降水量30mmはどのくらい?大雨注意報レベルの雨量の生活の影響とは?
降水量30mmは、激しい雨で歩行者は傘をさしても濡れ、自動車はワイパーを速くしても見づらく道路には水があふれブレーキの利きも悪くなり、相当注意しながら運転する必要があります。降水量30mmでは、大雨注意報が発令する可能性があり土砂災害や浸水害に注意し、避難場所や避難経路の確認をしましょう。
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公式ライター Activel_director
降水量30mmとは?
降水量と降水確率は関係なく、降水確率が高くても降る量が多いわけではなく、降水量の予報は気象庁の降水短時間予報で確認できます。
降水量30mmの定義
1時間の降水量 | 天気予報用語 | 人の受けるイメージ |
5mm~10mm未満 | 雨 | かなり本格的な雨 |
10mm~20mm未満 | やや強い雨 | ザーザー降り |
20mm~30mm未満 | 強い雨 | どしゃ降り |
30mm~50mm未満 | 激しい雨 | バケツをひっくり返したような雨 |
降水量が1時間に30mmの目安は、1m四方の容器に3cm水が溜まり30Lの水分が降ってきたことになり、道路には水があふれ出ます。
降水量と降雨量の違い
降水量 | 雨・雪・あられ・ひょう |
降雨量 | 雨 |
降雪量 | 雪・あられ・ひょう |
降雪量は、雪をヒーターで溶かした水分で計測しますが、天気予報であまり発表されることがなく雪が自然に積もった積雪量を発表することが一般的です。
降水量と降水確率
気象庁では降水短時間予報が発表され、6時間先までは10分ごとに、7時間から15時間までは1時間ごとの予報を確認できます。
降水量30mmと日常生活への影響
傘は、使用しても濡れることは避けられず風の影響次第ではかなり服や体が濡れてしまいレインコートが必要で、足元もレインシューズが必要です。
歩く人
激しい雨で、視界が悪くなったり雨音で周辺の音が聞こえにくくなったりするため、歩行者や自動車に注意しながら歩きましょう。
傘の使用の可否
道路は、排水能力を超え水があふれる状態で、レインシューズを使用しなければ足元はびしょ濡れになります。
降水量30mmと乗り物への影響
飛行機は、雨の影響だけなら豪雨で視界不良にならなければ運行しますが、強風や積雪の場合は欠航の可能性が高まり要注意です。
自動車
高速道路では、ハンドルやブレーキが利かなくなり事故のリスクが増え、一般道でも冠水に注意しゆっくり走行します。
鉄道
鉄道は雨だけの基準以外に、風が風速25m以上の場合や激しい雷鳴がある場合も運休するため総合的な判断が必要です。
飛行機
降雪の場合は、視界不良や積雪量の状態次第では運休し、飛行機の除雪作業に時間が必要で遅延が積み重なり運休する場合もあります。
降水量30mmと災害
降水量30mmの注意報・警報
予想される状況 | 1時間雨量の目安 | 3時間雨量の目安 | |
大雨注意報 | 災害が起こるおそれがある | 20mm以上 | 40mm以上 |
大雨警報 | 重大な災害が起こるおそれがある | 40mm以上 | 80mm以上 |
大雨特別警報 | 何10年に1回の災害が起こるおそれがある | – | 150mm以上 |
警戒レベル2では避難行動の確認が指示され、ハザードマップによる災害の確認と避難先や避難経路を確認し準備しましょう。
降水量30mmで確認しておくこと
防災グッズでは、食料・水・懐中電灯・防水ラジオ・電池・使い捨てカイロ他を確認し、スマホ・携帯電話・モバイルバッテリーの充電も確認しましょう。
降水量30mmは警戒が必要
大雨の情報は、気象庁の早期注意情報・キキクル・降水短時間予報で早めに確認しましょう。
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