【大分県】サッカーの強豪高校ランキング7校を紹介
大分県の高校サッカー事情は、大分高校、柳ヶ浦高校、中津東高校の3校が強豪となっています。その後を公立高校の強豪高校が追う構図です。大分県の高校サッカーの特徴は、公立の強豪高校が多いという点にあります。また大分は全国では実績を残せていない実情があります。
Writer
公式ライター Activel_director
大分のサッカー強豪高校ランキング 第7位
大分南高校
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 大分県大分市判田台南1-1-1 | ||
選手権成績 | 出場なし | ||
インターハイ成績 | 出場なし | ||
主なOB | 姫野昴志 |
2018年の選手権予選では準々決勝で名門高校の大分高校を土俵際まで追い詰めるも惜しくもPK戦で敗退してしまいます。
同年のインターハイ予選もベスト8、2017年の新人戦でもベスト8、2017年の選手権予選でもベスト8と、常にベスト8に名を連ねる強豪ぶりを発揮しています。ベスト8の壁を破ることができるかが注目されています。
大分のサッカー強豪高校ランキング 第6位
大分西高校
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 大分県大分市新春日町2-1-1 | ||
選手権成績 | 出場1回 | ||
インターハイ成績 | 出場1回 | ||
主なOB | 岩武克弥 |
サッカー部は2017年に行われた第96回全国高校サッカー選手権大会に出場した強豪高校で、2回戦で名門高校の流通経済大学柏高校に敗れています。
大分西高校サッカー部の特徴は、徹底してつなぐサッカーを展開する点にあります。
最終ラインからボールを前に蹴りだすことなく、ディフェンスとディフェンスの間に顔を出してパスを受けるという徹底したつなぐサッカーで攻め続けるスタイルを確立しています。大分、柳ヶ浦、中津東の3強に次ぐ強豪高校の一つです。
大分のサッカー強豪高校ランキング 第5位
情報科学高校
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 大分県大分市大字横尾1605 | ||
選手権成績 | 出場5回 | ||
インターハイ成績 | 出場6回 | ||
主なOB | 吉谷剛/二宮一拓/堀之内健介/吉田拓矢/鶴岡裕太 |
情報科学高校のサッカーのスタイルは、しっかりとした守備ブロックを築き、縦に速いカウンターを展開です。
堅守で知られる情報科学高校のサッカーの守備は一つの生命線になっており、相手の意表をついた攻撃を得意としています。
過去5年間では2016年のインターハイ予選で準優勝に輝いている帆かはベスト8で涙を飲んでいますが、さらに上位を狙える存在であることは間違いありません。
大分のサッカー強豪高校ランキング 第4位
大分工業高校
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 大分県大分市芳河原台12番1 | ||
選手権成績 | 出場11回 | ||
インターハイ成績 | 出場12回(準優勝1回/4強1回) | ||
主なOB | 山口悟/湯田哲生 |
1979年のインターハイでは準優勝の実績を持ち、1982年のインターハイでも4強入りを果たしている名門高校です。しかし1992年の選手権出場を最後に全国大会への出場は途絶えています。
元々、攻撃力には定評があり、その破壊力は全国レベルとされています。強い大分工業復活の鍵を握るのは守備力かもしれません。
大分のサッカー強豪高校ランキング 第3位
中津東高校
国公私立 | 公立 | ||
所在地 | 大分県中津市上如水145-3 | ||
選手権成績 | 出場4回 | ||
インターハイ成績 | 出場2回 | ||
主なOB | 河野和正/秋満勝二/松永一慶/西野隆司/ |
中津東高校サッカー部は、前任の松田雄一監督によってその土台が作られ、現任の軸丸耕平監督がバトンをうまく受け継いでいます。
中津東高校サッカー部の特徴は、前線から果敢にプレッシャーをかけ、相手のパスコースを限定し、アバウトなロングボールを蹴らせては最終ラインで跳ね返す点にあります。
最終ラインを細かく上下させ、全体をコンパクトにし、オフサイドトラップをうまく使っています。中津東高校は組織的なサッカーを展開する強豪高校です。
松田雄一監督は中津東高校サッカー部監督として、2012年から2014年まで3大会連続で全国高校サッカー選手権に大分代表として出場しています。
4度目の出場となった2014年大会では、初戦で全国の強豪高校である青森山田高校を1-1からのPK戦のうえ撃破するという偉業を成し遂げて話題になりました。
当時は豊臣秀吉の軍師として有名な黒田官兵衛に例えられ、策士の異名を持ちます。現在は同じ大分県の鶴崎工業高校の監督として中津東高校のライバルとなっています。
大分のサッカー強豪高校ランキング 第2位
柳ヶ浦高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 大分県宇佐市大字江須賀939 | ||
選手権成績 | 出場1回 | ||
インターハイ成績 | 出場2回 | ||
主なOB | 金尚佑 |
柳ヶ浦は前線からの激しいプレッシング、ゴールに迫るスピード感、ダイナミックなワイド攻撃を得意とするスタイルで、豊富な運動量で相手を圧倒します。
フィジカルを徹底的に鍛えるほか、韓国人留学生を長く受け入れている点も柳ヶ浦高校サッカー部の特徴ともいえます。大分高校、中津東高校と並ぶ大分の強豪3校の一角となります。
フィジカルを重視している柳ヶ浦高校サッカー部は、フィジカルに優れている韓国人留学生を受け入れています。これまで30人くらいはいるとされています。
2005年のインターハイ、全国高校サッカー選手権で中心選手として活躍した金尚佑はJ2の徳島ヴォルティスで活躍しました。その後も定期的に韓国人留学生の受け入れを行っています。
大分のサッカー強豪高校ランキング 第1位
大分高校
国公私立 | 私立 | ||
所在地 | 大分県大分市明野高尾1-6-1 | ||
選手権成績 | 出場11回 | ||
インターハイ成績 | 出場12回 | ||
主なOB | 岩本昌樹/麻生耕平/内村圭宏/浦本雅志/梶谷充斗/他多数 |
中高一貫校で、中学には特進コースとスポーツコースがあり、大分高校サッカー部も中等部からの選手が多く、実質6年の指導期間で、サッカー技術を取得しています。
大分県内では間違いなく最強で、2012年の選手権では大分代表としては初めてベスト4に進出しています。コンサドーレ札幌に入団した内村圭宏をはじめ、多くのJリーガーを輩出していることでも知られています。
大分高校サッカー部の躍進を支えているのが朴英雄監督で、大分代表として全国大会の常連校へと導いています。
朴英雄監督
1996年第3回FBS杯高校サッカーチャンピオン大会で千葉県の強豪、市立船橋高校を下して優勝し、注目を浴びます。
攻守にわたって選手の個性を見極めて戦術を組み立てていくスタイルが特徴で、選手の能力や個性を分析し、チーム全体の戦力を算出します。
そして現状で追求できる最高のサッカーをするために戦術を落とし込んでいく、通称、フリーマンサッカーを提唱しています。
大分のサッカー強豪高校 まとめ
その後を古豪と呼ばれる大分工業高校などの公立高校です。大分県の高校サッカーの特徴としてわかるのが、組織的で、韓国サッカーのようなフィジカルを重視したサッカーが展開されているということです。
大分県勢として全国制覇を成し遂げる高校は出てくるのでしょうか。今後も注目していきましょう。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。