スライドステップのやり方とは?バスケのディフェンス力アップしよう
バスケットボールのスライドステップの動き方とスピードアップのための練習方法などについて紹介しています。スライドステップとは、足を交差させることなく横方向に進むディフェンスの基本的なフットワークの1つです。パワーポジションと言われる低い姿勢を維持するので、下半身の筋力が必要不可欠です。
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公式ライター old_user_id: 489
スライドステップとは?
①スライドステップの動きとは?
足を軽く広げて腰を落とし、足を交差させずに横方向に動きます。オフェンスが進みたいコースに入り込むことでディフェンスができます。
そのため、速いドリブルの動きや多様な方向転換についていけるだけの筋力やスキルを身につける必要があります。
②スライドステップはなぜ必要?
バスケのディフェンスの代表的なフットワークはクロスステップとスライドステップです。足をクロスさせながら進むクロスステップは、直線的なスピードを出すには適した動きですが、足を交差させるため素早く方向転換をするのは難しいです。
一方でスライドステップはクロスステップほどのスピードは出ませんが、オフェンスの多様なフットワークについていくために重要な動きです。
スライドステップのやり方
①基本姿勢
膝を軽く曲げ、腰を落とし、少し前傾したら基本的なパワーポジションの形は完成です。このパワーポジションの姿勢のまま横に移動していきます。
右方向に進むときは左足で地面を蹴り、その力を使って右足を大きく横に跳び出して進みます。右足を着地した後に左足は進んだ分の距離を引きずるようにスライドさせて進みます。
クリスタリア虎の穴 其の四「スライドステップの極意」の巻
②コツ
最初に踏み出した足が進んだ分だけもう一方の足も進め、足の幅を保つようにしましょう。進んだ時に体が上下すると時間ロスになってしまうので、膝は常に曲げたまま低い姿勢を維持します。
歩幅が大きければ大きいほど少ない歩数で相手に追いつくことができ、スピードを上げることができます。
②姿勢を低い位置に保ちながら移動
③進行方向側の足は横に大きく踏み出す意識
スライドステップのスピードを上げる方法
練習方法
バスケットコートの両サイドライン上にコーンを3つずつくらいジグザグに置きます。一番先頭のコーンから反対側のサイドライン上にあるコーンに向かってスライドステップで進んでいきます。
この時、相手のオフェンスをイメージしながら練習を行うのが上達のコツです。そうすることで、より実践で活きる練習を行うことができます。
またタイムを計りながら反復練習をすることでスピードアップにつながります。
【バスケ指導】効果的なディフェンスフットワーク練習5
二人一組で行う実践的な練習方法です。オフェンス役の方は方向転換を多く使いながらドリブルをつき、ディフェンス役は抜かれないようにスライドステップでついていく練習です。
ディフェンスはオフェンスとの距離を腕1本分くらいに常に保つ意識を持つと簡単に抜かれることなく守り続けることができます。
トレーニング方法
スクワットは臀部やハムストリングス、大腿部を鍛えるトレーニング初心者でも行いやすいトレーニングです。
足を腰幅よりも少し広めに開き、椅子に座るようにしてお尻を後ろにおろしていきます。この時、膝の角度が90度になるところまで腰を下ろし、ゆっくりと立ち上がるのがコツです。
スクワットのトレーニングをすることで長時間スライドステップの姿勢をしても疲れづらくなります。
ランジは臀部やハムストリングス、大腿部だけでなく、体のバランスや体幹を鍛えるトレーニングです。
足を縦に大きく開き、膝を90度になるところまで曲げていきます。胸を張り姿勢を真っ直ぐに保ちながら行うのがポイントです。
スライドステップで横に大きく踏み出した時に体がぐらついてしまう方におすすめです。
スライドステップのまとめ
ディフェンスの基礎となるスライドステップを練習してバスケのディフェンス力を飛躍的にアップさせましょう。
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