2021年5月28日 更新

風速20mはどのくらい?自転車やバイク・スポーツへの影響とは?

風速20mは、風に向かっては歩けないほどの強風です。交通機関の停止や道路の通行止めなど、日常生活にも大きな影響をもたらし、地域によっては風速20m以上で暴風警報が発令されます。スポーツやアウトドアも中止され、風速20mは安全確保が難しい危険な風速域の目安です。

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風速20mとは?

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風速20mとは、10分間に空気が移動する速さが毎秒20mであることを表しています。どのくらいの風の程度かというと、立っていられないほどの強風です。気象庁の示す風の強さと吹き方によれば、風速20mの風は非常に強い風に分類され、飛来物で負傷するおそれがある危険な風速域です。

風速20mの定義

気象情報の示す風速20mの定義は、10分間で観測される風速の平均値が毎秒20mであることです。観測には、全国の地方気象台や約230カ所のアメダス観測点に設置された風速計にて行われ、日本での単位は秒速を用いたm/sと表記されるのが一般的ですが、船や飛行機の場合にはknotを用いる場合もあります。また、気象情報では、アルファベットのmのみの表記やカタカナのメートル表記が使われることもあります。

風速と瞬間最大風速の定義

用語 意味
風速 一般 1秒間に風が移動する距離
気象用語 10分間の風速の平均値
瞬間風速 3秒間の風速の平均値
瞬間最大風速 瞬間風速の最大値
一般に、風速とは1秒間に風が移動する距離を表す言葉ですが、気象用語では10分間の風速の平均値を風速と表現します。また、3秒間の風速の平均を瞬間風速、0.25秒ごとに更新される3秒間の瞬間風速の最も大きな値を最大瞬間風速と表します。最大瞬間風速は、平均風速の1.5倍から3倍の値になることが多く、風速20mの場合には30m/sから60m/sに及ぶ可能性があります。

風速20mの強さ

風の強さ 平均風速
やや強い風 10m/s~15m/s未満
強い風 15m/s~20m/s未満
非常に強い風 20m/s~30m/s未満
猛烈な風 30m/s~
風速20mの強さは、日本の気象庁による予報用語では非常に強い風と表現されます。
風力 名称 風速 陸上の様子
6 雄風 10.8〜13.8m/s 木の大枝が揺れ、傘がさしにくくなる。
7 強風 13.9〜17.1m/s 大きな木の全体が揺れ、風に向かって歩きにくい。
8 疾強風 17.2〜20.7m/s 小枝が折れる。風に向かって歩けない。
どれくらいの風の強さかを分類するビューフォート風力階級では風力8の疾強風に分類され、災害が発生する危険性のある強風です。風速20mは注意報以上に危険度の高い暴風警報の発表基準にする地域も多く、学校や保育園では自宅待機や臨時休校の対応になる目安の風速です。

風速20mと日常生活への影響

風速20mの条件下では、屋外での活動が難しく、日常生活に大きく支障をきたします。電車やバスをはじめ公共交通機関では運休になる路線も多く、そもそも外で歩くことすら困難なため、外出自体が難しい状況になるといえます。テレビやラジオで強風の注意や警告の情報を受け取ったら、不用意な外出は控えましょう。

歩く人々

風速20mがどのくらい歩行者に影響を与えるかというと、歩くことも難しくなる強風です。真っ直ぐ立っていることすらも困難で、向かい風に対しては歩けません。転倒の恐れだけでなく、さまざまな飛来物で怪我をする危険があるため、外出は控えた方が賢明です。

傘の使用

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風速20m下では、傘の使用は不可能であると考えてください。広げることが困難であることはもちろん、広げられたとしても保持できないか、傘の骨が折れて壊れてしまうからです。また、壊れた傘がさらにバラバラに吹き飛ぶことも十分に考えられるため、風速20mでの傘の使用は非常に危険です。

街路樹

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街路樹が風速20mに晒されると幹から大きく揺れ、枝葉が折れて飛んでいくだけでなく、倒木の恐れも出てきます。特にビルの多い地域は、風力がさらに強まったビル風に晒されるため、強風に耐えきれずに倒れる街路樹も多くなります。

ビル・看板

風速20mの強風が吹くと、ビルではドアの開閉が困難になり、ガレージシャッターが壊れる被害が出ます。看板は落下、飛散し、その他の設置物も外れて飛ばされる恐れがあるため、ビル周辺に発生する障害も多くなります。また、強風の影響で窓ガラスが割れる被害も注意しなければなりません。風速20mの風で直接窓ガラスが割れることはありませんが、飛来物で割られる危険性があるからです。
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この記事のキュレーター

萩原歩 萩原歩