北海道でイトウを釣りたい!気になる釣り場と釣り方とは?
北海道でも限られた生息地でしか釣ることのできないイトウ。幻の魚とも呼ばれる日本最大の淡水魚を追い求めて毎年多くの釣り人が訪れますが、釣り場や釣り方のポイントをしっかりと押さえなければ満足な釣果をあげられずに帰ることも珍しくありません。ここでは北海道でイトウ釣りに挑戦する方におすすめの釣り場と釣り方について解説していきます。
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公式ライター Activel_director
北海道でイトウが釣れる釣り場
ここでは北海道の中でもイトウ釣りの名ポイントとして人気を集めているポイントを5つピックアップ。それぞれの特徴などについて紹介します。北海道の広大な土地の中に多くの釣り場が点在しているため釣りのスタイルはもちろん、アクセス面などを考えて釣り場を選ぶことも大切です。
①猿払川
イトウを保護するために地元団体によるルールが設定されており、シングルフックを使用しできるだけイトウにダメージを与えずに釣りをすることが求められます。釣果実績の高い人気ポイントですが、シーズンを通して多くの釣り人が訪れるため場所取りなどのマナーなどでトラブルに巻き込まれることがあるため注意しましょう。
②朱鞠内湖
入漁料を支払う必要がありますが、ボートなどを利用して貸切で釣りを楽しむこともできるためゆっくりとイトウ釣りを楽しみたい方はおすすめです。猿払川同様、使用するルアーやフックなどには規制があるためルールは事前にしっかりと確認しましょう。
③釧路川
陸からの釣りはもちろん、カヌーなどを使った釣りも人気を集めており、さまざまなスタイルでのイトウ釣りが楽しめます。釧路川が流れる釧路湿原は道内でも有数の熊の多発地帯であるため道外から訪れる人は単独での行動は非常に危険です。地元アングラーやガイドなどとの行動を心がけましょう。
④かなやま湖
遊漁料はとられませんが、ルールがしっかりと定まっているため釣行の際は必ず確認しましょう。周辺にはキャンプ場などのスポットも併設されているため、釣りはもちろん様々なアウトドアを楽しみながら長期的に滞在したい方にもおすすめです。
⑤尻別川
イトウを狙った釣りはもちろんニジマスなどの他のトラウトの釣果実績も高いため、トラウトフィッシングを中心に手軽にイトウ釣りを楽しみたい方におすすめです。
北海道でイトウを釣るポイント
ここではそんなイトウ釣りに大切なポイントを3つピックアップし、簡単に紹介します。はじめてイトウ釣りに挑戦する方はこの3つを必ず押さえておきましょう。
①ルアータックルを用意する!
またイトウに大きなダメージを与えずにランディングまで導けるため、道具にこだわらず確実にイトウを釣り上げたいと考えている方はまずルアータックルを用意することが大切です。
②釣果があがりやすい時期を狙う
イトウの釣果はそれぞれの釣り場で若干異なりますが、5月〜7月までの春シーズンと10月・11月の秋シーズンが特に多くの釣果実績があがります。釣果情報などを確認したい方はそれぞれの釣り場に隣接した釣具店などでその年のイトウの釣果実績を確認することも大切です。
③力強いフッキングを意識する
イトウのバラシを少しでも減らし釣果に導くための大切なポイントはチカラ強いフッキングです。硬いイトウの顎を一回のフッキングでしっかりと貫通させ、首振りでフックアウトしてしまうリスクを少しでも減らし貴重なイトウとの出会いを確実な釣果につなげましょう。
北海道のイトウを釣るおすすめタックル
ここでは北海道でイトウ釣りに挑戦する方におすすめのタックルを具体的なアイテムを交えながら紹介します。どんなタックルを使えば良いか悩んでいる方はもちろん、イトウ用に1からタックルを組み直したい方はぜひ参考にしてください。
9フィート以上のスピニングロッド
特にスピニングロッドはドラグ性能を活かした釣りを展開できるため、イトウのパワーに負けないだけではなくバラシを少なくする効果もあります。釧路湿原や尻別川などの一部のポイントでは川幅が狭く取り回しが効くロッドが重宝されることもあるため短めのロッドが選ばられることもあります。
全長 | 仕舞寸法 | 自重 | 適合ルアー |
---|---|---|---|
2.90m | 148.6cm | 135g | 6〜32g |
トラウト専用の9フィート台は価格がやや高めですが、ディアルーナであれば価格も20,000円前後と抑えられておりコストパフォーマンスが高い点も魅力です。
3000番台のスピニングリール
基本的には10,000円以上のリールであれば性能は問題ありませんが、ドラグ性能が釣果に影響を与えるシチュエーションも珍しくないため予算の許す限り高性能のモデルを選びましょう。
ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | PE糸巻量 |
---|---|---|---|
5.2 | 9.0kg | 245 | 1.5号270m |
トラウト用として使うシチュエーションは少ないものの大型のイトウを狙ったファイトでは剛性の高さと強いドラグ力が必要不可欠。巻き感が変わらないスムーズなリーリングはミノーなどでアプローチするイトウのルアーフィッシングでは非常に大切なポイントです。
ラインは太めのPEライン
PEラインの太さは1号〜1.5号が定番とされており、河川での釣りでは1.2号が選ばれることが多いです。メインラインに直結はせずリーダーには必ずナイロンラインの16ポンド〜20ポンドを使いましょう。
号数 | 強度 | 糸巻量 |
---|---|---|
1.5号 | 28.6lb | 150m |
カラーには視認性を維持しながら魚に対してプレッシャーを与えにくいホワイトとシャンパンゴールドを使用し、プレッシャーがかかるメジャーフィールドのイトウに対してアプローチする際も非常に効果的です。トラウト専用のPEラインは貴重なだけにイトウ釣行の際は積極的に使いたいアイテムです。
100ミリ前後のミノー
ミノーを選ぶ際は100ミリを超える大型のサイズを選びましょう。トラウト専用のルアーはもちろんシーバスやバスフィッシング用のルアーをイトウ釣りに流用するアングラーも多いです。フックはそれぞれの釣り場のレギュレーションに合わせて事前にしっかりと交換しておくことが大切です。
全長 | 自重 |
---|---|
9cm | 11g |
イトウが好んで捕食するとされているドジョウなどのベイトフィッシュをイミテートする艶かしいアクションは魚食性の高い大型を狙って釣りたい方にもおすすめです。定番のCDJ9はもちろんサイズの大きいCDJ11シリーズも人気です。
北海道の釣り場と釣り方を参考にイトウのルアー釣りを楽しもう!
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