スラックラインの技33選!初心者から上級者までのトリックを一覧で紹介!
スラックラインの技は、ライン上でバランスをとってポーズをするだけでなく、跳ねたり回ったりいろんな動きをライン上で行います。スラックラインの技にはやり方や難易度があり、習得するためには技を良く知ることが必要です。スラックラインの技は初級者向けから上級者向けまで幅広くあるので、誰でも挑戦できます。
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公式ライター Activel_director
スラックラインの技が知りたい!
スラックラインの技は、練習前に技の情報を知ってから行うことが大切です。スラックライン初心者が直感だけで技を選ぶと難しくて苦戦し、挫折の原因になります。スラックライン経験者も技の情報を知ることにより、自分のレベルに合った技に挑戦できて効率的です。
効率的に練習するためには、難しい技程動作を分解して習得することが必要になります。中上級トリックの動作を取り出した基礎や初級トリックの習得は、スラックライン技術を上達させるためには欠かせません。
スラックラインの技一覧
スラックラインの技は、スタティトリックとエアートリックの2種類にわけられます。スタティトリックは、ライン上でバランスをとりながら静止してポーズする技です。エアートリックは、ラインの反発力を利用して跳ねる技を意味します。
スタティトリック | ①片足立ち ②両足立ち ③前歩き ④後ろ歩き ⑤シッティング ⑥ターン |
エアートリック | ⑦ジャンプ |
スタティトリック | ①エクスポージャー ②ドロップニー ③クルック ④ニーリング ⑤フットプラント |
エアートリック | ⑥ジャンプマウント ⑦バットバウンス ⑧ニーバウンス |
スタティトリック | ①ダブルドロップニー ②ブッダ ③サイドブッダ ④ガンビット ⑤ワンフットレバー ⑥ヘリコプター ⑦ティップトゥ ⑧スタンダードサーフィン |
エアートリック | ⑨チェストバウンス |
スタティトリック | ①ニードロップターン ②ドロップニーウォーク ③スプレッド |
エアートリック | ④チェストロール ⑤バットバウンストゥチェスト ⑥180°チェスト ⑦モジョタップスピン ⑧フロントフリップ ⑨720°フリーフォール |
スラックラインの技7選【基本編】
基本トリックは、他の技を行う前の予備動作で使われることが多く、どの技を練習するにも必要にとされます。スラックライン初心者や趣味で楽しみたい人は、まず1番簡単な片足立ちから習得してみることが大切です。片足立ちができたら両足立ち、歩行といろいろな基本トリックに挑戦してみて、エアートリック基本技のジャンプができたらスラックラインの基礎力が身に付いたと言えます。
片足立ち
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | なし |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
片足立ちは、ラインの上でバランスをとりながら片足で立ちます。手だけでなくラインにのせていない足も使ってバランスをとることが大切です。片足立ちを利き足だけでなく、両方の足で10秒以上姿勢を維持できれば片足立ちを習得したと言えます。
- スラックラインをまたいで立つ
- 片足をラインに対して真っすぐ乗せる
- ライン上に乗せた足に重心をかけ、バランスをとりながら立ち上がる
両足立ち
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | 片足立ち |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
両足立ちは、前を向いてライン上でバランスを保ちながら両足で立つ動作です。足を前後に開き、重心を低くして行います。両足立ちが難しいと感じる人は、バランスがとりやすいちょうどいい足幅を探すことが重要です。片足立ちでは両手と片足でバランスをとりましたが、両足立ちでは手のみでバランスをとるため、片足立ちよりも少し難しくなります。
両足立ちは他のトリックの予備動作で多く使用するため、習得必須です。
- ライン上で片足立ちする
- ラインにのせていない足を前へ出してラインにのせ、バランスをとる
前歩き
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | 片足立ち、両足立ち |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
前歩きは、ライン上で両足立ちの状態からラインに沿って前へ歩く動きです。ライン上で片足立ちを連続で行う意識をもち、目線は常に下ではなく正面を向いて行います。ライン上は常に一定の揺れ方ではなく中央が一番揺れるため、自分のいる位置の揺れ方に応じてバランスをとることが大切です。
- ライン上に片足立ちする
- ラインにのせていない足を前方に出し、ラインにのせる
- 前足に体重をかけ、後ろ足を前方へ運びラインにのせる
- 今までの動作を繰り返す
後ろ歩き
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | 前歩き |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
後ろ歩きは、ライン上で両足立ちの状態からラインに沿って後ろへ歩く動きです。前歩き同様ライン上で片足立ちを連続で行う意識を持ち、進行方向の後ろではなく前を向きながら行います。進む方向のラインが見えませんが、正面から目線をそらさず足でラインを探しながら後ろへ進むイメージで行うことが大切です。
- ライン上に片足で立つ
- ラインにのせていない足を後方に出し、ラインにのせる
- 後方の足に体重をかけ、前足を後ろへ運びラインにのせる
- 今までの動作を繰り返す
シッティング
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | なし |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
シッティングはライン上に座る基本動作で、難しい技を行うためには必須です。背筋を少し丸め、腹筋に力を入れて手でバランスをとります。シッティングをライン上に立った状態から行うと、シッティングダウンです。ライン上に横向きに座る技は、チェアーと呼ばれます。
- ラインをまたいで座る
- 片足を地面から離し、ライン上に乗せる
- もう片方の足も地面から離し、手と足でバランスをとる
ターン
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | 両足立ち |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
ターンは、体ごと後ろに振り向き方向転換する技で、ライン上で180°体を回転させます。体を回転させるとき、重心を意識して回転することが大切です。勢いで回転するのではなく、前向きから横向き、後ろ向きと順番に落ち着いて順序よく動作を行う必要があります。
- 右足でラインの上に立つ
- 左足を前に出し、ラインに対して足を横向きにする
- 左足に重心を移しながら身体を180度回転させ、反対を向く
ジャンプ
技の種類 | エアートリック |
習得必須な技 | 両足立ち |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
ジャンプは、両足立ちの状態から垂直に真上へ跳ねて行う技です。ライン上に両足立ちした状態から少し下に沈み、ラインの反動を利用してジャンプします。ジャンプの高さは関係なく、ラインから両足が浮けばジャンプです。慣れてきたらジャンプの高さを上げるとより難しくなります。下を見てラインを確認するのではなく、真上に跳ねることに意識を集中してライン上で跳ぶ感覚をつかむことが大切です。
- 両足立ちする
- 上へ向かって垂直にジャンプする
- ライン上に着地する
スラックラインの技8選【初級編】
スラックラインの初級トリックは、基本トリックの応用や中上級トリックの基本となる技です。エクスポージャーは、基本トリックの両足立ちと行う向きが違うだけなのですぐに習得できます。バットバウンスは難易度の高いコンボ技でも使われる初級トリックですが、ジャンプを習得済みの人はライン上で跳ねる感覚を身につけているため、確実に習得可能です。
エクスポージャー
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | 両足立ち |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
エクスポージャーは、ラインに対して横向きになり両足で立つ技です。体を横に向けてライン上で両足でバランスをとります。足を閉じているとバランスがとりづらくなるため、足は肩幅ぐらいに開くことが足を少し開くことが大切です。目線は下に落とさず行います。
- ラインを前にして立つ
- 片足をラインにのせる
- もう片方の足もラインにのせ、バランスをとる
ニーリング
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | エクスポージャー |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
ニーリングは、両ひざをライン上につけバランスをとる技です。バランス感覚を求められる動きで、スラックラインの技だけでなく、体幹や筋力トレーニングにも役立ちます。目線を下に下げず顔は正面を向いて行うことが大切です。
- ラインを前にして立つ
- 片足の膝をラインにのせる
- もう片方の膝もラインにのせ、バランスをとる
ドロップニー
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | 両足立ち、シッティング |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
ドロップニーとは、ひざを曲げた状態でラインに座りバランスをとる技です。前足は曲げてライン上に乗せ、後ろ足はスネをラインにつけてひざをラインより下にして行います。後ろ足のスネに体重がかかりスネ周辺が痛くなる場合は、長ズボンやタオルを巻いて保護し、痛みを軽減することが大切です。
- ライン上で両足立ちする
- 前足に重心を移動させる
- 後ろ足首をラインに押し当てる
- 後ろ足をを曲げながらしゃがみ、後ろ足のスネをラインにつける
クルック
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | ドロップニー |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
クルックとは、両足のスネでラインに乗りバランスをとる技です。ドロップニーの状態から前足を折りたたんで行います。前足をラインにかけるときに、足首をかけるとバランスがとりづらくなるため、後ろ足同様前足もスネ全体でラインに乗るように意識することが重要です。
- ドロップニーの体勢から後ろに重心をかける
- 前足を折りたたみ、後ろ足と同じようにスネをラインに沿わせる
- 重心を中心に戻す
フットプラント
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | ドロップニー |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
フットプラントとは、ラインに後ろ足の足首をかけ前足をライン前方に伸ばす技です。伸ばした前足の土踏まずを、ラインに沿わせながら伸ばしていくと足がラインから落ちにくくなります。重心が後ろ足にかかるため、痛くないポイント(くるぶし付近)で体を支えることが大切です。
- ドロップニーのポーズをする
- 右足首(後ろ足首)に重心をかける
- 左足(前足)をラインに沿って前に伸ばす
ジャンプマウント
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | エクスポージャー |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
ジャンプマウントとは、ジャンプしてラインに乗りエクスポージャーの姿勢になる技です。地面から両足一緒のタイミングでジャンプし、ラインに乗ったら素早くバランスをとります。片足ずつラインに乗ってエクスポージャーを行うよりも、かっこよく難しい技です。
- 正面を向いてラインの横に立つ
- ジャンプして両足でラインにのる
- ライン上でバランスを保つ
バットバウンス
技の種類 | エアートリック |
習得必須な技 | シッティング |
技のかっこよさ | ★★☆☆☆ |
バットバウンスとは座った状態でライン上で跳ねる技で、ライン上へお尻から落ちてベルトの反発力を利用して行います。バットバウンスを行うときは、垂直にお尻をラインに落とさないとバランスが崩れてしまいまうので、位置の調整が必要です。反発力を最大限に利用できると、バットバウンスに高さが出ます。
- 片足を地面につけた状態でスラックラインの上に座る
- 足を使ってスラックラインを揺らし、手もスラックラインの動きに合わせる
- スラックラインの揺れを大きくし、お尻も浮かせながら弾む
ニーバウンス
技の種類 | エアートリック |
習得必須な技 | バットバウンス、ドロップニー |
技のかっこよさ | ★★☆☆☆ |
ニーバウンスとはドロップニーの体勢で跳ねる技で、両足立ちの状態からドロップニーの体勢でライン上に落下しラインの反発力を利用して再び立ち上がります。ライン上に落下するときに、素早くドロップニーの体勢になることが重要です。体勢をとるのが遅くなると、バランスが崩れて危ないだけでなく、ラインの反発力が生まれづらくなります。
- ライン上で両足立ちする
- ドロップニーの体勢でしゃがむ
- しゃがんだときのラインの反発力を利用し、立ち上がる
スラックラインの技9選【中級編】
スラックラインの中級トリックはバランスをとるのが困難な技ですが、ライン上でバランスをとる感覚が身についていれば確実に習得可能です。胸からラインに落ちる分バットバウンスよりも難易度があがるチェストバウンスも、胸から落ちることに慣れれば難しくありません。チェストバウンスが習得できれば上級エアートリックにも挑戦できます。
ダブルドロップニー
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | ドロップニー、クルック |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
ダブルドロップニーは両足のスネを使ってバランスをとる技で、ドロップニーの体勢から前足も後ろ足と同じように折りたたみスネをラインにかけます。両ひざをラインより下に落とし、背中をそらせてバランスをとることが大切です。ダブルドロップニーを習得すれば、ドロップニーとフットプラント、ダブルドロップニーを連続して行うドロップニーコンボも習得できます。
- ドロップニーを行う
- 前足をおりたたみスネをラインにかける
- 両膝をラインより下に落とし、背中をそらせる
ブッダ
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | ドロップニー |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
ブッダはライン上であぐらを組んで座る技で、ライン上でドロップニーの状態からバランスを保ちつつあぐらを組みます。体の重心がぶれるとラインから落ちてしまうため、手でバランスをとりながら重心がライン上にくるよう意識して行うことが大切です。
- 身体を正面に向け、ライン右側に足を寄せて座る
- 左足をライン上に膝を立てて乗せる
- バランスをとりながらゆっくり右足を地面から離す
- 右足を左足の下を通して右足首の外側をラインに乗せる
- 左足を置いていた場所に、左足首の外側をラインにあぐらをかくように乗せる
サイドブッダ
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | ブッダ |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
サイドブッダは、体を横に向けてライン上であぐらを組む技です。両足立ちの状態から足がクロスするように体を横に向けしゃがむと、サイドブッダの体勢になります。体全体がラインに乗る分ブッダよりも難易度が高いです。
- スラックライン上に片足で立ち、前を向く
- もう片方の足を後ろに置き、足がクロスするように体を横に向ける
- しゃがんでバランスをとる
ガンビット
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | 両足立ち |
技のかっこよさ | ★★☆☆☆ |
ガンビットは、お腹をライン側にして片手片足を使いバランスをとる技です。右手ならば左足を、左手なら右足をラインにつき行います。ガンビットをきれいに見せるためには、手と足を対角に真っすぐ伸ばすことが大切です。
- スラックラインの右側に立つ
- ライン上に右手と右肩が垂直になるように右手を置く
- 身体を伸ばし、左足をラインに対して横向きに置く
- 左手を前方に伸ばし、右足を床から離す
- 身体と地面を水平にし、バランスをとる
ワンフットレバー
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | ガンビット |
技のかっこよさ | ★★☆☆☆ |
ワンフットレバーは、背中をライン側にして片手片足でライン上でバランスをとる技です。両足立ちの状態からしゃがんで右手でラインをつかみ、右足を伸ばしてバランスをとります。体を傾けすぎると重心がずれるため、体をひねりすぎず落ち着いて動作を行うことが大切です。
- ライン上で両足立ちする
- しゃがんで右手でラインをつかむ
- 右足を前方に伸ばす
ヘリコプター
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | 両足立ち、ターン |
技のかっこよさ | ★★☆☆☆ |
ヘリコプターとは、手を横に伸ばし体を回転させながらライン上を進む技です。ヘリコプターのプロペラのように大きく腕を広げ、連続して回転しながら進みます。SpinningWalkと呼ばれることもある技です。
- ライン上に両足で立つ
- 腕を大きく広げる
- 回転しながらライン上を進む
ティップトゥ
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | 両足立ち |
技のかっこよさ | ★☆☆☆☆ |
ティップトゥは、両足つま先立ちの状態でバランスをとる技です。両足立ちよりラインに面している部分が減るため、バランスがとりづらくなります。つま先にぐっと力を入れて行うことが大切です。つま先でバランスをとるのが苦手な人は、ティップトゥの練習前に地上でつま先立ちを練習する必要があります。
- ライン上で両足で立つ
- かかとをラインから離し、つま先でバランスをとる
スタンダードサーフィン
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | エクスポージャー |
技のかっこよさ | ★★★☆☆ |
スタンダードサーフィンは、エクスポージャーの状態でラインを横に激しく揺らす技です。ラインが揺れる幅が大きくなるほどバランスをとるのが難しくなり、難易度があがります。最初からラインを激しく揺らすのではなく、少しずつ揺らして揺れに慣れながら揺れ幅を大きくしていくことが重要です。
- エクスポージャーを行う
- ラインを横に激しく振りながらバランスを保つ
チェストバウンス
技の種類 | エアートリック |
習得必須な技 | バットバウンス |
技のかっこよさ | ★★☆☆☆ |
チェストバウンスは、胸を使ってライン上で跳ねる技です。胸からラインに落ち、ラインの反発力を利用して跳ねます。跳ねているときに補助的に使用する手の位置は、体の近くに置くよう意識することが大切です。
- ラインを左手で持ち、右足をかける
- 左足を地面から離し、胸からラインに落下する
- ラインに落下したときの反発力を利用し、跳ねる
スラックラインの技9選【上級編】
スラックラインの上級トリックは、ダイナミックに複数の動きを連続して行う技です。技を連続して行うためには、習得必須な技を確実に習得している必要があります。バットバウンストゥチェストや180°チェストは、技の切り替えが早くスピーディーで思い切りのある動きが求められますが、バットバウンスやチェストバウンスを習得していれば、技のつなぎ部分を練習するだけで習得可能です。
ニードロップターン
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | ターン、ドロップニー |
技のかっこよさ | ★★☆☆☆ |
ニードロップターンは、ドロップニーの状態から180°ターンして再びドロップニーの体勢になる技です。ターンするとき、前足を軸にして体を浮かせて行います。胸を張り、バランスを取りながら落ち着いて行うことが大切です。
- ドロップニーを行う
- 前足を軸にして体を浮かせる
- 180°ターンし、ドロップニーの姿勢に戻る
ドロップニーウォーク
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | 前歩き、ドロップニー |
技のかっこよさ | ★★☆☆☆ |
ドロップニーウォークは、ドロップニーの状態から前に足を出してスネ付近を使って前進する技です。前進するときにドロップニーの体勢が崩れないよう注意して行います。目線は下げず、手だけでなく体幹も使ってバランスを保つことが大切です。
- ドロップニーの姿勢になる
- 後ろ足を勢いよく前に出し、逆足でドロップニーを行う
- 今までの動きを繰り返し、前進する
スプレッド
技の種類 | スタティトリック |
習得必須な技 | 両足立ち |
技のかっこよさ | ★★★☆☆ |
スプレッドとは、ライン上で開脚する技です。ライン上で両足立ちした状態から徐々に足幅を広げていき開脚を行います。足を開くほどバランスをとりづらくなり難易度が上がるのが特徴です。スラックラインの技術だけでなく柔軟性も必要になります。
- ライン上に両足で立つ
- 少しずつ足幅を広げ、ライン上で開脚する
チェストロール
技の種類 | エアートリック |
習得必須な技 | チェストバウンス |
技のかっこよさ | ★★★☆☆ |
チェストロールは、チェストバウンスの体勢から1回転してライン上で止まる技です。チェストバウンスの状態から片手でラインをつかんで1回転し、ライン上で止まります。回転に勢いをつけすぎると回転後にライン上で止まれなくなってしまうため、注意が必要です。
- チェストバウンスを行う
- ラインを片手でつかんだまま1回転する
- 再びチェストバウンスの体勢に戻る
バットバウンストゥチェスト
技の種類 | エアートリック |
習得必須な技 | バットバウンス、チェストバウンス |
技のかっこよさ | ★★★★☆ |
バットトゥチェストは、バットバウンスとチェストバウンスを組み合わせた技です。ライン上で両足立ちの状態からお尻でラインに着地し、跳ねたときに体勢をうつぶせに変えて胸でラインに着地して跳ねます。バットバウンス後、チェストバウンスを行うために体がラインから浮き上がる前に片手でラインをつかむことが大切です。チェストバウンスを行っているときの手の位置は、膝の近くで調整します。
- バットバウンスを行う
- 片手でラインをつかみ、チェストバウンスの姿勢になる
- チェストバウンスからバットバウンスに戻る際は、手を放してから行う
180°チェスト
技の種類 | エアートリック |
習得必須な技 | バットバウンス、チェストバウンス |
技のかっこよさ | ★★★★☆ |
180°チェストとは、バットバウンスから180°回転してチェストバウンスを行う技です。バットバウンストゥチェストに回転が加わります。片手でラインをつかむのは、バットバウンス直後の体が浮き上がる前がベストなタイミングです。技の習得には、次に行う動作を考え1つ1つの動きを素早く行うことが必要とされます。
- バットバウンスを行う
- 後方のラインを右手でつかみ、右に180°回転してチェストバウンスする
- 手でラインをつかんだままチェストバウンスを行う
- 手を放し、バットバウンスの姿勢に戻す
モジョタップスピン
技の種類 | エアートリック |
習得必須な技 | バットバウンス、チェストバウンス |
技のかっこよさ | ★★★★☆ |
モジョタップスピンは、バットバウンスとチェストバウンスを行った後180°回転し、再度チェストバウンスする技です。両足立ちの状態からバットバウンスとチェストバウンスを行い、180°回転しチェストバウンスとバットバウンスをしたら両足立ちの状態に戻ります。全ての技を連続して行う必要があるため、スピード感が重要です。180°回転するときに片手だけで無理に回そうとせず、頭を先に動かし両手を使うことにより、スムーズに回れます。
- バットバウンスする
- ラインを手でつかみチェストバウンスする
- チェストバウンスで1回跳ねたら180°回転する
- 1回チェストバウンスで跳ねたらバットバウンスに戻る
フロントフリップ
技の種類 | エアートリック |
習得必須な技 | バットバウンス |
技のかっこよさ | ★★★★★ |
フロントフリップとは、ライン上で前方宙返りする技です。ライン上に座った状態からラインの反発力を利用して前方へ宙返りします。跳んだ拍子にラインから落ちてしまわないよう、注意が必要です。怪我を防止するためにラインの下にシートを敷いたり、安全な環境を整えて行う必要があります。ライン上で後方宙返りする技は、バックフリップです。
- ライン上に両足で立つ
- バットバウンスを行う
- ライン上で前方宙返りをする
720°フリーフォール
技の種類 | エアートリック |
習得必須な技 | バットバウンス、チェストバウンス |
技のかっこよさ | ★★★★★ |
720°フリーフォールは、バットバウンス後空中で2回転してチェストバウンスの体勢で着地してバットバウンスする技です。両足立ちの状態からバットバウンスを行い、空中で2回転したら素早くチェストバウンスの体勢になり着地し、バットバウンスを行って両足立ちの状態に戻ります。ベルトの反動を最大限に利用した高さのあるジャンプが求められる技です。
- ライン上に両足で立つ
- バットバウンスを行う
- ラインの反動を利用して空中で2回転し、チェストバウンスする
スラックラインの新しい技へ挑戦しよう!
スラックラインの新しい技へ挑戦するためには、スラックラインの技を知ることが必要不可欠です。スラックラインの技を知ることにより難易度の高い技も動作を分解して習得できるため、効率的な練習が行えます。
スラックライン初心者でも基礎トリックから難易度を上げて挑戦していけば、上級レベルのトリックにも挑戦可能です。スラックライン経験者は、スラックラインの技を知り上達スピードを早めることができます。
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