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北海道でイトウを釣りたい!気になる釣り場と釣り方とは?

北海道でイトウを釣りたい!気になる釣り場と釣り方とは?

北海道でも限られた生息地でしか釣ることのできないイトウ。幻の魚とも呼ばれる日本最大の淡水魚を追い求めて毎年多くの釣り人が訪れますが、釣り場や釣り方のポイントをしっかりと押さえなければ満足な釣果をあげられずに帰ることも珍しくありません。ここでは北海道でイトウ釣りに挑戦する方におすすめの釣り場と釣り方について解説していきます。

2022.12.25 釣り

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北海道でイトウが釣れる釣り場

幻の魚と呼ばれるイトウは北海道でも限られた地域の水系でしか釣ることができません。そのため北海道にイトウ釣りに訪れる方はそれぞれの釣り場の特徴をしっかりと理解し釣りを楽しむのも大切です。

ここでは北海道の中でもイトウ釣りの名ポイントとして人気を集めているポイントを5つピックアップ。それぞれの特徴などについて紹介します。北海道の広大な土地の中に多くの釣り場が点在しているため釣りのスタイルはもちろん、アクセス面などを考えて釣り場を選ぶことも大切です。

①猿払川

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北海道の数多くの釣り場の中でも特にイトウの釣果実績の高い道北の人気釣り場。毎年日本全国から多くのイトウ狙いの釣り人が訪れます。最大の特徴はその魚影の濃さで、北海道の水系の中ではもっとも多くのイトウが生息するといわれています。

イトウを保護するために地元団体によるルールが設定されており、シングルフックを使用しできるだけイトウにダメージを与えずに釣りをすることが求められます。釣果実績の高い人気ポイントですが、シーズンを通して多くの釣り人が訪れるため場所取りなどのマナーなどでトラブルに巻き込まれることがあるため注意しましょう。

②朱鞠内湖

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猿払川と並ぶ人気スポットとして知られる道北の湖。美しい湖はすべて漁協によって管理されており、しっかりと守られたルールの中でイトウ釣りを楽しむことができます。こちらも釣果実績が非常に高く1メートルを超える大型の釣果も珍しくありません。

入漁料を支払う必要がありますが、ボートなどを利用して貸切で釣りを楽しむこともできるためゆっくりとイトウ釣りを楽しみたい方はおすすめです。猿払川同様、使用するルアーやフックなどには規制があるためルールは事前にしっかりと確認しましょう。

③釧路川

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イトウはもちろん、北海道でも有数のトラウトフィッシングが楽しめる道東の釧路川。猿払や朱鞠内に比べると個体数は少ないものの、こちらも1メートルに迫る大型の釣果実績があります。

陸からの釣りはもちろん、カヌーなどを使った釣りも人気を集めており、さまざまなスタイルでのイトウ釣りが楽しめます。釧路川が流れる釧路湿原は道内でも有数の熊の多発地帯であるため道外から訪れる人は単独での行動は非常に危険です。地元アングラーやガイドなどとの行動を心がけましょう。

④かなやま湖

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北海道の中心に近い道央の南富良野町にあるかなやま湖。北海道の湖の中では朱鞠内湖と双璧をなすイトウの釣り場です。朱鞠内湖に比べると魚影は薄いものの、こちらも1メートルを超えるランカーサイズの釣果実績があります。

遊漁料はとられませんが、ルールがしっかりと定まっているため釣行の際は必ず確認しましょう。周辺にはキャンプ場などのスポットも併設されているため、釣りはもちろん様々なアウトドアを楽しみながら長期的に滞在したい方にもおすすめです。

⑤尻別川

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北海道の中心部である札幌市や新千歳空港から車で2時間ほどで行けるため、アクセス面が非常に良好な尻別川。今回紹介した釣り場の中ではもっとも魚影が薄く安定した釣果はあがりにくいポイントですが、保護事業によって近年イトウの生息数が増えている穴場的な釣り場です。

イトウを狙った釣りはもちろんニジマスなどの他のトラウトの釣果実績も高いため、トラウトフィッシングを中心に手軽にイトウ釣りを楽しみたい方におすすめです。

北海道でイトウを釣るポイント

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イトウは北海道で狙える魚種の中でも非常に釣り方が難しい魚です。イトウを釣りたいと考えている方は自分の独学でアプローチするのではなく、イトウを釣るためのポイントをしっかりと理解し、イトウに合わせたタックルやセッティングでアプローチすることが大切です。

ここではそんなイトウ釣りに大切なポイントを3つピックアップし、簡単に紹介します。はじめてイトウ釣りに挑戦する方はこの3つを必ず押さえておきましょう。

①ルアータックルを用意する!

イトウはルアーフィッシングだけでなく、フライや餌釣りなどのさまざまな釣りで釣ることができる魚です。しかし釣果実績がもっとも高い釣り方はルアーフィッシングです。ルアーフィッシングはタックルのバランスが初心者にも調整しやすく、ファイト中の駆け引きも他の釣り方に比べると簡単なメリットがあります。

またイトウに大きなダメージを与えずにランディングまで導けるため、道具にこだわらず確実にイトウを釣り上げたいと考えている方はまずルアータックルを用意することが大切です。

②釣果があがりやすい時期を狙う

イトウは釣れる時期が限られている魚であるため、イトウ釣りに訪れる際は時期をしっかりと選ぶことが大切です。特に北海道の河川は12月〜3月までは雪の影響で釣りができないことが非常に多いため訪れる際は気温が上がる5月以降がおすすめです。

イトウの釣果はそれぞれの釣り場で若干異なりますが、5月〜7月までの春シーズンと10月・11月の秋シーズンが特に多くの釣果実績があがります。釣果情報などを確認したい方はそれぞれの釣り場に隣接した釣具店などでその年のイトウの釣果実績を確認することも大切です。

③力強いフッキングを意識する

イトウは北海道で狙えるトラウトの中でもサイズが大きく非常にパワフルな引きが特徴です。特にファイト中は首を振りながら抵抗をするため、他のトラウトと同じ感覚で釣りをすると、肝心のイトウをバラしてしまうリスクもあります。

イトウのバラシを少しでも減らし釣果に導くための大切なポイントはチカラ強いフッキングです。硬いイトウの顎を一回のフッキングでしっかりと貫通させ、首振りでフックアウトしてしまうリスクを少しでも減らし貴重なイトウとの出会いを確実な釣果につなげましょう。

北海道のイトウを釣るおすすめタックル 

イトウを狙う際は通常のトラウトフィッシングで使われるルアータックルに比べると、強めのタックルを揃える必要があります。また使用するルアーも大きめのアイテムをチョイスすることが非常に大切です。

ここでは北海道でイトウ釣りに挑戦する方におすすめのタックルを具体的なアイテムを交えながら紹介します。どんなタックルを使えば良いか悩んでいる方はもちろん、イトウ用に1からタックルを組み直したい方はぜひ参考にしてください。

9フィート以上のスピニングロッド

トラウトロッドは一般的に湖や大規模河川でも8フィートクラスのロッドが使われることが多いです。しかし1メートル以上の釣果も珍しくないイトウを狙う際は9フィート以上のロングロッドがおすすめです。

特にスピニングロッドはドラグ性能を活かした釣りを展開できるため、イトウのパワーに負けないだけではなくバラシを少なくする効果もあります。釧路湿原や尻別川などの一部のポイントでは川幅が狭く取り回しが効くロッドが重宝されることもあるため短めのロッドが選ばられることもあります。

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全長 仕舞寸法 自重 適合ルアー
2.90m 148.6cm 135g 6〜32g
シマノから販売されているソルト用のキャスティングロッド。主にシーバスゲームなどに使うロッドとして人気を集めていますが、イトウ釣りでメインに使われる100ミリクラスのミノーのキャストに長けており北海道ではイトウなどのトラウト用ロッドとして使うアングラーも多いです。

トラウト専用の9フィート台は価格がやや高めですが、ディアルーナであれば価格も20,000円前後と抑えられておりコストパフォーマンスが高い点も魅力です。

3000番台のスピニングリール

長めのスピニングロッドに合わせるリールにはシーバス用などとして販売されている3000番台のスピニングリールがおすすめ。トラウト用のスピニングリールは比較的軽いモデルが使われがちですが、イトウを狙う際は剛性が高い重めのモデルが選ばれることが多いです。

基本的には10,000円以上のリールであれば性能は問題ありませんが、ドラグ性能が釣果に影響を与えるシチュエーションも珍しくないため予算の許す限り高性能のモデルを選びましょう。

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ギア比 最大ドラグ力 自重 PE糸巻量
5.2 9.0kg 245 1.5号270m
シマノから販売されているスピニングリールの定番モデル。シマノのラインナップの中では剛性の高いコアソリッドシリーズの1台で、ソルトゲームを中心にさまざまな釣りで愛される人気機種です。

トラウト用として使うシチュエーションは少ないものの大型のイトウを狙ったファイトでは剛性の高さと強いドラグ力が必要不可欠。巻き感が変わらないスムーズなリーリングはミノーなどでアプローチするイトウのルアーフィッシングでは非常に大切なポイントです。

ラインは太めのPEライン

トラウトフィッシングでは強度の高いPEラインと伸縮性のあるナイロンラインの2種類が選ばれることが多いです。イトウ釣りの場合はイトウのパワフルなファイトに耐えられる強度と手付かずのポイントまでキャストできる遠投性能が引き出せるPEラインがおすすめです。

PEラインの太さは1号〜1.5号が定番とされており、河川での釣りでは1.2号が選ばれることが多いです。メインラインに直結はせずリーダーには必ずナイロンラインの16ポンド〜20ポンドを使いましょう。

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号数 強度 糸巻量
1.5号 28.6lb 150m
バリバスから販売されているネイティブトラウト専用のPEラインです。安定感のアップした特別な製法によって強度が高いだけではなくトラブルの少なさやキャスト制度のアップにもつながっています。

カラーには視認性を維持しながら魚に対してプレッシャーを与えにくいホワイトとシャンパンゴールドを使用し、レッシャーがかかるメジャーフィールドのイトウに対してアプローチする際も非常に効果的です。トラウト専用のPEラインは貴重なだけにイトウ釣行の際は積極的に使いたいアイテムです。

100ミリ前後のミノー

イトウはさまざまなベイトを捕食する魚として知られていますが、ニジマスやアメマスなどとは違い魚食性が非常に強く釣果実績も魚を模したルアーが非常に高いです。特に大型のイトウを狙って釣りたい方にはミノーがおすすめ。

ミノーを選ぶ際は100ミリを超える大型のサイズを選びましょう。トラウト専用のルアーはもちろんシーバスやバスフィッシング用のルアーをイトウ釣りに流用するアングラーも多いです。フックはそれぞれの釣り場のレギュレーションに合わせて事前にしっかりと交換しておくことが大切です。

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全長 自重
9cm 11g
ラパラから販売されているジョイントミノーです。イトウ釣り用のルアーとしては古くから人気を集めている定番アイテムで大型の釣果実績も高く、北海道のフィールドでは釣り場を選ばずに使われているルアーです。

イトウが好んで捕食するとされているドジョウなどのベイトフィッシュをイミテートする艶かしいアクションは魚食性の高い大型を狙って釣りたい方にもおすすめです。定番のCDJ9はもちろんサイズの大きいCDJ11シリーズも人気です。

北海道の釣り場と釣り方を参考にイトウのルアー釣りを楽しもう!

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北海道ではじめてイトウ釣りを楽しむ方におすすめの釣り場として北海道の5つのスポットを紹介しました。これらの釣り場は北海道ではイトウの魚影が濃い釣り場ですが、簡単に釣果をあげるには初心者の方には非常に難しいです、。イトウ釣りにはじめて挑戦する方は今回紹介したタックルや釣り方を参考にしっかりと準備をして釣りに臨みましょう!北海道で幻の魚を自分の手で釣り上げましょう。

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