体の使い方で違いがでる!サッカーが上手くなりたいなら絶対知るべきこと
最適な体の使い方を覚えることはサッカーが上手くなるためにはとても重要です。サッカーのテクニックやシチュエーションによって、体の使い方を変えるだけで、サッカーの技術を向上させることや、ケガのリスクを減らすことが可能です。サッカーのディフェンスやゴールキーパーは、スピードに乗っている相手との接触が多いため、ケガをしない体の使い方を意識する必要があります。
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公式ライター Activel_director
体の使い方がサッカーでは重要
どのようなテクニックでも、最適な体の使い方が存在します。サッカーのポジションによっても最適な体の使い方が変化しますので、正しい体の使い方を覚えましょう。
体の使い方で変化するポイント
サッカーの技術にはそれぞれ最適な体の使い方があり、体の使い方を変えることが技術を向上させる近道になります。
例えばヘディングをするときは、頭を振るだけでなく、上半身でバランスをとりながらボールに触れることが大切です。頭を振っているだけでは、ヘディングでボールに力を伝えづらく、体のバランスも崩れてしまいます。
サッカーの体幹の重要性
体幹の強さは、激しい動きの中でも体勢が崩れないために必要な要素です。相手選手との接触が多いサッカーでは、自分の体勢を崩さずにプレーすることが、シュートやパスの精度に大きく影響します。
プレー中に自分の体を自在に操れるように、体幹のトレーニングに取り組んでいきましょう。
体幹を鍛えるなら、フロントブリッジがおすすめです。フロントブリッジは、場所を問わず1人で気軽に体幹を鍛えることができます。
体の使い方の基本の5つ基本とは?
ドリブルやヘディングなどサッカーの基本技術は、体の使い方を変えるだけで質を高めることが可能です。サッカー初心者であっても、ドリブルやヘディングなど基本技術を練習するときは、体の使い方を意識して取り組むことで上達スピードが早くなります。
①リフティング時の体の使い方
リフティングでは、足首はある程度固定して面をつくることで、ボールを安定して蹴ることができます。足首を固定して面をつくることが重要ですが、下半身全体が固まってしまうと瞬時に体が動かしづらくなります。
下半身をリラックスさせた状態で、足首を軽く固定するように意識してみましょう。
リフティングで足首の正しい使い方ができても、上体が不安定なままではリフティングを続けることは困難です。体が大きくブレないようにバランスを保つことで、力加減やタイミングを安定させることが可能になります。
②ドリブル時の体の使い方
ドリブルの時に姿勢が良くなるように骨盤を立てると、股関節が自由に動かしやすくなります。骨盤は上半身と下半身を接続する重要な部位であり、股関節の動きに大きく影響を及ぼします。
股関節が動かしやすくなれば、足を速く回転させることが可能です。
③ボールキープしたい時の体の使い方
相手との間合いを常に確認しながら、ボールをキープするために最適なポジションをとってプレーしましょう。
④ヘディング時の体の使い方
上半身が固定された状態で、首と頭の動きだけでヘディングしてしまうと安定しません。ヘディングをする時は、両腕を後方に引いて、胸を突き出す勢いを利用してヘディングします。うまくヒットさせるために、顔の直前までボールを引きつけるようにしましょう。
⑤シュート時の体の使い方
サッカーで強いシュートを打ちたい場合、軸足を大きく前に出して踏ん張り、ボールを蹴る足を大きく振れるようにしましょう。軸足を大きく前に出すことで、自然と勢いをつけてテイクバックをとることが可能です。テイクバックを大きくとることが、ボールを蹴る足のスイングスピードを速くすることにつながります。
インパクトの瞬間に上体を収縮することで、蹴る力だけでなく、体全体の力をボールに伝えることが可能です。
ディフェンス時の4つの体の使い方
ディフェンスするときは、相手の選手と接触することが多く、ケガをしてしまう可能性も十分に考えられます。ディフェンス時の体の使い方を考えることで、ディフェンスが上手くなるだけでなく、ケガのリスクを減らすことにもつながります。
①体を寄せていく
ディフェンスで直接ボールを奪おうとしても、相手選手にキープされている状態でボールに触れることは難しく、簡単にかわされる可能性が高いです。ディフェンスで体を寄せるときは、ボールを奪うよりも相手に体を当てることを優先しましょう。
相手に必要以上に体を当ててしまうと反則がとられるので、体を当てる時は十分に注意しなければなりません。
相手に体を寄せて時間を稼ぐことで、ボールが奪えなくても失点しないためには重要な動きだといえます。
②直接ボールを奪いにいく
足を出せばボールに触れることが可能な位置にいなければ、直接ボールを奪うことは困難です。ボールを持つ選手に抜き去られないように注意しながら、徐々に間合いを詰めることを意識しましょう。
③空中戦をするときの体の使い方
肩甲骨を寄せながら腕を振り上げることで、空中の姿勢が良くなり、体のバランスを保ちやすくなります。また、腕を振り上げることは、空中戦でのケガを防止することにもつながります。
④相手がスピードに乗っているときの体の使い方
ボールをキープしている選手に並走して肩を当てることで、相手のドリブルのスピードを減速させることができます。相手のスピードを減速させながら、サイドライン際に追い込むイメージでディフェンスすることが重要です。
サイドライン際に追い込むと、ゴールを奪われる可能性の高い中央付近への侵入を防ぐことができます。
相手に抜き去られないように追いかけながら、常に広い視野を持つように意識することが大切です。
ゴールキーパーの体の使い方
ゴールキーパーがボールを止めるためには、体を素早く動かしてボールに近づく必要があり、体の使い方によってプレーの安定感が変化してきます。受け身の取り方は、ダイビングで大きく動くときのケガのリスクを減らすことができます。
ボールキャッチするときの体の使い方
ボールをキャッチする時に、腕全体をリラックスさせることで、ボールの勢いを吸収することが可能です。また、前傾姿勢で構えることで、鋭いボールをキャッチするときにも上体を安定させることができます。
受け身の取り方
キャッチしたボールが一番最初に着地してしまうと、ボールを持つ手に対して衝撃が強くなってしまい、キャッチしたボールをこぼしてしまう可能性が高まります。ボールをダイビングでキャッチした時には、ひざ下とボールを同時に着地させて、衝撃を和らげるように意識しましょう。
体の使い方でサッカープレーが変わる!
リフティングやヘディングのサッカーの基本となるテクニックは、正しい体の使い方を覚えることで大きく変化します。正しい体の使い方を意識することが、サッカー選手としてレベルアップするためには重要なポイントになります。
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