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香川県の野球の強豪高校とは?強さ順に10校をランキングで紹介!

香川県の野球の強豪高校とは?強さ順に10校をランキングで紹介!

香川県の高校野球の情勢は、平成より、尽誠学園や香川西や英明高校のような私立強豪勢が圧倒的に強い地位を築いていきました。しかしながら近年は神宮大会を優勝した高松商業を代表とする公立強豪勢が盛り返してきました。令和の時代に入り、公立対私学の勢力図は拮抗するようになり、まさに群雄割拠の時代に突入しました。

2022.12.31 野球

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香川県の高校野球とは?

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香川県の高校野球は、昔から野球王国と言われるほど、強豪チームが集う県です。充実した設備を備える私立高校と、私立に負けない施設を有すところもある場合や効率的かつユニークな練習方法で台頭する公立勢もあり大変拮抗している勢力図がうかがえます。現在は私学が優勢に立っていますが、決して公立勢が劣っている訳ではなく、今後も目の離せない展開が続いていきます。

香川県の高校野球の情勢

香川県の高校野球の情勢は、平成初期には尽誠学園​1強と呼ばれるほど私立優勢の時代でししたが、公立勢の活躍もめざましく、95年の選抜初出場初優勝した観音寺中央​高校(現・観音寺総合)が有名です。
2000年代に入ると、尽誠学園の他、香川西(現・四国学院香川西)寒川、英明の私学強豪勢が圧倒的な成績を残すようになりますが近年は公立勢が盛り返すようになり、まさに群雄割拠の時代に入りました。

香川県の野球の強豪校ランキング第10位

高瀬高校

 (165634)

国公私立 公立
所在地 三豊市高瀬町下勝間2093
春の選抜の成績 出場なし
甲子園の成績 出場なし
主なOB選手 大塚 安則(元西鉄)
要 潤(俳優)
高瀬高校は、春夏通じて甲子園出場はなく、決して強い野球部とは言えないのですが、今回ランクインした理由は、小豆島高校を春の選抜へ導いた杉吉勇輝監督が就任したことが大きいです。
高瀬高校では、選手が主体で練習メニューを組んだり、反省点を言いあうボトムアップ理論で近年力をつけています。2019年の春季県大会でベスト4に入りました。

香川県の野球の強豪校ランキング第9位

観音寺総合高校

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国公私立 公立
所在地 観音寺市天神町1丁目15
春の選抜の成績 出場1回(優勝1回)
甲子園の成績 出場1回
主なOB選手 葛川健司(元日本ハム)
久保尚志(元鷺宮製作所)
観音寺総合高校は、2017年に観音寺中央高校と三豊工業高校が併合してできた高校ですが、併合前の旧観音寺中央時代、95年の選抜で初出場初優勝した快挙は香川県高校野球史に刻み込まれています。
最近は甲子園出場からは遠ざかっていますが、県内ではコンスタントに成績を収めています。
観音寺総合高校は、県外から有望な選手を招聘できる数少ない公立校ですので、今後躍進が期待できる高校です。

香川県の野球の強豪校ランキング第8位

四国学院香川西高校

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国公私立 私立
所在地 三豊市高瀬町下勝間2379
春の選抜の成績 出場1回
甲子園の成績 出場4回
主なOB選手 十川孝富(元巨人)
登里享平(サッカー選手)
四国学院香川西高校は、春の選抜1回、夏の甲子園に4回出場歴がある私立強豪校で、旧名は香川西高校です。香川西高校の特徴は、好投手を輩出している点で、過去の甲子園でも140kmを超す直球を武器とした投手が投げていました。1度学校が経営破綻して低迷期が訪れましたが、四国学院香川西と校名が変わり最近、少しずつ復活してきました。2019年の春季県大会では優勝しました。

香川県の野球の強豪校ランキング第7位

寒川高校

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国公私立 私立
所在地 さぬき市寒川町石田西280-1
春の選抜の成績 出場なし
甲子園の成績 出場2回
主なOB選手 西村龍次(元ヤクルト)
遠藤章造(お笑い芸人)
寒川高校は74年創立の比較的新しい私立校で、お笑い芸人のココリコ・遠藤章造さんが野球留学生で在籍していました。
甲子園初出場を果たしたのが、2000年代に入ってからのことで、2回夏の選手権に出場しました。中でも2015年に出場したときは、県大会決勝で20得点で大会記録を叩き出したことで知られています。
寒川高校は、前・英明高校の監督であった香川智彦氏が就任したことで、再び注目されています。

香川県の野球の強豪校ランキング第6位

大手前高松高校

 (165641)

国公私立 私立
所在地 高松市室新町1166
春の選抜の成績 出場なし
甲子園の成績 出場なし
主なOB選手 山下しげのり(お笑い芸人)
大手前高松高校は、長らく進学校で有名な高校です。最近まで硬式野球部はなかったのですが、2010年に復活すると、学校の方針で強化クラブに指定され、県内の有望な中学生がこぞって進学を希望する高校になりました。
練習では、タブレット端末やIT機器を利用する現代的な方法で選手の能力を向上させ、大会の成績もどんどん上がっていくようになりました。

香川県の野球の強豪校ランキング第5位

丸亀城西高校

 (159374)

国公私立 公立
所在地 丸亀市津森町267
春の選抜の成績 出場9回
甲子園の成績 出場5回
主なOB選手 山中達也(元広島)
三野勝大(元巨人)
丸亀城西高校は、創立100年を超えた公立の強豪校です。毎年有望選手が集まっていて、ポジションごとの競争が展開されています。練習グラウンドは校内ですが、公立高校にありがちな制約がなく、思う存分野球の練習に打ち込める学校です。実績は折り紙付きで、選抜9回、夏の甲子園4回の甲子園出場歴があります。
丸亀城西高校は外部コーチの招聘に積極的で、他の高校にはない充実した環境がある名門高校です。

香川県の野球の強豪校ランキング 第4位

三本松高校

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国公私立 公立
所在地 東かがわ市三本松1500-1
春の選抜の成績 出場1回
甲子園の成績 出場3回
主なOB選手 東哲也(元阪急)
川端勇一(元ヤクルト)
三本松高校は、東讃地区の公立強豪校で、2017年に夏甲子園に出場し、ベスト8に入りました。日下広太監督はBCリーグ出身の素晴らしい指導者で、就任からわずか数年で甲子園まで導きました。
室内練習場含め、施設は充実し、野球に打ち込むにはもってこいの環境も整っていて、中学野球の東かがわリトルシニアが年々力をつけていて、そのまま同郷の三本松高校へ進学する、点もプラスです。

香川県の野球の強豪校ランキング第3位

英明高校

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国公私立 私立
所在地 高松市亀岡町1-10
春の選抜の成績 出場2回
甲子園の成績 出場2回
主なOB選手 田中耀飛(楽天)
松本竜也(元巨人)
英明高校は、1917年創立の私立校です。野球部ができたのが2004年とかなり最近のことです。前任の香川智彦監督が打撃が強いチーム作りを徹底し、創部16年で選抜2回、夏の甲子園2回、明治神宮大会1回の全国大会出場歴があり、強豪の仲間入りを果たしました。専用の球場はなく、縦長の練習スペースがあるだけのハンデはありますが、それを逆手にとったバッティングセンターのような打撃練習が有名です。

香川県の野球の強豪校ランキング第2位

尽誠学園高校

 (159378)

国公私立 私立
所在地 善通寺市生野町855-1
春の選抜の成績 出場4回
甲子園の成績 出場11回
主なOB選手 伊良部秀輝(元ロッテなど)
谷佳知(元オリックス)
尽誠学園は、香川を代表する私立強豪校です。充実した専用グラウンド、室内練習場、寮と野球に打ち込む環境は県内随一です。スカウト活動は活発的で、県内外から有望な選手が入部し、毎年20人以上の部員が集まるため、部員同士の競争は激しいです。17年の98回大会の夏甲子園県予選で、優勝候補筆頭の高松商業に快勝し久々の甲子園出場を果たし、今年の選抜に出場予定でした。

香川県の野球の強豪校ランキング第1位

高松商業高校

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国公私立 公立
所在地 高松市松島町1-18-54
春の選抜の成績 出場26回(優勝2回)
甲子園の成績 出場20回(優勝2回)
主なOB選手 松永昴大(ロッテ)
水原茂(元巨人監督)
高松商業高校は、県内で最も人気と実績を兼ね備える強豪で、選抜優勝2回、夏の甲子園2回、国体と明治神宮大会を1回ずつ優勝した圧倒的に強い高校です。平成に入り、甲子園に出れない期間が続きましたが、長尾健司監督が就任して以降、大きく流れが変わり、2015年の明治神宮大会で優勝しました。
インパクトは衝撃的で長尾監督は大きくメディアに取り上げることになりました。

香川県の高校野球を語ろう

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年度 春の選抜 夏の甲子園
2010年 英明
2011年 香川西 英明
2012年 香川西
2013年 丸亀
2014年 坂出商業
2015年 英明 寒川
2016年 高松商業、小豆島(21世紀枠) 尽誠学園
2017年 三本松
2018年 英明 丸亀城西
2019年 高松商業 高松商業
香川県の高校野球は、令和の時代に入り、香川県は群雄割拠の戦国時代へと突入し、公立校と私立校の実力が伯仲してきました。特に公立高校の代表校といえば、高松商業高校ですがその高松商業の強さとは、長尾監督の現代にマッチした指導法にあります。高松商業の復活は、野球王国・香川の復活に向けて確かな足掛かりとなっています。

高松商業高校の強さとは?

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高松商業高校の強さは、長尾監督の存在で、就任以後3年でチームを甲子園へと導き、目を見張る復活劇を遂げました。長尾監督が取り組んだ意識改革では、学年の隔たりをなくすことから始めて、学年の壁がほぼなくなり、下級生も上級生に意見しやすい環境が生まれています。
練習は量より質です。校内スペースを許される範囲内をいっぱいに使い、効率よく練習をしています。

野球王国・香川の復活

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香川県は野球が強い県で知られていて、野球好きの県民は高松商業が復活の選抜準優勝のとき、香川県は大いに盛り上がりました。そんななか、公立高校ではSNSを積極的に使い毎日の練習風景をアップする高校が多数現れました。飯山高校では、新しく就任した上田将人監督が現代的で効率的な練習を公開していて、野球を続けたい中学生にアピールして部員の確保に努めています。

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