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パルクールとフリーランニングの違いは?エクストリームスポーツ解説!

パルクールとフリーランニングの違いは?エクストリームスポーツ解説!

パルクールとフリーランニングの違いを、二つのスポーツの競技性の説明から、パルクール、フリーランニングの魅力を紹介し、この二つのスポーツの大きな三つの違い、今現状日本でのパルクールやフリーランニングについてなど紹介していきます!

2021.12.16 Xsports

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公式ライター
みかん?


パルクールとは?

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パルクールとは、フランス発祥の移動術であり、スポーツです。

近年若者を中心に競技人口が増え始め、日本でもスポーツとして認識されようとしています。

競技としては、特別な器具を使わないなら何処でもパルクールをすることができ、ステージは無限大と言えるでしょう。

今回は、パルクールというスポーツについてや、フリーランニングとの違いを詳しく紹介していきます!

パルクールとは移動術!

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パルクールとは移動術であり、自己表現のスポーツとは少し違ってきます。

パルクールの競技性としては、目的地が存在したのなら、その目的地に着くために様々なパルクールの技を駆使して素早く目的地に着かなければなりません。

スピードを競う訳ですから、陸上競技や水泳などに競技性が似ていますね。

陸上競技といえば、小柄な選手よりも大柄な選手の方が有利とされているので、パルクールは大柄な人が有利とされています。

この様にパルクールというスポーツは、スピードをより重視するスポーツだと言えますね。

移動に無駄になる動きはしない!

パルクールは基本的に、宙返りなどの移動の妨げになる様な技はしません。

しかし、場合によっては前方宙返りや後方宙返りなどのアクロバット技をした方が移動が早くなる場合があります。

ここがフリーランニングというスポーツとの移動術の大きな違いですが、フリーランニングの場合は移動の妨げになる技をしても何の問題もありません。

簡単に説明するなら、パルクールという移動術は寄り道をしないスポーツで、フリーランニングという移動術は自由気ままに寄り道をしまくるスポーツということです。

跳ね床やトランポリンは一切使わない!

パルクールやフリーランニングでは、体操競技で使用する様な跳ね床やトランポリンは一切使いません。

フリーランニングの技で良く見かける”トリッキング”と呼ばれるスポーツの場合は、跳ね床で競技を行いますが、跳ね床の施設でパルクールやフリーランニングを練習することに慣れすぎると、特別な器具を使わない状態でのパルクールやフリーランニングが上手くできなくなるので、パルクールやフリーランニングを練習する際は、安全な特別な器具がある施設や芝生、砂場やコンクリートなどを使い分けて練習する様にしましょう。

フリーランニングとは?

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フリーランニングとは、パルクールをより自由化したスポーツで、様々なアクロバットを駆使して技の綺麗さや難度で競うスポーツです。

フリーランニングの自由という競技性により、日々新たな発見や技が生まれます。

基本的に日本での大会はRed Bull Art of Motion Yokohama 2011のみで、国際大会などで認められる訳でも無く新しい技を作ることが出来るのがフリーランニングの魅力の一つです。

フリーランニングとは自由な移動術!

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フリーランニングというスポーツは、移動手段として一番自由といっても良いでしょう。

勿論バイクや車を使ったら素早く目的地に着きますが、交通ルールがあります。
そしてフリーランニングは操るのは自分自身なので、新しいことが出来てくるたびに自分に自信が付いてきて、建物や障害物、地球に在るもの全てに対し見方が変わることでしょう。

ここがパルクールと違うところで、パルクールは移動は出来ても、やる技が限られてきます。

こういったフリーランニングというスポーツとパルクールを比べてみると、より一層フリーランニングというスポーツが自由であることが分かりますよね。

発想次第で無限に広がるフリーランニング

フリーランニングというスポーツは、先程説明した通り、パルクールより自由である為、日々様々な発見をすることが出来ます。

例えばパルクール技のPrecisionをするとする場合、ジャンプして飛ぶのをただのジャンプではなく、FrontFlip(前方宙返り)、SideFlip(側方宙返り)、BackFlip(後方宙返り)などのFlip系の技をして着地したり、段差からこの三つの宙返りの技をしたり、様々な工夫をすることが出来ます。

こういったことは常に世界中のトレーサー(パルクール実施者)が新しいことを生み出していき、その技を好んだ人が真似をしていき、メジャーな技となり、世界中に広まるので、新しい技を作るのがこの記事を読んでくださっている読者の方の可能性もあるということです!

基本的には障害物に様々なアクロバットが取り入れられている

フリーランニングというスポーツは基本的に、様々なアクロバットスポーツの技を元に成り立っています。

特にトリッキングというアクロバットスポーツの技が多く取り入れられており、コークスクリューやバタフライツイストなどはトリッキングの技になります。

因みにトリッキングとは、XMAという武術スポーツを自由化したスポーツなので、パルクールやフリーランニングとは全く別のスポーツになります。

パルクールアスリートのZENさんも、トリッキングというスポーツでコークスクリューを得意にしてきました。

パルクール、フリーランニングの大きな3つの違い

Midwest Parkour and Freerunning Jam - Jack by ellysdoghouse on DeviantArt (17390)

パルクールやフリーランニングについて詳しく説明したところで、もう一度パルクールやフリーランニングの違いについて紹介していこうと思います。

基本的な違いとして、パルクールは速く、フリーランニングは自由ですが、この競技性の違いから、パルクールとフリーランニングの違いが深く出てきます。

なので今回紹介することを全て覚えておくと、全く違った考えで練習の仕方も変わってくると思うので是非覚えてください!

圧倒的速さの違い

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パルクールとフリーランニングの違いは圧倒的速さの違いにあります。

先程説明した通り、競技性がパルクールは速さ重視、フリーランニングはパフォーマンス重視になっています。

日本を代表するパルクールアスリートのZENさんも、パルクールよりもフリーランニングを得意としています。

パルクールは、移動を効率よく行うために、アクロバットの宙返りなどのFlip系の技をすることがありますが、フリーランニングの場合、宙返りなどのFlip系の技を何回も捻ったりと、移動の効率は悪くなるが見ていて惚れ惚れしてしまいます。

自由度の違い

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パルクールとフリーランニングの違いといったら、自由度の違いという点が一番大きいでしょう。

パルクールはあくまで効率の良い移動術なので、当然出来る技は限られます。

対してフリーランニングは、パフォーマンスなので出来ることが多いという訳ですね。

どちらにせよフリーランニングをやりたいのなら、パルクールがある程度出来ていないといけません。

フリーランニングをする為にはパルクールとアクロバットが土台になっているという訳ですね。

見た感じの格好良さ

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パルクールとフリーランニングの三つ目の違いは、見た感じの格好良さの違いです。

パルクールは一般人から見て
「すごい!」
だと思いますが、フリーランニングは一般人から見ると
「カッコイイ!」
となると思います。

やはりパルクールは飛んではいますが、縦や横の回転が少ないのに比べ、フリーランニングは縦と横、つまり宙返りや捻りの要素が強いのでカッコよく見えるんですね。

この様にパルクールとフリーランニングの競技性を勉強してみると繋がってはいるが全く違うスポーツと思うことでしょう。

パルクール、フリーランニングは日本でも流行中!

FREERUN ON EARTH – Zen Shimada | Parkour and Freerunning

パルクールアスリートZENさんのロサンゼルスフリーランニング動画です。
パルクール、フリーランニングは日本でも流行中の今注目されているニュースポーツとなっています。

2020年の東京オリンピックの種目としてもパルクールが提案されたりしていますが、国際体操連盟の提案ということもあって、トレーサーの間では良く思わない人も居ますが、初めから国際大会でパルクールやフリーランニングの競技性で競い合うのはまだスポーツとして浸透していないので難しいので、少しずつ認められて欲しいところですね!

ここまでパルクール、フリーランニングが日本でもメジャースポーツになった理由は、やはりZENさんの数々の大会で実績を残し、数々の舞台に出演して知名度を上げたことにあるでしょう。

今や日本でも凄腕トレーサーは沢山居ますが、世界で活躍する選手が少ないのでこれからどんどん増えて欲しいところです!

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