降水量50mmはどのくらい?大雨警報レベルの雨量による生活の影響とは?
降水量50mmは気象庁では非常に激しい雨に分類され、自動車の運転だけでなく歩行も危険です。大雨・洪水警報が発令され、土砂くずれ・河川の氾らん・浸水が起きる可能性があります。降水量50mmがどれくらいの雨量かを把握し、避難勧告や避難指示が出た場合に備えましょう。
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公式ライター Activel_director
降水量50mmとは?
降水量は、雨・雪・あられ・ひょう・霜と地表に降るすべての水分の量で、降雨量は雨、降雪量は雪だけの量を計測します。
降水量50mmの定義
1時間雨量
(mm)
|
予報用語 | 人の受けるイメージ |
---|---|---|
3未満 | 弱い雨 | 雨 |
10以上~
20未満
|
やや強い雨 | ザーザーと降る |
20以上~
30未満
|
強い雨 | どしゃ降り |
30以上~
50未満
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激しい雨 | バケツをひっくり返したように降る |
50以上~
80未満
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非常に激しい雨 | 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く) |
80以上 | 猛烈な雨 | 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる |
降水量と降雨量の違い
降水量 | 雨・雪・みぞれ
あられ・ひょう・霜
|
---|---|
降雨量 | 雨 |
降雪量 | 雪 |
天気予報で使われることが多い積雪量とは、積もった雪の量のことで、単位はcmです。
降水量と降水確率
降水確率は0%から100%まで10%刻みの値で発表されます。5%未満は降水確率0%になるため、絶対に雨が降らないわけではありません。
降水量50mmによる注意報・警報
警報の基準値をはるかに超える大雨が降ったときは、最大級の警戒を呼びかける特別警戒が発令されることもあります。
降水量50mmと日常生活への影響
外出中に非常に激しい雨が降ってきたときは、安全な建物に移動して雨が弱まるのを待ちましょう。
歩く人
地下や高架下のように周囲に比べて標高が低い場所にいるときは、地表に溜まった雨が大量に流れ込むことがあるため、安全を確保しつつ迅速に地上へ移動してください。
傘の使用の可否
道路は冠水して川のように水が流れている場合があるため、レインシューズを履かないと、足元が濡れるだけでなく流れてきた道路のゴミや漂流物でケガをする可能性があります。
災害のリスク
避難指示や勧告が出たときすぐに行動に移せるよう、避難場所や安全な避難経路を調べておくことも大切です。
降水量50mmと乗り物への影響
鉄道では駅や区間の地形や状況では、運転見合わせや遅れが発生します。飛行機は降水量が多いだけでは欠航することはほぼありませんが、風速が強い場合や積雪の場合は欠航する可能性が出てきます。
自動車
大雨で避難をするときに自動車を使うと、道路の冠水でエンジンが止まって立ち往生する可能性があります。避難は徒歩が原則です。
鉄道
地下鉄は、ホームや線路に排水処理しきれなかった雨水が流れ込む可能性があり、注意が必要です。
飛行機
飛行機は積雪に対しても弱く、機体に雪が付着したり、滑走路に雪が積もったりした場合は欠航や遅延が発生します。
降水量50mmで準備しておくこととは?
【準備しておくもの・こと】
・レインコート
・レインブーツ
・防災グッズ
・避難場所と避難経路
・ハザードマップや防災情報
大雨が降りはじめたときは、天気予報や気象庁の防災情報を早めに確認しましょう。
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