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バレーボールのブレイクとサイドアウトとは?それぞれの違いを理解しよう

バレーボールのブレイクとサイドアウトとは?それぞれの違いを理解しよう

バレーボールのブレイクはサーブ側のチームが得点を取ること、サイドアウトは相手のサーブ権を切ることを指します。バレーボールでは、サーブ権がない方のチームが先に攻撃を仕掛けられれて有利です。ブレイクを奪うにはサーブを、サイドアウトを取るにはサーブレシーブをそれぞれ鍛えていきましょう。

2023.09.23 バレーボール

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バレーボールのブレイクとサイドアウトとは?

茉。 on Instagram: “清水選手のサーブっ?#パナソニックパンサーズ#panasonicpanthers #清水邦広 選手#Vリーグ#Vリーグはバレーだよ” (97093)

ブレイクとはサーブ側のチームが得点(連続得点)すること

バレーボールのブレイクとは、サーブ権を持つチームの得点のことを指します。ブレイクという言葉は最近になって使われるようになり、テレビでのバレーボール中継でも2018年くらいから一部で使われはじめた印象です。

なお、テニスで使われるブレイクという言葉は、サーブ権を持たない選手がゲームを獲得することを指しますが、バレーボールではその真逆でサーブ権を持つ方が得点を取ることを指します。ただし、テニスでもバレーボールでも、最低1回はブレイクをしないとセットを奪えない点は同じです。

サイドアウトとは、相手のサーブ権を切ること

ヒロウィン on Instagram: “守るっぴ#上坂瑠子#日立リヴァーレ#Vリーグ” (97096)

バレーボールのサイドアウトとは、相手のサーブ権を切る(奪う)ことを指します。

サイドアウトという言葉は、過去にバレーボールで使用されていた、サイドアウト制というルールに由来しています。サイドアウト制というのは、サーブ権を持つチームがラリーに勝った場合、サーブ側のチームに得点が入ります。反対にサーブ権を持たないチームがラリーに勝った場合は、得点はは入らずに、サーブ権のみが相手チームに移動するものでした。

このサイドアウト制というルールの名残から、相手のサーブ権を切って、自分達のチームのサーブ権を持ってくるという意味で、「サイドアウト」という言葉を使用しています。

現在はラリーポイント制
ラリーポイント性は、サーブ権の有り無しに関係なく、ポイントが入る制度がルールとなっています。

なぜブレイクが必要なのか?

バレーボールは先に攻撃できる方が有利

バレーボールは2点差が付かないと決着がつきません。よって、どこかで1度はブレイクを取る必要があります。

現代のバレーボールでは、チームの戦力に明らかに格差がない場合、レセプション側(サーブレシーブ側)のチームが得点を取る確率が非常に高いです。それは、相手のサーブを受けてから、先に攻撃を仕掛けていくことができるからです。
そのため、ブレイクを取ることは簡単なことではありません。しかし、勝利するためにはブレイクが必要です。以下にブレイクを取るポイントを記載します。

ブレイクするために必要なこと

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ブレイクするためには、なんといってもまずはサーブの強化が必要です。なぜサーブの強化が必要かというと、強いサーブを打っていって、相手の攻撃を封じてしまえば逆にこちらのポイントのチャンスが生まれ、ブレイクすることが可能だからです。レセプション側の方がポイントを取れる可能性が高いというのも、レシーブがセッターに返ることを前提にしているため、サーブで崩してしまえば、レセプション側有利という前提も崩れます。

また、サーブと合わせてブロックも強化していくことでさらにブレイクのチャンスが広がります。サーブで崩した後に、相手が苦し紛れにエースにボールを託し、そこをブロックで相手エースのスパイクを仕留められると得点だけでなく、味方チームの雰囲気も高まります。

なぜサイドアウトが重要か?

連続失点を防ぐのが勝利への近道

サイドアウトは、連続失点を避けるために必要なことです。バレーボールは1点を積み重ねる得点方式となりますので、連続失点は相手チームとの得点差が大きくひらく、または縮まることになります。

サイドアウトを取れないということは、サーブ権は相手が持っていることになります。よって、相手チームは連続得点できるチャンスとなります。このサイドアウトを取ることが結果として勝敗に直結する大事なことになります。

サイドアウトのために必要なこと

@38_nao on Instagram: “2019.12.14#堀井有蘭 選手#日立リヴァーレ#Vリーグ” (97098)

サイドアウトのために必要なことは、サーブレシーブ力の強化です。

サーブレシーブ強化の次に必要なことは、各ポジションの選手がサイドアウトのために必要な意識を持ち、行動を取ることです。最後にポジションごとの対応について見ていきましょう。

レシーバー
セッターの定位置にレシーブを返そうとすると、ネットを超えてしまったりしてしまうケースがあります。Aパスでなくて良いので、アタックライン付近に高いレシーブを返せれば良い、という意識を持つと強いサーブにも対応できます。
セッター
強いサーブの場合のレシーブは、回転がかかっていたり、高く上がってしまっていたり、処理が難しいケースが多いです。しかし、レシーバーがせっかくあげてくれたボールですので、セッターにとっては難しいボールですが丁寧に処理し、アタッカーにトスを供給しましょう。
アタッカー
良いトスが上がってくること前提で準備をしてはいけません。短いトスにも対応できるように助走を短めに取るなどの工夫が必要です。また、クイック攻撃がつぶされて、相手が3枚ブロックでくるような場合には、相手のブロックにあえて1回当てて、攻撃し直すというやり方もあります。

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