バドミントンの打ち方!初心者が上達するために知っておきたいこと
みなさんはバドミントンの基本的な打ち方を知っていますか?小学生から大人まで気軽に楽しむことができますが、バドミントンも列記としたスポーツ。本格的に始めるならば正しい打ち方を知らないと思わぬ怪我に繋がるかも・・・。本記事で正しい打ち方のコツを知って、楽しいバドミントンライフを送りましょう!
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公式ライター Activel_director
バドミントンは打ち方が重要!!
バドミントン初心者の方は、まず基本の打ち方やフォームを知り、しっかりコツを掴むことを目指しましょう!そうすれば、きっと今まで以上に楽しくバドミントンができることでしょう!本記事では、バドミントンラケットの持ち方から打ち方、フォームまで、初心者の方がまず覚えるべきバドミントンの基本をご紹介します!
バドミントンラケットの持ち方
この2種類の持ち方をスムーズに切り替えられるようになると、実際のバドミントンの試合でもより強いショットや速いショットが打ちやすくなります。まずは、手元を見なくても素早く切り替えられることを目標に練習してみましょう。それでは、個別に見ていきます。
バドミントンラケットの持ち方①イースタングリップ
(持ち方)
①床に置いたラケットの面を、床に対して垂直にします。
②ラケットのグリップを握手するように優しく握ります。
③ラケットと腕はおおよそ90°程度に固定する。
慣れてきたらわざわざバドミントンラケットを床に置く必要はありません。親指と人差し指でV字を描くように握ることがコツです。バドミントン初心者の方にありがちな間違いは、ラケットがしっかり垂直になっていないことです。自分から見てラケットの面が見えないよう、調整してください。
バドミントンラケットの持ち方②サムアップ
(持ち方)
①イースタングリップでラケットを持つ。
②右方向(左利きの方は左方向)にラケットを少し回す。
③八角形のグリップの面に親指をあてる。
回転する角度は30°と言われますが、絶対ではありません。初心者の方は打ちやすい角度に調整するとよいでしょう。ただし、初心者の方は良くない癖として、焦りから左回転で遠回りしてサムアップに切り替えてしまうときがあります。このような癖がある場合は早期に直すことも早い上達のコツです。
バドミントンでの打ち方で意識すること
バドミントンで打ち方の基本はずばり、
①ラケットを振る速さ
②ラケットを正確にシャトルに当てること
の2点になります。
最初にも言いましたが、バドミントンは野球やテニスなどと比べて、ラケットもシャトルも非常に軽いものです。バドミントンラケットは筋力の強い人以外も扱えるがゆえに、相手よりも速く正確なショットを打つために、打ち方の基本が重要になるのです。
バドミントンでの身体の使い方は、独特なものがあります。ここからは打ち方の基本として、身体の使い方についてみていきましょう。
バドミントンラケットを素早く振る打ち方のコツとは?
脚→腰→肩→手首
の順番に動かして力を伝えていくことです。
まずは脚です。ステップを踏むことで踏ん張り、力を入れやすくします。次に腰です。振る前に腰をしっかり回すことで、回転の力をラケットに加えることができます。そして、下半身の力を十二分に使い、肩を大きく回してラケットを振ります。最後にしっかり手首を回して、更に回転の力を加えてあげてください。
バドミントンの打ち方を学ぶ上で特に重要な、フットワークと手首の回転については、次で具体的に見てみましょう。
バドミントンにおけるフットワークの基本
(基本の動き)
①肩幅に足を開きます。
②右脚を後ろに引きます。このとき、つま先は右に向けてください。
③軽くジャンプして、身体をひねりながら打ちます。
④着地後、前に出てきた右脚に合わせるように、左脚を前に出します。
コツはリズムに乗って動くことです。初心者の方は実際に動いてみて、慣れていきましょう。この動きはバドミントンの打ち方の基本です。打ち方の練習中は常に意識してみてください。
手首を使った運動の名前
まず、ラケットをイースタングリップで持ってください。そのまま、手首だけでラケットを右へ回転させてください。この運動の名前をバドミントンでは「外旋運動」といいます。逆に左へ回転させる運動の名前を「内旋運動」といいます。
バドミントンにおける手首の運動は以上です。名前は打ち方の説明するときに頻繁に使われますので、覚えておくといいでしょう。サムアップでも同様にこの内旋運動と外旋運動を使います。
この運動を打ち方のフォームの中に、スムーズに取り入れることが上達のコツになります!
打ち方によらず、必ずラケットと手首は90°に保つ
これは、先ほど説明した手首の運動をスムーズに行うためのコツです。それと同時に、手首が妙な角度になっていると筋などを痛める危険性もあります。実際に90°以外でゆっくり回してみると実感できるはずです。
バドミントンは上達するほどゲームスピードが速くなり、打ち方の細かな部分まで意識が行き届かなくなりやすいです。バドミントン初心者のうちから、常に意識して打ち方の基本を身体に叩き込むことで、上達しても基本に忠実なプレーをすることができます!
バドミントンの打ち方とフォーム3選
打ち方を学ぶときは、バドミントンにおけるラケットの持ち方、フットワークの基本、手首の使い方など全ての動きを同時に考えなければなりません。もし、紹介した打ち方を実際にやってみて不安があれば、基本に戻りましょう。むしろ初心者の方はそれが普通です。打ち方に限らず、何度も基本的な部分に戻ってやり直すということは素早い上達のコツになります!
バドミントンの打ち方①オーバーヘッドストローク
バドミントンではこの一連の流れがスムーズにできるようになれば、実際の練習でもある程度形のあるショットが打てるようになるはずです。
1点、動画の補足です。1でラケットを引き、2でバックスイングを取るとあります。バックスイングとは肩を振るために、一度後ろへラケットを引くことです。このバックスイングをしっかりと行うことで、3、4のように肩から腕にかけて、鞭のように滑らかに振ることができます。
オーバーヘッドストローク 能登則男のバドミントン上達育成術
バドミントンの打ち方②アンダーハンドストローク
補足をしていきます。まずは右脚をしっかりと前に出して、踏み出しつつバランスを取ります。そして、力強く踏ん張りながら手首を使ってラケットを振ります。
打ち方のコツは、腕の振りは小さくして手首をしっかりと振ることです。大きく振ると、下から振るときに床にラケットが当たってしまいます。
アンダーハンドストローク 能登則男のバドミントン上達育成術
バドミントンの打ち方③バックハンドストローク
動画の補足です。まず、バックハンドストロークの打ち方とフォームをまとめます。
①右脚を左側に交差するように出します。
②右腕とラケットもそれについていくように、左肩の近くに持ってきます。
③右脚でしっかりと踏ん張って、肩→肘→手首の順に振る。
バドミントンのバックハンドはフォアハンドに比べて力が入りづらい打ち方のため、より正しいフォームを意識してください。そして、力を腕だけに入れ過ぎずに正しいフォームで全身の力を使った打ち方を意識することがより遠くへ飛ばすコツです。
バックハンドで遠くへ飛ばす打ち方
バドミントン初心者の陥りがちな打ち方!
しかし、初心者の方の中には、打ち方を習ってもなかなかシャトルが遠くに飛ばない!ということが多いのも事実。腕の振りは速いのに・・・、形はできているのに・・・、これはバドミントンに慣れてくると誰もが陥りがちなことです。練習にも慣れて、打ち方のフォームもある程度頭に入ってきたときこそ、注意です!
そのようにならないために、改めて、ここまで紹介した打ち方やそのフォームを練習する上で共通して意識するべきことをまとめておきましょう。
力の入り過ぎた打ち方
バドミントンではラケットを持つ手はゆったりと握り、振るときは全身を使ってインパクトのときだけ腕や手首に力を入れることを意識しましょう。全身に力が入るとガチガチに固まったフォームになり、打ち方の見た目は綺麗でも、シャトルには全く力が伝わらないため、遠くへは飛ばないのです。
バドミントンはシャトルを目で最後まで追う!
初心者の方には、ラケットを振ることに精一杯で打つ瞬間に顔が明後日の方向を向いてしまったり、目を瞑ったりしてしまうことが多くあります。どんなときもシャトルにラケットが触れるその瞬間まで、しっかりとその目に捉えられる打ち方を意識することが重要です。
楽しいバドミントンライフを送ろう
最後に、バドミントンをこれから部活動やサークル活動で始めようかなという学生のみなさん、少し趣味で始めてみようかなという大人の方々へ。まずはこの記事で打ち方やフォームを学び、怪我とは無縁の楽しいバドミントンライフを送られること、心から願っています!
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