バスケの24秒ルールとは?ショットクロックを簡単に理解できるように解説します!
バスケットボールはスポーツの中でも比較的ルールが複雑で、さらにルール改正も頻繁に行われるスポーツとされています。そんな中でも24秒ルールは複雑で難しいというプレーヤーも多く存在しています。そこで今回はバスケの24秒ルールにスポットをあて、誰でも簡単に理解できるように解説します。
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公式ライター old_user_id: 211
24秒ルール・ショットクロックとは?
つまりシュートだかパスだか判別がつかない、リングに当たらないシュートはここでいうシュートには該当せず、攻撃の終了とは見なされません。
24秒ルールの意義
ジョージ・マイカン(George Mikan)ミスターバスケットボール2
これをきっかけに1954年からNBAで24秒ルールが導入され、国際ルールにおいては1956年から30秒ルールが導入されました。そして2001年より国際ルールでも30秒から24秒ルールに変更され、更に2010年より14秒ルールも加わりました。
24秒ルールに関連する14秒ルールを確認
これまでは24秒リセットのみでしたが、オフェンス側がフロントコートでファールを受けた時にショットクロックが14秒を下回っていた時、オフェンスリバウンドをとった時には24秒ではなく14秒にリセットされます。
24秒ショットクロックのスタート・ストップ・継続・リセット
そこで、ゲーム中の24秒ショットクロックのスタートからリセットまでをわかりやすく解説していきます。
24秒ショットクロックルールのスタート
そしてディフェンス側のチームがボールに触れただけではリセットされず、完全にボールをインターセプトした瞬間からスタートします。また、ファールやバイオレーションで攻守が入れ替わった際のスローインの場合は、スローインをして自チームのプレーヤーがボールに初めて触れた時にスタートします。
24秒ショットクロックルールのストップ
または、パスのインターセプトを試み、ディフェンスが最後にボールに触れてデッドした場合、再度オフェンスのスローインから攻撃が開始されるので、一度ショットクロックはストップすることになります。
24秒ショットクロックルールの継続
リセットか継続か微妙なケースとしては、オフェンスのシュートをディフェンスがシュートブロックしてデッドしたケースや、シュートしたボールがバックボードに当たって再びオフェンスが保持した場合ですが、これらのケースはいずれも継続になります。
24秒ショットクロックルールのリセット
また、シュートがリングに当たってディフェンス側がリバウンドを奪った場合、シュートが成功して相手チームから攻撃が開始されるケースも24秒にリセットされます。そして、バックコート内でファウルを受け、スローインで再開する際にも24秒にリセットされます。
ショットクロックのリセットまとめ
BASKETBALL : Change of shot clock rule 2014-【24秒新ルール】
オフェンス側のファウル | 24秒にリセット |
オフェンス側のバイオレーション | 24秒にリセット |
ディフェンスリバウンドをとった | 24秒にリセット |
パスカット、スティールで攻守が変わった | 24秒にリセット |
オフェンスリバウンドをとった | 14秒にリセット |
ディフェンスファール(バックコート) | 24秒にリセット |
ディフェンスファール(フロントコート) | 14秒を切っていれば14秒にリセット |
ディフェンスファール(フロントコート) | 14秒を切っていなければ継続 |
センターラインのアウトからのスローインの場合
このような場合にも24秒ショットクロックはリセットされます。このセンターラインのアウトからのスローインで開始されるケースとはどのような場合かというと、アンスポーツマンライクファウル、テクニカルファウル、ディスクオリファイングファウルによりフリースローが与えられ、その後にオフェンス側のスローインで再開されるケースです。
ブザーと同時のシュートの判断
ブザーよりもシュートのほうが先のケースで、シュートが入れば得点は認められ、シュートがリングに当たらなければ24秒バイオレーション、リングに当たってオフェンスが保持すれが14秒リセット、ディフェンスが保持すれば24秒リセットになります。
ミニバスケットボールの対応
また、通常ではバックコートからフロントコートまで8秒以内にボールを運ばなければならないというルールがありますが、このルールもミニバスにはありません。つまりミニバスにはバックコートという概念がないので、14秒リセットもありません。そしてミニバスのショットクロックは30秒と定められています。
バスケで実際に起こった複雑なケース①
このケースでスローインで再開する際に14秒リセットなのか、24秒リセットなのか悩むケースかもしれませんが、このケースでは24秒リセットになります。
バスケで実際に起こった複雑なケース②
試合はAチームによるバックコートからのスローインで再開されますが、このケースでのショットクロックは24秒ではなく、14秒にリセットされてゲームが再開されることになります。
24秒ルールまとめ
オフェンスの攻撃が継続している間は基本的にショットクロックは継続されますが、バックコートでファウルを受けた場合は24秒リセット、フロントコート内でファウルを受けて14秒を切っている場合は14秒にリセットされます。
また、オフェンスリバウンドをとった場合にも14秒リセットになります。できるだけ早く攻撃を貫徹するという意義を頭に入れておけば、それほど難しいルールではありません。
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