合蹠のポーズの効果とやり方とは?別名:バッタ・コーナ・アーサナ【ヨガのポーズ】
合蹠のポーズは、ヨガの基本的なポーズの1つで、股関節をほぐして骨盤を調整することで健康を維持する効果があります。血行改善に有効で、女性特有の冷え性や生理痛の負担を軽減します。合蹠のポーズは足裏をあわせて座り柔軟するだけの手軽な姿勢なため、時間や場所を選ばずにやることができ、体の不調を感じている人におすすめです。
Writer
公式ライター 田崎瑞子
合蹠のポーズとは?
ポーズ名 | 合蹠 |
がっせき | |
英語名 | Bound Angle Pose |
バウンドアングルポーズ | |
サンスクリット名 | Baddha Konasana |
バッタ・コーナ・アーサナ | |
基本姿勢 | 座位 |
難しさ | 初級 |
サンスクリット語:バッダ・コーナ・アーサナ
・バッタ:あわせる、捕らえられた
・コーナ:角
・アーサナ:座り方
要約すると、足裏をあわせて膝の角度を作る座り方といった意味になります。
どのようなポーズ?
合蹠のポーズの効果・効能
・股関節の柔軟性の向上
・骨盤のゆがみの調整
・泌尿器系の機能改善
上半身と下半身のつなぎめの役割である骨盤が整うことで、老廃物の排出が促されて血のめぐりが良くなり、女性特有の冷え性や生理の悩みの解消につながります。
効果
・股関節の柔軟性の向上
・骨盤のゆがみの調整
・泌尿器系の機能改善
・老廃物の排出
・血行改善
特に血行の改善は、老廃物の排出を促し泌尿器系の機能を高める効果をもたらします。
効能
・生理痛、生理不順の軽減
・冷え性の改善
・便秘の解消
・リラックス効果
・疲労回復
・快眠
合蹠の姿勢でのストレッチは、リラックス効果が高く、疲労回復や快眠に繋がります。
効き目のある部位
・股関節
・骨盤
・太もも
・背中
足裏を重ねあわせストレッチをすることで各部位の柔軟性が向上し、ゆがみが改善されて体が整います。
合蹠のポーズのやり方
準備運動
股関節や太ももは、日常生活でのばす機会の少ない部位であるため、体に負担をかけ過ぎないように気を付けながらやりましょう。
ポーズの手順
合蹠のポーズのやり方と効果とは?別名:バッダ・コーナ・アーサナ
【合蹠のポーズのやり方】
①あぐらの体勢で左右の足裏をあわせる
②かかとを体に引き寄せ、両手は足先に添える
③胸を引き上げ、背筋をのばし大きく息を吸う
④息を吐きながら股関節からゆっくり上体を折り曲げる
⑤内ももが伸びる位置で呼吸を3回繰り返す
⑤ゆっくり上体を起こし、元の位置に戻る
呼吸
合蹠のポーズのコツ
・骨盤の位置
・体の左右のバランス
・柔軟
3つのポイントを押さえて動作をすると、効率よく正しい姿勢を習得することができます。
骨盤の位置
背中が丸まる人は姿勢が後継になりやすいので、かかとを少し前に置くように意識してください。
左右のバランス
柔軟
合蹠のポーズのバリエーション
横たわった合蹠のポーズ
強度を弱めて横たわった合蹠のポーズをやりたい場合は、膝の下に丸めたタオルを入れるようにしましょう。角度を調節して、自分の体にとって1番気持ちよい場所を見つけてください。
合蹠のポーズができないときの対処法
腰がつらい場合
骨盤を立てても姿勢ができない場合には、お尻の下にタオルやクッションを入れると体勢が安定します。骨盤が整って楽にポーズがとれるようになると、自然と正しい姿勢がとれるようになります。
膝がつらい場合
体が固い場合
合蹠のポーズの注意点
・股関節
・太もも
・腰
・背中
動作に不慣れなうちは柔軟に意識が取られて姿勢や呼吸がおろそかになるため、正しい姿勢や呼吸法をマスターしてから柔軟に移るようにしましょう。
苦しいときは?
初心者への注意点
股関節をほぐすためには、呼吸と柔軟を連動させることも重要です。上半身の柔軟にあわせて呼吸をし、効果的に体を整えましょう。
合蹠のポーズで女性特有の悩みを改善
起床後や就寝前など、自分がリラックスしたいタイミングに合蹠のポーズを取り入れ、悩みのないストレスフリーな生活を始めましょう。
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