バスケの技30選!ドリブル・シュートのかっこいい技を一覧で解説!
バスケの技はドリブルやシュートのオフェンスで使うものとディフェンスで使うものがあり、1つ1つの技で難易度やカッコよさが違います。技のやり方と使うタイミングを理解し、自分に合った技をマスターしてチームに貢献できるかっこいいバスケ選手を目指しましょう。
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公式ライター Activel_director
バスケの技とは?
・シュートを決めやすい位置に移動する
・シュートブロックをかわし成功率を上げる
・ディフェンスの技でターンオーバーを引き出す
ドリブルの技は1つだけを使うことは少なく、いくつかの技を組み合わせて使用し、シュートやパスおよびディフェンスの技は単発で使います。
バスケの技名一覧
カテゴリ | 技名 | 難易度/かっこよさ |
---|---|---|
ドリブル | フロントチェンジ | ★☆☆☆☆ |
レッグスルー | ★☆☆☆☆ | |
ビハインドザバック | ★☆☆☆☆ | |
インサイドアウト | ★☆☆☆☆ | |
ロールターン | ★★☆☆☆ | |
1on1 | シフティング | ★★☆☆☆ |
チェンジオブペース | ★★★☆☆ | |
ヘジテーション | ★★★☆☆ | |
相手を抜く | スターターステップ | ★★☆☆☆ |
ロッカーモーション | ★★☆☆☆ | |
ジャブステップ | ★★☆☆☆ | |
シザーステップ | ★★★☆☆ | |
ジャンプシュート | プルアップ | ★★★☆☆ |
ステップバック | ★★★★☆ | |
ターンアラウンド | ★★★★☆ | |
フェイドアウェイ | ★★★★☆ | |
レイアップシュート | フィンガーロール | ★★★☆☆ |
スクープ | ★★★☆☆ | |
フローター | ★★★☆☆ | |
ダブルクラッチ | ★★★★★ | |
その他シュート | フック | ★★★★☆ |
ダンク | ★★★★★ | |
オフェンス | フェイク | ★☆☆☆☆ |
ユーロステップ | ★★★☆☆ | |
ギャロップステップ | ★★★★☆ | |
ディフェンス | バックチップ | ★★★☆☆ |
テイクチャージ | ★★★☆☆ | |
ブロックショット | ★★★☆☆ | |
ストリート用 | シャムゴッド | ★★★★☆ |
股抜き | ★★★★★ |
バスケのドリブルの技
ドリブルは、すべてのプレイヤーがおこなう基本的なプレイで、できる技が多いほどディフェンスをかわしやすくなり簡単なシュートにつながります。すべての技に共通する重要事項は次のとおりです。
・ボールは強く速くつく
・腰を落とす
・両手が同じレベルでつけるようになる
フロントチェンジ
・ドリブルの高さ
・ボールが移動する速度
・ボールが移動する幅
・ボールを扱う手の使い方
・顔や体の向きや重心
フロントチェンジは、ディフェンスの目の前でボールを動かすので、カットされないように注意が必要です。
レッグスルー
【足の開き方】
・足を前後方向に開く
・足を左右方向に開く
【ボールの通し方】
・ボールをついている手と同じ側の足の前を通す
・ボールをついている手と同じ側の足の後ろを通す
レッグスルーのコツは、必ず両足の中央を通すことです。
ビハインドザバック
【ビハインドザバックを使った後のボールの位置】
・体の後ろ
・体の前
前進を止めたいときは、体のうしろにボールを留め、そのまま前進したいときは、体に巻き付けるように腕を使ってボールを体の前まで動かします。
インサイドアウト
【インサイドアウトを変化させるポイント】
・ボールが動く軌道の半円の大きさ
・足の動かし方
・体の向き
半円を大きくするときは、広くサイドステップをして振り幅を大きくすると効果的です。
ロールターン
【ドリブルする腕をチェンジするタイミング】
・90度くらい回転した時点
・225度くらい回転した時点
ディフェンスを抜き去りたいときは、体を回転させてしまってからチェンジすると勢いを緩めずに済みます。
バスケの1on1技
シフティング
【シフティングのコツ】
・頭の高さも低くして鋭さを出す
・首を振ってディフェンスを惑わす
シフティングはガードプレーヤーのボール運びでも使えるシンプルながら効果的な技で、ドリブルが安定すると初心者でも取り組めます。
チェンジオブペース
チェンジオブペースは決してスピードがあるプレイヤーしかできない技ではなく、緩急のつけ方がポイントの誰もができる技です。
ヘジテーション
①シュートハンドと反対の腕でドリブル
②ボールをポケットに入れてシュートハンドを近づける
③ディフェンスがチェックに来たらドリブルを続けて抜く
ポイントは、リングを見てドリブルを止める雰囲気を出すことです。
バスケの相手を抜く技
・ドリブルをしていない状況から相手を抜く
・ドリブルをしながら相手を抜く
どちらの状況でも、マッチアップしているディフェンスを惑わせ、逆を突くことで相手を抜きゴールに近づいてシュートに持ち込みます。
ロッカーモーション
①抜きにいくと見せかける
②抜きにいかないと見せかける
③抜く
ロッカーモーションでは②と③の切り返しのキレが重要で、瞬間的に逆を突きます。
ジャブステップ
ジャブステップは、足だけではなく次の動きを加えると効果が増します。
・ボールを足と同調させ動かす
・頭を動かす
・繰り返す
ジャブステップはシンプルで、初心者でもできる技術ですが相手を惑わすには修練も必要です。
スタッターステップ
ステップはハーキーステップに似ていて、スタッターステップをしながら相手ディフェンスの動きを観察して、逆を突いて右や左にクロスオーバーして抜きます。ディフェンスが抜かれないために下がったらジャンプシュートを打つ選択もできます。
シザーステップ
【シザーステップのやり方】
①ドリブルをしている腕と反対の足をボールの方へ出す
②①の直後に出した足を引く
③②と同時にドリブルをしている腕側の足を出す
①がハサミを閉じる動きで、②と③出ハサミを開く動きですが、瞬間的にディフェンスを硬直させます。
バスケのジャンプシュートの技
・シュートモーションに入るまでの流れ
・シュートを打つまでのステップ
・飛ぶ方向
ジャンプシュートの技は、シュートを放つまでの体の動きが大きければ大きいほど難易度が上がります。
プルアップジャンプシュート
練習方法はまず、ゴールに近いところからワンドリブルでプルアップジャンパーを打ち、慣れてきたらドリブルの数を増やしたりクロスオーバーを使ってから打つようにしていくのが上手くなるコツです。
ステップバックシュート
ステップバックシュートのポイントは、1度強く前に踏み込んでディフェンスを後ろ重心にしてから大きく後方にステップバックしてブロックを届かせないことです。シュートを打つ方向と反対に慣性が働いている状況でシュートを打つので難しい技といえます。
ターンアラウンドシュート
・左右どちらへも反転できるよう両足着地する
・反転する方の肩や腕でうまくディフェンスを押しながら反転する
・ショルダーフェイクやポンプフェイクを効果的に使う
フェイドアウェイシュート
フェイドアウェイシュートは、ドライブでディフェンスを抜ききっていない状況や、ポストプレイでターンアラウンドしてから使うことが多い難しい技です。
バスケのレイアップシュートの技
フィンガーロール
フィンガーロールをマスターすると、ブロックをかわしながらレイアップが打てます。
スクープシュート
【スクープシュートの狙い】
・ブロックのタイミングをずらす
・ブロックを超える
やり方のポイントは、ブロックが飛ぶ前にリングから遠めで踏み切ってうつことで、ループの高さを調整力の加減が難しいです。
フローター
tear dropは直訳すると涙が落ちることですが、バスケではフローターの別名です。
ダブルクラッチ
【ダブルクラッチのやり方】
①踏み切ってレイアップシュートを打ちに行く
②1度ボールを下げ両手でボールをつかむ
③再度ボールを上げてレイアップシュートを打つ
ダブルクラッチは、長い滞空時間と強い体幹が求められます。
ダブルクラッチのclutchは、つかむ行為を指しています。他のバスケ用語にクラッチタイムやクラッチシューターがあり、同じclutchが使われますが、重大な場面・ピンチの意味で使われているのでダブルクラッチのクラッチとは意味が違います。
バスケのその他シュートの技
・フックシュート
・ダンクシュート
それぞれシュートのリリースのやり方が特徴的で、フックシュートは難易度が高く、ダンクシュートは先天的な能力も求められます。
フックシュート
【フックシュートの特徴】
・ブロックされにくい
・基本的に短距離でしか使えない
フックシュートは、リリースするときにボールが視野の中にないので、手首の繊細な感覚が頼りです。
ダンクシュート
ダンクシュートは、バスケットボールのなかで最もエキサイティングなプレイで、決まれば観客はもとよりチームメイトも盛り上がります。
バスケのオフェンスの技
ポイントは、自身にマッチアップしているディフェンスの重心をずらしたり、自分のポジションとのズレを作ることです。
フェイク
・シュートフェイク
・パスフェイク
フェイクは、1回きりの技ではなくトラベリングやダブルドリブルのヴァイオレーションにならない範囲で何度でもできます。
パスをする方向を見ずにパスを出すノールックパスは、体や顔の向きでそっちにパスをしないふりのフェイクです。
ユーロステップ
【ユーロステップのやり方】
※反対もあり
①ドライブからレイアップにいく
②右に小さめにステップする
③②から真横に行く感じで左にステップする
②のときに、相手の重心を右側に傾けるのが重要です。
ギャロップステップ
ギャロップステップは、スピード感が重要ですが、使った後でも体勢を崩さずにシュートが打てる脚力と体幹が求められます。
バスケのディフェンスの技
バックチップ
【バックチップのやり方】
※自分の左側を抜かれそうなとき
①サイドステップせずに体を左側にひねる
②右手を伸ばし相手の後ろからボールに触れる
相手はドライブしているので反転に速さがないと間に合いませんが、相手の体に当たらないように気を付けることも重要です。
テイクチャージ
・相手の進行方向を読む洞察力
・相手の正面に回り込む敏捷性
・相手とぶつかることをためらわない勇気
テイクチャージが成功すると、言葉にできない達成感を得るときがありますが、中途半端にやろうとすると自身のファールになり、負傷しかねないので注意も必要です。
ブロックショット
ブロックショットをするときはファールにならないよう、腕を大きく振らないようにし、シュートを邪魔する意識が重要です。
バスケのストリートで使える技
世界的に名前が知られているストリートボーラーも数多くいます。
シャムゴッド
【シャムゴッドのやり方】
※右手でドリブルしている状態から
①右足の前にボールを突き出す
②はねたボールを左手でコントロール
③左手で左足側にボールを引き戻す
④左側にドライブする
シャムゴッドは公式戦でも使われますが頻度は高くありません。
股抜き
【股抜きのやり方】
・ボディフェイントでディフェンスにサイドステップさせる
・的確に足の間を通す
・素早く相手の後ろに回り込みボールをキープする
股抜きのパスなら難易度は下がりますが、ドリブルで股抜きをしたあとにパスやシュートをするには、ハンドリング能力の高さと状況判断の的確さが必要で非常に難しいです。
バスケの技の疑問
簡単な技とは?
試合で使える技とは?
・得点につながる技
・ボールを奪う技
得点につながる技はシュートだけと思われがちですが、ドリブルの技を使ってからアシストパスをだせば得点につながります。ボールを奪われない技も必要ではありますが、あくまで得点につながらなくては意味がありません。バックチップやテイクチャージはボールを奪う技で、かっこよさは低くてもチームに対する貢献度は絶大です。
かっこいい技とは?
ボール回しの技
ボール回しは試合の役には立ちませんが、ドリブルやシュートするときにボールの重心を的確にとらえて習慣がつくので、プレイや技の安定性向上につながります。
ハンドリングの技
【フリースタイルならではの技の例】
・フリップ
・アームロール
・膝でドリブル
・肘でドリブル
フリースタイルでは、いくつものハンドリングの技を一連の動きで組み合わせてパフォーマンスに仕上げます。
ドリブル技のおすすめ動画
ボーン・コレクター
通称 | ボーン・コレクター(Bone Collector) |
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本名 | ラリー・ウィリアムズ |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1980年6月19日 |
身長/体重 | 183cm/91kg |
ボーン・コレクターが登場する動画では、ヘジテーションや股抜きでアンクルブレイクするシーンがたくさんありますが、ディフェンスの状況をよく見てタイミングを合わせて技を繰り出しています。
プロフェッサー
通称 | プロフェッサー(Professor) |
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本名 | グレイソン・バウチャー |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1984年6月10日 |
身長/体重 | 177cm/70kg |
プロフェッサーのプレイでは、ハンドリングに注目しがちですが、シュート力も魅力で、複雑なムーブからの流れで多少体勢が崩れてもレイアップやジャンプシュートを決めます。
名プレイヤーの必殺技
カイリー・アービングの超絶ハンドリング
カイリーはシュート力もあり強心臓で、何度もクラッチシュートを決めています。
ティム・ハーダウェイのキラークロスオーバー
ルカ・ドンチッチのステップバックスリーポイントシュート
ダーク・ノビツキーのワンレッグフェイドアウェイシュート
マイケルジョーダンのダブルクラッチ
アレン・アイバーソンのティアドロップ
マヌ・ジノビリのユーロステップ
1つ得意技があればプレイの幅は大きく広がる
・できる技を増やす
・できる技を磨く
・できる技を組み合わせる
1つ得意技がプレイヤーの幅を広げるきっかけになるので、必殺技を1つ作りあげましょう。技を磨いて上達するとチームに必要不可欠なプレイヤーになれます!
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