現代バスケットボールの戦術研究!基本的な戦術20選を解説
現代バスケットボールの戦術研究として、基本的な戦術20選を解説していきます。バスケットボールの醍醐味といえば、スピード感溢れる試合展開やテクニックにありますが、様々な戦術を、相手チームの特性やそれぞれのシチュエーションに応じて使い分ける頭脳戦も見どころの一つです。
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公式ライター Activel_director
現代バスケットボールの戦術とは?
オフェンス戦術
それは、バスケットボールの最高峰リーグであるNBAでも同じように行われており、バスケット戦術を一つ一つ覚えていくことで攻撃の幅が広がることを意味します。現代バスケットボールのオフェンス戦術の基本をおさえることで、幅広い攻撃手段を持つことができ、得点力を上げることができます。
ディフェンス戦術
また、バスケットのディフェンス戦術におけるゾーンディフェンスは、様々な陣形があり、相手チームの攻撃スタイルに応じて使い分けることで相手の攻撃力を抑えることができます。バスケットボールにおけるディフェンス戦術を知ることで勝利に近づけることができます。
バスケットのオフェンス戦術11選
①ツーメンブレイク
青の④がリバウンドを奪い、青の⑤にパスを出したらそのままゴールに向かって走ります。青の②はリバウンドを奪ったのを確認したらすぐに相手ゴールに向かい走り出し、青の⑤はパスを受けたらゴールへ走る青の②へパスを送り、青の②はそのままレイアップシュートします。青の⑤が中継する理由は、一番身長が高く、上からパスを出してもパスカットされにくいという点にあります。
②スリーメンブレイク
リバウンドを奪った青の④は素早く青の③へパスを出し、そのまま右サイドラインをゴール付近めがけて走ります。青の②はいバウンドを確認したら左サイドライン際をゴールへ向かって走りだします。パスを受けた③はそのまま中央をドリブルで突破し、横一列に三人が並ぶように一気に攻撃を仕掛けます。青の③はそのままゴールすることも、青の②にパスすることも、青の④にパスすることもできます。
③バックドアカット
ディフェンスの裏狙い! バックドア 【バスケの勉強】
フリースローライン付近でセンターがボールを保持している状況で、45度付近にいるフォワードが一度トップへ行くと見せかけてディフェンスを引き付け、瞬時に爆発的なクイックネスでトップとは逆のゴールへ向かい、センターからパスを受けてゴールを狙います。ポイントはゴールへ向かう瞬間の爆発力にあります。
④Vカット
Vカットからバックカット
また45度付近からフリースローライン付近まで行き、そのままV字にトップへ上がりパスを受けるなど、様々な種類のV字のカットで攻撃の幅を広げることができます。どちらも方向転換を素早く行うクイックネスが求められます。
⑤ディープカット
特にボールがない逆サイドは動きやすいので、相手のディフェンスがゾーンディフェンスの際におすすめのバスケット戦略です。ディープカットをした選手はパスを受けてそのままシュートを打つこともできます。
⑥ピックアンドロール
現代バスケットの基本チームプレイ ピック&ロール 【バスケの勉強】
センターのマークマンがスイッチでガードのマークに移り、センターはそのままゴールへ向かい、ボール保持者からパスを受けてゴールを狙います。このとき、センターには身体の小さなガードの選手がマークについているはずなのでミスマッチが生じており、オフェンスが有利な状態になっています。
⑦トレイル
2人のコンビ(アウトサイドスクリーン・トレイル)オフェンス【バスケ指導】
この際、センター自身がカットしてくる選手のマークマンをスクリーンする役割にもなり、相手ディフェンスからしてみればボールの動きがわかり難く、手渡しするのかしないのか混乱します。また、ボールを手渡してカットマンのスクリーンをしたセンターにはスクリーンされたガードがマークにつかなくてはいけないのでミスマッチが生じます。
⑧ダウンスクリーン
【バスケ動画】ダウンスクリーンで簡単で得点を奪う方法
自分のいるポジションよりエンドラインよりの選手にスクリーンをすることをダウンスクリーンと呼び、ダウンスクリーンを利用して45度やトップ付近へあがってパスを受けます。このダウンスクリーンのポイントは、空間ではなく、人へしっかりとスクリーンをかける点にあります。
⑨フレアスクリーン
スクリーンプレイの3Pシュート! 【バスケの勉強】
そして追いかけてくるマークマンを味方のパワーフォワードがスクリーンをかけてヘルプディフェンスに行かせないようにします。この場合、パワーフォワードのスクリーンは、止まっているディフェンスに対してではなく、走ってくるディフェンスに対してかけるので、ファールを取られないように上手くスクリーンを仕掛けることが必要です。
⑩ホーンズ
【NBAでもよく使われる】セットオフェンス「ホーンズ」vol.1
1-2-2の形を作り、シューティングガードにPFとCがスクリーンを仕掛けるところから始まり、相手ディフェンスの動きに応じて様々な種類のセットオフェンスに展開していきます。
⑪UCLAカット
セットオフェンス「UCLAカット」
また、PG以外の選手がエンドライン付近に横1列に並び、PGがどちらかのウイングにパスを出し、そのままゴール下へ走りこみ、パスを出したサイドで2対2の状況を作ることもできます。UCLAカットは様々な展開に発展させることができる優れたバスケット戦略です。
バスケットのディフェンス戦術9選
⑫2-3
この2-3のデメリットは45度付近からのスリーポイントに弱い点です。相手チームのCがハイポストに来た場合にPGかSGのどちらかがマークにつきます。そうすることでマークがついた側の45度ががら空きになるので、容易にスリーポイントを打たれないような工夫が必要になります。
⑬2-1-2
他の4人のディフェンスは、基本的に与えらえれたスペースを重点的に守ることが求められます。相手チームの強力なCを封じることができる反面、ゴール下にスペースが生まれやすく、SFとPFの連携がカギを握ります。
⑭3-2
スリーポイントシュートや、ドライブを防ぐことができる反面、両サイドのコーナーやペイントエリア付近のスペースが空いてしまっているため、ゴール下の攻撃に弱いというデメリットがあります。
⑮1-3-1
ペイントエリア内とスリーポイントシュート双方への対応では一番優れた戦略といえます。しかし、両サイドのコーナーでは連携が必要なため、トレーニングしておく必要という点では最も難しいバスケット戦術といえます。
⑯1-1-3
また、リバウンドを奪取したら、PGを走らせてツーメンブレイクをやりやすい陣形でもあります。状況に応じて2-3、1-3-1に陣形を変形させるようにトレーニングを積んでおくとさらに効果的なバスケ戦術になります。
⑰ボックスワンゾーンディフェンス
最大のメリットは相手チームのエースの得点や動きを阻止し、メンタル面で混乱をおこさせることが期待できます。しかし相手のエースがCやPFの場合には使うことができず、また、ボックスの中央にスペースがあり、ここを攻められると弱いという弱点があります。
⑱トライアングルツーゾーンディフェンス
また、トライアングルの3人は、相手の動きに応じてヘルプディフェンスをしやすいというメリットがあります。しかし、相手チームの5人全てが得点能力を持つ場合や、相手の得点源がPFやCの場合には効果がありません。
⑲ゾーンプレスディフェンス
8秒バイオレーションを奪うことでフロントコートから24秒を使ってじっくりと攻撃することができ、また、早い段階でインターセプトすることですぐに速攻を仕掛けることができるというメリットがあります。しかし、オールコートを守備するため、体力の消耗が激しく、ここぞという場面限定で使うチームが多数を占めています。
⑳オールコート・ハーフコートマンツーマン
また、ハーフコートマンツーマンは、5人のプレーヤーそれぞれが相手チームの同じポジションの選手にマッチアップする最もシンプルなディフェンスで、NBAの多くのチームが採用しているディフェンスのバスケット戦術です。
バスケットボールの基本的な戦術 まとめ
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