【千葉県】サッカーの強豪高校ランキングTOP10!千葉は強いチームが多い?
千葉県はサッカーが強い高校が集まる県として知られていますが、その中でも特に流通経済大学柏高校、市立船橋高校の2強の時代と呼ばれています。流通経済大学柏高校はにはカリスマ的な指導者である本田裕一郎監督が存在し、市立船橋高校はチーム内競争力を上げてチーム力強化をはかっています。
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公式ライター Activel_director
千葉県のサッカー強豪高校ランキング 第10位
翔凛高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 千葉県君津市三直1348-1 | ||
選手権 | 0回 | ||
インターハイ | 0回 | ||
主なOB選手 | カイオ・ルーカス・フェルナンデス/ウェリントン・ダニエル・ブエノ |
翔凛高校サッカー部は強化部として学校より指定を受けており、チーム力向上に力を入れています。そして日本の高校としては珍しく、希望者はブラジルサッカー留学や海外からの留学生の受け入れを積極的に行うような、グローバルな視点での選手の育成が特徴になっています。
千葉県のサッカー強豪高校ランキング 第9位
中央学院高校
日大習志野 vs 中央学院 第96回高校サッカー選手権千葉大会 3回戦
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 千葉県我孫子市都部向山765 | ||
選手権 | 0回 | ||
インターハイ | 0回 | ||
主なOB選手 | 冨山達行/澤昌克/イッペイ・シノヅカ |
流通経済大学柏高校や市立船橋高校のような細かくつなぐパスサッカーに対抗するために、ボールコントロールと判断力を追求し、リフティング、非常に狭いスペースでの鳥かごなど、個を徹底的に磨いています。ドリブル練習は10種類以上、リフティングは1000回を目標に、徹底的に個人技で勝負するドリブル軍団のこれからに目が離せません。
千葉県のサッカー強豪高校ランキング 第8位
暁星国際高校
暁星国際 vs 習志野 高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2019 千葉県1部 第17節
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 千葉県木更津市矢那1083 | ||
選手権 | 0回 | ||
インターハイ | 0回 | ||
主なOB選手 | なし |
強い高校へ変貌を遂げ、千葉県2強の存在を脅かすまでに成長した影には、ゼネラルマネージャーで元Jリーガーの松原良香氏、テクニカルアドバイザーで、元日本代表キャプテンの柱谷哲二氏の存在があります。
そしてサッカーと語学と人間教育を3つの大切な柱とし、アストラインターナショナルコースを設け、強い精神力をベースに、あらゆる局面に積極的に挑戦し、世界に羽ばたくだけではなく世界で輝く人間教育を目指しています。
元日本代表で、東京ヴェルディ監督をつとめていた柱谷哲二氏は、中学高校年代の育成が日本サッカーのポイントとし、選手たちのこれからのサッカー人生のため、または日本を背負っていくうえでは、ピッチ内で英語で指示を出し合うのが理想とし、アストラインターナショナルを推奨しています。
千葉県のサッカー強豪高校ランキング 第7位
専修大学付属 松戸高校
専修大松戸VS聖和学園 2019.3テストマッチ
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 千葉県松戸市上本郷2-3621 | ||
選手権 | 出場0回 | ||
インターハイ | 出場0回 | ||
主なOB選手 | 小柳達司/西山鉄平 |
その専大松戸高校サッカー部の強さの理由は、相手を意識せず、力まず創造性とテクニックで相手を翻弄することにあります。基本技術をしっかりと身に着けるというベースはあるものの、特別な決まりごとはなく、指導者にやらされるという意識がないことが、うまく選手の創造力を引きだしているといえます。
・指導者にやらされるのではなく、自由な発想でサッカーを表現する
千葉県のサッカー強豪高校ランキング 第6位
渋谷教育学園幕張高校
市立柏 VS 渋谷幕張 2019千葉県3部Cリーグ
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 千葉県千葉市美浜区若葉1-3 | ||
選手権 | 出場1回 | ||
インターハイ | 出場2回 | ||
主なOB選手 | 田中マルクス闘莉王/服部公太/サンドロ |
選手権に1度出場、インターハイには2度の出場を誇ります。OB選手で田中マルクス闘莉王を輩出する渋谷幕張の強さの秘密は、世界規模の名門クラブであるサンパウロFCの下部組織に所属経験のある選手や、日経ブラジル人など、海外留学生を積極的に招き入れている点にあります。
身体能力に優れた海外留学生が千葉県2強を脅かす存在となっています。
千葉県のサッカー強豪高校ランキング 第5位
千葉県立 八千代高校
八千代×パスサッカー
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 千葉県八千代市勝田台南1-1-1 | ||
選手権 | 出場9回(4強2回) | ||
インターハイ | 出場13回(優勝1回/準優勝1回/4強2回) | ||
主なOB選手 | 羽生直剛/米倉恒貴/兵働昭弘/山崎良平/関塚隆 |
八千代高校サッカー部は公立高校では珍しく、ドイツやオランダといったサッカーの強豪国に遠征し、ブンデスリーガやオランダリーグのユースチームと強化試合を行うことで本場のヨーロッパのサッカーを体で感じ、チーム力強化につなげています。
そしてチームの指導方針である克己心は、自分の欲望に打ち勝つという意味で、常に芯の目標と行動を持ち、己に打ち克ち、成長し続けることが選手一人ひとりに求められています。
・チームの指導方針は克己心
千葉県のサッカー強豪高校ランキング 第4位
習志野市 立習志野高校
【ハイライト】習志野高校が流経大柏に勝利!4年ぶりインターハイへ(2018千葉県高校サッカー予選準決勝)美爆音吹奏楽部も応援!
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 千葉県習志野市東習志野1-2-1 | ||
選手権 | 出場15回(優勝2回/4強2回) | ||
インターハイ | 出場18回(優勝1回/準優勝1回/4強3回) | ||
主なOB選手 | 守田達弥/柴小屋雄一/町田忠道/玉田圭司/吉野智行/廣山望/名塚善寛 |
その礎を築いたのが本田裕一郎監督ですが、本田監督退任後もコンスタントに上位に進出し、現在は、本田監督時代の高い個人技術を基礎にしたポゼッションサッカーではなく、守備を堅めたカウンター戦術を武器に躍進し、2018年のインターハイ千葉県予選では準決勝で流通経済大学柏高校を、決勝で市立船橋高校を破り、インターハイ出場を決めた名門高校です。
・堅い守備からのカウンターサッカー
千葉県のサッカー強豪高校ランキング 第3位
日本体育大学付属 柏高校
【潜入取材】激戦区千葉を突破した「日体大柏高」とは…/インターハイ2019
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 千葉県柏市戸張944番地 | ||
選手権 | 出場0回 | ||
インターハイ | 出場1回 | ||
主なOB選手 | 林威宏/広庭輝/森戸壮介 |
そんな日体柏高校サッカー部の強さの秘密は、地元の柏レイソルとの本格提携で全国制覇を目指すことを目標に掲げた点にあります。そして柏レイソルでプレー経験を持つ永井俊太氏をヘッドコーチとして招聘し、Jクラブのメソッドを注入し、その後元日本代表の酒井直樹氏を監督に招いています。また、柏レイソルのジュニアユースからも日体柏へ入部する選手が増加しており、これから千葉県2強を覆す存在になりつつあります。
1994年、ユースから柏レイソルトップチームに昇格し、スピードある突破を武器に、得点力のある攻撃的MFとして活躍、1996年にいは日本代表として1試合に出場しました。現役通算201試合に出場し、28得点を記録しましたが、ケガにより2003年に現役引退し、柏レイソル育成部門スタッフとして貢献、現在は日体柏高校サッカー監督に就任しています。
千葉県のサッカー強豪高校ランキング 第2位
船橋市 立船橋高校
【ハイライト】市立船橋vs流経大柏(サッカー高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 2019)
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 千葉県船橋市市場4-5-1 | ||
選手権 | 出場20回(優勝5回/準優勝2回/4強2回) | ||
インターハイ | 出場28回(優勝9回/準優勝3回/4強5回) | ||
主なOB選手 | 鬼木達/茶野隆行/中村直志/北嶋秀朗/西紀寛/阿部翔平/小宮山尊信/小川佳純/カレン・ロバート/杉岡大暉 |
そんな市立船橋高校サッカー部の強さの秘密はチーム内の熾烈な競争とライバル校の存在にあります。チーム内では常に危機感を持ったポジション争いが繰り広げられ、さらに流通経済大学柏高校というライバル校の存在が刺激となっています。
・ライバル校の存在
千葉県のサッカー強豪高校ランキング 第1位
流通経済大学付属柏高等学校
2018夏のインターハイ王者!流通経済大柏 ダイジェスト 第96回全国高校サッカー選手権大会
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 千葉県柏市十余二1番地20 | ||
選手権 | 出場6回(優勝1回/準優勝2回/4強2回) | ||
インターハイ | 出場14回(優勝2回/準優勝2回/4強2回) | ||
主なOB選手 | 比嘉祐介/田口泰士/湯澤聖人/呉屋大翔/青木亮太/秋山陽介/小川諒也/本村武揚/関川郁万 |
そんな流通経済大学柏高校の強さの源にあるのが本田裕一郎監督の存在です。本田監督は2001年に習志野高校から就任し、学校側も2001年にサッカー選手寮、2003年にはサッカー部専用グランドが完成し、抜群の練習環境が整いました。さらに2010年からは事実上の下部組織であるジュニアユースチームのクラブ・ドラゴンズを結成し、中高6年間の一貫指導でチーム力を強化しています。
本田監督は県立市原緑高校から指導者の道を歩み始め、静岡県内の強豪校とのトレーニングマッチやスパルタ教育でチームを4強の常連まで育て上げました。その後に習志野高校に赴任し、千葉県に多くみられた前に蹴るだけのサッカーに反発し、テクニック重視のサッカーを展開し、選手権に4度出場しインターハイでは全国制覇を成し遂げ、元日本代表の福田健二、廣山望、玉田圭司を育てました。
流通経済大学柏高校に赴任した後は学校側からの全国制覇の命題を守るため、サッカーのスタイルも、攻守のバランスを考え、時には守りを固めるようなことも辞さないサッカーを展開しました。
千葉県 サッカーの強豪高校 まとめ
専大松戸のようにあえて相手チームを意識せずに自由な発想で挑む高校があれば、中央学院高校のように個の力を磨いてドリブル軍団として挑んだり、日体柏のようにJリーグの下部組織と提携してチーム力を強化したりと、各校とも独自路線で打倒2強をテーマに掲げています。この千葉県2強を倒すチームが現れるのか、今後の千葉県の高校サッカーから目が離せません。
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