スロートガードとは?喉ガードの取り付け方とおすすめの選び方とは?
スロートガードはキャッチャーが身に付ける防具の一つで、喉を守るために装着します。スロートガードの取り付けは、主にマスクにぶら下げる方法をとります。選ぶときには、スロートガードの大きさや軽さ、防御力を軸に、重視するポイントを整理して自分にあったスローガードを選択していきましょう。
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公式ライター Activel_director
野球のスロートガードとは?
キャッチャーがピッチャーの投げた球や守備で返球を受けるときに、想定外に飛んでくるボールが直接当たるのを防ぐために必ずつけなければなりません。
キャッチャー以外にも野球の審判もスロートガードを着けることが義務付けられています。
スロートガードとは?
球技ではスロートガードを義務付けているスポーツがあり、ラクロスやホッケーでは使用している選手が多く、剣道でも同様に喉を守るための喉当て防具があります。
スロートの意味
つなぎ目という意味でつかわれる単語でもあり、スポーツに関連する単語でスロートが関連するものには、テニスラケットのヘッドから柄までの部分があります。
スロートガードの必要性
キャッチャーが対応するボールは、軌道が予測できないものがあります。ワンバウンド送球やファウルチップを捕るとき、サインミスによってピッチャーから剛速球が飛んでくることがあるため、体全体でボールを受ける場面があります。
安全にプレーするために公式戦ではスロートガードを付けることが義務付けられています。
スロートガードの種類
・マスク一体型タイプ
・マスク別付けタイプ
一体型タイプと別付けタイプの違いは、マスクから取り外せるかどうかです。形状や素材によって特徴があり、どちらが使いやすいかは重視するポイントや使う人のプレースタイル、年齢によって左右されます。
身体的負担を減らす場合には軽いものを選び、安全性を高めたい場合は、一体型タイプの下に別付けタイプを重ねて着けるのがベストです。
一体型タイプ
一体型タイプは、別付けタイプに比べると素材が違うためやや重いですが、フレームの中の金属を空洞にすることで軽量化されているものもあります。
別付けタイプ
樹脂や革を組み合わせて作られているものは、軽いのが特徴です。喉を覆う部分は、一体型のように金属が使われている物もあります。スロートガードの大きさや樹脂部分が使われている範囲、ベルトの形状や調節可否などさまざまなバリエーションがあります。
スロートガードの取り付け方
一体型はマスクのフレーム部分と一体になっているため、使用時の調節や取り付けは必要ありません。
別付け型は喉元がきちんと覆われるように調節してマスクのフレームにベルトを通して取り付ける必要があります。べルトの長さの調節段階が設定されているものや自由に長さを変えられるものがあるため、購入前にマスクとあわせることができるかを確認した方がよいでしょう。
一体型タイプ
一体型タイプの下に別付けタイプをつけるときには、マスクのスロートガード部分よりも上に別付け型のベルトを通す必要があります。スロートガードのベルトが、マスクのフレームから喉の位置に伸ばすことができる長さかを事前に確認することをおすすめします。
別付けタイプ
ベルトの固定部分は、スナップボタンやマジックテープなどさまざまな種類のものがあります。
スロートガードの位置を変更したい場合には、ベルトを長いものに変えることで対応しましょう。キャッチャーは座ってボールを受ける時間が長いですが、立った状態で返球を受ける場合もあるので、さまざまな場面を想定しながら長さを調節する必要があります。
スロートガードの選び方
マスクとスロートガードが別のメーカーのものでも問題はありませんが、別付けタイプはベルトの幅が合わずに装着できないものもあるため、購入前にマスクとあわせて確認しなければなりません。
安全性と機能性を満たすために必要なポイントは3つあります。
・サイズ
・軽さ
・防御力
サイズ
また、キャッチャーはプレー中にマスクを素早く外さなければならない場面があるため、マスクに付属しているスロートガードが着脱の妨げにならないものを選びましょう。
軽さ
少しの重みがプレーに影響するため、軽いものを選んだほうが負担は軽くなりますが、防御力も下がってしまいます。軽いスロートガードは、着脱の速度が機能性に影響をあたえ、キャッチャーのプレーの質に関係します。
防御力
一体型のように金属でできているものは、樹脂素材のものに比べると強度が高いため、ボールを跳ね返す力も強いです。
樹脂素材でも、厚みで防御力を補っている製品や軽量化のためにスロートガードの樹脂部の範囲を減らしている製品があります。樹脂製のスロートガードは、衝撃で割れる可能性があるため、体に触れる部分に柔らかい布を使用している製品を選ぶとよいでしょう。
スロートガードおすすめ3選
ミズノ スロートガード
メーカー | ミズノ |
種類 | 別付け型 |
サイズ | 縦165㎜ |
重量 | 67g |
素材 | 樹脂部:ポリエチレン |
ベルト部分は2段階に調節することができるので、子供から大人までおすすめできる機能的な商品です。裏側は柔らかい布が使われて、ボールとの接触によって樹脂部分が破損しても肌を傷つける心配はありません。
サイズ・軽さ・防御力のバランスの取れた商品です。
ウィルソン スロートプロテクター
メーカー | ウィルソン |
種類 | 別付け型 |
サイズ | 縦152.4mm |
重量 | 45.4g |
素材 | 樹脂部:ポリエチレン |
また、この商品はサイズが2種類あるため、ほとんどの人があわせることができ、野球の本場メジャーリーグの認定を受けているので外国人選手に人気があります。
久保田スラッガー スロートガード
メーカ | 久保田スラッガー |
種類 | 別付け型 |
サイズ | 縦150mm |
重量 | 110g |
素材 | ワイヤー |
久保田スラッガーのスロートガードはマスク一体型とは併用せず、単独で使用するとよいでしょう。早い球を捕るようになる高校生以上のキャッチャーにおすすめです。
スロートガードはプレーの質に大きく関わる!
軽さと防御力は材質に影響されるので、バランスの取れたものを選ぶ必要があります。自分のプレースタイルや優先事項を確認し、重要なポイントを整理してから実際にサイズも確かめて探すことで、自分にあったスロートガードを選ぶことができるでしょう。
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