リバプールのフォーメーションとは?【最新スタメン・メンバー一覧】
リバプールFCのフォーメーションは4-3-3を基本とした攻撃的な布陣です。世界を代表する選手たちが、攻撃的なフォーメーションをベースに洗礼された戦術を遂行し、圧倒的な強さで他チームを凌駕します。そのような攻撃的な姿勢はリバプールFCの試合データからも読み取ることができます。
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公式ライター Activel_director
リバプールのクラブデータ
リバプールFCは今や名実共に世界屈指のクラブとして世界中に認知されています。
また、リバプールFCはサポーターも有名です。サポーターはチーム愛が非常に強く、彼らが試合開始前後に歌うYou’ll Never Walk Aloneはサッカーファンなら知らない人はいないほどです。
クラブデータ
クラブ | リバプール・フットボール・クラブ |
創設 | 1892年 |
ホームタウン | リバプール |
スタジアム | アンフィールド |
収容人数 | 54,074人 |
監督 | ユルゲン・クロップ |
公式サイト | https://www.liverpoolfc.com/ |
公式youtube | https://www.youtube.com/user/LiverpoolFC |
公式ツイッター | https://twitter.com/lfc_japan |
平均年齢 | 27.9歳 |
リバプールのロゴ・エンブレム
エンブレムの左右には2つの炎が添えられています。2つの炎は過去に起きたヘイゼルの悲劇、ヒルズボロの悲劇を表しています。
UEFAチャンピオンズカップ(8485)決勝のリバプールFC対ユヴェントスの試合前に起き、39人が死亡、400人以上が負傷した事故。
FAカップ準決勝のリバプールFC対ノッティンガム・フォレストで発生した死者96人、負傷者766人を出した事故。
リバプールのメンバー一覧
メンバーの中には日本代表の南野拓実選手も堂々とメンバー登録されています。
南野選手は線番号18番を着用していますが、背番号18番はかつてのリバプールのスーパースター・マイケルオーウェン選手がつけていた背番号であり、彼に対するチームの期待がうかがえます。
リバプールの登録選手
選手名 | 背番号 | ポジション | 国籍・代表 | 生年月日 | 身長/体重 |
アリソン(Alisson) | 1 | GK | ブラジル代表 | 1992年10月2日 | 191cm/91kg |
アドリアン(Adrián) | 13 | GK | スペイン代表 | 1987年1月3日 | 190cm/80kg |
アンディ・ロナーガン(Andy Lonergan) | 22 | GK | イングランド代表 | 1993年10月19日 | 192cm/87kg |
ケビン・ケレハー(Caoimhin Kelleher) | 62 | GK | アイルランド代表 | 1998年11月23日 | 180cm/73kg |
フィルジル・ファン・ダイク(Virgil van Dijk) | 4 | CB | オランダ代表 | 1991年7月8日 | 193cm/92kg |
デヤン・ロブレン(Dejan Lovren) | 6 | CB | クロアチア代表 | 1989年7月5日 | 188cm/84kg |
ジョー・ゴメス(Joe Gomez) | 12 | CB | イングランド代表 | 1997年5月23日 | 188cm/77kg |
アンドリュー・ロバートソン(Andrew Robertson) | 26 | LSB | スコットランド代表 | 1994年3月11日 | 178cm/64kg |
ジョエル・マティブ(Joel Matip) | 32 | CB | カメルーン代表 | 1991年8月8日 | 195cm/90kg |
トレント・アレクサンダー=アーノルド(Trent Alexander-Arnold) | 66 | RSB | イングランド代表 | 1998年10月7日 | 175cm/69kg |
ファビーニョ(Fabinho) | 3 | CM | ブラジル代表 | 1993年10月23日 | 188cm/78kg |
ジョルジニオ・ヴァイナルダム(Georginio Wijnaldum) | 5 | CM | オランダ代表 | 1990年11月11日 | 175cm/74kg |
ジェームズ・ミルナー(James Milner) | 7 | CM | 元イングランド代表 | 1986年1月4日 | 175cm/70kg |
ナビ・ケイタ(Naby Keïta) | 8 | CM | ギニア代表 | 1995年2月10日 | 172cm/64kg |
ジョーダン・ヘンダーソン(C)(Jordan Henderson) | 14 | CM | イングランド代表 | 1990年6月17日 | 182cm/80kg |
アレックス・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain) | 15 | CM | イングランド代表 | 1993年8月15日 | 180cm/70kg |
アダム・ララーナ(Adam Lallana) | 20 | AM | イングランド代表 | 1988年5月10日 | 172cm/73kg |
シェルダン・シャキリ(Xherdan Shaqiri) | 23 | RW | スイス代表 | 1991年10月10日 | 169cm/72kg |
カーティス・ジョーンズ(Curtis Jones) | 48 | CM | イングランド | 2001年1月30日 | 185cm/75kg |
ロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino) | 9 | CF | ブラジル代表 | 1991年10月2日 | 181cm/76kg |
サディオ・マネ(Sadio Mané) | 10 | LW | マリ代表 | 1992年4月10日 | 175cm/69kg |
モハメド・サラー(Mohamed Salah) | 11 | RW | エジプト代表 | 1992年6月15日 | 175cm/71kg |
南野拓実(Takumi Minamino) | 18 | LW | 日本代表 | 1995年1月16日 | 174cm/68kg |
ディボック・オリギ(Divock Origi) | 27 | CF | ベルギー代表 | 1995年4月18日 | 185cm/75kg |
リバプールのスタメン
スタメンを固定して戦う中で、中盤の選手は試合状況によってメンバーを変えて、戦術に変化を加えます。
リバプールのフォーメーション
4-3-3と基本フォーメーションとして、状況によって4-2-3-1へフォーメーションチェンジします。
最新フォーメーション
シーズン中はほとんど4-3-3のフォーメーション・同じスタメンで戦います。
特に強力なのが、サラー・フィルミーノ・マネの3トップです。彼らの能力を生かした攻撃は相手に脅威を与え、ゴールを量産します。
3人の攻撃力を最大限に引き出すことを最優先としたフォーメーションです。
2ndフォーメーション
リバプールFCが守備をしっかりと固めたい時に使用するフォーメーションです。
ただし、1試合を通して4-2-3-1のフォーメーションを採用することはあまりありません。ゲームの流れの中で、相手に押し込まれて守備を固める必要がある時に、4-2-3-1のフォーメーションを取り入れます。
リバプールの戦術
リバプールのシステム
フィルミーノ選手が下りてくる時は、両ウイングのサディオ・マネ選手とモヘメド・サラー選手が内側に入ってきて4-3-1-2のようなフォーメーションになります。
フェルミーノ選手を中盤に加えてポゼッション力を高め、2トップになったマネ選手とサラー選手がスピードを生かしたプレーでゴールに向かいゴールを量産します。
リバプールの戦術①ストーミング
ボールを保持することにはこだわらず、相手の嫌なスペースにボール入れることが最優先になります。たとえそのボールが相手のボールになっても、一気にプレッシャーをかけボールを奪い、攻撃に転じます。プレッシャーの激しさから嵐のような急襲とも言われています。
リバプールの戦術②ゲーゲンプレス
現リバプールのクロップ監督はゲーゲンプレス戦術を武器に多くのタイトルを勝ち取り、世界屈指の名将となりました。
リバプールの戦術③ポジショナルプレー
位置的優位、質的優位、数的優位の3つの優位性を利用して、チームで意図的な攻撃を仕掛けていきます。
リバプールの監督
名前 | ユルゲン・クロップ |
生年月日 | 1967年6月16日 |
国籍 | ドイツ |
所属クラブ | FSVマインツ05 |
ボルシア・ドルトムント | |
リバプールFC |
クロップ監督の監督としての強みは人心掌握術です。
彼は自らの感情を素直に表現します。試合中でも笑顔を絶やさずサッカーを楽しみ、ゴールが入った時は選手とともに喜びを爆発させます。そして、常に選手のことを考えた言動をして選手からの信頼を集めます。
彼の元で一枚岩になったチームは非常にアグレッシブなプレーを展開し、多くのサッカーファンを魅了します。
リバプールの有名選手
名前 | フィルジル・ファン・ダイク |
背番号 | 5 |
生年月日 | 1991年7月8日 |
身長・体重 | 193cm・92kg |
代表 | オランダ代表 |
彼の魅力は高いサッカーインテリジェンスです。
ファン・ダイク選手は恵まれた体格を生かしたプレーに頼るだけではなく、ゲームの流れを読みとり、常に細かくポジション修正をします。良いポシジョンからフィジカルを生かした守備をすることで、相手の攻撃を阻みます。
ファン・ダイク選手の守備力は圧倒的で2018-19シーズンの全50試合で相手に1度もドリブルで抜かれなかったというデータも残っています。
リバプールの注目選手
名前 | ロベルト・フィルミーノ |
背番号 | 9 |
生年月日 | 1991年10月2日 |
身長・体重 | 181cm・76kg |
代表 | ブラジル代表 |
フィルミーノ選手の抜群のテクニックと変幻自在な動きを組み合わせたプレーに相手は困惑させられます。彼はそのようなプレースタイルから魔術師とも評されます。
背番号9番をつけていながら中盤まで下りたり、サイドに流れてボールを引き出し攻撃の起点になります。相手にとって嫌なスペースに入り込んでボールを受けて、高いテクニックを駆使した攻撃で決定的なチャンスを作り出します。
リバプールの若手選手
名前 | トレント・アレクサンダー=アーノルド |
背番号 | 66 |
生年月日 | 1998年10月7日 |
身長・体重 | 175cm・69kg |
代表 | イングランド代表 |
彼の最大の武器はクロスボールです。
トレント・アレクサンダー=アーノルド選手は右サイドバックのポジションから、マイボールになると攻撃参加のためにオーバーラップします。高い位置でボールを受けると高精度のクロスで多くのゴールを演出します。
彼は2018/19シーズンにリーグ戦で12のアシストを記録しました。12アシストの記録はリバプールFCが所属するプレミアリーグでは、DFが1シーズンに記録した最多アシスト数としてギネス世界記録にも認定されました。
リバプールの試合データ(2019/2020 3.11現在)
ゴール数
3トップに次ぐのがセンターバックのファン・ダイク選手です。試合の流れの中での得点だけではなく、セットプレーでも得点を奪えるということが、このデータから見て取れます。
さまざまな得点パターンで多くの選手が得点を奪えるのがリバプールFCの強みです。
1位 | サラー | 16得点 |
2位 | マネ | 14得点 |
3位 | フィルミーノ | 8得点 |
4位 | ファン・ダイク | 4得点 |
5位 | チェンバレン | 3得点 |
アシスト数
サイドバックも積極的に攻撃参加するリバプールFCのプレースタイルが、アシスト数ランキングに反映されています。
1位 | アレクサンダー・アーノルド | 12アシスト |
2位 | ロバートソン | 7アシスト |
2位 | フィルミーノ | 7アシスト |
2位 | マネ | 7アシスト |
5位 | サラー | 6アシスト |
パス成功率
後方から丁寧にパスをつなげるリバプールFCは、ディフェンスの選手のパス精度が欠かせません。
ディフェンスの選手が前方に質の高いパスを供給してゲームを組み立てます。
なお、出場時間が500分に満たない選手はパス成功率のランキングでは対象外としています。
1位 | ヴァイナルダム | 90.9% |
2位 | ファン・ダイク | 89.2% |
3位 | ゴメス | 88.4% |
4位 | ミルナー | 86.7% |
5位 | ファビーニョ | 85.4% |
評価点
得点数、アシスト数でもチーム上位に位置するマネ選手が評価点ではトップとなっています。
評価点ランキングでも出場時間が500分に満たない選手は対象外としています。
1位 | マネ | 7.50 |
2位 | サラー | 7.45 |
3位 | ファン・ダイク | 7.40 |
4位 | マティブ | 7.33 |
5位 | アレクサンダー・アーノルド | 7.30 |
能力値ランキング(FIFA20)
また、最後方でチームの守備を引き締めるファン・ダイク選手が同立の1位となっています。
1位 | サラー | 90 |
1位 | ファン・ダイク | 90 |
3位 | アリソン | 89 |
3位 | サディオ・マネ | 89 |
5位 | ロベルト・フィルミーノ | 87 |
今や世界NO.1と称されるクラブ
チームのスタメンはもちろん、メンバー登録されている選手の大部分は各国の代表選手です。
現に、プレミアリーグでは2位に勝ち点差25をつけて独走状態。ユニフォームの売り上げでもプレミアリーグのチームの中で1位を獲得するなど名実ともに世界最高クラブです。
今冬には日本代表選手の南野拓実選手もメンバーに加わりました。彼の今後のプレーも含めて、ますます目の離せないクラブです。
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