ランニングシューズの選び方とは?ゼロから徹底アドバイスします
ランニングシューズの選び方は、アッパー素材は柔らかいものを選ぶ、ランナーのレベルに合わせて選ぶ、自分の足に合ったサイズを選ぶことが重要です。ランニングシューズの選び方を間違えるとどうなるのか、ランニングシューズの特徴についても解説していきます。
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公式ライター Activel_director
ランニングシューズの選び方を間違えるとどうなるのか?
・ケガの原因になる
・疲労が蓄積しやすくなる
・費用がかさむ
ケガの原因になる
自分の足の長さや甲の高さ、足幅に合ったランニングシューズを選ばなければ、ランニングシューズが足にフィットしてくれません。
自分の足にフィットしていないシューズで走り続ければ、フォームが崩れて脚や腰への負担が大きくなってしまいます。
疲労が蓄積しやすくなる
例えば、防水性があり重量感のあるウォーキングシューズは、安定して歩くには最適ですが、ランニングシューズよりも重量があるので疲労が溜まやすいと言えます。
一方でランニングシューズは、ウォーキングシューズと比較して軽量さとクッション性に優れています。長距離を走る時には、最大で体重の3倍の衝撃がひざに伝わります。この衝撃が疲労度に大きく影響してくるため、疲労を蓄積しないために着用シューズにクッション性が必要になります。
費用がかさむ
ランニングシューズをいざ購入したものの、サイズ感が大きめだったり窮屈だったりすると、走りづらくて別のシューズを履いたほうが快適な場合があります。
走る快適さは怪我や疲労への影響だけではなく継続するモチベーシンにも影響しますので、正しいシューズを選び余計な出費をおさえましょう。
初心者ランナーが知っておくべきランニングシューズの特徴
この3つのランニングシューズの特徴を把握して、ランニングやマラソンで着用する靴を選んでいきましょう。
足への負担を軽減してくれる
クッション性の優れたランニングシューズを選ぶときには、各シューズメーカのクッション材が使用されているかチェックします。
【シューズメーカのクッション材】
アシックス:GEL(ゲル)
アディダス:Boost(ブースト)
ナイキ:リアクト テクノロジー
特に初心者ランナーの場合は、長距離を走る筋力が足りていないので、硬いシューズで走ると足が耐えられない可能性があります。
ランニングシューズは重量が軽い
具体的な重量は、150~200gが軽量なシューズということができます。
なぜランニングシューズが軽量につくられているのかというと、ランニングやマラソンではシューズの重さが疲労に大きく影響してくるためです。
ジョギング程度のスピードであれば、シューズの重量はそれほど影響ありませんが、ランニングのスピードで走る場合にはシューズが重ければ重いほど疲労が溜まりやすくなります。
厚底のランニングシューズが話題
厚底でも軽量なランニングシューズが開発され、クッション性と軽量さを兼ね備え、さらに反発力もあるのでスピードアップも実現しています。
見た目のインパクトは強くて奇抜なシューズに見えますが、「走りやすい」と幅広い層のランナーから評判になっています。
2020年の箱根駅伝では、多くのランナーが「ナイキ・ヴェイパーフライ」を着用して区間新記録を叩きだし話題となりました。
フルマラソンを走る日本トップランナーの設楽悠太選手や大迫傑選手が着用していることでも知られています。
正しいランニングシューズの選び方とは?
この3つの選び方をチェックするだけでも、後悔しないランニングシューズ選びが可能になります。
アッパーは柔らかいニット素材を選ぶ
ニット素材を採用したアッパーの1番の特徴は、他の素材と比較して足を優しく包み込んでくれる感覚が得られます。
近年ではアッパーにニット素材が採用されているシューズで、ホールド感を損なわないランニングシューズが登場しています。ニットアッパーは多少手入れが難しいですが、履き心地の良さやフィット感を重視するならニット素材のランニングシューズを選びましょう。
ランナーのレベルに合わせて選ぶ
【初心者ランナー】
安定性に優れたシューズ
初心者ランナーが安定性の高いランニングシューズを選ぶときには、アッパーに対してソールの方が大きいシューズを選びます。シューズの土台部分が広いので、安定感が高まります。
【中級者ランナー】
軽量性を重視して重量が150~200gのシューズ
長距離を走るための筋力がついてくると、150~200g程度の軽量なランニングシューズを着用してもケガのリスクは低く、軽量さが走りのスピードアップにつながります。
自分の足に合ったサイズを選ぶ
自分の足に合ったサイズを選ぶことで、ケガのリスクや疲労を軽減し、ランニングシューズ本来のポテンシャルを発揮させることが可能です。
ランニングシューズは、同じサイズの”cm”表記でもメーカーによってサイズ感は異なります。最初のうちは各メーカーのサイズを履き比べて自分の足にフィットした大きさを知ることが重要です。
初心者ランナーにおすすめなランニングシューズ3選
クリフトン6
メーカー | ホカオネオネ(Hoke One One) |
---|---|
ソールの厚さ | 3cm |
カラー | ブラック |
安定性 | ★★★★☆ |
クッション性 | ★★★★★ |
一見走りづらそうに見えるシューズですが、見た目に反して走りやすい点と履き心地の良さが評判になり、近年大きな注目を浴びている商品になります。評判が良いだけあって、足に負担をかけず長距離を走れる性能を備えて、フルマラソンの練習をするランナーにもおすすめできる靴です。
GLIDERIDE
メーカー | アシックス |
---|---|
ソールの厚さ | 3.5cm |
カラー | スピードレッド,マコブルー,ブラック |
安定性 | ★★★★☆ |
クッション性 | ★★★★☆ |
弓形のソールデザインが採用されていることで、ランナーは足首の動きが少なくなり、エネルギーの消費を抑えて走ることができます。
クッション性と軽量性を両立しているランニングシューズなので、初心者ランナーにおすすめのランニングシューズです。
フリーラン 5.0
メーカー | ナイキ |
---|---|
ソールの厚さ | – |
カラー | ブラック,ホワイト 他 |
安定性 | ★★★☆☆ |
クッション性 | ★★★☆☆ |
素足感覚に近いランニングシューズなので、着地の足のブレなども敏感に感じとることができ、ランニングフォームを覚えたい初心者ランナーに最適なシューズです。
フルマラソンなど、5km以上の長距離を走るには向かない靴ですが、ランニングを始める最初の1足目として購入することをおすすめします。
ランニングシューズ選びは上級ランナーへの一歩
数多くのスポーツブランドからランニングシューズが販売されており、商品によって特徴も違います。サイズや機能性をチェックし、自分に合ったランニングシューズを選択することによって、ランニングの質を高められます。
質の高いランニングを続けていくことが、上級ランナーへ近づく大きな一歩となっていきます。
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