3ポイントシュートのコツとは?距離を届かせる方法と狙うポイント
決まると一気に3点がプラスされ、ダンクシュートに匹敵するほど盛り上がりを見せる3ポイントシュートは、距離が離れているため、リングに届かないなど、難しいシュートとされています。そこで今回は、3ポイントシュートのコツや、距離を届かせる方法を徹底解説していきます。
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公式ライター old_user_id: 211
3ポイントシュートで大事なこと
そんな3ポイントしシュートを打つ上で大事なことは、シュートをリングまで届かせることにあります。しかし、バレーボールやサッカーボールよりもはるかに重い567~650グラムもあるバスケットボールを6.75m離れた、高さ305cmのリングに届かせることは容易ではありません。そこで以下では3ポイントシュートの打ち方、シュートを届かせるコツを解説していきます。
3ポイントシュートの打ち方の3つコツ
3ポイントシュートの打ち方のコツは、弧を描くようにボールを上げる、フォームを安定さあせる、連動した動きを覚える、という3点にあります。以下では3ポイントシュートが上手になるために、それぞれのついて詳しく解説していきます。
弧を描くようにボールを上げる
弧を描くようにボールを上げるためには、練習から膝を十分に曲げてからシュートモーションに入り、シュートを放った腕はできるだけ上にフォロースルーします。
フォームを安定させる
シュートフォームの基本は、ボール・肘・膝が一直線な状態になることです。この一直線の状態になっていることが、足からの力が上手に膝・肘・ボールに伝わりやすくなることに繋がります。この基本の一直線の状態を守りながら、自分にあったシュートフォームを確立し、いつでもどこからでも、どのような試合展開でも同じシュートフォームで打てるように安定させることが重要になります。
フォロースルーを意識する
NBAで活躍したレイ・アレンやレジー・ミラーはシュートの際にボールを上に上げるとき、指先が鼻をかすめるように真っすぐに上げ、そのままボールを弾くようにスナップを効かせてリング方向にフォロースルーしています。フォロースルーを意識することで安定したフォーム、軌道でシュートを打つことができます。
連動した動きを覚える
Steph Curry Shooting (Slow Motion) [1080p60 HD]
連動した動きを覚えることで、筋肉などを必要とせず、シュートを楽に、安定させて打つことができます。連動した動きとは、あるひとつの動作を行うときに、その動作に必要ないくつかの動作を適切なタイミンで行うことを意味します。例えば、ジャンプをする際には、膝を曲げてから伸ばし、腕を振り上げてから降ろすという動作になります。
シュートの場合は、ボールを胸付近まで下ろし、膝を曲げ、膝を伸ばしきってジャンプと同時に肘を伸ばし始め、完全に足が宙に浮くか浮かないかの瞬間に肘が伸びきるようにします。このような動作を身につけることで力が膝から肘、ボールに上手く伝わるようになります。
3ポイントシュートを届かせる4つのコツ
①手首を上手に使う
飛距離が伸びるシュートの打ち方
ボールは手のひらにべったりと置かず、指先で支えるように手のひらに隙間を作りながら、ボールを乗せます。イメージとしては、肘を伸ばしてスナップを効かせる時には、手首でボールを弾くイメージでボールを押し出します。普段の練習から、手首でボールを弾くイメージを持ちながらシュート練習に取り組むことで、ボールがリングに届かないということを克服できます。
②ボールディップでリズムよく打つ
【バスケ初心者講座】シュートの飛距離を伸ばす打ち方・コツについて解説【考えるバスケットの会 中川直之】
連動した動きを行う際に、このボールディップを意識すると確実に飛距離を伸ばすことができます。また、ボールディップの際に意識することは、骨盤をしっかりとたたんで、お尻や太ももの裏に力をグッと溜めて、リズムよく上にスッとくみあげます。こうすることで飛距離が向上し、ボールが届かないということを克服することができます。
③力まない
よくロボットのようなカクカクとしたようなシュートを打っている人がいますが、そのような人はどこかに力が入ってしまっているためシュートフォームがスムーズではなく、膝からの力がボールにうまく伝わっていません。力まずにシュートを打つことで飛距離は伸びます。
④ポイントを狙う
練習方法としては、リングの近くからリングの真上を狙ってシュート練習を行います。感覚がつかめてきたら、徐々に距離を広げていき、3ポイントシュートに移行していきます。
3ポイントシュートの名手をお手本にする
以下では現役最高の3ポンイントシューターであるステファン・カリー、NBA歴代最多の3ポイント成功数を誇るレイ・アレン、歴代2位の3ポイント成功数を誇るレジー・ミラーを紹介します。
ステファン・カリー
NBA《アメ本²話》解説:ステフ・カリーのシュートフォーム
2015-16シーズンでは402本の3ポイントシュートを成功させ、シーズン3ポイント成功数のNBA記録保持者です。ステファン・カリーは膝から肘、ボールまで基本通りの一直線を維持し、シュートの際には下半身から上半身までの流れがきれいに連動している点が特徴です。
レイ・アレン
【バスケシュートフォーム】 レイ・アレン NBA選手のようなシュートフォームを手に入れる
レイアレンの3ポイントシュートは、ボールディップを上手に使ったお手本のようなシュートフォームで、現役のNBA選手の多くも教科書として使うほどに美しいシュートフォームとされています。
レジー・ミラー
[レジー・ミラー神業] 殿堂入りした天才3ポイントシューター
レギュラーシーズンの平均得点キャリアハイが24.6得点なのに対し、プレーオフでそれを上回ったシリーズが4度もあり、その中で30点以上というシリーズを2度記録しています。レジー・ミラーは優れた3ポイントシューターかつ、クラッチシューターといえます。
3ポイントシュートのコツとは?
3点差であれば同点、2点差であれば逆転の可能性を秘める3点シュートは、僅差での試合終了間際の展開では重要なプレーとなります。さらに試合展開によってはチームに勢いをつけるシュートともなり得ます。3ポイントシュートのコツをつかみ、クラッチシュートを決めましょう。
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