コーナーキックの蹴り方とは?得点を導くための戦術を考えよう
コーナーキックはセットプレーと言われるボールをフリーで蹴ることのできるサッカーのチャンスの1つであります。コーナーキックからは得点を取りやすいと言われているのは、キックの精度でゴールを生むチャンスを作ることもできるし、戦術を沢山考えることができるからです。
Writer
公式ライター old_user_id: 26
コーナーキックの蹴り方
高いボール、低いボール、早いボールや滞空時間の長いボールなどキックの質を変えていくことで中で合わせる選手の合わせ方も変わってきますし、様々なサインプレーを使うこともできますから、キッカーの蹴り方というのは得点を取るためにとても重要なものになります。
練習によって戦術に合わせた使い分けができるようにすることが大切です。
ゴールへ向かうボール
攻撃しているチームの左からのコーナーキックであれば、右足のインサイドを使ってカーブをかけることでゴールを向かっていくボールを蹴ることができます。
ゴールに向かうボールというのは、キーパーにとられる可能性も高くなりますが、ゴールに向かうボールになりますから、そのまま得点になったり、誰かが反らすだけでもゴールになる可能性のある蹴り方と言えます。
味方に合わせるボール
コーナーキックを味方に合わせるには、キックの練習を何回も繰り返すことが大事になります。キックを狙い通りに蹴るには、練習することが1番ですが、コーナーキックはライン沿いにボールを蹴る必要がありますから、自由にボールを蹴るよりもコントロールを磨く必要があるので、難しくなるのです。
ボールの質が良く、コントロールがあれば、ピンポイントでその選手に合わせることができますし、中で競り合う選手が勝てば、得点チャンスは一気に広がるのです。
しかし、相手チームにも誰を狙っているのかが簡単に分かってしまいます。その時でも、勝てるかどうかがポイントとなるやり方です。
高い軌道のボール
サッカーは一つのボールを様々な蹴り方で蹴ることで、質の違ったキックを駆使してゴールを狙うからです。
コーナーキックにおける高い軌道のボールは対空時間が長くなるので、落下地点を予測しやすく、ヘディングの強い選手がいる時には有効なボールとなってきます。しかし、相手キーパーにとられやすくなるので、ファーに大きく蹴ることが多くなるキックと言えます。
低い軌道のボール
低いボールを蹴るときには、どうしてもスピードがでるものですから、ニアに早いボールを入れて、軌道を変えて狙うか、軌道を変えることで、相手の目線をずらしてファーにいる選手にゴールを取らせる方法が考えられます。
低い軌道のボールを蹴るには、シュートの要領で蹴ることができれば、しっかりとしたボールを蹴ることができます。
速いボール
早いボールを蹴るには、シュートのような蹴り方が重要です。インステップキックで、味方の頭を直接狙うようなボールを蹴れば、早いボールを蹴ることができます。
このような早いボールであれば、一瞬の駆け引きで勝つことができれば、見方が相手ディフェンスに競り勝ってゴールを奪うチャンスも出てくるのです。
遅いボール
サッカーでは、いつも決まった事ばかりしていては、相手選手も対応が簡単になってきます。そこで、コーナーキックでは、色々な蹴り方をすることで変化を持たすことが大事になるのです。
その一つとして、遅いボールを蹴ることもポイントの一つになります。遅いボールは、相手もリズムを取りやすいものですが、上手く織り交ぜることで、次の早いボールが活きてきたりもするのです。
サインプレー
【公式】Pick upプレー動画:CKのサインプレーから井上 裕大(町田)がボレーシュートを放つもポストに直撃!
サッカーには、オフサイドというルールがあって待ち伏せをすることは禁止となります。しかし、コーナーキックは、ゴールライン上からボールを蹴りますから、後ろに戻すことになります。
マイナスに出るボールに対してはオフサイドは採用されませんから、それをうまく利用して色々なサインプレーを考えることもチーム戦術の一つになるのです。
得点をとるための戦術的コーナーキック
また、相手が読むことができない戦術を考えることです。そういったコーナーキックを考えるコツは、他のスポーツを見たり、行ったり、また違う分野の話を聞いたりすることで、新しい発想を持つことができるようになります。
他のチームや見たことのある戦術を真似ることも大事ですが、だれも見たことのないような戦術を考えることができれば、よりゴールの確立は上がってきます。
個人を狙うキック
この方法は、1人の選手を狙いますから、キックの質とヘディングの技術を磨けば二人でも得点をとれてしまいます。
実際には、ディフェンスもヘディングの強い選手というのはわかってきますから、そこを徹底してマークされるとゴールを奪うことが難しくなります。
ゾーンを狙う戦術
オフサイドがないのが、コーナーキックですから、ピッチの中でどの辺りを狙うということをチーム内で決めておき、そこを狙って様々な種類のパスを送り込めばいいのです。
中で合わせる選手のやりやすいように、ニア、ファーを決めておいても良いですし、右手を上げればニア、左手を上げればファーと決めておいてもやりやすいです。
ニアで角度を変える作戦
コーナーキックからニアの健勇ヘッド、惜しい
コーナーキックにはオフサイドがありませんから、タイミングだけ合わせれば良く、オフェンスにとって早いセンタリングを入れて、それをニアで少し角度を変えるだけでゴールになる可能性があるのです。
一方、ディフェンスは、早いボールが変化するととっさに体が動かなくなります。そして、オウンゴールになってしまう可能性もありますので、ニアへの早いボールは有効な手段の一つなのです。
ファーからの折り返し
セルヒオ・ラモス ● トップ10 ヘッダ ゴール
サッカーでは、相手の目線をボールに集中させることで、マークをずらし、空いた選手がゴールを奪う戦術があります。
その一つとして、コーナーキックではファーサイドにボールを入れてファーの選手が折り返して、逆サイドで得点を狙います。
ディフェンスは、体の向きを2回180度回転させられますので、マークがずれやすくなり、得点チャンスが広がるのです。
ショートコーナー
ショートコーナーは、近くの味方にボールを出し、そこからパスをゴール前に供給します。このやり方によって、相手ディフェンスの足を一瞬止めることができるので、マークがずれやすくなります。
ボールを動かすことでディフェンスの隙を作り出す戦術です。
スクリーンを使う方法
あからさまにスクリーンプレーをすることができませんが、進行方向に相手選手がいれば、そこが壁になることは仕方ないことですから、ニアの選手がファーへ、ファーの選手がニアに走り込むことで、オフェンスの選手が邪魔になり、ディフェンスの選手のマークがずれることが多くなり、得点チャンスが広がるのです。
ターゲットマンの裏
中村俊輔のピンポイントで合わせるコーナーキック
ヘディングの強い選手にボールを合わせる蹴り方は多くのチームが使ってくる方法です。しかし、蹴り方を変えて、ターゲットにする選手の頭の上を超えるようなキックをすることで、その裏で合わせる方法もあるのです。
ターゲットになるはずの選手をニアに走らせることで、ディフェンスをひきつけてファーサイドでフリーの選手を作るなどの方法も考えられます。
特殊な戦術的コーナーキック
ですから、多くの方法が考えられますし、戦術を考えることによって面白いプレーを考えたり、トリッキーなプレーをすることができるようになります。
こういった特殊なコーナーキックを考えることで特典チャンスを広げることができます。
ゴールエリア外からダイレクトボレー
J2でのワールドクラスのコーナーキック 【サインプレー】ロアッソ熊
多くの選手が、ゴール内のゴールライン上に立ってそこに相手ディフェンスを集中させます。そこでペナルティエリア辺りが手薄になりますので、そこへパスを出します。
後ろから走り込んできた選手がダイレクトでシュートを打つことで、相手の意表をついて強烈なシュートを蹴ることができるのです。
この時のコツとしては、ミートだけを心掛けるつもりでシュートをすることです。
一か所に集まってからスタート
集まったところから全員がバラバラに散っていくのでマークがつきにくくなってきます。この時のパスの蹴り方で大事になるのは、味方とポジションを決めておくことで、走り出したときに、狙った場所に蹴るだけで味方選手が合わせやすくなるように話をしておくことです。
ワンタッチすることでドリブルできる
#湘南ベルマーレ のCKトリックプレー #サガン鳥栖 戦
交代でボールによった選手がそのままドリブルを始めることで一気にゴールに近い場所まで行けますし、相手の意表をついて混乱を招くことができるのです。
コツとしては、できるだけ平常心でボールに触れたり、近づいていくことで相手に気づかれることがなくなります。
全員がゴールラインに入る
そのために、ゴール前に入る選手が全員ゴールラインに並びます。これによって、マークも一緒についてきますから、ゴール前はかなりの大混戦になるのです。
ヘディングをするには、下がりながらする必要がありますから、難しさは出てきますが、この状況でゴール前にパスを出すことで、味方が触れなくても混戦からゴールが生まれる可能性があるのです。
スルーを利用したコーナーキック
超貴重!【キレイに決まった!トリックCK】 フリーキックやPK以外の珍しいトリックプレー 海外サッカー
この戦術では、グラウンダーのパスを入れますが、本気でシュートを打つ気持ちをあいてんい見せないとフェイントになりません。
コツは本気でボールを蹴る勢いで足を振りますが、ボールにだけ当てないということがあげられます。
トリックプレーとしては面白さがありますが、周りとの連携が重要ですので、最終的なシューターとパスを出すキッカーの意思疎通が大切になります。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。