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バドミントンの素振り!正しいフォームと仕方・練習方法とは?

バドミントンの素振り!正しいフォームと仕方・練習方法とは?

バドミントンの素振りの仕方、正しいフォーム、練習方法などなど…素振りに関わる全トピックを紹介します!バドミントン上達の鍵となる素振りを、しっかり基本から学びなおしましょう。今までの素振りを改善するチャンスかも!?バドミントンを練習する初心者の方必見!

2022.12.30 バドミントン

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公式ライター
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バドミントンの素振りの正しいフォームは?

【バドミントン初心者】素振り・基本フォームを3ヶ月で!

バドミントンの練習方法の基礎と言えば、素振りですね。
素振りをやらなければ、フォームを確認しなければ…と初心者の方は感じるはずです。
バドミントンで上達するためには素振りが必須、ということだけは初心者の方も理解している。
けれども、正しい素振りのフォームって?
今回は、そんな素振りの「?」を徹底解説していきます。

打ち方の基礎は肘・手首の回内/回外運動

バドミントンの素振りの全てに共通して言えるフォームの基本は、肘や手首の回内/回外運動です。
回内/回外運動とは、手首や腕を回す方法の一つなのですが、日常生活ではほとんど使わない動きです。
しかし、バドミントンのショットのほとんどはこの回内/回外運動によるエネルギーの伝達が必要です。
したがって、バドミントンでは素振りによってこの回内/回外運動を確認する練習がとても重要なのです。

素振りはシャトルがある時と同じスイングを

「さあ素振りをしよう」と意気込むと、つい素振りとしてのフォームを作ってしまいがちです。
特に初心者の方は、バドミントンでは必要ない力みを素振りの時に覚えてしまうことがあります。
実戦でも変な癖が出てしまうと、素振り練習をした意味がなくなってしまいます。
シャトルはなくても、バドミントンの実戦中と同じ動き、同じ力、同じフォームで。
これが素振り練習の基本です。

バドミントンの素振りのフォームの種類

バドミントンのショットの種類の解説ではなく、素振りの種類を解説します。
バドミントンの素振り練習をしようと考え、いったいどの打ち方をやればよいか悩んだ方はご覧ください。
基本的にどの打ち方も、それぞれバドミントンのショットの基礎となるフォームです。
これができなければ、力強いスマッシュや相手を惑わすトリックショットは不可能です。

フォアハンド(基本)の素振り

金 善淑の韓国式バドミントン・コーチング Disc1

フォアハンドの素振りはフォーム確認の基本になります。
コツは目線を前にしたまま、手首を正面へ置いて素振りをすることです。
ステップを3つに分け、リズムを意識して打ち方を確認しましょう。
きれいなスイングにするためには、目線でラケットを追って後ろにいかないようにするのがコツです。

また、手首・肘のフォームも動画を見て確認しましょう。
曲がりすぎる・回り方の軸が違うままだと素振りの意味がなくなります。

フォアハンド(下→上)の素振り

フォアロブを構成するスイング⑤ (手首を前に出す)

フォアハンドのフォームで下から上へ打つ打ち方は、手首を前方に移動するのがコツです。
フォームのポイントは、利き手の足がやや前方に出ていること。
この姿勢でフォアハンドの手首を前面へスライドさせていき、打点の際に回内によるスイングを作ります。

素振りの際は、この手首の動きがどのタイミングで来るのかを反復練習の中でつかんでください。
また、素振りにあわせて体重がどのように移動していくかも意識すると、きれいなフォームがつかめます。

バックハンド(サイド)の素振り

絶対うまくなるバドミントン

ラケットを持った側と逆側に来たショットを打ち返す時に必要な、バックハンドのフォームでの打ち方の素振りです。
基本フォームは、足をクロスさせてサイドにポジションを移動しながら、手首の回転を利用してバックハンドで打ちます。
足の踏ん張りを活かし、体の軸をぶらさないのがきれいなフォームの維持の仕方です。
自分の足より更に先で打点を捉えてスイングすると、きれいなフォームの素振りになります。

バックハンド(下→上)の素振り

絶対うまくなるバドミントン

バックハンドで下から上へ振りぬく素振りは、バドミントンの実戦では窮地を救う大切な基礎のフォームを体得するための練習です。

重心を前へずらすとともに足を手前につき、肩・肘・手首・ラケットが一直線上になる打点を意識して素振りします。
ラケットの面は相手の方を捉えるよう意識するのが基礎的な打ち方です。

手首の向きが降りぬく瞬間に回転していることを動画で確認しましょう。
スイングの軌道がしっかりとシャトルを捉えるポイントを通過するフォームかも重要です。

オーバーヘッドストロークの素振り

オーバーヘッドストローク 能登則男のバドミントン上達育成術

オーバーヘッドストロークの場合、スイングの際のステップが4つあります。
頭より後ろで構え、頭上をラケットが通り、打点を到達し、そのまま手首のスナップを活かして振りぬきます。
ラケットを持っていないほうの手もきちんと上げ、バランスを取りましょう。

オーバーヘッドストロークの場合の素振りのフォームポイントは、ラケットを振りぬいた際に頭から腕が離れないことです。
バドミントンでは、このフォームがきれいにマスターできているかどうかで遠くへ届くショットが決まるかが左右されます。
ゆっくりとフォームを確認しながら素振り練習をしましょう。

バドミントンの素振り時のフォームチェックポイント

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素振りのフォームの種類についてお伝えしましたが、バドミントンの実戦ではより多くの様々なパターンが想像されます。
素振りはあくまでバドミントンで勝つために必要な練習です。
素振りだけで満足せず、バドミントンの実戦に活かす素振りにするための確認ポイントをご紹介します。

①足は素振りの前後で動いていますか?

素振りはフォーム確認と言いましたが、フォームというのは上半身だけの話ではありません。
バドミントンの実戦では、ステップも含め、次のショットへの準備を絶えず行う必要があります。
正しい素振りの仕方は、その前後のステップを含めて行うことです。
きれいな打ち方やスイングをチェックしながら、その時の足の動きもセットで練習しましょう。
基礎的な体重移動の仕方は、バドミントンの実戦でも変わりません。

②スイングの軌道は一定ですか?

素振りの際のスイングが毎回バラバラだと、バドミントンの実戦では結局シャトルの軌道に左右されて素振り練習が活きません。
スイングの軌道を常に一定に保つよう意識しましょう。
もちろん、基本的な打ち方がずれていては変な癖がついてしまいますので、常に改善とフォームを意識しながら、軌道をチェックしてください。
何が自分の基本フォームなのかを、常に自覚して練習することが、バドミントン上達の鍵です。

③手首に力が入りすぎていませんか?

素振りでよくありがちな改善ポイントは、手首の力みです。
シャトルがないと、感覚がつかめず手首に無意識に力が入ります。
リラックスし、打点の瞬間だけ手首のスナップに意識を集中させてみてください。
手首の使い方は、素振りのフォーム練習において非常に重要なポイントです。
意識を手首に向け、丁寧な素振り練習を心がけましょう。
その丁寧さは、バドミントンの実戦で必ず活きます。

バドミントンが上達する素振り練習とは?

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何故か素振りについているイメージは、「とにかく繰り返せ!」だと思います。
確かに、反復練習は非常に重要なのですが、意外と素振りはそこまでストイックな練習方法ではありません。
実際に上達しやすい素振りの練習の仕方、フォームの確認方法をご紹介します。

15-20回ずつバックハンドとフォアハンドの素振り

正直、素振りの回数はそこまで多くなくても良いです。
重要なのは、バドミントンの実戦で用いるフォームをバランス良く、確実に確認することです。
バドミントンの基本となるバックハンドとフォアハンドそれぞれ20回程度を目安に素振り練習しましょう。
種類は先ほど述べましたので、時々の課題や練習に応じてメニューを組んでください。
基本的には、打ち方を改善するための儀式のように素振りを習慣化しましょう。

左右どちらも素振りをすることで筋肉バランス矯正

素振りは利き手の方だけやればいい、と考えている方が多いのですが、実は左右両方ともやると効果的です。
何故なら、バドミントンはただでさえラケットを持った側の筋肉を酷使するスポーツなので、素振りで左右の筋肉のバランスを取らないと、体の軸が不均衡になってしまうのです。
バドミントンでは、体の中心軸がぶれないことも大切なポイントなので、素振りで体の中心を捉えるのは一つの方法です。

ストレッチや腕回しもセットで練習

バトミントンの素振りが滑らかになり大きくなる

動画で紹介しているようなストレッチを素振りとセットで行うと、上達が早いです。
素振りの根本は、フォームの確認です。
フォームをきれいにするためには、やはり体そのものの使い方が正しく、柔軟である必要があります。
そのために、素振りをしつつストレッチや腕回しを行うことで、体全体の筋肉を解きほぐすことができます。
体が硬直した状態で素振りを続けると、手首や肩を壊す可能性があるので注意してください。

バドミントン素振りのフォームを矯正するには?

フォームを矯正する時に役立つ方法

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既にバドミントンの練習を続けており、何らかの良くない癖がついてしまった方向けの矯正のコツをご紹介します。
バドミントンの素振りは、何かしらの課題と向き合う時には最適の練習方法と言えます。
きちんと自分の敗因に向き合い、どうしたら改善できるのかを考えながら素振り練習でフォームを見直しましょう。

実戦を意識したイメージ練習

素振りと言えど、バドミントンの実戦で活きなければ意味がありません。
既にバドミントンでの試合にチャレンジした方でしたら、その時にどんなショットが苦手だったかなどの改善点を明確にしてから素振りを行うと良いでしょう。
基本的な素振りメニューに加え、自分が苦手な素振りを特別メニューとしてみてください。
実戦で改善ポイントをクリアし、また新たな矯正ポイントを見つけ…と繰り返しながら素振り練習を行うことで、バドミントンの上達が劇的に速くなります。

打点を意識して反復練習

素振りは反復練習が必要になりますが、打点を意識し、正しくフォームを矯正することが上達の鍵となります。
打点の意識の仕方として、ここでシャトルを捉える、というポイントで動きを止めてみるのも一つの方法です。
手首の回転や体の重心などを丁寧に確認し、打点が「ここ」というポイントをブラさないよう素振りを反復すれば、体が自然とそのフォームを覚えます。
何も考えずにバドミントンの試合でそのフォームを出せるようになればOKです。

フォームの改善方法には録画が効果あり

どうしても自分で矯正するポイントがわからない場合は、自分の素振り練習のフォームを録画してみてください。
基本的な動きがつかめているのか、きれいなスイングはできているか、手首は変な方向を向いていないか…綿密に確認しましょう。
練習しているとどうしても自分のフォームを客観視できません。
スマホなどを利用して録画するのは、非常に効果的な練習方法と言えるでしょう。

素振り用アイテムを効果的に使う

バドミントン素振り 頑張らない素振り練習法

動画のような、メッシュのラケットカバーなどを装着することによって、素振りをより効果的に行うこともできます。
手首の力みや一度間違えてしまったフォームは、どうしても自分の意識では直しづらいものです。
こういったアイテムを用いることで、空気抵抗や重みを変えて今一度自分のフォームを矯正するのも一つの手段でしょう。

ヨネックスのバドミントントレーニング用ヘッドカバー

980
・素材:ポリウレタン+ポリエステル
・サイズ:28×22cm

バドミントンの素振りを継続することの重要性!

脱初心者後の素振りはいらない?

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バドミントン初心者を卒業したら、もう素振り練習はいらないのでしょうか?
よく、素振りは基本の練習と言われていますから、基礎をマスターしたらもうやらなくていい、と考えている方もいるようです。
結論から言うと、そんなことは全くありません。
プロのバドミントン選手でも、バドミントン上級者でも、素振り練習は大切にしていらっしゃる方がほとんどです。

打ち方をマスターしたいなら素振りは続けて!

人間の体は日々変わり続けています。
筋肉の付き方や体内の軸など、体調やバドミントンの練習によって変わっていきます。
そんな自分の体を中心軸として繰り出すバドミントンのショットも、その時々に応じて微妙にコントロールを変えていかなくてはいけません。
その確認の手段が、素振りです。
素振りを行うことで、常に正しいフォームを調整していくことが、バドミントンで打ち方の精度を上げる方法になります。

集中してフォーム確認

そんなに毎回練習に素振りを入れるの?と面倒に感じる方もいるかもしれません。
基本的に、バドミントンの素振りは回数を要するものではありません。
集中して、自分のフォームと向き合い、最低限の素振りを行いましょう。
その時に行う素振りのメニューは柔軟に対応してください。
とにかく、だらだらとやらずに考えながら素振りを続けることが大切です。

中級者以降は体重移動が上達のコツ

バドミントンで上達してきた方は、素振りの際に体重移動の方法を意識すると良いでしょう。
次の動きやステップを意識した体重移動を、素振りのフォーム確認でマスターすることで、俊敏なバドミントンでの動きを確立することができます。
手首の回内/回外運動がマスターできていないうちは、なかなかステップや体重移動まで気が回らないものですが、肩・肘・手首の使い方が体になじめば、全身のことがおのずと考えられるはずです。

バドミントンの素振りはフォームの重要性

Free photo: Badminton, Bat, Activity, Leisure - Free Image on Pixabay - 1019110 (21527)

地道だけれど確実にバドミントンで上達する唯一の方法

バドミントンで強くなりたいなら、ショットの精度を上げることがまず第一です。
そして、その精度を上げるために絶対必要なのが、素振りです。
素振りでフォーム確認を行い、自分のフォームをきれいに保つよう、丁寧に練習を繰り返しましょう。
そうすることで、バドミントンの実戦での動きのスピードやコントロール力は確実に上がります。

バドミントンの素振りは習慣にすること

バドミントンの素振りは特殊な練習ではなく、習慣です。
バドミントンコートにいかなくても、ある程度広いエリアがあれば素振りはできます。
素振りによるフォーム確認は、バドミントンで上達したい方は習慣化してしまいましょう。
自分の体のコンディションを図るために素振りを利用するプレイヤーもいます。
バドミントンの基本となる動きに常に敏感でいることが、上達の何よりもの近道になることでしょう。

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