シーバスのバイブレーションの使い方と動かし方とは?アクションについて学ぼう
シーバス用バイブレーションは、飛距離が抜群で広範囲を素早く探れるのが魅力ですが、釣り人側の使い方や巻き方次第でさまざまなベイトに似せることが出来るルアーです。変幻自在に姿や形を変える事のできるシーバス用バイブレーションの使い方について解説します。
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公式ライター Activel_director
シーバス用バイブレーションの使い方とは?
ストップアンドゴー
「デイシーバス攻略法・アイアンプレート編」
リアクションバイトを誘発させやすいので日中や低活性の時期に使うとよい
シーバスが食い切らない状況やストラクチャー周りでつかうとよい
シーバスがバイブレーションに追いつけない状況において効果的で、巻くスピードや止める間隔を変えつつ、その日の状況にあった釣れる使い方を見つけるとなおよいです。
リフトアンドフォール
リフト&フォールが最高に効く理由!
高活性な時期で軽いものなら夜間、重いものなら日中が良い
シーバスがただ巻きに反応しない、ボトム周辺にいるときにおすすめ
基本的にフォールしている時にバイトすることが多いので、バイトをしっかりと取れるよう集中することが大事です。この時、フォールさせすぎてしまうと根掛かりの確率が高くなってしまうので注意しましょう。
ワンピッチジャーク
最先端シーバス釣法は「ボトムのリアクションバイト狙い」。
時間関係なく、冬など低活性の時期におすすめ
なかなか口を使わないシーバスに使うとよい
イメージはパニックに陥り逃げ惑う小魚のような動きを演出することで、シーバスは本能で追いかけたくなる状況に陥ります。魚からのアタリが多く出るのはフォール中や着底後のリフト、着底するタイミングなので魚からの反応をいかに物にできるかが、釣果を伸ばすキーポイントです。
アップクロス
アップストリームキャストテク
高活性の時期で夜間で使用するのがおすすめ
自然かつ流れと合わせて巻くように使うとよい
地形変化のある部分や立ち位置を上流側にズラして膨らみと角度をつけ、シーバスがいると思われる場所を頂点に設定しても反応が出ます。
ダウンクロス
ダウンドリフトのやり方
低活性の時期の夜間がおすすめ
波動を抑えつつ、ストラクチャー周りを引くのがおすすめ
一般的に魚は上流方向へ頭を向けて泳いでいるため後ろ側から来るルアーが突然目の前に現れる形になるので、リアクションバイトを狙うにはダウンクロスがよいです。
水深が浅いフィールドでは小型にする
春先など高活性な時期の夜間がおすすめ
水深が浅いフィールドでベイトが小さいときに使用するとよい
サイズが小さい分マイクロベイトパターンにも合わせやすいこのタイプは、ボディサイズが小さくアピール力が高いので、ある程度のスレた状態でも十分通用するのでおすすめです。
シーバス用バイブレーションの巻き方
また、レンジコントロールをしっかりと意識することで、ボトムを叩きながら巻くことができます。表層にシーバスが浮いておらずボトム付近に居着いてるときなどは、巻き方を変えることで効率的に釣ることが可能です。
ただ巻き
ただ巻きテクニック
シーバス釣りはただ巻きがメインの釣りであり、ただ巻きを極めることで安定した釣果をあげることが可能です。まずは巻き方を意識してバイブレーションを使い、試してみましょう。
早巻き
毎投違う巻き方で巻き、その日の傾向を確かめるのが釣果を伸ばすポイントですが、水深のあるポイントではレンジ攻略も同時に行うことでさらに釣果を伸ばせます。
高速巻き
超高速引きの効果!
パニックになった小魚は高速で逃げるので、最速で巻かないと捕食のスイッチが入らないことが少なからずあります。魚は人間が思っているより早く魚を追いかけると言われており、特にソルトゲームでは、川や湖の魚と違い魚を追い詰めて捕食しづらいため高速巻きは非常に有効なテクニックです。
シーバス用バイブレーションの使い方のコツ
ロッドの角度を変える
ロッドの角度を変えると急にレンジが変わったり姿勢が悪くなってしまう場合もあり、釣れない原因になってしまいますので、角度を変えたらその位置をキープし続けることが重要です。
表層から底までしっかり探る
バイトがない場合は場所を移動したり、ルアーチェンジやアクションを変えたりなど、とにかく変化を持たせることがポイントです。バイブレーションで巻き方を変えつつレンジを探り、その日のコンディションをサーチしてみましょう。
ベイトを見つける
ボイルしていると分かりやすいのですが、天気が良い場合はボイルではなくナブラ状態や水面でギラギラと追い回しているだけの場合が多いので注意が必要です。
シーバス用バイブレーションで釣れない理由
シーバスのいる層を巻けていない
釣れる場合もありますが、反応が悪くなってしまう場合が多いので注意が必要です。ボイルで食わない時は、レンジパターンが合っているかを確認し、ウェイトを使用しているものを使うなどして工夫をしましょう。
シーバスがスレている
特に明るいベイエリアでバイブレーションを下手に打ってしまうと、こっちの姿を見られてしまい一切食わなくなるパターンもあります。もともとスレていると知っているポイントやシーバスの居る位置がはっきりわかるポイントでは使用をやめましょう。
過剰なアピール
シーバス用バイブレーションの選び方
それぞれに特徴があって使い方や巻き方などにも差が出ますので、種類を知った上で購入して使用するようにしましょう。
バイブレーションのカラー
シルバー系のカラーは、シーバスが捕食するイワシなどのベイトにマッチしたカラーで、クリアな水質であればおすすめのカラーです。濁り等がある場合はゴールド系のカラーがおすすめで、夜間はホワイトやチャート等の膨張色をおすすめします。
バイブレーションの大きさ
基本的な使い方はその時期にシーバスが捕食しているベイトサイズが有効です。稚アユを捕食している春や河川などの小場所は小型のルアーを使い、大型のコノシロを捕食している秋やサーフなどの大場所には大型のサイズを選ぶのが良いでしょう。
外海に面した防波堤などで小さいルアーを使えばアピールが足りませんし、逆に小場所大きなサイズを使うと場荒れに繋がります。
シーバス用バイブレーションを使う場面
バイブレーションの真価が発揮される場面はさまざまですが、基本はメタルバイブを使い、水深のある箇所や遠投が必要となる場所が最適です。比重が重いために、根掛かりのリスクとは常に隣り合わせなので、水深に合わせたルアーの選び方も大切なポイントです。
時期は活性の高い春から秋
夏は沖のディープエリアを探るのに有効で、反応が薄い時はバイブレーションが良いでしょう。秋は適水温になり、シーバスの活性も高くなりますので秋のコノシロパターン等でも有効なルアーです。
活性が低い時期やタイミングで投入しても中々好反応を得ることができませんし、場合によっては場を荒らしてしまうことにもなります。基本的な使うタイミングとしてはシーバスの活性がある程度高い状態です。
マズメ時
昼間はメタルバイブなどで、ボトムに落ちたシーバスを釣るのに適しています。他のルアーではアピールが少なく釣れない場合、バイブレーションのアピール力でシーバスを釣る事が可能です。
悪天候時
雨後の濁りはもっとも釣れるシチュエーションで、濁りが入るとシーバスは目でベイトを探すのではなく、側線で振動などを感じ取ってベイトを探すので、ボディが振動するバイブレーションは非常に釣りやすい状態です。とくにメタルバイブレーションは重く飛距離が出るので風速が10m近くあっても十分飛ばすことができます。
フィールドに着いて最初に投げるルアー
飛距離が出ることや、巻き方を変えて表層からボトムまでの全てのレンジを探ることができるので、その日のコンディションを掴めていない状況下において、頼りになるルアーであることは間違いありません。
シーバス用バイブレーションでシーバスを釣ろう
バイブレーションでシーバス釣りをまだ経験をしたことがないという方は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
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