ゴルフの歴史とは?起源・発祥を歴史年表付きで簡単解説
ゴルフの歴史は古くからあり、12~14世紀頃からゴルフの原型となる遊びが行われていました。ゴルフの発祥地は諸説あり、オランダ、スコットランド、フランス、イギリスが有力な説です。日本のゴルフの歴史は1901年から始まりました。ボールやウエアにも歴史があり、進化しています。
Writer
公式ライター Activel_director
ゴルフの歴史とは?
1600年代頃からは、木製のボールが使用され今のゴルフに近い形へ変化していきました。発祥地は明確ではありませんが、今も世界中で親しまれるスポーツです。
ゴルフの起源・始まり
さまざまな国で似たような遊びが行われていた記録があり、ゴルフの原型となりました。手軽にできる遊びだったため、多くの人が行っていたと推察されています。
ゴルフの語源
オランダ語が由来の説では、棒を意味するコルベンがスコットランドへ広がっていく過程で発音が変わり、コルフとなり頭文字にGがつきゴルフになったといわれています。スコットランド語が由来の説では、打つのスコットランド方言Gowfが語源といわれています。
ゴルフの発祥国
フランスではクロスと呼ばれる、今のゴルフのルールに近いゲームが起源です。どの国も棒でボールを打ち、穴へ入れるところが共通点です。
ゴルフの発祥の地
ゴルフボールの歴史
1840年代になると樹脂製のボールが登場し、1889年には糸巻きボールの原型となるボールに進化しました。1980年代頃からは、今も使われているソリッドボールが使用されるようになりました。
初期のゴルフボール
ゴルフボールの規格
ボールの違いがプレイに影響しないようにするために、1902年にゴルフボールの重量、大きさ、形状を統一するための規格が導入され、直径4.115㎝以上、重さ45.93g以下と決められました。
現在のゴルフボール
規格は重さ45.94グラム、直径42.67ミリです。白が一般的ですが、カラーボールのバリエーションも豊富でおしゃれ感覚でボール選びを楽しむことができます。
日本のゴルフの歴史
1920年には福井覚治さんが日本人初のプロゴルファーとなりました。1924年に日本ゴルフ協会が発足したことで、本格的にゴルフが行われるようになりました。女性のプロゴルファー誕生は、1967年のことです。
日本ゴルフのルーツ
日本初のゴルフ場
女子ゴルフの歴史
戦後、日本で男女平等の思想が広まったことで、ゴルフ界に新しい波が押しよせ女子ゴルフも活性化していき、1967年には日本初の、女子プロテストが実施されました。
女子ゴルフウエアの歴史
1970年頃アメリカでゴルフが盛んになり、女性のゴルフウエアも身軽になりました。日本でも最初は男性用の小さいサイズが着用されていましたが、アメリカで女性のゴルフウエアも作られるようになり日本でも着られるようになりました。
ゴルフの歴史年表
1457年 | スコットランドにてゴルフ禁止令が出される |
1754年 | セント・アンドリューズにゴルフクラブができる |
1895年 | 第1回全米オープン選手権が開催 |
1900年 | パリオリンピックにてゴルフ競技が開催 |
1901年 | 神戸市に神戸ゴルフ倶楽部ができる |
1904年 | セントルイスオリンピックにてゴルフ競技が開催 |
1904年 | 横屋ゴルフアソシエーションが誕生 |
1909年 | 日本初の対外競技・インターポート競技が開催 |
1913年 | 駒沢に東京ゴルフ倶楽部ができる |
1916年 | 全米プロゴルフ選手権が開催 |
1920年 | 福井覚治が日本初のプロゴルファーとなる |
1924年 | 日本ゴルフ協会が発足 |
1934年 | 第1回マスターズ・トーナメントが開催 |
1946年 | 第1回全米女子オープン選手権が開催 |
1953年 | 現在のワールドカップであるカナダカップが始まる |
1955年 | 第1回全米女子プロゴルフ選手権が開催 |
1956年 | カナダカップに日本代表が初参加 |
1957年 | 現在のW杯のカナダカップが日本で開催 |
1960年 | 第1回全英オープン選手権が開催 |
1967年 | 日本初の女子プロテスト実施 |
1968年 | 第1回日本女子プロゴルフ選手権大会が開催 |
1976年 | 全英女子オープン創設 |
1985年 | ワールドゴルフランキングが制度化される |
2001年 | EMCワールドカップが開催 |
2005年 | 女子ワールドカップが開催 |
2016年 | リオデジャネイロオリンピックにてゴルフ競技が開催 |
2020年 | 日本のプロゴルファー誕生から100年 |
ゴルフの歴史を記した本
これからゴルフを始める方も、歴史を知ることで理解が深まり、楽しみの幅を広げられるのが本のよいところです。ゴルフ経験者も改めて歴史から学ぶことで、今まで気がつかなかった新たな魅力を感じるきっかけとなります。プレーしない人も、楽しく読める本がたくさんあります。
ゴルフの歴史
著者名 | 石川洽行 |
出版社 | エムシーアール |
コースが語る世界のゴルフ史
著者名 | 大塚和徳 |
出版社 | 日本経済新聞出版 |
ゴルフの歴史を知って理解を深めよう
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。