筋トレ後に食欲がなくなる理由とは?運動したときの食欲減退する理由を解説!
筋トレ後に食欲がなくなる理由は、食欲抑制ホルモンが脳内の満腹中枢に作用することや、交感神経による刺激で胃腸機能が低下するためです。また、オーバートレーニングの過度な筋トレも、心身のストレスにより、体の回復のメカニズムを崩して食欲減退を引き起こします。
Writer
公式ライター ゆか
初めまして。1男1女を育児中の30代ママライターです。愛犬との日々のランニングが日課で、体を動かすことが大好きです。学生時代からバスケをしていて、今は子供とオンライン観戦を楽しんでいます!体を動かす楽しさを伝えていきたいと思っています。
筋トレ後に食欲がなくなることがある!
食事を抜いた状態でトレーニングを続けてしまうと、体は消費するエネルギーに付いていけず、満足な結果は得られなくなります。体作りをするとき、食欲のコントロールは重要です。
筋トレ後に食欲がなくなる理由
①食欲抑制ホルモンの影響
②交感神経が活性化する影響
③オーバートレーニングの影響
筋トレで疲労した体の中は、ホルモンの分泌や神経への刺激が起こり、さまざまな反応の影響を受けています。体の限界値を超えることで、メンタルに悪影響を及ぼし、食欲を失う場合もあります。健康的な体作りを実現するためには、筋トレの方法だけではなく、食欲がなくなるメカニズムを理解することから始めてみましょう。
食欲抑制ホルモンの影響
種類 | 食欲の変化 | 効果 |
---|---|---|
レプチン | 減少 | 満腹中枢を刺激して脂肪の蓄積を抑制、エネルギー消費を促す |
グレリン | 増加 | 空腹中枢を刺激して高脂肪、高カロリーな食事を求める |
交感神経が活性化する影響
種類 | 食欲の変化 | 効果 | 刺激される場面 |
---|---|---|---|
交感神経 | 減少 | 体を活動的にさせて胃の働きを鈍らせる | 仕事中,スポーツ中 |
副交感神経 | 増加 | 体をリラックスさせて胃酸の分泌を促す | 入浴中,就寝中 |
オーバートレーニングの影響
①食欲がない
②眠れない
③疲労が取れない
食欲がなくなる他に、眠れなかったり疲労が取れなかったりする症状が当てはまる場合は、オーバートレーニングの可能性があります。オーバートレーニングの改善には十分な休息を取る必要があり、同じ部位を鍛える場合は48〜72時間程度、運動の間隔を空けましょう。症状が改善しない場合は、1週間程度の休息を取るのがおすすめです。
筋トレ後の食事はどうしたら良いの?
栄養が不足したままの状態が続くと、筋肉はエネルギーに分解されるため、筋トレ後はエネルギーとなる栄養素を摂取する必要があります。体内でエネルギー源となる栄養素は、タンパク質、脂質、炭水化物です。
筋トレ後に摂るべき食事の考え方
運動条件/たんぱく質量 | 体重1kgあたり | 50kg | 60kg | 70kg |
---|---|---|---|---|
運動をしていない人 | 0.8g | 40g | 48g | 56g |
持久系トレーニングをしている人 | 1.2〜1.4g | 60〜70g | 72〜84g | 70〜98g |
筋力系トレーニングをしている人 | 1.7g〜1.8g | 85〜90g | 102〜108g | 119〜126g |
筋トレ後の食事をするべきタイミング
すぐに食事をする気分になれない時は、ゴールデンタイムの間に、たんぱく質だけでも摂取しましょう。通常の食事は、トレーニング後1〜2時間を目安に取ることを意識するとよいです。
筋トレ後に摂るべき食事①消化しやすいメニュー
乳製品や大豆製品も、消化しやすいメニューが多いです。たんぱく源でもあり、筋トレ後に摂る食材に適しています。
【おすすめの食事メニュー】
・ナッツ入りヨーグルト
・湯豆腐
・納豆オムレツ
筋トレ後に摂るべき食事①疲労回復を促すメニュー
豚肉も疲労回復効果の高いたんぱく源です。豚肉以外の肉類と比べても、ビタミンB1が5〜10倍多く含まれています。ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える効果があり、心身の活性化に役立ちます。
【おすすめの食事メニュー】
・棒棒鶏
・豚しゃぶサラダ
・豚汁
筋トレ後に食欲がない時にするべき対策
①副交感神経への働きかけ
②プロテインの活用
食欲がない状態のまま、苦しい思いをして食事を摂る必要はありません。副交感神経に働きかけることで食欲の増加を促したり、プロテインを活用して無理なく栄養補給をしましょう。
副交感神経への働きかけ
①ゆっくり深呼吸する
②静的ストレッチをする
③ぬるま湯に浸かる
食欲減退を感じたときには、副交感神経を意識して、体を回復モードに切り替えることが有効です。副交感神経へ切り替えるには、心身をリラックスした状態に整えることで、自然と促されます。
プロテインの活用
たんぱく質を豊富に含んだ食事でも、プロテインと同様の効果が得られます。しかし、食事から必要量を摂取するには、余計なカロリーが増え、消化に時間がかかります。食欲がないときでも手早く栄養を摂るためには、プロテインの活用が最適です。
筋トレ後は食欲の変化とうまく付き合おう!
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