回転を加えたりしてはいけません。
正しいサーブ
しかしその注意を怠ることでフォルトを取られてしまうこともあるので、サーブを打つ時は以下の点に注意しましょう。
バドミントンに正しいサーブに対する厳密なルールが存在する理由は、サーブのみで試合を決するようなルールにならないように強度をコントロールしているからです。
バドミントンの楽しさを維持する大切なルールですので、頭に入れてサーブを打てるようにしましょう。
サーブ時の注意点
正しいサービスのチェック、ウエストより下でコルクを打つ連続サービスで比較
2.サーブする時ラケットのシャフトはシャトルに当たる瞬間に下向きでないとフォルトを取られます。
3.サーバーはサービスを開始した時に途中でラケットの動きを止めずにラケットを前に動かし続けなければなりません。途中で動きを止めたりフェイントをかけてしまうなどの行為はフォルトになってしまいます。
4.サーバーがサーブしようとした時シャトルを打ちそこなってはならない。ラケットの空振りはフォルトになります。ラケットのフレームに当たった場合(フレームショット)は有効となります。
初心者は特に腰のラインとサーブポイントをチェック
腰のラインとは、厳密にいえば肋骨の一番下ということになります。ご自身の体で確認してみてください。審判もそこまで厳密にプレイヤーの体や腰の位置について常に見えているわけではありませんので、プレイヤー自身が「腰のライン下」という意識があることが大切です。
意外と腰のライン下で打つサーブというのは、そこまで強力なショットにはなりませんよね。それで正解です。バドミントンサーブが強力に打てすぎてしまうと試合にならないので、こういったルールができたのです。
バドミントンサーブ=腰のライン下で打つ、という感覚をきちんとつけましょう。
バドミントンサーブとネットの関係
ネットへの触れ方でルールに変化がある
第13条 フォルト
第13条第2項
サービスでシャトルが、(1)ネットの上に乗ったとき
(2)ネットを越えた後、ネットにひっかかったとき
(3)レシーバーのパートナーによって打たれたとき
ですので、ネットの高さは練習中によく見極めておく必要があります。バドミントンにおいて、ネットに引っ掛かるというケースは初心者だとよくあることです。
まずはネットの高さを越えるサーブを打てるようになることが、練習ではポイントになってくるでしょう。ネットの高さに対する感覚は、練習すればするほど自分の打ち方とセットで覚えていきます。
この時、あまり角度や鋭さを意識した練習をしてしまうと、無理な力でネットの高さを越えるようなバドミントンサーブになってしまい、正しいフォルムを維持できなくなってしまいます。
あくまでネットの高さを越えるということが最優先であると意識して練習してみましょう。
ネットに触れても相手コートに届けばインプレ―
ここで、たとえネットの高さに当たってしまってシャトルのルートが変わっても、インプレ―になるのでレシーバーはその球を打ち返す必要があるということがポイントです。
ネットの高さギリギリのラインでサーブを打つということができるようになれば試合の勝率としては良いのですが、一発目から勝敗を決しようとして意識しすぎるとフォルトになってしまいますので、注意しましょう。
サーブの打ち方
バドミントン初心者がダブルスのショートサーブ5分でできる打ち方とコツ1
サーブ
試合中はこの2つのサーブを流れに合わせてロングショットとショートショットに分けて使っていきます。現在はバックハンドのショートショットが主流となっているのでそちらの打ち方を説明していきます。
バドミントンの試合を始める重要なショットですので、しっかりと打ち方をマスターして、ルール違反しないよう注意しましょう。
バックハンド打ち方:ショートショット
基本的にはネットすれすれを通って相手前方のサービスライン辺りに落とす感じです。
バドミントンでは、こういった打ち方による厳密なルールが多く存在しますので、明確に内容を理解しておくことをおすすめします。
バドミントンルール/サーブ/フォルトまとめ
バドミントンを楽しくプレイしていくうえで、フォルトの数を減らすというのはとても重要です。この機会にいったい何がフォルトとして取られるのかなどのルールをちゃんと覚えましょう。
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