沖縄県の野球の強豪高校とは?強さ順に10校をランキングで紹介!
沖縄県の野球の強豪校とは全国的に有名な名門校が多いです。沖縄県には古豪の沖縄水産高校、豊見城高校などの公立の強豪校の存在も光ります。興南高校や沖縄尚学高校は全国制覇を経験しました。野球が強い高校が多く、見どころばかりの県予選を繰り広げます。
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公式ライター Activel_director
沖縄県の高校野球とは
沖縄の高校野球の情勢
沖縄の野球の強豪校ランキング10位
首里高校
公立私立 | 公立 |
所在地 | 沖縄県那覇市首里真和志町2丁目43番地 |
春の選抜の成績 | 出場2回 |
甲子園の成績 | 出場2回 |
主なOB | 無し |
首里高校が甲子園初出場を決めた1958年、沖縄は米軍の統治下にあったため、沖縄を出るときにパスポートが必要でした。首里高校が甲子園から沖縄に帰る時も検疫があり、その場で球児達のあこがれである甲子園の土が捨てられます。理由は他国の土を持って入国できないためでした。沖縄の高校生が甲子園に出るのもとても大変な時代です。
沖縄の野球の強豪校ランキング9位
糸満高校
公立私立 | 公立 |
所在地 | 沖縄県糸満市字糸満1696-1 |
春の選抜の成績 | 出場1回 |
甲子園の成績 | 出場1回 |
主なOB | 宮國椋丞/神里和毅 |
沖縄の野球の強豪校ランキング8位
八重山商工高校
公立私立 | 公立 |
所在地 | 沖縄県石垣市字真栄里180 |
春の選抜の成績 | 出場1回 |
甲子園の成績 | 出場1回 |
主なOB | 大嶺裕太/大嶺翔太/平良海馬 |
・地元の子どもたちが小学校から高校まで一貫したチームでプレーし続けている
・小学生のときに全国制覇を経験している
・中学生で世界3位の実力を持っていた
監督を務める伊志嶺は、選手たちを小学生のときから指導し続けているため、信頼関係や絆が強いです。
八重山商工は沖縄県の石垣島に位置します。八重山商工が甲子園出場を果たした2006年当時、離島の高校は21世紀枠でしか甲子園に出場したことがありませんでした。八重山商工は離島高校として初めて自力で甲子園出場を決めた高校としても話題になりました。
沖縄の野球の強豪校ランキング7位
宜野座高校
公立私立 | 公立 |
所在地 | 沖縄県国頭郡宜野座村字宜野座1 |
春の選抜の成績 | 出場2回/ベスト4 |
甲子園の成績 | 出場1回 |
主なOB | 比嘉裕 |
野球部員は少なく、財政的に道具や設備も整わない厳しい環境で練習します。。宜野座高校は2001年に創設された21世紀枠で選抜出場しました。全国の強豪を次々と倒してベスト4まで勝ち上がり、沖縄、全国の高校球児に夢を与えます。
宜野座高校が大躍進した理由はある変化球に理由があります。それはエースの比嘉投手が得意とした宜野座カーブです。強烈な縦回転でブレーキの利いたカーブで全国の強打者達が手を焼きました。宜野座カーブは全国ニュースで取り上げられ、全国の野球少年たちが真似をしました。
沖縄の野球の強豪校ランキング6位
中部商業高校
公立私立 | 公立 |
所在地 | 沖縄県宜野湾市我如古2-2-1 |
春の選抜の成績 | 無し |
甲子園の成績 | 出場2回 |
主なOB | 山川穂高/多和田真三郎 |
沖縄の野球の強豪校ランキング5位
浦添商業高校
公立私立 | 公立 |
所在地 | 沖縄県浦添市伊祖3丁目11-1 |
春の選抜の成績 | 出場1回 |
甲子園の成績 | 出場4回 |
主なOB | 有銘兼久/佐村トラヴィス幹久 |
2008年には慶応、関東一高、千葉経大付属など全国の強豪達を倒してベスト4入りし、浦商旋風が巻き起こりました。浦添商業は2012年を最後に甲子園から離れていますが、県大会では毎年勝ち上がり、興南や沖縄尚学を脅かす存在です。
沖縄の野球の強豪校ランキング4位
豊見城高校
公立私立 | 公立 |
所在地 | 沖縄県豊見城市字真玉橋217 |
春の選抜の成績 | 出場4回 |
甲子園の成績 | 出場3回 |
主なOB | 赤嶺賢勇/下地勝治/石嶺和彦 |
監督の裁弘義は自身の大学時代の経験から厳しい練習をしました。徹底して鍛え上げられてチームは甲子園で豊見城旋風を巻き起こします。裁監督の教え子たちは後のプロ野球や社会人野球の世界でも活躍しました。
沖縄の野球の強豪校ランキング3位
沖縄水産高校
公立私立 | 公立 |
所在地 | 沖縄県糸満市西崎1丁目1-1 |
春の選抜の成績 | 出場3回 |
甲子園の成績 | 出場9回/準優勝2回 |
主なOB | 大野倫/新垣渚/上原晃 |
野球が強い強豪校、強豪県にするために今では考えられない指導をして、周囲からバッシングを受けることもありました。しかし選手との信頼関係は厚く、甲子園制覇まであと一歩まで迫りました。沖縄水産は現在、長い低迷期を乗り越えて強い高校になりました。
裁監督は厳しいスパルタ指導をする監督でした。指導内容は鉄拳制裁、水を飲ませない、休ませないなど科学の発展した現在ではあり得ない方法です。練習内容が厳しすぎると学校の先生たちからクレームがきたほどです。しかし裁監督は選手の精神力を強くして、沖縄水産を野球が強い名門校に育てました。裁監督が退任した後、野球部が低迷したのも指導が正しかったことを証明しています。
沖縄の野球の強豪校ランキング2位
沖縄尚学
公立私立 | 私立 |
所在地 | 沖縄県那覇市字国場747 |
春の選抜の成績 | 出場6回/優勝2回 |
甲子園の成績 | 出場8回 |
主なOB | 東浜巨/嶺井博希/與座海人 |
・沖縄県勢甲子園初制覇
・2度の選抜優勝
・選手、監督で優勝した比嘉監督
沖縄尚学が強い理由は比嘉監督の指導方針です。比嘉監督は高校卒業後に大学でケガをして野球部の学生コーチになりました。比嘉監督は学生コーチの経験から沖縄尚学で選手にルール順守を徹底させて強い精神力を養わせます。比嘉監督の指導が実り、2度の春の選抜制覇を果たしました。
選手・監督の両方で優勝をした人は100年以上の歴史を誇る甲子園で14人しかいません。比嘉監督はそのうちの一人です。選手、監督の両方で実力があることを証明しています。比嘉監督は今も甲子園に出場しており、再び大旗を掲げられ日が来るでしょう。
沖縄の野球の強豪校ランキング1位
興南高校
公立私立 | 私立 |
所在地 | 沖縄県那覇市古島1-7-1 |
春の選抜の成績 | 出場4回/優勝1回 |
甲子園の成績 | 出場12回/優勝1回 |
主なOB | 島袋洋奨/大城滉二/宮城大弥/デニー友利 |
・甲子園出場回数1位
・県勢唯一の夏甲子園覇者
・史上6校目・甲子園春夏連覇
我喜屋監督は校長、理事長の肩書も持ち、規律を乱すと試合、練習に参加させないほど厳しい指導を行います。
我喜屋監督の指導が実り、現在では甲子園常連校です。我喜屋監督の最大の功績は甲子園春夏連覇です。
甲子園の春夏連覇は作新学院、中京大中京、簑島、PL、横浜、大阪桐蔭、そして興南の7校しか達成してません。興南高校が優勝した年は野球留学の盛んな2000年代です。興南高校はほぼ地元・沖縄の選手だけで甲子園制覇、春夏連覇を成し遂げた珍しい高校です。
沖縄の高校野球を語ろう
沖縄野球の基礎を築き上げたのは、甲子園で2年連続準優勝を果たした沖縄水産高校でした。その後、甲子園発夏連覇を成し遂げた興南高校や、2度の甲子園制覇経験のある沖縄尚学が中心となり、沖縄高校野球界の発展を引っ張っています。
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