ダンベルを使った大胸筋の筋トレメニュー11選!上部・下部・内側に効果的な鍛え方とは?
ダンベルを使用した大胸筋の筋トレはプレス系とフライ系のメニューがあり、大胸筋の上部・下部・内側の部位ごとに鍛えることが可能です。低重量のダンベルで十分に筋肉を肥大させることが可能ですが、さらに効果を上げるには肩甲骨の可動域や筋トレ時の呼吸法、休憩による疲労回復が重要となります。
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公式ライター maplesnow0211
ダンベルを使って大胸筋を鍛えよう!
腕を横に開閉させる動作がメインとなるフライ系は単関節動作となり、動かす関節が1つだけのため、低重量でしかトレーニングできませんが、狙った部位を集中的に鍛えることができ、大胸筋の内側を鍛えられます。
ダンベルで大胸筋の筋トレをおこなう効果・メリットとは?
・基礎代謝量の向上
・均一な胸板の取得
・見た目の変化
・筋力向上によるバストアップ効果
・モチベーションの向上
基礎代謝量の向上によるダイエット効果以外に、見た目の変化が顕著に現れモチベーションが向上し男性はバランスの取れた胸板を手に入れ、女性はバストアップ効果を期待できます。
基礎代謝量の向上
基礎代謝とは普段の生活で自然とカロリーを消費するエネルギーのことで、ダンベルで大胸筋を鍛えて基礎代謝量が増加した分だけ普段の生活で消費するカロリーも増加するため、ダイエット効果や体の引き締め効果が期待できます。
均一な胸板の取得
一方、体勢を変えながら筋トレができるダンベルは使いたい筋肉を刺激しやすいため、筋肉が足りていない箇所を集中的に鍛えることができ、均一で形のよい厚い胸板を作ることができます。
見た目の変化
さらに大胸筋に当たる胸部は腹部に比べ皮下脂肪がつきにくいため、トレーニングをした分だけ筋肉がついていくのが目に見えてわかり、3ヶ月間筋トレをすると胸板が厚くなり服を着ても胸板の盛り上がりを確認できます。
筋力向上によるバストアップ効果
さらに、大胸筋の上部を鍛えるとバストを上に持ち上げる効果が期待でき、バストが垂れてしまうのを防ぐことができます。
モチベーションの向上
大胸筋は体の筋肉の中で最も筋肉のつきやすい部位で、筋肉のつきにくい上腕三頭筋や腹直筋に比べ筋肥大しやすいです。特にダンベルを使うと大胸筋の部位ごとに狙いを定めて集中的に刺激を与えることができ、大胸筋全体に力が加わってしまう自重トレーニングに比べて筋肥大しやすく、筋肉の成長が目に見えてわかります。
ダンベルを使った大胸筋の筋トレを効果的にする方法
【大胸筋の筋トレを効果的にする方法】
・肩甲骨の可動域拡大
・筋トレ時の呼吸法
・休憩による疲労回復
肩甲骨の可動域拡大
肩甲骨の可動域が狭いと大胸筋以外の筋肉でダンベルを上げてしまい、大胸筋を効果的に鍛えることができません。ダンベルで大胸筋を鍛えるときは、筋トレの前に可動域のストレッチを取り入れるようにしましょう。
筋トレ時の呼吸法
無呼吸は頭痛や吐き気を引き起こし、短く細切れの呼吸は体幹が不安定となり筋トレのパフォーマンスが低下します。呼吸は無意識にする行為で、特に意識することが大事です。
休憩による疲労回復
5分以上の長い休憩時間を間に挟んで筋トレをおこなうと、疲労回復はできますが筋トレの強度が下がり、回数をこなしても筋肥大しづらくなるため、筋トレ時は1〜2分の休憩を挟むのがおすすめです。
ダンベルを使った大胸筋上部に効く筋トレメニュー4選
大胸筋上部は腕を斜め上に上げるときに使用する筋肉です。インクラインベンチで角度調整を行い斜めの状態を作り、真上にダンベルを上げることで斜め上に上げる動作と同じ状況を作り出し、大胸筋上部のみ狙って鍛えることが可能です。
インクラインダンベルプレス
負荷の強度 | ★★★☆☆ |
セット数 | 8〜12回 3セット |
【インクラインダンベルプレスのやり方】
①ベンチの角度を30〜45度に調整し、仰向けになる。
②ダンベルを上げ、ダンベルを体と垂直に構える。
③胸の高さまでダンベルを下ろす。
④肘を伸ばしダンベルを上げる。
インクラインダンベルフライ
負荷の強度 | ★★★☆☆ |
セット数 | 8〜12回 3セット |
【インクラインダンベルフライのやり方】
①ベンチの角度を30〜45度に調整し、仰向けになる。
②ダンベルを上げ両手を肩幅程度に広げる。
③腕を広げながら肩の高さまで下げる。
④腕を狭めながらダンベルを上げる。
インクラインリバースグリップダンベルプレス
負荷の強度 | ★★★★☆ |
セット数 | 8〜10回 3セット |
【インクラインリバースグリップダンベルプレスのやり方】
①ベンチのシート角度を30〜45度に調整し、仰向けになる。
②ダンベルを逆手で握り、みぞおち付近に構える。
③真上に押し上げる。
④みぞおち付近まで下ろす。
インクラインナローダンベルプレス
負荷の強度 | ★★★★★ |
セット数 | 8回 3セット |
【インクラインナローダンベルプレスのやり方】
①ベンチの角度を30〜45度に調整し、仰向けになる。
②ダンベルを合せて胸の前で持つ。
③斜め上に押し上げる。
④胸の前に下ろす。
ダンベルを使った大胸筋下部に効く筋トレメニュー3選
大胸筋下部は腕を斜め下に動かすときに使用する筋肉です。デクラインベンチで頭の位置を体の下にしてダンベルを上げることで、斜め下に動かす動作と同じ状況を作り出し、大胸筋下部を狙ってトレーニングできます。
デクラインダンベルプレス
負荷の強度 | ★★★☆☆ |
セット数 | 8〜12回 3セット |
【デクラインダンベルプレスのやり方】
①ベンチの角度を15〜30度に調整し、仰向けになる。
②ダンベルを上げ、手ダンベルを体と垂直に構える。
③胸の高さまでダンベルを下ろす。
④肘を伸ばしダンベルを上げる。
デクラインダンベルフライ
負荷の強度 | ★★★★☆ |
セット数 | 8〜12回 3セット |
【デクラインダンベルフライのやり方】
①ベンチの角度を15〜30度に調整し、仰向けになる。
②ダンベルを上げ両手を肩幅程度に広げる。
③腕を広げながら肩の高さまで下げる。
④腕を狭めながらダンベルを上げる。
ヒップリフト・ダンベルベンチプレス
負荷の強度 | ★★★★☆ |
セット数 | 10回 3セット |
【ヒップリフト・ダンベルベンチプレスのやり方】
①ダンベルを両手に持ち仰向けになり、お尻を上げ膝と胸を一直線にする。
②地面と腕を垂直にし構える。
③胸の位置まで下ろす。
④肘を伸ばしダンベルを上げる。
ダンベルを使った大胸筋内側に効く筋トレメニュー4選
大胸筋内側の筋トレは難しく、大胸筋内側を意識しながらトレーニングをすることが非常に重要です。
ダンベルスクイズプレス
負荷の強度 | ★★★★☆ |
セット数 | 10回〜12回 3セット |
【ダンベルスクイズプレスのやり方】
①両手にダンベルを持ち、仰向けになる。
②ダンベルを縦に密着させた状態で持ち、胸前に構える。
③肘を伸ばしダンベルを上げる。
④ゆっくり下ろし元の位置に戻す。
ダンベルフライ
負荷の強度 | ★★★★★ |
セット数 | 10〜15回 3セット |
【ダンベルフライのやり方】
①両手にダンベルを持ち仰向けになる。
②ダンベルを持ち上げ両手の幅を肩幅程度に広げ、手の平を向かい合わせる。
③腕を広げながら肩の高さまで下げる。
④腕を狭めながらダンベルを上げる。
ダンベルアダクション
負荷の強度 | ★★★☆☆ |
セット数 | 10回 3セット |
【ダンベルアダクションのやり方】
①足を肩幅程度に広げダンベルを持つ。
②上半身を30〜45度前に傾ける。
③ダンベルを肩から真下へぶら下げ、内側にダンベルを振る。
④反対側の腰骨の位置で止め、ゆっくり元の位置に戻す。
ダンベルプルオーバー
負荷の強度 | ★★★☆☆ |
セット数 | 10回 3セット |
【ダンベルプルオーバーのやり方】
①両手で1つのダンベル持ち、仰向けになる。
②顔の正面で構える。
③肘を曲げながらダンベルを頭上の空間に下ろす。
④ダンベルが頭と同じ高さにきたら、ダンベルを顔の正面まで上げる。
大胸筋を鍛えるのにおすすめなダンベル3選
握りやすい形状で滑りにくい素材・加工されていることを前提に適切な重量を取り扱うことに注意が必要です。
CUQNORL:カラー ダンベル
種類 | 固定式 |
材質 | 鉄 |
コーティングの種類 | ソフトゴム |
重量 | 1kg・1.5kg・2kg・3kg・4kg・5kg・8kg・10kg |
握りやすさ | ◎ |
滑りづらさ | ◎ |
重りのプレートの形状が六角形に作られているのが特徴で、転がりにくくプッシュアップバーの代わりになります。
You Ten:ポリエチレンコーティングダンベル
種類 | 可変式 |
材質 | セメント化合物 |
コーティングの種類 | ポリエチレン |
重量 | 10kg・20kg・30kg 各2個セット |
握りやすさ | ◯ |
滑りづらさ | ◎ |
通常はダンベルで使用し、専用の器具で2つのダンベルを連結したらバーベルを使用したトレーニングが可能です。
4WD:可変式ダンベル
種類 | 可変式 |
材質 | 鉄 |
コーティングの種類 | ABS樹脂 |
重量 | 4〜38kg |
握りやすさ | ◎ |
滑りやすさ | ◯ |
ABS樹脂でコーティングされ耐衝撃性・曲げ疲労性・光沢性に優れているため長く使用でき、見た目も十分満足できます。
ダンベルを使った筋トレで理想的な大胸筋を手に入れよう
数多くある大胸筋の筋トレメニューから自分に合った鍛え方を見つけ、理想的な大胸筋を手に入れましょう。
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