腹筋ローラーで効果ない?効かない?そう思った時に知っておくべきこと
最近いまいち腹筋ローラーの効果がない、頑張っているけれどやり方もよくわからないしやめようかな。そんな方は少し待ってください。この記事では腹筋ローラーの効果が出ない原因を解説し、より効果的に腹筋ローラーを使って鍛えた腹筋を手に入れる方法をご紹介します。
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公式ライター Activel_director
思ったより効果がない?意外と難しい腹筋ローラーの使い方
こんな時に考えられるのが、一つは十分な筋肉が腹筋群にすでについていて、さらに高い負荷を必要とする場合です。もう一つが効果的な鍛え方ができていない場合で、腹筋ローラーの効果を実感できないほとんどの方がこちらのパターンです。また、正しい鍛え方をしている場合でも効果が弱まっているケースもあります。その原因を詳しく解説しましょう。
腹筋ローラーの効果がない原因①
正しいフォームで行っていない
自重を不安定なローラーで支えているので負荷が逃げやすく、正しいフォームで行わないと腕や背中、腰に負荷が抜け、狙ったところと違う部位が筋肉痛になりがちです。この時に最も怖いのが、腹筋に効かないことではなく、腰や背中といった背骨周辺の部位を痛めてしまうことです。
腹筋ローラーの効果がない原因②
強度が不足している
この場合、初級者向けの膝コロを行っているのであればより効果のある立ちコロに移行するなど、強度を上げる必要が出てきます。また、同じように見える膝コロでもより強く腹筋を意識することで。効果的な鍛え方が可能です。この時、腹筋の筋肉痛が正しいやり方でできているかどうかの一つの目安になります。
腹筋ローラーの効果がない原因③
トレーニング時間や頻度の問題
詳しくは後述しますが、腹筋ローラーやそのほかの筋力トレーニングを行う際は超回復とオールアウトを意識することで、効果的なトレーニングが可能です。
腹筋ローラーの効果がない原因④
効果的な食事が採れていない
また栄養素、特にたんぱく質をどれだけ採るべきかは体重やトレーニング内容によって変わります。さらに単純なウェートアップではなく、腹筋を割ることを目的とした鍛え方をする場合、より細かくカロリーを意識する必要があるでしょう。特にカロリーオーバーによって正しいやり方をしているのに腹筋が割れないというのはよくある事例です。
腹筋ローラーの効果を改善する方法①
フォームを改善する
腹筋ローラーで腰を傷めずに腹筋をバキバキに割る方法!
また、腹筋ローラーを始めとする自重トレーニングは少しフォームを変えただけで違う部位に負荷が逃げやすいため、常に腹筋の動きを意識し続けることでより効果のある鍛え方をすることが可能です。
フォームのポイント①猫背を意識する
お腹の真ん中、おへそを覗き込むイメージで背中を丸めましょう。また、手首が反り返ることで背中が伸びやすくなるので、グリップはやや巻き込むように持つのがおすすめです。猫背と手首、この2点を意識することでお腹周りの部位により負荷がかかります。筋肉痛になれば腹筋ローラーが効果的に使えていると言えるでしょう。
フォームのポイント②身体の反動で戻らない
1つめのポイントとあわせて、腹筋ローラーのスピードも意識することでほかの部位に負荷が逃げにくくなり、お腹周りが筋肉痛になるでしょう。腹筋ローラーが効かない場合ぜひ意識してみてください。
フォームのポイント③スタートポジションを意識する
さらに負荷を加えたい場合より前傾し、またスタートポジションも浅くするというやり方もあります。同じフォームでもポジションを変えることでより効果的に腹筋ローラーが使えるでしょう。
腹筋ローラーの効果を改善する方法②
時間と頻度を考える
鍛え方の一つの目安として、翌日に筋肉痛になるかどうかが挙げられます。筋肉痛になれば正しいやり方で腹筋ローラーを使用し、効果的な鍛え方ができていると言えるでしょう。
時間と頻度のポイント①基本は10回×3セット
理想は10回でお腹周りの筋肉を使い切ってしまうことです。1分の休憩時間(レスト)を挟み、3セットを目安に繰り返すと筋肉痛になるでしょう。筋肉痛になっていない場合は立ちコロに移行する、膝コロでも前傾を深くし身体を沈ませたところで数秒停止するなど強度をあげるのがおすすめです。休憩を挟んで段階的に腹筋周辺の部位を追い込むのが、腹筋ローラーの効果的な使い方です。
時間と頻度のポイント②腹筋の回復は早い
腹筋の超回復はほかの部位より早く始まり、24時間後から回復し48時間後には終了します。ということは2日に1回程度腹筋ローラーを使うのが最適な鍛え方ということになります。逆に超回復を待たずに毎日腹筋ローラーを行うと思ったほど効かないでしょう。腹筋ローラーが効かないと感じたら、超回復を意識するとより効果的な鍛え方ができます。
時間と頻度のポイント③オールアウトを意識する
1セットでお腹の筋肉が痙攣したような状態になりますが1分レストすると回復するので、これを3セット繰り返します。習熟度や筋力によって適正な鍛え方の強度は変わるので、腹筋ローラー1往復あたりマックスの7割程度の負荷を与えるやり方をイメージしてください。お腹に力が入らなくなったらオールアウトできたと言えるでしょう。
腹筋ローラーの効果を改善する方法③
食事を意識する
また、どの栄養素でカロリーを補給するかといったことも大切です。特に腹筋が割れない、割る方法を知りたいと悩んでいる方には食事は非常に大切です。適切な栄養素を採ることでトレーニング効果は飛躍的に向上します。
ポイント①カロリーを意識した食事を
三大栄養素である炭水化物、脂質、たんぱく質の中で筋肉を作る役割を果たすのはたんぱく質だけです。よってたんぱく質を適正量摂取することを意識した食事メニューを組むのが腹筋ローラーなどのトレーニングの際には効果を左右します。特に腹筋が割れないと悩む人は過度なオーバー、あるいはアンダーカロリーの可能性を疑ってください。
ポイント②基本は高タンパク、低カロリー
たんぱく質を多く含む食品には同時に脂質も多いものが多いため、いかにカロリーあたりのたんぱく質の含有量が多い=高タンパク低カロリーの食品をセレクトするかが重要です。例を挙げると皮なしの鶏胸肉、豚もも肉、かつお、まぐろ、卵白、豆腐などが代表的です。反対に揚げ物は避けるのがおすすめです。腹筋が割れない方は意識してみてください。
ポイント③プロテインも利用しよう
摂取タイミングは効果の早い乳脂由来のホエイプロテインであればトレーニング後45分以内が効果が高く、効果がゆっくりと長続きする植物性のソイであれば毎食の補助として摂取すると効果が期待できます。腹筋ローラーが効かないと悩む方はぜひプロテインを利用してください。
効果的なトレーニングで理想の腹筋を手に入れよう
せっかくの蓄積を無駄にしないためにも、正しいフォーム、正しい時間や頻度、正しい食事を意識して腹筋ローラーを続ければ必ず効果が返ってきます。皆様も効果的な腹筋ローラーの方法を理解して理想の腹筋を手に入れてください。
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