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風速25mはどのくらい?自転車やバイク・スポーツへの影響とは?

風速25mはどのくらい?自転車やバイク・スポーツへの影響とは?

風速25mは、人が何かにつかまらないと立てなくなり自動車は横転する危険性がある強い風です。暴風警報は、平均風速が20m/s超える場合が基準となるため、風速25mは暴風警報レベルになります。緊急性がない場合は、外出を控えて身を守ることを意識することが必要になります。

2023.01.03

風速25mとは?

風速25mとは、空気が1秒間に25m進む速さを示しています。風速25mの威力は、人が歩くことも難しく車は転倒するほど危険です。風が強いと、どれくらいの影響が生じるかを知ることで危険から身を守ることが可能になります。

風速25mの定義

風速25mの定義は、1秒間に空気が25m進むことです。天気予報で使われる風速は、地上10mの高さで吹く10分間の平均風速になります。風速はm/s(メートル毎秒)で表しますが、台風情報で使われる注意報や警報では25m/sではなく25メートルと表記することがあります。

風速と最大瞬間風速の違い

風速と最大瞬間風速の違いは、風速を測定する方法の違いです。天気予報で使われている風速は、10分間の風速の平均値を示し、最大瞬間風速は、0.25秒ごとに測定される風速の測定値を3秒間平均した数値を示しています。最大瞬間風速は、風速の1.5倍から2倍の風速になることがあります。

風速25mの強さ

風の強さ 平均風速(m/s)
やや強い風 10以上15未満
強い風 15以上20未満
非常に強い風 20以上30未満
猛烈な風 30以上
風速25mの強さは、非常に強い風に分類されます。非常に強い風とは、気象庁が定めた風速レベルで、どのくらいの速さかは、時速で表すと90㎞以上のスピードです。時速90㎞は高速道路を走る自動車と同じ速さで、人は立つことも難しくなるため屋外での行動は危険になります。

風速25mと日常生活への影響

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風速25mの風が吹くと日常生活を送ることができなくなります。どのくらいの影響を与えるかは、歩く人々が何かにつかまっていないと立つことも困難になるほどです。さらに、街路樹は幹が倒れビルの窓が割れ、屋根の瓦が飛ばされる危険性もあります。割れた窓ガラスや屋根瓦が飛んできて怪我をする可能性もあるため、どれくらい危険かを意識して安全を優先した行動を取ることが必要です。

歩く人々

歩く人々は、風速25mの風が吹くと何かにつかまっていないと立っていられない状態になります。どれくらいのかは、時速90㎞になり高速道路を走る自動車の速さと同じスピードです。人が立つ事も難しいく転倒しないためには体を前かがみにして倒れない対策が必要になります。飛来物で怪我をする恐れもあるため、強風が吹くときは屋外にでて行動することは控えることが大切です。
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傘の使用

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風速25mの強風のなかで、傘を使うと簡単にひっくり返って壊れてしまいます。風が強すぎて傘をさすことも難しい可能性もあります。風速25mに耐えることができる傘もありますが、強風で傘自体が飛ばされる危険性もあるため両手で強く持つことが必要です。

街路樹

街路樹は、風速25mの風が吹くと木が倒れる可能性があります。街路樹は、強風の減衰や飛んでくる土ほこりを抑える効果があり防災機能を目的に植栽されています。風速25mの風の強さになると効果が期待できずに細い木の幹が折れ、根の張っていない木が倒れる危険性があるため近づいてはいけません。
また、街路樹の高さは10mほどが多く、5m以上10m未満の幹が折れやすいため街路樹には注意が必要です。

ビル・看板

風速25mの風が吹くと、ビルの窓ガラスが割れ看板が飛ばされる危険性があります。ビルの窓は強風が吹くだけで割れることは少ないですが、風で飛ばされた物があたり割れる危険性があります。ビルの屋内にいる場合も窓の近くによることは危険で注意が必要です。看板も強風で落下する危険性がありどのくらい飛んでくるかが分からず、できるだけ近寄らないことが必要になります。

風速25mとスポーツへの影響

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風速25mの風が吹くとスポーツをすることができなくなることが多いです。どれくらいの影響があるかは、球技やマリンスポーツの風の影響を受けやすいスポーツをすることが難しくなります。屋内の場合でも交通機関に影響があると中止になることが多いです。

球技

球技は、風速25mの風が吹くと室内も屋外も関係なく中止になる可能性が高いです。屋外でプレーするゴルフや野球は、どのくらいの風で中止になるかの基準に決まりはありませんが、台風や注意報が判断の目安になります。室内でプレーする卓球やバレーボールの球技は風の影響は関係ありませんが、風速25mの風は交通機関に影響がでるため中止なる場合がほとんどです。

陸上

陸上競技は、風速25mのなかでは競技を実施することが難しくなるため中止になります。陸上競技は雨天でも試合が継続されますが中止の判断は暴風警報の発令が基準で、風速25mは暴風警報が発令される強風になるためです。風速25mのなかでは、まともに立つことも難しく競技どころではありません。投擲や跳躍種目では道具を使うこともあり、道具が飛ばされて怪我をする危険性もあります。

マリンスポーツ

風速25mのなかでは、海に入ると命を落とす危険があるためマリンスポーツをすることはできません。風速25mの風が吹き続けると波の高さは4mを超える可能性があり、高波に攫われてしまうと救助することも難しくなります。マリンスポーツは風の力を利用して楽しむスポーツが多いですが、どれくらいの風が吹いたら危険かを理解して安全に楽しむことが大切です。

風速25mと乗り物への影響

風速25mの風が吹くと乗り物に乗ることが難しくなります。乗り物にどのくらいの影響を与えるかは、自転車やバイクが走行困難になり、自動車は転倒する恐れがあります。風速25mの風が吹くときは、緊急の用事がない限りは外に出て乗り物に乗ることは控えることが必要です。

自転車

自転車は、風速25mの風が吹く中ではバランスを取ることが難しく乗ることはできません。自転車の重量は10kg~20kgくらいで人の体重よりも軽い乗り物になり、人が乗った場合は重心が高くなり風の影響を受けやすく危険です。
風速25mの風が吹くと駐輪場に止めている自転車も倒れて飛ばされる可能性もあるため、強風が吹く場合は事前に自転車を柱に固定して鍵を掛けたり室内に運んで飛ばされることを防ぐことが必要です。

バイク

バイクは、風速25mの風が吹くとバランスを崩して転倒する危険があるため乗ることはできません。バイクは車と違って体がむき出しなため、風の影響を受けやすく強風になるとバイクを支えることも難しく転倒して怪我をする危険性があります。風速10m以上の風が吹くとバランスを取ることが難しくなるため、強風が吹く日はバイクに乗ることは控えることが必要です。

自動車

自動車は、風速25mの風が吹くと横転する危険性があります。車高の高い車や車体の軽い軽自動車は、風の影響を受けやすく風に流されて車が横滑りすると、タイヤと路面の摩擦が起こりやすくなるためです。
運転する場合は、スピードを出し過ぎず風の影響を受けやすい橋の上や海岸沿いを控えて、危険を感じたら車を安全なところに止めて、風が弱まるまで避難することが重要です。

飛行機

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飛行機は、飛行場付近の風が向かい風の場合は風速25m以上、横風の場合は13m以上で欠航になる場合があります。飛行機が向かい風に強い理由は、機体が向かい風を後ろに逃がすことができる設計がされているためで、横風は機体の面積が広く風を受けやすく弱くなります。

風速25mとアウトドアへの影響

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アウトドアは、屋外の活動で風速25mが吹く風の中ではまともに活動することが難しくなります。風速25mの風が吹くと人がまともに立っていることすら難しい状況になるため外に出ること自体が危険です。特に海は強風の影響で波が高くなり、人が近づくことも難しいです。釣りを楽しみたいときは天気を確認し、風の穏やかな日にすることをおすすめします。

登山

風速25mの風が吹くなかでは、滑落や落石の危険があり登山をすることはできません。山は傾斜が多く、強風に煽られ足を踏み外したり岩が転がると勢いが止まらず大怪我をする可能性があるためです。
また、登山では風が吹くことで体温に影響があり、風速が1m上がることで体感温度は1度下がると言われています。風速25mは体感温度が約25度も下がるため、氷点下を下回る体感温度となり危険な状態になることが考えられます。

キャンプ

風速25mの風が吹くなかでのキャンプは、強風でテントや道具が飛ぶ可能性があるため危険です。テントは風の影響を受けやすく、テントを止めるペグが抜けて飛ばされた場合は怪我をする恐れもあります。風が強すぎてテントを張ること自体が難しくなります。
山岳用テントのなかには、風速25mに耐えることができるテントもありますが、危険が多いため風が強い日は日程を変更し控えることが必要です。

釣り

風速25mの風が吹くと、海に近づくことが危険になるため釣りができる状況ではありません。海は風を遮る障害物がなく強い風が吹くため、風に煽られて落水したり道具が飛ばされて怪我をする危険があります。
強風が吹くと海が大荒れになり、船は出ることもできず防波堤は高波が押し寄せ非常に危険です。釣りを安全に楽しむには、天候に注意し強風の日は控えることが必要です。

風速25mは災害に気を付けよう

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風速25mは、木が倒れ車が転倒することがあり大きな被害が起きる危険性があります。人が外を歩く場合は、何かにつかまっていないと立つことも難しく外出することも難しくなります。
風速25mの強風は、たくさんの物を飛ばす可能性があり飛来物で怪我をする場合もあるため、風速25mがどれくらい危険かを理解し、安全を意識した行動をとることが大切です。

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