5キロ太ったら見た目はどのくらい変わるの?それとも見た目は変わらない?
5キロ太ったときの見た目はウエストが約5cm、二の腕が約2cm、ヒップが約2.5cm大きくなり、体にフィットした正装やジーンズが窮屈になります。5キロ太ったことによる見た目の変化が大きい人は、骨格筋率が低く体脂肪率が高い人、元の体重が低い人であり、男性よりも女性の方が変化が大きくなります。
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公式ライター Activel_director
5キロ太ったら見た目はどのくらい変わる?
5キロ太ったら見た目は、腹囲1cmは体脂肪に換算すると1kgに値するため、ウエストが約5cm増加し、レディースでは号数が1つ上がって男女ともにジーンズのサイズが2つ上がるため、これまで着ていたフォーマルやパンツが窮屈に見えます。
バスト | ウエスト | ヒップ | |
5号 | 77 | 58 | 87 |
7号 | 80 | 61 | 89 |
9号 | 83 | 64 | 91 |
11号 | 86 | 67 | 93 |
13号 | 89 | 70 | 95 |
5キロ太っても見た目は変わらない?
5キロ太ったときの見た目は、バストが約1.5cm、ウエストが約5.0cm、ヒップが約2.5cm、二の腕が約2cm増加します。洋服のサイズは、MサイズからLサイズ、LサイズからLLサイズといったサイズ変更は起こらないため、タイトな服でなければ見た目の変化は感じられません。洋服で隠れない顔周りでは、ほおや輪郭が丸くなる、鎖骨が目立たなくなるといった変化が見られます。
サイズ | バスト | ヒップ | ウエスト |
S | 72~80cm | 82~90cm | 58~64cm |
M | 79~87cm | 87~95cm | 64~70cm |
L | 86~94cm | 92~100cm | 69~77cm |
LL | 93~101cm | 97~105cm | 77~85cm |
3L | 100~108cm | 102~110cm | 85~93cm |
5キロ太ったとわかりやすい人の特徴
- 骨格筋率が低く体脂肪率が高い
- 身長が低い
- 元の体重が低い
5キロ太ったとわかりやすい人の特徴は、脂肪と筋肉を同じ重さで比べた場合、脂肪が筋肉より体積が1.2倍大きいため、体に占める骨格筋の割合が低く体脂肪率が高いことです。また、元の体重が低い人ほど5キロの増加による体重の増加率が高いため、太って見えやすくなります。男性と比較すると女性の方が骨格筋率は約8%低く、体脂肪率は約10%高くなり、身長や体重が低いことから、5キロ太ると男性より女性の方が体型の変化が顕著です。
女性が5キロ太ったときの見た目の変化
女性が5キロ太ったときの見た目の変化は、女性は男性よりも骨格筋が約8%少なく、体脂肪率が約10%高いため、目立ちやすくなります。顔の輪郭は丸くなり、ほお骨や首が目立たなくなるとともに腰周りやお尻も太くなります。また、女性は男性に比べて皮下脂肪がつきやすく、ウエスト以外にも二の腕やお尻、脚といった全身に脂肪がつきます。
5キロ太った女性の顔の見た目
- 輪郭が丸みを帯びる
- ほうれい線が目立つようになる
- ほお骨や首の骨が目立たなくなる
- 目鼻立ちの印象が弱くなる
5キロ太った女性の顔の見た目は、顔の脂肪が増えることで顔の輪郭がわずかに丸みを帯び、ほうれい線が目立つようなります。ほおは、骨や首が目立たなくなり、目鼻立ちの印象が弱くなり、友人や同僚には気づかれる程度の変化が起きます。
5キロ太った女性の身体の見た目
バスト | +1.5cm |
ウエスト | +5.0cm |
ヒップ | +2.5cm |
二の腕 | +2.0cm |
5キロ太った女性の身体の見た目は、男性よりも皮下脂肪が全身につきやすいため、バストが約1.5cm、ウエストが約5.0cm、ヒップが約2.5cm、二の腕が約2.0cm増加し、腰周りや太ももに脂肪がつくことで体のシルエットがゆるやかに変化し、ぽっちゃりとした印象になります。
- 二の腕が約2cm太くなる
- 腰周りが約5cm太くなる
- お尻が丸くなる
- 体のラインがゆるやかになる
男性の5キロ太ったときの見た目の変化
男性の5キロ太ったときの見た目の変化は、ウエストが約5.0cm、胸囲が約3.0cm、二の腕が約1.5cm、太ももが約2.0cm増加し、顔周りに脂肪がついて輪郭が丸くなる、二重顎になり首が目立たなくなる、胴回りが太くなるといった傾向があります。女性に比べて身長や体重が大きいため、女性よりは5キロ増加での見た目の変化は感じにくくなります。
5キロ太った男性の顔の見た目
5キロ太った男性の顔の見た目は、顔全体に脂肪がつくため輪郭に骨っぽさがなくなり、ほおが盛り上げってほお骨が目立たなくなる、目鼻立ちの印象が弱くなる、二重顎になって首が目立たなくなるといった、よく会う人には気づかれる程度の変化が現れます。
- 輪郭に骨っぽさがなくなる
- ほお骨が目立たなくなる
- 目鼻立ちの印象が弱くなる
- 二重顎になる
- 首が目立たなくなる
5キロ太った男性の身体の見た目
ウエスト | +5.0cm |
胸囲 | +3.0cm |
二の腕 | +1.5cm |
太もも | +2.0cm |
5キロ太った男性の身体の見た目は、男性は女性よりも内蔵脂肪がつきやすいため、お腹周りに脂肪がついてウエストが約5cm太くなるほか、胸囲が約3cm、二の腕が約1.5cm、太ももが約2.0cm増加する、肩が丸くなるといった変化があります。上の画像は5キロ減量した人のもので、5キロの体重増減による体の変化がわかります。
- お腹周りが約5cm太くなる
- 胸囲が約3cm大きくなる
- 肩が丸くなる
- 太ももに脂肪がつく
5キロ太ったことで健康への影響は?
5キロ太ったことで健康への影響は、体脂肪量が増えることにより血糖値や血圧、血中コレステロール値といった血液検査データが悪化し、糖尿病や高血圧、脂質異常症といった生活習慣病につながることです。
血糖値の変化
血糖値の変化は、国立がん研究センターにおける研究で20歳前後の頃と比べて体重が5kg以上増えた人は糖尿病のリスクが高まると発表されたことにより、5kg太ることで上昇傾向があります。
ハーバード公衆衛生大学院の研究によると、5キロ太って身長と体重から算出されるBMIが25以上の肥満状態になると、糖の代謝が適切に行われずに血糖値が上昇する2型糖尿病の発症リスクが30%上昇します。
血圧の変化
血圧の変化は、ハーバード公衆衛生大学院の研究によると、成人早期に5キロ以上の体重増加が見られた人はそうでない人に比べて高血圧になるリスクが14%高くなり、BMIが25以上の肥満状態にある人は肥満でない人に比べて高血圧症を2~3倍発症しやすくなるといった変化があります。
体脂肪が増えると交感神経の活発化や脂肪細胞により血管が収縮し、過食や塩分過多によって体液量が増えるためです。
血中コレステロール値の変化
血中コレステロール値の変化は、脂質の摂りすぎで80kgから85kgへと5kg体重が増加した場合、210mg/dLから280mg/dLへと増加した例があり、体重の増加で上昇傾向にあります。
コレステロールのなかでも悪玉コレステロールとよばれるLDLコレステロール値が140mg/dL以上になると、脂質異常症となり動脈硬化による心筋梗塞や脳卒中を引き起こす恐れがあります。
5キロ太った見た目を変えるコツ
5キロ太った見た目を変えるコツは、睡眠時間を確保し、水分を1日2Lを目安に摂ることで血行を良くし、むくみをとってすっきりと見せることです。
また、脂肪は筋肉より軽いですが、体積は2.5倍大きいため、体脂肪量が多いと太って見えやすくなります。脂肪1kgを消費するために必要なエネルギーは約7200kcalです。食べすぎを予防する、プランクやスクワットといった筋トレ習慣をつけるといった行動で脂肪を減らし、引き締まった見た目を目指しましょう。
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