フットサルシューズの選び方!3つのポイントとおすすめシューズ5選
足裏でボールコントロールが多くなるフットサルでは、フットサルシューズの選び方が重要となります。選び方を知らないと後に後悔してしまう結果にも繋がり兼ねません。フットサルシューズの選び方のポイントについて理解し、最適な靴でフットサルを楽しみましょう。
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公式ライター Activel_director
フットサルシューズの選び方①コート別
基本的にフットサルシューズの選び方は、シューズの特性を活かしてプレーすることが基本となるため、使用するコートによって選ぶことが常です。
人工芝コート用シューズと体育館用シューズの違いは靴底(ソール)の形状の違いによるものです。
それぞれの特徴や違いについて理解しておきましょう。
人工芝コート
人工芝用のシューズの選び方は、人工芝の1本1本が長くて滑りやすいので、靴底(ソール)にいくつもの突起(滑り止め)がついているものを選びます。
ソールの突起は、特に雨などで湿った人工芝に対してグリップ力を発揮してくれます。
タラフレックス・木材コート
特にタラフレックスはフットサルにおいて、床材の硬さ・反発力・滑りやすさ全てが最も適した素材と言われています。タラフレックスや木材は床面がフラットで材質が硬いのが特徴です。
体育館用(屋内用)のシューズの選び方は、足裏でのボールタッチがしやすいようにソールが柔らかくフラットで浅い溝が入っているものを選びます。
フットサルシューズの選び方②フィット感
フットサルシューズ以外の靴でもフィット感が大事であることはご存知のことと思います。
勿論フットサルシューズも例外ではありません。実際に手に取り、試し履きしてフィット感をしっかりと確かめましょう。
フィット感を確かめるためには甲・つま先・アーチ・かかとの4ヵ所の確認が必要となります。
また、試し履きするときは、両足で履き、紐をしっかりと締めることをおすすめします。
甲
選び方として狭い場合は、甲高のフットサルシューズを選びますが、その際に、幅広(ワイド)タイプがぴったり合う場合があり、甲高と思っていても実は幅広だったりします。
しかし逆のパターンもありますので、甲と幅の両方で試し履きを行うことをおすすめします。
また、フットサルシューズがどうしても緩い場合には、足と一体化させる靴紐で調整します。靴紐の穴の上から下に靴紐を通すと、締まりがよく緩みにくいため、紐締め効果が得られます。
つま先
また逆に、靴のつま先から指までの間が広すぎると、踏ん張りが利かなかったり、特にトーキックでボールを蹴った時に、指にシューズのつま先部分が折り曲がって指を怪我してしまうことがあります。
理想は、つま先から足の指まで0.5cm~1.0cmの余裕があり、足の指が自由に動かせることです。また、つま先の横幅が狭い場合は、幅広(ワイド)タイプを試してみて下さい。
アーチ
そのときの足裏のフィット感を感じてしっくりくるかどうかが大切です。
また、自分の足とシューズの土踏まずの部分がずれていたり、クッションなどで痛みを感じる場合は、アーチクッションを取り外して履いてみましょう。アーチクッションがなく、フィットするシューズが理想です。
かかと
自分のかかとの形状に合っていないシューズを選ぶと靴ずれの原因となりますので、かかとの形状と合ったものを選びましょう。また実際に履いて少し歩き、かかとが浮かないことを確認して下さい。
歩いてみてかかとが浮いてしまうようでは、プレー中にシューズが脱げてしまい足をひねったりして、怪我のもととなります。かかとが浮いてしまったら、1サイズ小さいものを選びましょう。
フットサルシューズの選び方③素材
アッパー素材は、消耗が一番激しい部分となりますので、フィット感以外に、できるだけ長く履きたい、価格帯で決めたい、お手入れのしやすさなどの基準によっても素材はある程度限定されてきます。
ですが、シューズの選び方は、フィット感の重視を何よりも優先することをおすすめします。
天然皮革
また、通気性や耐久性にも優れていますが、その反面、水に弱く、型崩れしやすい点やクリーナーで汚れを落とし、専用クリームで皮に栄養を与えるなど、お手入れが面倒といった側面をもっています。
価格帯では、人工皮革と比較すると高価です。
人工皮革(合成皮革)
屋外でのフットサルは、降雨コンディションでも開催されることが多く、その場合は人工皮革のシューズが扱いやすいです。
フィット感は伸縮性がない分、フットサルシューズを試し履きしたときの感覚が何年も継続します。試し履きした感覚がフィットしている場合は、大きなメリットになります。
その反面、通気性が悪く、皮が馴染みにくい側面をもっています。価格帯では、天然皮革と比較すると安価です。
おすすめな人気フットサルシューズ①
デスポルチ ボアビスタ KI 2
アッパー素材に天然皮革が採用されていて、デスポルチらしいフィット感に優れています。
特徴としては、造りがワイドで、中底全面に衝撃吸収素材のPORONが採用されていることです。
ボールタッチが素足に近いフットサルシューズほど、疲れが貯まりやすいので、その点衝撃を吸収してくれる工夫がなされているのはより高い完成度へ近づけるための努力の証です。
おすすめポイント
体育館などの屋内で使用するシューズで、水による型崩れの心配がなく、フットサルのプレーにおいて必要な要素を多く盛り込んだシューズなので、足裏でのボールコントロールに満足できること間違いありません。
おすすめな人気フットサルシューズ②
アディダス コパ タンゴ 18.3 TF
アッパー素材には、牛革を採用して馴染みがよく、耐久性に優れています。シューズ自体はやや大きめに造られており、甲の高さが若干低いモデルです。
おすすめポイント
アディダスらしさのデザインと素足感覚を兼ね備えたシューズな割に、価格帯もそこそこお手頃なので、購入しやすさもポイントの一つです。
おすすめな人気フットサルシューズ③
プーマワン4SYN TT
アッパー素材には、とても柔らかい人工皮革が採用されて、天然皮革素材と比較しても引けを取らないほどの柔らかさです。
また、全体の造りが若干小さ目なので、購入するときは、1サイズ大き目のシューズを試しに履いてみて下さい。
おすすめポイント
また、ソールには大き目のイボが多く採用されており、グリップ力に優れているので、瞬発力の必要なフットサルにおいて大いに活躍してくれます。
昔から馴染みのあるプーマのシンボルマークが入っており、いつの時代も安心の靴です。
おすすめな人気フットサルシューズ④
NIKE ハイパーヴェノムX III アカデミー TF
デザイン性以外にも全体を包み込むシューズの造りは快適な履き心地を実現しており、クッション性も抜群です。
また、非対称の編み構造によってキックゾーンを拡大しているので、ボールコントロールが強化されています。
おすすめポイント
細身のシルエットのフットサルシューズなので、普段から細身の靴がぴったりと合うプレーヤーにおすすめです。
また、近年技術的に取り入れられている、アッパーの部分的に変化している凹凸(テクスチャー)によって、ボールコントロールがよりしやすくなっている点は、狭いコートでプレーするフットサルにおいて非常に有効となっています。一度はテクスチャー効果を体感してみてください。
おすすめな人気フットサルシューズ⑤
ニューバランス AUDAZO PRO TF BR2
アッパー素材にはシンセティックレザー(人工皮革)が採用されており、レザーのデメリットを補うように前方部には通気性をよくする加工が施されています。
また、シューズの中で足が動かないようにホールド性やサポート性が向上されたモデルになっています。
おすすめポイント
また、ニューバランスAUDAZO PRO TF BR2は、デザイン性だけでなく、フットサルに求められる各機能性も向上しているので、フットサルでもスポーツでも活躍してくれます。
もう一つの特徴は、他のフットサルシューズメーカーと比較して自重が軽量級なので疲れにくく扱いやすいという点です。
フットサルシューズの選び方のまとめ
特にフットサルでは足裏のボールコントロールが命と言っても過言ではありません。ボールコントロールに必要なことは技術しかり、シューズ選びにも大きく影響を与えます。
各メーカー共にシューズを多く発売されていますので、フィット感の次に、機能性であったり、好みのデザインなどで選択しましょう。
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