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野村克也の名言・格言19選!リーダーとして必要な考え方とは?

野村克也の名言・格言19選!リーダーとして必要な考え方とは?

「どうするか」を考えない人に「どうなるか」は見えないなど、多くの名言・格言を残し続けている野村克也。野村克也のプロ野球人生は決して順風満帆ではありませんでした。テスト生からのスタート、解雇通告、様々な困難を乗り越え三冠王に輝くほどの選手になりました。野村克也だからこそ生み出せた名言、格言をご紹介します。

2024.04.02 野球

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野村克也とは?

ケロリン❣️ on Instagram: “#野村克也#月見草#名球会” (108027)

現在ではノムさんの愛称でテレビ出演の印象が強いですが、野村監督は、プロ野球選手として南海、ロッテなどで活躍した選手でした。現役引退後は監督となり、2009年を最後にプロ野球の最前線から退きました。

現在は独特な野村語録を交えた野球解説でテレビに出演するなどの活躍のほか、執筆活動の分野でも活躍しています。

野村克也の名言や格言をご紹介する前に、改めて、野村克也とはどのような選手であったのか。どのようにしてプロ野球界を牽引するような選手になり監督としても成功を収める事ができるようになったのでしょうか。

野村克也の簡単な経歴

1954年 南海ホークスにテスト生として入団
1957年 30本塁打で初のホームラン王に輝く
1959年 初のリーグ優勝、日本一に輝く
1965年 戦後初の三冠王を獲得する
1973年 プレイングマネージャーの監督として、初優勝に輝く
1980年 現役引退
1992年 監督としてヤクルトを初の優勝に導く
1999年 阪神タイガースの監督に就任

野村克也の有名な記録

・通算657本塁打(歴代2位)
・ホームラン王8年連続獲得(パリーグ記録)
・オールスターゲーム出場回数21回(史上最多)
・オールスター通算安打数48本(史上最多)
・実働26年間 3017試合に出場(日本記録)

ID野球の生みの親

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野村監督が現役選手だった時代は、読売ジャイアンツの長嶋選手を筆頭に数多くのスター選手が活躍し、最もプロ野球が盛り上がっていた時代でもありました。

そのため、テスト生として南海ホークスに入団した野村監督は相手選手のデータを分析し、膨大な分析データを元にプロの世界で活躍しました。

現役引退後も「ささやき戦術」や投手のクイックモーションの導入などを行いデータ分析から生まれる独特な手法で監督としても活躍しました。

最も大きな下克上を成し遂げた野球選手

野村監督は、選手時代も含め、監督としても多くの記録や結果を残しているプロ野球界の歴史を作った一人ですが、スタートは華々しいプロ野球生活ではありませんでした。

野村監督はドラフトで選出されず、テスト生としてプロ野球界に入った選手です。さらに野村監督は一度、解雇通告すら受けています。

どのような選手にも苦労した時期はあったと思いますが、下克上といった観点で見ると、野村監督以上の下克上を成し遂げた選手はいません。

野村克也の名言【リーダー編】

このリーダー編では、球団の監督としてだけではなく、リーダーとしての考え方について野村監督が言った名言を紹介していきます。

現役時代からプレイングマネージャーとして責任の大きい立場に立つ経験が多い野村監督だからこそ伝えらるかっこいい名言がたくさんあります。

情を持って知を引き出し、意へと導く

監督の仕事の根本は「チームづくり」「試合づくり「」人づくり」である

好かれなくてもよいから、信頼はされなければならない

「俺が責任を持つ」を言える度量を持て

言葉の裏に愛情がない限り、どんな言葉も胸には突き刺さらない

こちらが100%の力でやれと命令するからには、全責任は監督にある。つまり、クビになるのはおまえでなくワシや。だから、失敗してもいっこうにかまわない。おまえの失敗はおまえを使ったオレが悪いのだから、全てを出しきり、結果は神にゆだねろ

絶対に結果論で叱らない

監督の基本の仕事は「チームづくり」「試合づくり」「人づくり」である

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この名言は監督としてはもちろん、経営者やプロジェクトマネージャーなどの社会人のリーダーにとっても勉強になる名言です。

決して組織のリーダーは周りにメンバーの能力を高みの見物するのではなく、自分自身がチーム、チームメンバーを作り、目標達成に向けて導いていくのだと言う野村監督のメッセージを感じる名言です。

野村監督の名言 社会人のリーダーに置き換える
チームづくり チーム全体の交流やコミュニケーションを取る
試合づくり プロジェクトそのもののマネジメント
人づくり 個人個人と向き合ってそれぞれを支える

野村克也の名言【生きるマインド編】

生きるマインド編では、数多くの苦労と栄光の両方を経験した野村克也だからこそわかる、仕事に対するプロ意識や人生のメンタリティーの部分に迫った名言を紹介していきます。

配球も人生も、大事なのは「緩急」

自分の可能性を限定するな

変わる事ができれば、自分自身を永遠に想像していける

仕事とは何か? なぜこの仕事をしているのか? どんな人生を送りたいのか? こういった本質を考えることで、問題意識を持つ習慣が育っていく

上を向いて進め、下を向いて暮らせ、過去を思い出して笑え

1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう

人生を生きていく上で、常に全力で真面目に努力し続ける事は不可能です。自分がパンクしてしまわないように、自分の趣味や友達との時間などを作ることは重要です。

だからと言って常に力を抜くのではなく、適度な緩急をつける事が人生を生き抜く上で重要であるというメッセージを伝えた名言だと言えます。

野村克也の名言シリーズ(自己成長編)

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自己成長編では、テスト生から日本を代表するレベルまでのし上がった野村克也の、自分を育てるメンタリティーなどに関する名言をピックアップしました。

今の自分に納得できていない方や、もっと自分を高めたいと思っている方には必見な内容となっています。

「どうするか」を考えない人に「どうなるか」は見えない

人間は不満がなければ成長できない

勝負とは、①頭で考える②見つける③試す

大舞台が選手を育ててくれる。逆に言えば、大きな舞台を経験しないと、飛躍はない

うまくいっている時は、周りにたくさんの人が集まる。だが、一番大切なのは、どん底の時、誰がそばにいてくれたかや

失敗の根拠さえはっきりしていればいい。それは次に繋がるから

夢や興味のあることは、人それぞれあると思いますが、それらをただの夢として語るだけではなく、それらを実現していくために「どうするか」を考えられなければ、夢は夢のままで終わる。そのようなメッセージが込められた名言です。

野村克也の名言はなぜ人を動かすのか?

世界一の指導者  野球  &  羽球 の二刀流 on Instagram: “野村克也ー1ー  結果より、 プロセスを大切にせよ。  不景気が続いて、 世の中に余裕がなくなったのか 最近は何よりも 結果が求められる傾向がある。  プロ野球などの 勝負の世界は昔からそうで、 まさしく「勝てば将軍」 であるといっていい。…” (108576)

野村監督の現役時代を知らない、多くの若い世代の人々が、野村監督の名言に感動し、影響を受けています。
世代を超えた影響力を野村監督の名言は秘めています。 

なぜ、野村監督の名言は多くの人々の心を動かす事ができるのでしょうか?野村監督が名言を生み出せた原因について紹介していきます。

圧倒的な経験値の高さ

野村監督は、選手として、26年間プレーし、さらに現役時代から捕手兼監督の役割を担っているという普通のプロ野球選手とは違った経験を持っています。

また、プロ野球選手としての光と影の両方を知っているというのは、言葉の説得力が生まれる理由の1つと言えます。

言葉の中に愛情がある

2007年 野村監督ボヤキ集

みなさんは、野村監督が楽天の監督であった時代の「ぼやき」をみたことがあるでしょうか?

野村監督が、試合のおわりに報道陣の前に現れて、試合の感想を話すのですが、もちろん、いい内容の試合であれば楽しそうに話しますが、試合の内容が悪ければ、グチに近いような内容のぼやきをします。

しかし、不思議と不快にならないのです。さらに言えば、名言のように感じてしまいます。

このように感じるのは野村監督の選手に対する愛情が溢れているからだと思います。

野村克也の名言・格言まとめ

野村克也は、長くに渡って日本のプロ野球界を支え続けています。

誰よりも苦しい思いをし、努力を続けたからこそ、誰からも信頼され、尊敬されるリーダーになりました。特に苦しい状況に立つ選手の気持ちを深く理解しています。

野村監督の名言は、野球関係者だけではなく、多くの人の心に響きます。

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