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バドミントンのフォームの重要性とは?きれいなフォームを身に着けよう!

バドミントンのフォームの重要性とは?きれいなフォームを身に着けよう!

皆さんはバドミントンのフォームの重要性をご存知でしょうか?何よりもきれいなフォームが良い打ち方やテクニックに繋がります。ここではバドミントン初心者に向けて、フォームの重要性とフォームをきれいにするための練習方法についてご紹介いたします。

2022.12.28 バドミントン

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バドミントンのフォームはどのぐらい重要?

@badmintonsupport on Instagram: “*R16 Australia Open 2018 ????* ?? *Kim Won Ho/ ?? *Yu Rim Lee ? ?? Hafiz Faizal/ ?? Gloria Emanuelle Widjaja  21-18  21-17 '38 Semangat…” (35195)

あなたはバドミントンをする上でフォームがどのぐらい重要であるか知っていますか?テニスなどと違い、バドミントンの試合展開は非常に早く、素早い反応が求められます。試合の中で、「どんなフォームで打つんだっけ?」と考えていたらもちろん負けてしまいます。いかに正しいフォームを瞬時に作れるかが勝敗を左右します。そのためには普段から理想のフォームを徹底して守り、いざという時にきれいなフォームをすぐに作れるようにする必要があります。
この記事では、バドミントンを上達させるために、きれいなフォームを身につける方法を紹介します。

バドミントンのフォームをきれいにするフットワーク

バドミントンできれいなフォームを身につけるには、ラケットを扱う前にきれいなフットワークが重要です。せっかくきれいなフォームを作ったとしてもシャトルに追いつけなかったら意味がないですよね。ですが、日々の中で正しい練習をしていけば、フットワークは自然と上達させることができます。どんなテクニックもフットワークを意識することで体が追いつくようになります。ここからはバドミントンのきれいなフットワークテクニックと、気をつけなければいけないポイントを紹介します。

バドミントンの基本姿勢

バドミントンは素早いシャトルの応酬が求められるため、どんなシャトルがきてもすぐに正しいフォームを取れるような基本姿勢が必要となります。 バドミントンの基本姿勢では、4つことに気を付けましょう!

・両足を肩幅より少し大きくに広げること
・膝を曲げ、中腰の姿勢をとること
・前方に重心をかけること
・リラックス状態で、いつでも力を入れて動けるように意識すること

バドミントンではこのような基本姿勢を意識することで既存の姿勢を矯正し、様々な打ち方に対応できるようになります。特にオーバーヘッドストロークに関してはラケットを振り上げるだけでいつでも打てるようになります。

バドミントンのフットワークですぐに上達するリアクションステップ

ゼロからでもすぐにリアクションステップができる!バドミントンのフットワーク指導方法

リアクションステップとは、相手のシャトルが来る前に垂直に少しジャンプすることで、フットワークの動き出しをスムーズにするバドミントンのテクニックです。このリアクションステップを使うことは既存の正しくないステップを矯正するためにも非常に有効活用することができます。バドミントンをプレーする上で基本姿勢から足を動かすのと、リアクションステップをしてから足を動かすのでは上達のスピードに大きく違いがあるため、初心者の方は是非実践してみてください。

バドミントンの左右のフットワーク

バドミントンの左右のフットワークでは初心者の内から「常に真ん中に戻る」ことを意識して行うことが大事です。打つたびに真ん中に戻り、基本姿勢をとることで、次のプレーでも瞬時に正しいフォームを作れるようになるからです。

・リアクションステップで移動方向と逆足を蹴り出す。
・移動方向と同じ足をのばす
・瞬時に戻る

この繰り返しが必要になります。例えば、右に移動する場合にはリアクションステップ時に左足で蹴り出し右足を伸ばしてフォアハンドを行います。この時にフォアハンドを打つ時点で戻ることを意識しましょう。この意識ができていない場合は、普段の練習から意識的に取り組み、改善しましょう。

バドミントンの前方・後方のフットワーク

前後左右のフットワークの効率的な練習法はありますか?【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】

前方・後方のフットワークではオーバーヘッドストロークやヘアピンを使うため、体重移動が重要なテクニックとなります。初心者の人はリアクションステップの後に、前後どちらかの移動方向に体重を思いっきりかけて、縦に大きく飛び出すように意識しましょう。体重に意識が向けられていなかった人は上記の動画を参考に改善しましょう。

・リアクションステップで移動方向に対して足を縦になるように切り替える。
・細かく足を使いながら移動する
・瞬時に戻る

この繰り返しが必要です。また、「戻る」ことを意識することは大事ですが、左右のステップの時よりも移動距離が長くなるため体が流されないような打ち方を心がけましょう。体幹を鍛えることもフットワークの上達や正しい打ち方を矯正する近道となります。

バドミントンのフォームをきれいにする素振り

足捌きが上達してきたら、次は素振りを通して正しいフォームを身につける必要があります。バドミントンでは、素振りで正しいフォームができなければ練習や本番でも絶対にできません。日頃から素振りを行い、正しいフォームを身につけていきましょう。ここからはバドミントンの各種スイングの素振りを紹介します。

オーバーヘッドストロークの素振り

オーバーヘッドストローク 能登則男のバドミントン上達育成術

まずはオーバーヘッドストロークの一連の動作を分解して、ステップごとに素振りを覚えていきましょう。

①利き足を後ろに引き、ラケットを上に構えます。肘が肩まで上がっているか意識しましょう。
②バックスイングを取ります。
③ラケットを真上に振りかざして止めます。この時にシャトルがまっすぐ当たっていることを意識しましょう。
④手首でラケットをスイングしながらおろします。この時に腕が広がらずにまっすぐと振り下ろせるよう注意しましょう。
⑤基本姿勢に戻る。

この一連の動作を繰り返し練習します。バドミントンの素振りで大切なのはフォーム作りであって、素早いスイングをすることではありません。一回一回丁寧に、カウントを声に出して行いましょう。

バックハンドの素振り

バックハンドの一人こっそり練習法【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】

バドミントンのバックハンドは初心者にとって難しそうなイメージがありますが、上達すればシャトルのコントロールもしやすいため、大きな武器となります。試合の中でも使えるように、フットワークも意識ながら素振りを行いましょう。

①グリップを握った指と、ラケットの面が並行になっている状態でラケットを引く
②指とラケット面が並行なままラケットを押す。この時にシャトルをまっすぐ捉えていることを意識しましょう。
③手首を返しながらラケットを振り抜く
④基本姿勢に戻る

バドミントンのバックハンドにはこの一連の動作が適用されます。このフォームで一番大事なのはグリップを握っている指とラケットの面が平行であることです。

フォアハンドの素振り

SportsFix on Instagram: “. HAFIZ/GLORIA ??? .  Hafiz/Gloria Terhenti di R16 Australia Open 2018 .  Kim Won Ho/Lee Yu Rim [KOR] vs Hafiz Faizal/Gloria Emanuelle…” (35193)

バドミントンのフォアハンドは、バックハンドよりもコントロールが難しいため特にフォームを気をつけて打ち方の練習をしましょう。また、グリップをがっちりと握った状態では手首を柔軟に動かすことはできないため、指先で持つような振り方を意識しましょう。こちらもバックハンド同様、フットワークを意識しながら素振りを行いましょう。
フォアハンドの素振りもバックハンド同様の手順で行います。

オーバーヘッドストロークに比べて動作の少ない打ち方ですが、初心者の内からフォームを矯正していくことで、上達した後に伸び悩むことがなくなります。ぜひ正しいフォームを身につけて、得意なテクニックの一つにしまょう。

ドライブ・プッシュの素振り

【プレゼント動画】ドライブの打ち方について詳しく!

バドミントンのドライブは主に早い打ち合いの中で必要とされるスイングです。そのため常に自分の体の前でシャトルが捉えられるように素振りの練習を行いましょう。基本的なラケットの振り方は腕の動作ではなく、手首の運動でラケットを操作していきます。

①ラケットを体の前で構える
②グリップを握った指と、ラケットの面が並行になっている状態でラケットを引く
③手首を返すことでラケットを素早く押す
④基本姿勢に戻る

バドミントンのドライブは素早い動作のためこの振り方をできるだけ早く行いましょう。この時、ラケットは床と並行になるようにスイングをすることで、シャトルがネットに当たってしまわないよう矯正することができます。

バドミントンのフォームをきれいにする練習

バドミントンのフォームをきれいにするために、ラケットの振り方が上達してきたら実際にシャトルを使った練習に移行する必要があります。素振りではできていたことが、シャトルを使った振り方だとできないということがありますが、正しいフォームを心がけていればすぐにシャトル有りの振り方でも素晴らしいプレーができるようになります。ここからは、初心者にぜひやってほしいシャトルを使ってフォームをきれいにする練習方法を紹介します。

クリアフォームの練習方法

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バドミントンのクリアフォームは、シャトルを遠くに飛ばすオーバーヘッドストロークです。素振りで矯正したフォームをもとに2人1組でクリアの打ち合い練習をしましょう。

①シャトルが飛んできたら、フットワークを使って打ちやすい位置に移動する。
②落ち着いて、オーバーヘッドストロークのフォームを整える。
③できるだけ遠くに飛ばすことをイメージして、手首の回転を利用してスイングをする。

動画にもあるように、練習の中では肘→ラケットの順で前に出るように意識して振り抜きましょう。素振りと違って動いている中でフォームを作ることが必要になりますが、焦って走りながら打ってはいけません。あくまでシャトルが落ちてくる位置に移動してから正しいフォームでスイングしましょう。

スマッシュのフォーム練習

バドミントン 減速しないスマッシュの打ち方【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】

バドミントンのスマッシュは、シャトルを素早く打ち込むオーバーヘッドストロークです。グリップは握りすぎず、スイングの瞬間に指先を握りしめるような意識をしましょう。「脱力→力を入れる→脱力」の流れでイメージしていきます。
また、体の回転をシャトルのスピードに乗せるため、軸となる足がブレないような振り方を初心者の内から意識しましょう。

練習方法はパートナーにシャトルを大きく上げてもらい、手首の回転や力の入れ方に注意して何度もスマッシュを打ちましょう。最初はできるだけネットに近づいた場所にシャトルを出してもらえると、スマッシュが打ちやすいです。ラケットの振り方に慣れてきたら徐々に後ろの方にシャトルを出してもらいましょう。

ドライブのフォーム練習

バドミントン ドライブショット(スロー)

バドミントンのドライブはオーバーヘッドストロークとは違い、コンパクトな振り方を心がけます。練習は2人1組になって、コンパクトなスイングでテンポよく行うことを意識しましょう。この際に必ずシャトルを体の前で捉えること、床と平行にラケットを押し出すことを忘れないようにしてください。ネットになってしまう時は、ラケットが床と平行に押し出せているかパートナーと確認し合い、改善しましょう。また、練習スピードが速くなっていっても、フォームにブレがないか初心者同士でもお互いに改善し合いながら練習を行いましょう。

ネット前バックハンドのフォーム練習

ネット前のラケットワーク バック編【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】

バドミントンのバックハンドでは、シャトルに向かう時点でラケットの先端を前に出すような振り方を意識しましょう。ラケットを先端に出すことで、その後のショットすべての打ち分けが可能になります。 ネット側にシャトルを出してもらい、軽くフットワークを意識しながら練習をしましょう。

①ラケットの先端をネットの位置まで上げながら、利き足を出して前に出る 。
②打つ直前にラケットを引く。この時点でどこにめがけてシャトルを落とすのか決めておきましょう。
③手首の返しを利用してシャトルを打つ。
④打ったら一歩出していた利き足を戻して基本姿勢に戻る。

最初のうちは目の前にシャトルを落とすヘアピンを練習します。できるだけシャトルが浮かないように、手前に落ちるように常に改善していきましょう。

フォアハンドのフォーム練習

ネット前のラケットワーク フォア編【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】

バドミントンではフォアハンドでもラケットの先端を前に出すよう意識しましょう。動画にもあるようにグリップの握りを柔らかく持つとラケットの可動域が広がります。練習法はバックハンドと同様です。

バドミントンのネット前の練習では、ショットの練習ももちろんですが、フットワークを使って素早くネット前に移動することが大事でもあります。振り方のテクニックだけでなく、フットワークも並行して練習していきましょう。

サーブのフォーム練習

サーブ時のシャトルの向きはどれが正しいのか?【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】

バドミントンのサーブにおいて正しいフォームを作るには、まずシャトルの持ち方から重要になってきます。
サーブの際に、ラケット面に対してコルクが平行になるように持ち、手を離すと同時に手首の返しを利用してラケットをスイングすると安定したショットができるようになります。サーブは相手の打球など関係なく打つことができるため、常に狙ったところに入れられるよう何度も練習し、フォームを改善していきましょう。また、初心者の方は細かいテクニックよりも、浮かないサーブが打てるよう意識しましょう。

サーブ練習方法は素振りを行わなくとも、一人で練習できるため数をこなして正しいフォームを体に矯正して行きましょう。

プッシュのフォーム練習

基礎打ち・プッシュ【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】

バドミトンのプッシュは主に攻めの時に使われるスイングです。ダブルスを行う際には特に使うテクニックとなりますので、フォームを確立していつでも打てるように矯正しておきたいです。

練習の際はパートナーにシャトルを出してもらい、自分の立ち位置はネットより少し後ろに立ちましょう。この際に、常にラケットはネットより上にあげておくことが重要です。シャトルがきてからラケットをあげていたのでは準備に時間がかかってしまい、体の前でスイングすることができなくなってしまいます。ラケットは手首を使うだけでいつでもシャトルを返せるようにあげておきましょう。自然と肘を上げた状態でプレーができるよう普段の練習から矯正して行きましょう。

バドミントンのフォームを直したい時

【バドミントン初心者】素振り・基本フォームを3ヶ月で!

バドミントンに限らないことですが、一度決まったフォームを覚えてしまうとそれが間違っていたとしても体が覚えてしまいます。バドミントンには魅力的なテクニックが多いですが、それに気を取られて基礎を忘れ、初心者の内から間違った打ち方を身につけてしまうと改善が難しいです。最後にバドミントンのフォームを直したい時の矯正方法を紹介します。

正しいフォームを意識して、定期的に素振りを行う

バドミントンに慣れてくると素振りや基礎的な練習がおろそかになってしまうことがあります。その状態ではフォームが乱れていってしまうこともあるため、定期的に上手い選手のフォームを参考に素振りを行いましょう。初心忘れるべからず、基礎を固めてこそ必ず良いプレーができます。

自分のフォームを客観的に見る

自分ではきれいなフォームだと思っていても、客観的に見たら意外とクセのあるフォームかもしれません。バドミントンのフォームを見直す時には、仲間やコーチ、もしくはビデオに撮って確認するのも良いでしょう。間違っているフォームを見つけたら、一度基礎を見直し、集中的にフォームの改善に取り組むと良いでしょう。

バドミントンのきれいなフォームを身につけるために

Forum Badminton on Instagram: “3 Maju 1 Terhenti. Berry Anggriawan/Hardianto VS Phillip Chew/Ryan Chew [USA] 21-9 21-15  Hasil Wakil Indonesia Lainnya, Crown Group…” (35196)

いかがだったでしょうか。バドミントンは様々なフォームがあり、全てに共通していることは、手首の回転と、ラケットの面に気をつけることです。ショットがうまくいった場合も、うまくいかなかった場合も今の自分のフォームはどうだったのかを常に意識し、改善していくことで必ず上達スピードは上がっていくことでしょう。「早い打球を打ちたい」「テクニカルなプレーをしたい」という高度なテクニックに挑戦したい気持ちは抑え、基本のフォームに目を向け、ひたすら改善していきましょう。フォームのきれいさがバドミントン上達への一番の近道となります。

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