2020年3月15日 更新

サッカーのリベロとは?ポジションの役割など【サッカー用語解説】

サッカーのリベロとは、イタリア語で自由という意味の言葉で、最後尾でゴールを守ることから得点を奪うことまで幅広い役割を与えられています。リベロに求められる能力の高さと、戦術の進化によって、現代サッカーでは採用させる機会がなくなりつつあるポジションです。

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サッカーのリベロとは?

football like on Instagram: “#長谷部誠 #フランクフルト #日本 #MF” (115584)

サッカーのリベロとはピッチ全体を自由に動いてプレーするポジションで、名前はイタリア語のRibero:自由からきています。

リベロは守備の時はディフェンスラインのカバーリングを行います。味方選手が相手のフォワードのマークをし、そのカバーをしながらディフェンスの統率をします。

また、攻撃になると後方から前線にパスを供給するだけではなく、中盤に加わり司令塔としてゲームを組み立て、時には最前線まで出て行きフィニッシャーとして得点に関わる役割も与えられます。

そのようにピッチ全体をコントロールする必要があるため、冷静な性格も求められます。

基本ポジション

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サッカーのリベロを採用するときは3バックシステムが基本になります。リベロは3バックの中央のポジションをつとめます。

【例えば・・・】
相手が2トップだった場合、3バックの両サイドのセンターバックが2トップにマンツーマンマークをします。そしてリベロがカバー役となり、相手のフォワードに対して常に3v2の状態を作り出して守備をします。

3バックではリベロが前線に出て行ったとしても、残りのセンターバック2人が後方に残るため、守備のリスクが軽減されます。

サッカーでリベロを使用しているチームは少ない

近年のサッカーでリベロを採用しているチームはほとんどありません。
それは時代の変化とともにディフェンスに求められる役割が変わってきたこと、サッカーの試合展開が今までよりも早くなってきたことが理由です。

ゾーンディフェンスの台頭

住吉大社SC GK on Instagram: “G大阪CK守備#ゾーンディフェンス利点→人じゃなくエリアを守るのでマークが外れることがない、ぶつかったり相手のトリックに左右されない欠点→人と人の間に入られる、1vs1の責任が欠ける” (115586)

サッカーのリベロが使用されなくなった最も大きな理由はゾーンディフェンスの台頭です。

ゾーンディフェンスとはチームで連携してスペースを埋めて守備をする戦術です。

それまでのサッカーはマンツーマンデイフェンスが主流で、マークする選手とカバーする選手が明確に役割分担されていました。しかし、マンツーディフェンスは人についていくためスペースが空いてしまい、そのスペースを相手に使われてしまいます。

そのような守備のデメリットを克服するためにゾーンゾーンディフェンスが主流となり、マンツーマンディフェンスのカバーリングが主な役割であったリベロの出番は減っていきました。

プレースピードの変化

現代サッカーではプレースピードがどんどん上がってきおり、それもリベロが採用されない理由です。

以前に比べてサッカーのプレースピードが格段に早くなっているため、1人の選手がピッチ全体をカバーするのは困難です。
現代サッカーでは奪ってから10秒でシュートまで持っていくことをコンセプトとしているプロチームもあります。そのようなハイテンポサッカーのなかで、リベロ1人で最後方から最前線までの多くの役割をこなすのは難しいのです。

依存度の高さ

リベロを用いたサッカーを展開すると、レベロへの依存度が高くなりすぎてしまいます。

以前に比べてハイテンポなサッカーが展開される中、強引にリベロを行うとその負担はあまりにも大きくなります。ピッチの端から端までカバーするような動きをやり抜くこうとすれば、ガス欠してしまい、体力が1試合もちません。

また、なんとかその試合は持ちこたえたとしても、リベロの動きによってその選手にかかる負担は大きく、怪我の原因にもなります。リベロが欠場すれば、チームの行っているサッカーそのものを変えなくてはいけません。

リベロのポジションの役割

リベロの役割は主にカバーリング・ゲームコントロール・攻撃参加です。

リベロには最後方から最前線、全て局面で重要な役割が与えられています。

カバーリング

サッカードリブルアドバイザー on Instagram: “最近よく「ボールを持ったとき焦ってしまってすぐ取られてしまう。どうすればいいですか?」という質問を受けるのですが、これは結論からいうと相手に自分が焦っている姿を見せないことが大事です。…” (115588)

リベロはチームの最後方でカバーリングの動きを行い、チームのディエンスを引き締めます。

カバーリングとは味方が抜かれた時にそのサポートをする動きのことです。

カバーリングがいることで、味方が抜かれてもすぐにその穴を埋めることができ、決定的なピンチを防げます。また、リベロには相手が背後に出してくるスルーパスやロングボールに対していち早く反応して、そのボールを回収することも求められます。

ゲームコントロール

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サッカーのリベロにはゲームコントロールすることも求められます。

チームがスムーズに攻撃できるように、リベロ自身のポジショニングを調整したり、パスなどで的確に攻撃方向を選択します。

例えば相手が1トップでディフェンスライン3人にプレッシャーをかけてきた場合、相手に1人に対してセンターバック3人も必要ありません。その時はリベロがポジションを上げて、中盤の人数を増やしてポゼッションしやすい陣形をとります。そして、ボールを受けた後は相手の立ち位置を確認して、より効果的な攻撃ができる方向にパスを出します。

攻撃参加

槙野智章 Tomoaki Makino on Instagram: “1次キャンプTR GAME 浦和 vs 札幌やはり、この試合は格別であり楽しかったな!#urawareds” (115591)

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