降水量3mmはどのくらい?雨量が自転車や釣り・キャンプなどに与える影響とは?
降水量3mmは、気象庁では本格的な雨の量に分類され傘が必須になり、自転車やバイクでの通勤や通学に影響がでます。陸上競技やゴルフは決行されますが、野球はグラウンドの状態が悪ければ中止です。アウトドアは、危険度が増し中止したほうが賢明ですし、イベントでは降水量3mmが中止の目安になることが多いです。
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公式ライター Activel_director
降水量3mmとは?
降水確率は降水量とは関係なく、1mm以上の雨が降れば降水確率として認められます。降水確率が高いからといって雨の量が多いとは限りません。
降水量3mmの定義
1時間の降水量 | 天気予報用語 | 人の受けるイメージ |
1mm未満 | 小雨 | シトシト降り |
1~2mm未満 | 弱い雨 | 雨だな |
3mm~5mm未満 | 雨 | 雨 |
5mm~15mm未満 | 雨 | かなり本格的な雨 |
10mm~20mm未満 | やや強い雨 | ザーザー降り |
20mm~30mm未満 | 強い雨 | どしゃ降り |
降水量は、10分間・1時間・1日と観測時刻までの一定の時間に降った雨の量を表し、単位は省略してミリにすることが多いです。
降水量と降雨量の違い
降水量 | 雨・雪・あられ・ひょう |
降雨量 | 雨 |
降雪量 | 雪 |
降雨量は、雨量とも言われ正式な気象用語ではなく豪雨の予報で雨を強調するための表現方法です。
降水量と降水確率
降水確率が100%でも大雨が降るわけではなく、降水量が1mmの場合もあり、降水量の予測は気象庁の降水短時間予報で確認できます。
降水量3mmと日常生活への影響
傘の使用は降水量1mm以上が目安で、3mmでは傘をささないと数分後にはびしょ濡れになる量ですので、傘は必須です。
歩く人
降水量3mmでは、雨が降る音で自動車や自転車の音がかき消されることもあるため、自動車や自転車が近づいていないか確認して水しぶきがかからないように注意しましょう。
傘の使用
強い風が吹いている場合は、傘の使用に注意して歩行者同士や自転車と衝突しないために視界を確保しながらすすみ、なるべくなら傘よりもレインコートを着用します。
降水量3mmと乗り物への影響
自動車は、晴天時よりも注意しながら運転すると安全性は十分ですし、飛行機は雨の影響はあまり受けません。
自転車
自転車以外の交通手段がない場合は、レインコートやポンチョを着用して視界の悪さやブレーキの利きに注意して運転しましょう。
バイク
雨に濡れたバイクは、きちんとメンテナンスしなければ故障や劣化の原因になります。
自動車
高速道路の運転では、降水量3mm以下でも時速80キロ以上で事故の可能性が高くなるため速度を落とします。
飛行機
降雪の場合は、視界不良や滑走路の積雪で飛行機の運航は影響を受け、飛行機の除雪作業による遅延や水分を多く含む雪では滑りやすく、1.3cm以上の積雪で欠航になります。
降水量3mmとスポーツへの影響
ゴルフは、プロ仕様のレインウェアを着用すると十分にプレーできます。
陸上競技
雨の影響はあまりありませんが、強風や雷、雪の場合は中断や中止になる可能性が高くなります。
球技(野球・サッカー)
プロサッカーは、野球と違いグラウンドが芝生でボールが大きく雨でも支障が少ないため、雷雨や台風でなければ雨で中止になることはあまりありません。
ゴルフ
プロゴルフの場合は、雨での中止の基準がなく豪雨や雷雨でもない限り中止はあまりありません。
降水量3mmとアウトドアへの影響
登山は、視界も足場の状況も悪くなり転倒・転落・遭難・病気の危険度が増していくため中止したほうが賢明です。
釣り
雨の日は、岩場や水辺は滑りやすくなるため晴れの日よりも歩くスピードを落として対応し、降水量5mm以上になる予報なら中止しましょう。
キャンプ
気象庁の予報では、降水量が3mmの場合3mm~3.9mmまでの範囲のことですので2mmの予報から中止を検討しはじめたほうが無難です。
登山
降水量2mm以下でも長時間の雨では中止を検討します。登山者は、普段から気象庁の降水量予報をチェックする習慣をつけておくことで判断力が養えます。
降水量3mmとレジャー・イベント
運動会は、降水量3mmを目安に中止を検討することが多く、マラソン大会はあまり支障がないため決行します。
テーマパーク
ショーやパレードは、降水量0.5mmでも中止になる可能性があり時間を短縮したり雨の日用の内容に切り替えたりしますので、フルに通常の内容を見たい人は晴れの日に行きましょう。
遊園地
遊園地では、屋内で楽しめるアトラクションが充実しているところもあり、人出がかなり減り待ち時間もあまりなくのんびり楽しみたい人には雨の日もおすすめです。
運動会
降水量3mm以下の雨が、運動会を始めてから降りだしたり、朝は曇りで途中から降りだしたりする予定の場合は決行することが多いです。
マラソン大会
雨の日のマラソンは、雨で体が冷えるのを防ぐためにランニングタイプのレインコートは必需品ですが、熱がこもり過ぎると発汗し脱水症状になりやすく、穴を開け工夫することが大事です。
降水量3mmは本降り屋外活動は注意しよう
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