スパイクボールとは?アメリカで熱狂のバレーボールに似た競技を紹介
スパイクボールとは、中央に置いた小さなトランポリン状のネットに、ボールをバウンドさせて競うゲームです。2対2で、バレーボールのように最大3回までのタッチで相手に返球してラリーをします。スパイクボールは、発祥地のアメリカでは公式戦もあり、日本でも徐々にファンが増えています。
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公式ライター Activel_director
スパイクボールとは?
4人でフラフープ大のネットを囲んで、バレーボールのようにサーブから始めて3回のタッチ以内に相手にボールを返球します。相手チームが3回以内に返球できなかった場合に得点になるシンプルなゲームです。
スパイクボールの基礎知識
ネットはコンパクトな組み立て式で持ち運びが便利なことから、日本国内でも徐々にプレー人口が増えています。
スパイクボールのルール
Spikeball: The Basics
ボールはソフトボール位の大きさの柔らかい素材でできていて、手で握らずに軽くはじくようにして打ちます。手が大きい方が有利ですが、女性や子供でもすぐにルールを理解して楽しめることも人気です。
スパイクボールのルール①基本編
・ネットにバウンドさせたボールを、3回以内に相手に返球する
・手でボールを打つのが基本だが、頭から足まで体のどの部分を使ってもよい
・ラリー中はネットの周り360度どこに動いてもよい
・相手チームの人間と交差するので、故意に敵の動きを妨害してはいけない
・サーブは、バレーボールのサーブと同じで、一度浮かせたボールを片手で打つ
スパイクボールのルール②得点方法
・ボールを地面(床)に落としたら失点
・3タッチ以内にネットにバウンドさせないと失点
・ボールがネットの脚部分に当たると失点
・ネット上のバウンドは一回と決められていて、複数回バウンドさせると失点
・ボールは必ず片手で処理しなければいけない(両手で触ってはいけない)
スパイクボールのやり方
USA Spikeball Top 10 Plays of 2016
初めはボール扱いが難しく感じるので、ボール扱いに慣れることとネットに当ててバウンドさせることの練習から始めて、徐々にラリーを続かせることができるようにしていきます。
チーム決めの方法
・2人ペアのチームを2組作り、4人がネットを囲む
・公式には2対2とされているが、アクティビティとしてプレーするのであれば1対1あるいは3対3でもよい
・各チームの代表がじゃんけんをしてサーブ権を決める
サーブ~ラリーの方法
・サーブを打つ人は、一度宙に浮かせたボールをネットに打ちつける
・ネットに跳ね返ったボールを相手チームがレシーブし、3回以内にネットにバウンドさせて攻撃
・相手がボールを拾えなければ得点となり、拾うことができたらまた3回以内にネットにバウンドさせて攻撃
スパイクボールのコツ
プレーしているうちに、ネットのどこの部分に当てればどういう軌道になるかも把握できるようになります。慣れてきたら、相手がレシーブしづらいサーブや取りづらい場所への返球方法もわかってきます。
相手が取りやすいボールをバウンドさせて、できるだけ長くラリーを続けさせる楽しみ方もできます。
スパイクボールの公式ルール
・ボールの円周は12インチ
・ネットの3フィート上から落下したボールが、約12〜18インチ跳ね返るくらいのネットの張力が必要
・レシーバーを除くすべてのプレイヤーは、少なくともネットから6フィート以上離れた位置で開始するが、サーバーがボールを打った後は好きな場所へ移動できる
・サーバーがサーブを打つためにボールを投げた場合、トスを落としたりキャッチした場合は失点となる
・ラリー中動きを妨害された場合は、やり直しをさせることができる
・ゲームの勝敗は、11点・15点または21点マッチ
スパイクボールが人気な理由とは?
少人数でできる
スパイクボールは必ずしも2対2でやらなくてはいけないわけではありません。大人なら1対1、子供ならば3対3でやるのも楽しいです。家族でプレーするのなら、子供2人対大人1人などの変則ルールでも盛り上がります。
場所を選ばない
スパイクボールが現在一番プレーされているのはキャンプ場、そしてボール遊びのできる広い公園です。海辺でスパイクボールをする姿も見ることができます。自宅の庭や駐車場位のスペースでも、手軽にプレーできる手軽さもスパイクボールの人気の理由です。
スパイクボールは、屋内でも充分楽しむことができます。体育館の少しのスペース、または学校の教室の机を片付けてプレーすることも可能です。
独自のルールでも楽しめる
スパイクボールには公式のルールがありますが、必ずしも守らなければならないものではありません。小さい子供なら一度軽く持って投げてもいいなど、緩めのルールで大人と対戦するのもおもしろいです。
家族・サークルなどメンバーの状況は様々なので、それに応じて遊び方を変えるのもスパイクボールならではの楽しみ方です。
用具がコンパクト
バッグには折り畳み式のネットとボールが一緒に収納されているので、一つの袋だけ持って行けばどこでもプレーができます。重量は1kg程度の軽さで、ネットの組み立ては小学生でもできる仕様です。
アプリで対戦相手を探せる
スパイクボールの今後は?
スパイクボールには、公式ルールにのっとって白熱した試合をする面白さと、キャンプ場などで大人も子供も楽しめる二つの特徴があります。
他スポーツのウォーミングアップに最適
スパイクボールはただ遊んでいるだけでも、瞬発力と持久力を鍛えます。体育館の隅にスパイクボールのネットとボールを置いて、他スポーツの練習前にスパイクボールを取り入れている学校もあります。
アクティビティから公式競技に
ビーチバレーボールやスケートボードなど、普段楽しいアクティビティとしてプレーされていたものがオリンピック競技になるケースも増えています。このままスパイクボールの競技人口が世界中で増えていくと、国際大会そしてオリンピック競技になる可能性も出てきます。
スパイクボールに必要な用具
スパイクボール3 ゲームセット
ネットの大きさ | 直径3フィート(91cm),高さ8インチ(20cm) |
ボールの大きさ | 約12cm |
総重量 | 1kg程(ネット・ボール含む) |
Repiowのスパイクボールセット
スパイクボールは、世界中に浸透中!
スパイクボールは家族やサークルのキャンプなど、あらゆるシチュエーションでプレーができるスポーツです。ぜひ一度試してみることをおすすめします。
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