ユベントスFCのフォーメーションとは?【スタメン・メンバー一覧】
ユベントスのフォーメーションは4-3-1-2です。4312のフォーメーションによって絶対的エース、クリスティアーノ・ロナウド選手の能力を存分に引き出します。名将サッリ監督により戦術的にも整理されており、監督・登録選手・フォーメーション・戦術、どれを取っても隙のないチームです。
Writer
公式ライター Activel_director
ユベントスFCのクラブデータ
ユベントスFCは世界でも屈指のチーム力を要し、特に国内リーグのセリエAでは圧倒的な強さを誇ります。
ユベントスFCには老貴婦人という愛称があります。この愛称は、チーム発足当初にイレアーナという年配の女性が熱心にユベントスFCを応援していたのが由来です。老貴婦人の愛称通り、ユベントスFCは選手の気品も大切にするチームです。
クラブデータ
クラブ | ユべントス・フットボール・クラブ |
---|---|
創設 | 1897年 |
ホームタウン | トリノ |
スタジアム | アリアンツ・スタジアム |
収容人数 | 41,507人 |
監督 | マウリツィオ・サッリ |
公式サイト(日本語版) | https://www.juventus.com/jp/ |
公式youtube | https://www.youtube.com/user/juventus |
公式ツイッター(日本語版) | https://twitter.com/juventusfcjp |
平均年齢 | 29.4歳 |
ユベントスFCのロゴ・エンブレム
それまでのサッカークラブのエンブレムとは違い、ユベントスの頭文字であるJをモチーフにしたシンプルなフラットデザインになりました。
ユベントスFCのエンブレム変更はグッズマーケティングを狙ったものだと言われています。エンブレムをシンプルなものにすることで、あらゆるアイテムやファッショングッズに合わせることが可能です。
スポーツクラブのエンブレム以上の意味をもたせるために、現在のデザインとなっています。
ユベントスのメンバー一覧
スタメンはもちろん、スタメン以外の選手も他チームにいけばレギュラーとして活躍できるレベルにあり、そうしたメンバーが登録選手としてベンチに控えています。
ユベントスFCの登録選手
選手名 | 背番号 | ポジション | 国籍・代表 | 生年月日 | 身長/体重 |
---|---|---|---|---|---|
ヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny) | 1 | GK | ポーランド代表 | 1990年4月18日 | 195cm/84kg |
ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon) | 77 | GK | 元イタリア代表 | 1978年1月28日 | 192cm/92kg |
カルロ・ピンソーリオ(Carlo Pinsoglio) | 31 | GK | 元U-21イタリア代表 | 1990年3月16日 | 192cm/72kg |
マタイス・デリフト(Matthijs de Ligt) | 4 | CB | オランダ代表 | 1999年8月12日 | 189cm/90kg |
レオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci) | 19 | CB | イタリア代表 | 1987年5月1日 | 190cm/82kg |
メリフ・デミラル(Merih Demiral) | 28 | CB | トルコ代表 | 1998年3月5日 | 192cm/85kg |
ダニエレ・ルガーニ(Daniele Rugani) | 24 | CB | イタリア代表 | 1994年7月29日 | 188cm/78kg |
ジョルジョ・キエッリーニ(C)(Giorgio Chiellini) | 3 | CB | イタリア代表 | 1984年8月14日 | 187cm/84kg |
ダニーロ(Danilo) | 13 | RSB | ブラジル代表 | 1991年7月15日 | 184cm/77kg |
マッティア・デ・シーリオ(Mattia De Sciglio) | 2 | RSB | イタリア代表 | 1992年10月20日 | 183cm/74kg |
アレックス・サンドロ(Alex Sandro) | 12 | LSB | ブラジル代表 | 1991年1月26日 | 181cm/66kg |
ミラレム・ピャニッチ(Miralem Pjanic) | 5 | CM | ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 | 1990年4月2日 | 180cm/68kg |
アーロン・ラムジー(Aaron Ramsey) | 8 | CM | ウェールズ代表 | 1990年12月26日 | 182cm/72kg |
ロドリゴ・ベンタンクール(Rodrigo Bentancur) | 30 | CM | ウルグアイ代表 | 1997年6月25日 | 187cm/75kg |
アドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot) | 25 | CM | フランス代表 | 1995年4月3日 | 188cm/71kg |
ブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi) | 14 | CM | フランス代表 | 1987年4月9日 | 180cm/74kg |
サミ・ケディラ(Sami Khedira) | 6 | CM | ドイツ代表 | 1987年4月4日 | 189cm/86kg |
フェデリコ・ベルナルデスキ(Federico Bernardeschi) | 33 | RW | イタリア代表 | 1994年2月16日 | 183cm/75kg |
ドグラス・コスタ(Douglas Costa) | 11 | RW | ブラジル代表 | 1990年9月14日 | 172cm/65kg |
ファン・ギジェルモ・クアドラード(Juan Guillermo Cuadrado) | 16 | RW | コロンビア代表 | 1988年5月26日 | 179cm/72kg |
クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo) | 7 | LW | ポルトガル代表 | 1985年2月5日 | 185cm/80kg |
パウロ・ディバラ(Paulo Dybala) | 10 | CF | アルゼンチン代表 | 1993年11月15日 | 177cm/75kg |
ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuaín) | 21 | CF | 元アルゼンチン代表 | 1986年5月21日 | 190cm/84kg |
ユベントスFCのスタメン
しかし、仮にクリスティアーノ・ロナウド選手がスタメンから外れても、イグアイン選手などのワールドクラスの登録選手が控えます。
スタメンから誰かが外れても、チーム力を維持できることがユベントスFCの強みです。
ユベントスFCのフォーメーション
最新フォーメーション
4-3-1-2は2トップに加えて、トップ下を配置することがきる非常に攻撃的なフォーメーションです。
トップ下の選手が中盤を自由に動き回りボールを引き出し、前線の2トップにボールを配給します。クリスティアーノ・ロナウド選手やパウロ・ディバラ選手を要するユベントスのFW陣は強力です。2トップとトップ下のコンビネーションで相手ディフェンスの中央をこじ開け、ゴールを量産します。
2ndフォーメーション
4-3-1-2とは形が違いますが、志向するサッカーは最新フォーメーション同様に攻撃的です。
4-3-3のフォーメーションで特に注目なのがディバラ選手、イグアイン選手、ロナウド選手を同時に起用した3トップです。
3人とも世界でトップクラスの攻撃力を有しており、恐るべき破壊力を誇る3トップです。
攻撃力は圧倒的ですが、守備の面での不安をぬぐいきれないため、まだ常に採用されるフォーメーションには至っていません。しかし、この3トップが機能すれば今まで以上の攻撃力を得られるのは間違いありません。
ユベントスFCの戦術
両戦術とも難易度が高く、メンバーに浸透させるためには時間がかかります。そのため、ユベントスFCはリーグ開幕当初は選手の意図がかみ合わず、苦戦する試合もありました。しかし、戦術がメンバーに浸透するにつれて安定的な強さを発揮し始め、リーグ・カップ戦で勝利を重ねています。
ユベントスFCのシステム
2トップの一角であるクリスティアーノ・ロナウド選手は、左サイドに流れてのプレーを好みます。クリスティアーノ・ロナウド選手が左サイドに流れることによって、攻撃時には4-3-3のようなフォーメーションに変化します。
ユベントスFCはポゼッションしながら相手ゴールに迫ります。そして、相手ゴール前ではショートパスを駆使したテンポの良いパス回しでディフェンスラインを突破します。
ユベントスFCの戦術①サッリボール
サッリボールは味方の手前のスペースにパスを出すのが特徴です。味方の手前のスペースにパスを出し、相手がついてこなければ味方がターンをして前を向きます。もし、味方にディフェンスがついてくればシンプルにバックパスでボールを戻します。そして、ついてきたディフェンスがもともといた場所に違う味方が入り、素早くボールを受けて前進します。
そのようなパスワークが連続したサッカーはスピード感にあふれ、多くのサッカーファンを魅了します。
ユベントスFCの戦術②ゾーンディフェンス
味方との距離感を大切にして、相手にスペースを与えずボールを中心とした守備陣形を作ります。そして、その守備陣形の中に入ってきた相手選手を捕まえて自由を与えません。
ユベントスFCの監督
名前 | マウリツィオ・サッリ |
---|---|
生年月日 | 1959年1月10日 |
国籍 | イタリア |
所属クラブ | エンポリFC |
SSCナポリ | |
チェルシーFC | |
ユベントスFC |
サッリ監督はプロサッカー選手としてのキャリアはありません。彼は大学卒業後には銀行員として務めながら監督業を兼業し、40歳の時にプロの監督となりました。
サッリ監督の存在が世界中に知れ渡ったのはSSCナポリを率いていた時です。サッリ監督自ら考案した戦術・サッリボールはサッカー界に衝撃を与え、世界一美しいサッカーとも称されました。
そして、サッリ監督は世界の名将の仲間入りを果たし、現在はユベントスFCの監督を務めています。
ユベントスFCの有名選手・注目選手
ユベントスFCの有名選手
名前 | クリスティアーノ・ロナウド |
背番号 | 7 |
生年月日 | 1985年2月5日 |
身長・体重 | 185cm・80kg |
代表 | ポルトガル代表 |
クリスティアーノ・ロナウド選手はゴールを奪うための能力が突出しています。
彼はどのような場所からでも、強力なシュートやヘディングなどでゴールを奪います。
左右両足から繰り出される鋭いシュートは正確かつ強力で、どこからでもシュートを狙います。また、ロナウド選手は驚異的なジャンプ力を有しており、打点の高いヘディングからも多くの得点を奪っています。
ユベントスFCの注目選手
名前 | パウロ・ディバラ |
背番号 | 10 |
生年月日 | 1993年11月15日 |
身長・体重 | 177cm・75kg |
代表 | アルゼンチン代表 |
ディバラ選手はドリブル・シュート・ラストパスなど攻撃の選手に必要な能力を高いレベルで兼ね備えています。
ディバラ選手はキレのあるドリブルで相手守備陣を突破しゴールを狙います。ディバラ選手の突破に複数の相手が引き付けられれば、精度の高いパスを味方に供給します。自らゴールを奪うだけではなく、優れたチャンスメイク能力で味方のゴールを演出します。
ユベントスFCの若手選手
名前 | マタイス・デリフト |
背番号 | 4 |
生年月日 | 1999年8月12日 |
身長・体重 | 189cm・90kg |
代表 | オランダ代表 |
デリフト選手は育成に定評があるオランダのクラブチーム・アヤックスの育成チームの出身であり、高い身体の能力に加えて高いテクニック・判断力を兼ね備えています。
彼はセンターバックでありながら、チャンスと見れば前線へドリブルで侵入し、決定的なパスを通します。
デリフト選手がユベントスFCに入団した当初は、ユベントスFCの守備戦術になじめず力を持て余していました。しかし、デリフト選手は守備戦術を徐々に理解し、今ではユベントスFCに欠かせない主力の選手となっています。
ユベントスFCの試合データ
ゴール数
1位 | クリスティアーノ・ロナウド | 21得点 |
2位 | パウロ・ディバラ | 7得点 |
3位 | ゴンサロ・イグアイン | 5得点 |
4位 | アーロン・ラムジー | 3得点 |
4位 | レオナルド・ボヌッチ | 3得点 |
4位 | ミラレム・ピャニッチ | 3得点 |
ユベントスFCのフォーメーションがクリスティアーノ・ロナウド選手を生かすために考えられてものであるため、この結果はフォーメーションが機能している証拠でもあります。
アシスト数
1位 | ロドリゴ・ベンタンクール | 6アシスト |
2位 | ゴンサロ・イグアイン | 4アシスト |
2位 | パウロ・ディバラ | 4アシスト |
4位 | アレックス・サンドロ | 3アシスト |
4位 | クリスティアーノ・ロナウド | 3アシスト |
4位 | ドグラス・コスタ | 3アシスト |
2位以下のメンバーも多くのアシストを記録していることから、ユベントスFCの総合力の高さをうかがうことができます。
パス成功率
1位 | アドリアン・ラビオ | 91% |
2位 | ロドリゴ・ベンタンクール | 90.1% |
3位 | マタイス・デリフト | 89.9% |
4位 | ミラレム・ピャニッチ | 89.8% |
5位 | ファン・ギジェルモ・クアドラード | 89.4% |
ユベントスFCではどのポジションの選手にも高い技術が求められるため、そのようなチームスタイルがこの結果に反映されています。
なお、出場時間が500分に満たない登録選手はパス成功率のランキングでは対象外としています。
評価点
1位 | クリスティアーノ・ロナウド | 7.90 |
2位 | パウロ・ディバラ | 7.37 |
3位 | ロドリゴ・ベンタンクール | 7.17 |
4位 | ヴォイチェフ・シュチェスニー | 7.14 |
5位 | ファン・ギジェルモ・クアドラード | 7.06 |
しかし、クリスティアーノ・ロナウド選手だけの評価点が高いわけではありません。他のメンバーも他チームの選手たちと比べれば高い評価点を記録しており、ユベントスFCの強さがこのデータからもわかります。
評価点ランキングも、出場時間が500分に満たない登録選手は対象外としています。
能力値ランキング(FIFA20)
1位 | クリスティアーノ・ロナウド | 93 |
2位 | ジョルジョ・キエッリーニ | 89 |
3位 | パウロ・ディバラ | 88 |
4位 | ヴォイツェフ・シュチェスニー | 86 |
4位 | レオナルド・ボヌッチ | 86 |
ただし、評価点ランキング同様に、他の選手たちも非常に高い数値を出していることを忘れてはいけません。
イタリアはユベントス一強の時代
ユベントスFCはリーグでは現在8連覇を達成しており、今期もリーグでトップを走っています。今後もイタリア国内ではユベントスFCとその他のチームという構図が続くことが予想されます。
しかし、ユベントスFCは欧州NO.1クラブを決める欧州チャンピオンズリーグでは思うような結果を残せていません。
ユベントスFCが国内リーグに加えて、欧州の舞台でも結果を残せるかが注目です。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。